« 東海地震と浜岡原発関連~溝上教授のコメント | トップページ | いよいよ公示 »

2009/08/17

田中良紹~のりピーで「目くらまし」

・田中良紹~のりピーで「目くらまし」
*****
押尾学と酒井法子という二人の芸能人の麻薬事件が相次いだ。かつての警視庁担当事件記者の目で見ると、事件に深みがあるのは圧倒的に押尾事件である。押尾学という俳優ではなく、事件の舞台となった六本木ヒルズに出入りする人種、その交友関係に闇があり、政財界に波及する可能性が高い。一方で酒井事件は芸能界によくある話で単純である。ところがメディアの報道は圧倒的にのりピーに割かれ、押尾事件は国民の目からは見えなくなった。情報操作をする側にとってこれは大成功である。

 かつての自民党担当政治記者の目で見ると、この二つの事件は2005年の耐震偽装事件とその直後に摘発されたライブドア事件に良く似ている。事件の重大さは圧倒的に耐震偽装事件である。耐震偽装は地震が起きなければ誰にも気づかれず、起きれば地震のせいにされて見逃される完全犯罪である。それに建築業界、検査機関、国土交通省、地方自治体などが「ぐるみ」で手を染めている可能性があった。しかも建築業界は昔から自民党清和会の大スポンザーである。事件を徹底捜査していけば当時の小泉政権が吹き飛ぶ事になった。

 どのような捜査になるかを注目していると、東京地検特捜部によってライブドアの粉飾決算が摘発され、耐震偽装事件は警視庁捜査二課が担当する事になった。これで全ては終った。特捜が乗り出すほどの事件ではない一私企業の粉飾決算を地検が担当し、警視庁捜査二課には手に余る耐震偽装事件を警視庁が担当する事で、国民の目はライブドア事件に集中し、耐震偽装は一人の建築士とマンション販売業者の摘発だけに終った。検察と警察の連携プレイが小泉政権を救い耐震偽装事件の真相を闇に葬った。

 ここからはかつての事件記者の「想像」である。
(以下はこちら
*****

|

« 東海地震と浜岡原発関連~溝上教授のコメント | トップページ | いよいよ公示 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 田中良紹~のりピーで「目くらまし」:

« 東海地震と浜岡原発関連~溝上教授のコメント | トップページ | いよいよ公示 »