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2010/04/17

再びの選挙ボランティア

14日(水)の晩、有田芳生さん、そして有田事務所の方とお目にかかった。お二方とも昨年8月30日以来である。
ご存じのとおり、次期参議院選挙で有田さんは民主党公認の比例区候補として出馬する。
ま、だったら昨年の衆議院選挙で民主党公認候補であれば3474票差なんて軽く吹っ飛ぶ勝利をしたんじゃないかとも思うが、今さらそれを言っても仕方がない。今回はあの選挙で築いた板橋の地をベースに支援の輪を全国に広げていくしかないのである。

ところで参議院選挙というのは実のところどういう制度になっているか(どのように当選が決まるか)というのは案外と知られていない。
これは有田さんのこちらのページを見ていただきたいのだが、比例区については個人名、または政党名を書き、個人票の多い順に当選が決まっていく。
つまり、「有田さんに頑張って欲しいから“民主党”に投票しました」ということではダメなのである。有田さんを支援していただけるのならば、投票用紙には「有田芳生」と書いていただかなければならない
さて、このような制度だと有利なのはどういう候補か? 圧倒的に組織内候補である。さまざまな業界団体が出してくる候補者ほど当選していく。
一方、有田芳生には組織がない、、、
実は私もこの制度についての知識がまったくなく、有田さんが民主党から立候補することが決まった時点では、「良かったナ、これで当選できるナ」と思ったものである。
何しろ組織がない悲哀というのは前回の衆議院選挙でたっぷりと味わった(もっともだからこそ熱い選挙でもあったのだが)。が、今度は何せ政権与党の民主党である。「私が手伝うことなどないナ、、、」と思っていた。ところが、あにはからんや、状況は前回とまったく変わっていなかった。
こうなってくると、むしろ噂されている衆参ダブル選挙でもやってもらって、衆議院選挙でもう一度板橋から出たほうが当選する確率が高いのではないかとすら思えてくる。なにしろ有田さんといえば前回の最高惜敗率候補ですからね。

と、まあ愚図愚図書いていても仕方がない。とにかく、この夏は再び有田さんの応援をしてみようと思う。
なにしろ間もなく失業者だから時間ならたっぷりことあるのである、、、(-_-;)。
それに40代後半の失業者にとって、少しく評判が悪いとはいえ、政権与党の側の応援をすれば何がしかのメリットがあるのではないかという打算も多少はある。

とはいえ、以上、書いてきたとおりに今回の選挙もまた大変である。
組織のない候補はどう戦うのか? 希望があるとすれば、それはネットの力だと思う。
今回の参議院選挙ではネット選挙がおそらく解禁されるだろう。であれば、これを存分に使わない手はない。というか、旧態依然たる組織候補に伍して選挙を戦うためには、それしか方法はないとさえ思う。
何しろ今回は衆議院選挙の時のように板橋区内でどぶ板選挙をするのとはわけが違う。日本国中の隅々にまで有田芳生が出馬していることを知ってもらい、政策を知ってもらい、名前を書いてもらわなければならない。
組織内候補の断トツ有利な状況を崩し、選挙をフラット化させるためには、繰り返しになるがネットの力しかない。
そして、これは実は現在、世の中のあらゆるフェーズで起きているネットによる既得権益の破壊、フラット化というとトレンドと軌を一にするものでもあると思う。
ということでネット選挙の体制を早急に整えなければならないわけだが、今回は衆議院選挙の時のように板橋のみで活動するわけではないので、全国津々浦々、もしこの選挙に興味がある方がいらっしゃっいましたら、是非、ご協力いだだければ幸いです。
また、「こうすればいいのではないか?」というアドバイスやアイディアがありましたら教えてください。
あわせてよろしくお願いいたします。


※とりあえず近々の有田芳生のスケジュール
4月17日(土)14時~16時 ・場所 目黒区立大橋図書館第二会議室(電話03-3469-1323  池尻大橋駅徒歩3分) ・テーマ「少子高齢化社会の街づくり、国づくり」「情報化社会での育児、教育 いくつかの提案」 ・呼びかけ人 菊池(電話03-3467-6977)前畑(電話03-3422-3316)

4月18日 大阪・茨木市で集会
茨木市福祉文化会館(オークシアター)5F文化ホール(345人収容)
午後2時から4時
のちに茨木小学校、養精中学校の同窓会

4月20日 大野もとひろさんと討論会
埼玉県行田市教育文化センターみらいホール

4月21日〜22日
日本教育者セミナー姫路大会に出席。 

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コメント

> N.Kaba様
コメントありがとうございます。そして有田に一票いただけるとのこと、重ねて御礼申し上げます。
参議院の比例区は誰でも投票ができるだけに、かえって難しいものとなっています。
願いますれば、この選挙の方式、そして有田への支持をご吹聴いただければ幸いです。

> dash様
コメントありがとうございます。私も広告営業をやっているので知っていますが、官公庁や政党広告は定価に近いです。どのメディアも半値以下の大安売りで広告を売っているのにもかかわらず、、、
だからメディアにとって選挙は広告収入的にも嬉しいでしょう。これがダブルになったらこたえられないはずです。

> さとし様
コメントありがとうございます。
昨年の総選挙が天下分け目かと思いきや、まだまだ闘いは続いているわけで、どうやら今度の参議院選挙は正念場ですね。
既得権益者も死ぬ気で仕掛けてくるわけで、それに立ち向かうためには本当に命がけでなければならないと思います。

投稿: 誰も通らない裏道 | 2010/04/22 10:51

ただ当選させるだけでは駄目です。国民に参加意識を持たせ、自民党・官僚の正体を国民に認識させること。小沢事件の裁判経過を国民に知らせることです。今回の選挙は命懸けの闘いです。

投稿: さとし | 2010/04/22 04:44

放送局及び関連会社には、郵政の天下りが沢山いたが今はいるのかな。選挙公報のCMは、一般企業の購入価格より数倍たかい。放送局の営業、業務は他局とお話しているのでしょうか。新聞の単価も官公庁料金はほぼ定価で 税金からの支出をうけている認識は全くない? 明推協も仕分けしないとね。マスコミ営業の事 タブーはマズイでしょ。

投稿: dash | 2010/04/21 23:23

時々とうページにお邪魔しています。

有田氏の応援に腐心されているようすね。かれならオウム事件のさい良くテレビでみておりました。

 選挙の際は比例に党名でなく「有田芳生」と
書かせていただきます。あなたの熱意に賛同いたしまして。頑張ってください。

投稿: N.Kaba | 2010/04/21 17:13

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