さらに続く・完全なイエロージャーナリズムに堕した日経
ここ最近のメディアの状況が、「3・3小沢秘書逮捕」に酷似してきたように思う。
いまやマスゴミは鳩山政権批判一色である。ところがおかしなことに、もっとも批判されなければならないJALについてはなぜかほとんど触れていない。こうしている間にもJALの経営はどんどん悪化しているにもかかわらず、なぜマスゴミはJALについては騒がないのか? それは国土交通大臣が前原で、しかもこの男が救おうとしているのが既得権益に染まった連中であるからではないのか?(この件については最後に貼り付けたYou Tubeの動画を参照されたい)
そこでマスゴミの大偏向報道である。今日も日経を俎上に上げよう(定期購読をやめてホントに良かった)。
まず社説。
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政治資金捜査は公平・透明に
自民党の二階俊博・前経済産業相の政策秘書が政治資金規正法違反で東京地検から略式起訴され、罰金を納めた。西松建設の巨額献金事件は、小沢一郎・民主党幹事長の公設第1秘書を被告とする裁判を残して、これで終結する。
今年3月に小沢氏の秘書を規正法違反で起訴した際、東京地検次席検事は「看過し得ない重大、悪質な事案」と異例のコメントを出した。あとは「公判で明らかにする」とだけ述べたが、西松建設側被告の公判で、検察は、同社と小沢氏側との関係を「公共工事受注を巡る金銭的癒着」と表現しており、「重大、悪質」と判断した根拠はそこにある。
報道によれば、西松建設と二階氏側との関係も、公共工事を媒介にしてかなり親密なようだ。なのに検察はなぜ二階氏の秘書を軽い処分で済ませたのか、その理由を知りたいところである。
ところが略式起訴では公判が開かれないため、二階氏側と西松建設との関係など規正法違反の周辺事情は国民には明らかにされない。
検察当局は、検察権の行使についての説明責任は公判廷で果たすものとしてきた。であれば、社会の関心を集めた、しかも政治とカネを巡る違法行為という、国民の目に実態をさらさなければならない事件は、正式起訴をして公開の法廷に持ち込むべきだったのではないか。
現在、政治とカネを巡る問題で国民が検察の捜査と処分の行方を注視するのは、言うまでもなく、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の偽装献金問題だ。単に政治献金の出もとを偽っただけでなく、実母からの贈与を隠した、場合によっては脱税の疑いも生じる状況である。
遠からず検察は処分を決める。関係者への事情聴取など国民からみて十分な捜査を尽くしていなければ、どんな処分であっても、世論を納得させられないであろうことは指摘するまでもない。
政治とカネを巡る事件は、ほかの犯罪にもまして、公平かつ透明性のある検察権の行使が求められる。捜査だけでなく、不起訴にするか起訴するか略式で済ませるかの処分に関しても、検察は国民の視線を強く意識しておく必要がある。
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私は下線の部分を読んでマジびっくりした。「報道によれば、西松建設と二階氏側との関係も、公共工事を媒介にしてかなり親密なようだ。」。なんだこりゃ? その親密さを調べるのが報道だろう。それを「報道によれば~親密なようだ」などと書くということは、自分たちが報道ではないことを告白していることになる。
「なのに検察はなぜ二階氏の秘書を軽い処分で済ませたのか、その理由を知りたいところである。」。繰り返し言おう、その理由を調べるのがジャーナリズムの仕事だ。にもかかわらずそれを調べようとしない理由を知りたいところだが、実はその理由は簡単。記者クラブで官僚が教えてくれないからだ。「知りたいところ」というのは、つまり「教えてよん」と言っているわけで、これほど見事なまでにクラブ体質をさらけだした文章というのもそうはお目にかかれない。
そしてこの文章も結局のところ、鳩山の政治資金問題へと落とし込んでいる。その鳩山問題については、こちらなどを参照(最後の方)。
さて、この社説に負けず劣らずのクズ原稿が、政治部長・宮本明彦の署名による1面の「首脳が会えない日米関係」である。これがまた「普天間問題で日米関係悪化→鳩山不信噴出→社民、国民新党が自己主張して政権内混乱→独裁支配する小沢の沈黙に『小沢氏は首相を見限った』といううわさ→小沢訪中は米国へのメッセージのようにも、首相をつきはなしたようにもみえる→友愛を語る首相は理想主義者。確かに理想のない政治はご免だが、現実を見失った政治も空虚」といった具合である。
これほど見事に自分たちのリードしたい方向へ持っていこうという意図が透けて見える文章もこれまた珍しい(^_^;)。
普天間問題で日米関係が悪化すると大騒ぎしているのは、アメリカ側にしても前政権の連中である。そして日本側においては埋め立てによる土砂利権がからんでいるというのは防衛事務次官だった守屋武昌の指摘するところ。そういうこと一切合財無視して日米危機を騒ぎ立てるのは、戦時中の日本の大本営発表、そして現在の北朝鮮のメディアと同じである。
今日の日経の2面は他にも「『首相の言葉』重み欠く」というタイトルでぐだぐだと鳩山批判を書き、ついでに囲みのコラムで「小沢氏の居ぬ間に… 民主・渡部氏、外相ら『七奉行』と会合」というタイトルの記事。その中身たるや「民主党の七奉行と小沢幹事長と距離があるとみられる渡部氏が会合を開き、小沢氏の中国訪問中の会合が憶測をよびそう」だという。まともな取材もできない連中が推測だらけで書くのはいい加減にやめろや(といってもやめるはずもないが。なにしろデタラメ書いて連立政権を潰すのがマスゴミのミッションだからね)。
そうして、日米関係や鳩山の政治資金よりも大問題のJALについての言及は、ここのところほとんどない。前原が偽メールの時とまったく同じパターンのぐだぐだぶりを見せているにもかかわらず追及の矛先を向けないところが非常に興味深い。
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