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2009/11/12

田中康夫 ~ 447事業「仕分け」に公務員は高笑い

確かに事業仕分けをWebの生中継で見ると、絵的にはおもしろい。
政権交代を実感するといえばするが、しかし違和感があることも事実である。

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日刊ゲンダイ連載 「にっぼん改国」より(全文転載)

・447事業「仕分け」に公務員は高笑い
 組織を如何(いか)に機能させ、成果を得るか。予算と人事は、マネジメントの要諦です。にも拘(かかわ)らず、政治や行政の世界では、予算も人事も公務員が牛耳ってきました。
 そんな筈(はず)はない。政治家は自身の選挙区へと、ハコモノ公共事業に象徴される利益誘導を毎年、行ってきたではないか。だから、税金の無駄遣いが改まらないのだ。
 と口角泡を飛ばして反論される向きも居られましょう。成る程、中央ならば大臣折衝、地方ならば知事査定の段階で、特定の個別事業が“降臨”します。が、その程度の金額の変動など、予算編成担当者にとっては、予め心積もりしていた「糊代(のりしろ)」の範囲なのです。
 極論すれば、無駄な予算など存在しません。穴を掘って埋めるだけでも立派な雇用を生み出す、と看破したジョン・メイナード・ケインズの至言を持ち出す迄もなく。
「無駄」を省く上で肝要な作業とは、公開の場で担当者を糾弾し、各事業の諾否を○×式に決定する“人民裁判”ではない筈です。
 全国で唯一、在任期間6年連続でプライマリーバランスを黒字化した経験に基づき諌言すれば、各事業の「積み上げ書」を1枚づつ丹念に捲(めぐ)りながら、各部局の事業担当者と膝詰めの議論を行う気概と誠意こそが、真の「無駄」を省く道なのです。
 必要性を認められた事業であろうと、調査費や委託費、会議費を始めとした積み上げ書に記された付随予算の中には、ウイルスの如く“冗費”が巧みに密かに忍び込まされているからです。
 他方、必要性が認められなかった事業とて、代替事業を編み出すべきか否かの論議が同時に行われねば、国民の生命と財産が脅かされる事態に陥り兼ねません。
 このダム建設は不要と中止決定したとして、では、その建設の為の調査費用よりも遙かに安価で取り組み可能な護岸補強や森林整備、河床整理と呼ばれる浚渫( )が、今まで実施されなかったのは何故なのか。
 毛細血管の如く張り巡らされた「款・項・目・節」と呼ばれる形骸化した行政予算の組み替えこそは、指導者の責務です。が、その為には、如何なる日本社会を創出するかの哲学と信念が不可欠。
 僅か447事業を「事業仕分け」と称してモグラ叩きの如く人民裁判しても、“ロッシャンルーレット”に該当しなかった他部署の公務員は高笑いするのみです。「市民運動家」の心智を超えた政治の成熟こそ、急務です。
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コメント

【偽装がばれたでござるの巻き】
やっぱりボロが出ましたね。ハイお芝居で御苦労さまでございました~w
ハイ御苦労さんw御苦労さんw仕分け人さん帰っていいよ~~
つーか怒ってんだぞ!!!
マニュアルに問題指摘の手引きまで全部書いてあったらその辺の時給1000円の学生でもできるだろっ!!!
ってそう思いませんか?皆さま方

事業仕分けで極秘マニュアル=財務省の視点を指南−政治主導に逆行・行政刷新会議

― 査定マニュアルは、事業仕分け前に「参考メモ」として仕分け人に配布され、事業ごとに「論点」を提示し、問題点などが個条書きされている。マニュアルに従えば、対象事業に詳しくない仕分け人でも、厳しく問題点を指摘できる仕組みだ。
 ―
(詳しくない素人でもできるんだったらバイトでええやん?
というか民主は国民なめてるやろ!)
http://news.livedoor.com/article/detail/4455336/

投稿: 333 | 2009/11/17 19:36

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