東海地震と浜岡原発関連~溝上教授のコメント
以下は静岡新聞に掲載された溝上恵教授のコメント。
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当面大変な注意必要
溝上恵東大名誉教授(元地震防災対策強化地域判定会長)の話 震源は1974年の伊豆半島沖地震(M6・9)で出現した石廊崎断層の延長線上にあり、フィリピン海プレート内部で横ずれ断層が動いた可能性がある。東海地震と直接関係があるかどうかは現時点では分からないが、この地震が東海地震の前兆すべり(プレスリップ)の引き金になるかどうかなど、当面は大変な注意が必要だ。気象庁や国土地理院にとっても新たな難題が生まれたと言え、非常に緊張感を持っているだろう。長い目で見れば、東海地震の固着域にかかる負荷は増え、発生に一歩近づいたと考えていい。県民や行政には、今回の地震とはけた違いに大きな東海地震が迫っていることをあらためて実感し、今後の防災対策に生かしてもらいたい。
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