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2009/12/17

iPhoneで日記(備忘録)を書く

どうもうんざりするようなエントリーばかりだったので、ここらへんで政局とはまったく違う話を、、、

2000年に入ってからの4、5年ほど、ほぼ毎日、日記を書いていたことがある。ま、日記というよりも備忘録のようなもので、とにかく物忘れが激しくなってきていたので、その日にあったことをパソコンにテキスト形式で打ち込んでいた。
私は文字入力については富士通の親指シフトという方式を25年前から採用しており、文字入力は大好きだし、スピードも速い部類に入ると思う。
とはいえ、、、
そうそう毎日書き続けられるものでもない。そこで何日か間隔が空くと、もう数日前のことを思い出せなくなる。それを必死になって記憶を甦らせながら入力していたのは、ボケ防止にもなるのではないかと思っていたからで、だから飽きっぽくて集中力もない私でも4、5年も続けることができたのだろう。
だが、ある時、一回プツリと途切れてしまうともうダメで、ここ数年の間は再チャレンジしたこともあるが二度と継続することはできなかった。
そんな私がここへきて日記を再開し始め、まだ1週間ほどだがとりあえず続いている。
そのきっかけはiPhone。
夏場に購入して以降、もう手放せなくなってしまったiPhoneだが、文字入力のツールとしてはあまり重視していなかった。
iPhoneは普通の携帯のような文字入力もできるが、フリック入力という独自の方法も採用している。後者について最初のうちはあまり興味はなかったのだが、iPhone関連のブログなどを見ているうちに、フリック入力というのはなかなか優れているらしいということがわかってきた。
そこで少し練習してみようと思って「タイピング~」という文字入力練習アプリを115円で購入。移動時間などに時々練習するようにしてみた。
このフリック入力、確かに最初のうちは戸惑うし、さしてスピードも速くならない(あくまで私の場合)。
ところが、練習を始めてわりと最初の段階で、もう一台所持している普通の携帯でメールを打ってみたら、その文字入力のインターフェースの悪さに「なんだこりゃ?」と思ったのである。つまり、いつの間にかフリック入力に慣れ始めていたのだ。
そこで少しだけ練習する頻度を上げてみた。すると次第にコツが呑み込めてきて、そうなると結構、速く入力できるようになってきた。そこで試しにメモのアプリに文字入力をしてみると、意外に長文もストレスなく打ち込むことができる。
そこでしばらくこのメモのアプリに備忘録のようなものを書いてみると、これが長続きしそうである。そこで「どうせなら」と思ってAPPストアで日記のアプリを探してみると、これもまたいろいろと種類がある。そのなかでもっともシンプルそうなDiaryというアプリを115円で購入してみた。
このアプリは、ただ毎日ごとに入力していくだけ。そして一日のうちに何度も書き足せる。そこで、布団の中でも電車の中でも、とにかくヒマな時に先ほどあったことを少しずつでも入力していく。なにしろiPhoneなので片手で持ってどこででも入力できる。しかも文字入力にストレスがあまりない。そうして一日が終わると、結構、まとまった備忘録になっているのである。
さてしかし、、、
iPhoneを紛失してしまうと困ってしまう(日記にロックはかけられるが)。また日記アプリというのは種類によっては更新をインストールしたときに中身が消えてしまうこともあるらしい(Diaryというアプリのことではないが)。
そこで一日が終了したら、自分宛てのGmailに、タイトルをその日の日付にして(たとえば「091217」というように)送ることにした(メール送信はアプリからもできる)。そしてGmailに「diary」というラベルを作ってそこにアーカイブする。そうすると日付順に備忘録メールが並んでいくことになる。
しかもここで便利なのは、Gmailが件名ごとにスレッドとしてメールを保存すること。なので、もし後からある日に起こったことを思い出したり、あるいは撮影した画像を備忘録と一緒に残したかったら、その日付のメールに返信すればいい。すると日付の順番は狂わせないでいくらでも備忘録を書き足していけるのである。
またGmailは検索機能が充実しているから、「あれはいつだったかな?」というようなことがあれば検索すればいい。しかもその検索はiPhoneを所持していればいつでもできる。
前回、備忘録をつけていたとき、これが継続できた一つの理由はレッツノートを持ち歩いていたからだ。ところがレッツノートと言えどもいつも持ち歩くのが年とともにしんどくなってしまい、それとともに書き込む間隔が空いてしまった。これが前回挫折した大きな原因である。
そこに登場したiPhoneとフリック入力。今回は再び備忘録を継続できそうな予感がしているのであった。


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