« 54基の原発(+六ヶ所村、もんじゅ)の存在こそ、日本が民主主義国家でないことの何よりの証明である | トップページ | 若い人たちへ ~ これから首都圏に家を買うのはおやめなさい »

2011/07/14

菅直人の脱原発 ~ 原発推進派が描いたシナリオの一つの役を演じているだけである可能性はないか?

菅直人が脱原発の方向性を打ち出した。
その評価はさまざまで、私が普段から目を通しているブロガーの意見も、「とにかく方向性は正しいのだから支持する」という人から疑問を呈する人までそれぞれである。
私はと言うと、長らく反原発の立場にあったのだから本来、歓迎すべきであるが、しかして諸手を挙げて賛成する気分に今のところ到底なれない。
それは、菅直人が脱原発に至った理由が自らの延命と切っても切れない関係にある、つまりそもそもの動機がまことにもって不純であるからだ。

3・11以降、やっと多くの人が気づくところとなったが、原子力産業というのは日本が誇る既得権益の中でも図抜けて問題の根が深く、霞が関から財界、政界、マスメディア、そして学界にまで、幅広く原子力マネーが行き渡っている。まさに原発ドランカー状態だが、それだけに連中の結束は固い。
しかも、これだけの破局事故を起こしながら、依然として東京電力に司直の手すら入らないのを見ればわかる通り、原発マフィアはとてつもなく強大な力を持っている。
そういう組織を相手に、総理という立場にありながらも自らの非常に矮小な思惑で「脱原発」を打ち出すのは、かえって原発マフィアにとって思う壺なのではないかと思うのである。

普通に行けば――
菅政権というのは完全な死に体であるから、どんなに本人がクソ粘りを発揮しても、そう遠くない時期に退陣となるだろう。であれば、原発マフィアはその時、菅と一緒に脱原発も永遠に葬ればいい。
もし、そうなったら、国家百年の計である脱原発は、菅直人というお粗末な政治家のお陰で潰され、しかも国民はさらなる不幸とリスクを背負い込むことになる。

あるいはもっとうがった見方をすれば――
そもそも菅直人には脱原発などという意向はサラサラなく、ただ原発マフィアの描いたシナリオの中の「脱原発を言いだす総理大臣役」を演じているだけなのかもしれない。
もちろん、さすがにこれは勘ぐり過ぎだろうが、しかしそれぐらいのことを考えかねないのが原発マフィアであることは肝に銘じておいて間違いはない。
もちろん、私の見方が間違っていれば、それはそれでいい。
しかし、この国のマスメディアが流している情報は頭から信じず、まずはいったん疑ってかかることはとても重要なことだと私は思うのである。

|

« 54基の原発(+六ヶ所村、もんじゅ)の存在こそ、日本が民主主義国家でないことの何よりの証明である | トップページ | 若い人たちへ ~ これから首都圏に家を買うのはおやめなさい »

コメント

「知らなければ変わらない」~前阿久根市長・竹原信一(憲法と教育基本法を守り続けよう。さま
>>http://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/43146120.html
><四権連立の大蛇>身分制度が・・・。立法・司法・行政に第四の権力、記者クラブ報道が結びついた四権連立で国民の自由と財産を蹂躙しています。・・・私はこの様子を大蛇に例えました。・・・ 極悪官僚と票バカ政治家たちがこの国の住民を奈落の底に落としています。「知る事からはじめよう」。これは私が会社と家庭を捨て、死ぬ覚悟で配り始めたチラシの最初のタイトルです。<
「地位協定破棄その10」
この大蛇の頭は日本人ではない。地位協定という大蛇の体の隅々にまで張り巡らせた脊髄神経の根源である冷血の脳髄、米軍および米軍産複合体である。この冷血の脳髄が地位協定という脊髄神経に命令を出して大蛇をうごめかせているのである。
ゆえに大蛇を不動化するには脊髄神経を切断すればよい。すなわち地位協定を破棄すれば大蛇の体はピクとも動けなくなり、尾の先まで切り裂いて解体し草薙の剣を取り出すことも自在にできるようになる。
直ちに憲法に遵い国民投票を行い主権者国民自身の手で直接に日米地位協定を破棄しよう。

