民主党代表選 ~ 本日の朝日のクズ記事
本日の朝日新聞は社説、天声人語とも大したことはなかったのでネット上でチェックした時点は書くことはなかったのだが、図書館で紙面を見たら小枠の記事でこれでもかというほど恣意的な記事を垂れ流していた。そこで、以下二つの記事を俎上に上げます。
その1
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原口氏、「ポスト小沢」狙い?
支持表明 前原氏らに対抗
原口一博総務省が8日、民主党代表選で小沢一郎前幹事長の支持を表明した。同世代の有力議員らが菅直人首相支持を表明する中、あえて反対側に回った。(※1)党内に基盤を持たない原口氏の支援表明に、「ポスト小沢」の座を射止める狙いとの見方も出ている。(※2)
原口氏は記者会見で「私たちには見えない地平を見ている」と、小沢氏をべたぼめした。(※3)前原誠司国土交通相ら非小沢系閣僚は菅氏支持を明言しており、原口氏が「親小沢」にかじを切ったことで次世代の対立構図が明確になった。
新進党から初当選した原口氏にとって小沢氏は「生みの親」だ。一方、会見では菅氏を「希有なリーダー」と持ち上げるなど、どっちつかずの発言も。(※4)「優等生的な政治だけでは、国民の求める変革はできない」という自らの言葉を実践できるかが、原口氏の今後を左右しそうだ。(※5)(伊東和貴)
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まあタイトルからしてひどいですね。最大限ネガティブな印象を記事の対象者に与えるタイトル。しかもそれはただの憶測。
※1あえて反対側に回った。
「あえて」という根拠がまるでなし。「反対側」という表現も意図的。ここでは「原口氏は小沢氏を支持した」とだけ書けばいいところをわざわざ自分たちの価値観である「菅支持=正」に対して「反対=悪」のイメージを植え付けている。
※2「ポスト小沢」の座を射止める狙いとの見方も出ている。
菅陣営からコメントを取ればネガキャンとしてこのぐらいの発言は出てくるだろう。それが自分たちの願望と合致しているものだから、「見方も出ている」という表現で垂れ流す。もちろん否定はするだろうが、最低限、原口にそれが真意かどうか当ててみろよ。
※3小沢氏をべたぼめした。
原口は小沢を評価しているだけなのに、わざわざ「べたぼめ」という言葉を使っている。これも単なる記者の主観でしかない。
※4一方、会見では菅氏を「希有なリーダー」と持ち上げるなど、どっちつかずの発言も。
菅内閣の一員なんだからバランスを取る発言をするぐらいは当たり前だろう。それを「どっちつかず」と表現するいやしさ。
※5原口氏の今後を左右しそうだ。
意図的な修飾語をつけることでさんざん自分たちの誘導したい方向にリードしながら、それを前提にして最後に「しそうだ」という根拠のない憶測をつける。マスゴミのテクニックといえばテクニックだが、下種の文章の見本。
その2
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小沢陣営「最悪のタイミング」・菅陣営「政治とカネ卒業を」
鈴木宗氏の上告棄却 野党、民主の責任追及
新党大地代表の鈴木宗男衆院議員の最高裁への上告が棄却され、国会で会派を組む民主党に波紋が広がった。鈴木氏は代表選で小沢一郎前幹事長を側面支援しており、小沢陣営には痛手となりそうだ。※6=1面参照
鈴木氏は8日の記者会見で、党代表選の最中に最高裁が上告棄却を決定したことについて「意図的な政治的な判断があったのか、小沢さんの立場に立てば、ひっかかりを感じる」と語った。
昨年の西松事件以来、鈴木氏は小沢氏に助言を続け、擁護論の先頭に立った。代表選でも態度を鮮明にしていない議員に小沢氏支援を働きかけており、小沢グループ幹部は「最悪のタイミングだ」と肩を落とした。(※7)
一方、菅直人首相陣営の江田五月前参院議長は8日夕、国会内で開いた陣営の集会で鈴木氏の問題を取り上げた。「なかなか面白い政治家でつらいが、政治とカネの問題は卒業しなければいけない。そのための選択は菅直人だ」と呼びかけた(※8)。陣営幹部は「小沢氏の政治とカネの問題に改めて国民の注意を喚起することになる」として、首相に有利になるとみている。(※9)
一方、野党側は鈴木氏を外務委員長に指名した横路孝弘衆院議長や民主党に矛先を向けた。自民党の大島理森幹事長は「国会の権威を守るため、議長の責任を厳しく問うていく」と批判。共産党の市田忠義書記局長は「国務大臣の権威と地位を利用してわいろをもらうのは恥ずべき犯罪行為。民主党の責任が問われる」と語った。(※オマケ)
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※6小沢陣営には痛手となりそうだ。
前の記事に続いて根拠のない憶測。ちなみに私がネットを中心に見ている限りでは、「菅、仙谷&官僚は政敵を潰すためにここまで露骨なことをやるのか」という声が圧倒的で、むしろ正体丸出しの菅陣営に痛手。
※7、小沢グループ幹部は「最悪のタイミングだ」と肩を落とした。
その幹部の名前を出せ。この記事においてここの部分は非常に重要な部分である。にもかかわらずそれを匿名にして、あたかもそれが小沢グループの総意であるかのような印象操作をする。これも世論操作のテクニック。
※8「なかなか面白い政治家でつらいが、政治とカネの問題は卒業しなければいけない。そのための選択は菅直人だ」と呼びかけた
この記事を書いている記者は江田五月の言葉をここぞとばかりに大喜びで書いたのだろうが、私は今回の鈴木宗男の問題をそのような認識でしか捉えられない江田五月のアホ、マヌケぶりに呆れ果てたですよ。そして私の見ている範囲では、ネット上を初めとして少なからぬ人が同じような思いを抱いている。
※9陣営幹部は「小沢氏の政治とカネの問題に改めて国民の注意を喚起することになる」として、首相に有利になるとみている。
明日、郵便不正事件について、厚生労働省元局長であった村木厚子氏の判決が出る。しかもほぼ間違いなく無罪判決だ。もはや国民は検察の捜査がいかに意図的、恣意的なものであるかを知っている。したがって、むしろ鈴木宗男の収監に関連づけて「小沢氏の政治とカネの問題」をメディアが喚き立てれば立てるほど、何が真実なのか「改めて国民の注意を喚起することになる」だろう。
※オマケ共産党の市田忠義書記局長は「国務大臣の権威と地位を利用してわいろをもらうのは恥ずべき犯罪行為。民主党の責任が問われる」と語った。
相変わらず検察の主張を全面的に信じて、権力による弾圧を受けている議員を非難する共産党サン。サヨナラー (^_^;)/~~~~~~
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コメント
民主党青木愛と小沢秘書の不倫?ホテルでなくて、議員宿舎でやれば良かったのに。ちなみに略奪愛なら路上でやれば良かったのに。キャミソールをおねだりしたかな?なぜ黙りなのでしょう。
投稿: ケロリン | 2010/09/10 12:07