投稿: 通りがけ | 2011/07/16 08:20

「地位協定破棄その9」

再審の扉は開けさせない? ~捜査権のない者に「立証せよ」は不公平(Goodbye! よらしむべし、知らしむべからずさま)
>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/07/lm767.html
>(安田好弘弁護士)無罪推定の原則からすると当然のことなのだが、日本では無罪推定の原則が守られているとは言えない・・・
>つまり、裁判の迅速化のため行われることになった公判前整理手続は、弁護側にとって不利な仕組みになっている。

日本の裁判は公平公正の絶対原則をまったく守らない不正の塊の制度であるということだ。

まー裁判員制度というバカ制度と検察審査会機能強化というバカ制度を同時に施行させたときからこういうふうに悪用するつもりだったのは安田弁護士に限らず最初からわかっていたがね。

これも対米隷従スパイの巣窟霞ヶ関法務省法匪官僚が、小泉劇場型アメポチ官憲詐欺政権下であることを渡りに舟と自省の権益を拡大するためだけの目的で、地位協定の親玉GHQのやりかたを見様見真似で愚劣な自家撞着作文して条文化した違憲立法そのものである。

やはりくさい匂いは元から断たねばダメだから、アメリカスパイ霞ヶ関の暴力の源、地位協定を破棄することが霞ヶ関法匪全部をを叩き潰す正義の喧嘩必勝法となる。

直ちに憲法に定められた国民投票で日米地位協定だけを即日破棄しよう。

投稿: 通りがけ | 2011/07/15 18:59

「地位協定破棄その8」

原発は必ず事故を起こす不完全技術である。核分裂臨界反応のエネルギーは戦争中に無差別大量殺戮兵器としてのみ使われる原爆の爆発と同一であり、平和(非戦)時に人間が商業的にコントロールできうるものではない。すなわち、エネルギー政策問題ではない「戦争か平和か」究極の二者択一の人類の根本的生命倫理の問題である。
エネルギー問題として原発推進を唱える者はまず倫理を自らに厳しく問い直すことを怠ってはならない。

そしてドイツのように(文末参照)原発を日本国民の倫理問題として論じるためには、わが日本国が拝金米占領軍植民地統治下非独立国ではなく、ドイツのような独立国でなければ、倫理問題が議論の俎上にも上らないことは自明の理である。

よって倫理を重んじ万国共通の基本的人権を重んじる日本国民は、直ちに国民投票で地位協定を破棄し対米独立しなければならない。

参考:電力不足という東電の脅しと”大停電”の正体(政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】さま)
>>http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-125.html
>驚きは、「倫理委員会」というその名称である。
>”倫理”という言葉は、多分正確な訳語なのだろう。
>ドイツは原発問題を倫理の問題ととらえたのである。

投稿: 通りがけ | 2011/07/15 00:59

「地位協定破棄その7」

詐欺師は言う「人間には騙す者と騙される者の二種類しか居ない」と。
これが詐欺師の免罪符となっているが、これもまた詐欺師特有の真っ赤な嘘である。

真実は「人間には騙す者と騙さない者の二種類しか居ない」であり、騙される者と騙す者はじつは同じ「騙す者」の集合に属しているのである。

詐欺師のように「騙す者」は自分の嘘で相手と自分を同時に騙し騙されている「騙される者」となる。

日本で民間の伝統的躾が「嘘つきは泥棒の始まり」と教えているのは、倫理を保って美徳を生きる「騙さない者」に育てる徳育そのものであり、悪徳に溺れる倫理無き「騙す者=騙される者」に育てないための最上の知育でもある。

これが日本人を世界史上常に同時代最高の品格ある知性を具えた尊敬すべき「騙さない」倫理的な人々としてきた根源のチカラ、「躾」である。

応用問題:

「地位協定」は言う「日本には占領軍(支配者)と無条件降伏Jap(奴隷)しか居ない」と。

正しい答え:

人倫も知性も教養も無い下卑た拝金真理教戦争詐欺師米軍を、高い倫理と品格を具えた美しい日本国から一掃するために、ただちに国民投票で地位協定破棄しよう。

投稿: 通りがけ | 2011/07/14 23:15

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 菅直人の脱原発 ~ 原発推進派が描いたシナリオの一つの役を演じているだけである可能性はないか?:

« 54基の原発(+六ヶ所村、もんじゅ)の存在こそ、日本が民主主義国家でないことの何よりの証明である | トップページ | 若い人たちへ ~ これから首都圏に家を買うのはおやめなさい »