頑張れ! 国民新党
突き詰めれば相当に考え方は違うと思う。
しかし、私は国民新党という政党がなんとなく好きだ。
代表の綿貫民輔はもともとは経世会で衆議院議長まで務めた自民党の重鎮である一方、神主でもある。
代表代行は亀井静香。自民党時代はいろいろな疑惑を取り沙汰され、タカ派というイメージが強かったが、しかし一方で自社連立を仕掛けた時には「鳩を守る鷹だ」と自称するなど妙なユーモアがあり、どことなく憎めない。田原総一朗なんぞに見当違いな突っ込みを入れられても一生懸命に喋っている姿を見ていると応援したくなる。そうして以前にも書いたが、この人は死刑廃止論者である。私は鳩山新政権では是非、法務大臣に就任して欲しいと思っている。
現・法相で世襲の森英介は官僚の言われるがままに死刑の執行をした結果、冤罪の可能性がきわめて強い飯塚事件の久間三千年さんを死刑台に送った。もし久間さんが無実であれば、これは国家による殺人である。私は殺人事件の時効をなくすという議論には必ずしも与しないが、しかしこの件に関しては徹底的に検証をするべきだと思っており、なぜこの件についてメディアがきちんと記事を書かないのかが理解できない(ま、それはこのご時世に与党にとって不利なネタであるからだが)。
そこでもし亀井静香を法務大臣にすれば、これは政権交代後の大臣はなんでもかんでも官僚の言いなりにはならないという強烈なメッセージになるはずだ。
そして幹事長の亀井久興。この人は自民党にいる間はまったく知らなかったが、国民新党幹事長としての発言を聞くと、やはりなかなかに味わいがある。
他にも議員はいるが、なにしろ小さな所帯である。そうして、あの郵政選挙で小泉に逆らって自民党を出て、しかも選挙後、少なからぬ造反議員が自民党に土下座して復党してもなお自民党に戻ることはなく、少数野党のなかで今回の総選挙を迎えた。
現状はもちろん民主党と同様、国民新党の候補者にとっては信じられないほどの追い風が吹いているだろうが、しかし郵政選挙後に野党でい続けることは、長年、与党にいた人たちにとっては辛いことだっただろう。しかしここで我慢をして信念を貫いたことで、自民党議員同様の胡散臭そうな面々から(スミマセン)、その胡散臭さが(完全ではないが)とれてしまった。アホーのように「実は郵政民営化には反対だった」などと言い出す大ブレのデタラメ男とは正反対、見事なまでに筋が通っている。
いま、国民新党は民主党が大勝して横柄な態度を取ることがならないよう一生懸命に釘を刺している。
国民新党はそれでいいと思う。
この党のメンバーはかつて政権党でさまざまな政争を経験し、また官僚とつきあってきたベテランが多い。その経験が、ますます若い議員が多くなり浮ついてしまう可能性もある民主党のマイナス面を補ってくれることを期待したい。
良質な保守として筋を通す国民新党(&ムネオ先生の新党大地)は、新党日本、社民党(実は私はこの政党、というか党首には相当に辛いのだが)とともに鳩山連立政権にとって重要な存在だと思う。
※野田聖子も頑張れば良かったのにね、、、(結局、そこが世襲議員の弱さということか)。
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コメント
ほんとにそうですね。
とかく国民新党というと小馬鹿にしたようなコメントをよく見聞きしますが、なかなかどうして、正直な保守主義者の集まりだと思います。やたら難しいことを言って偉そうに見せるようなことをしない、歳を経た常識人の心にストンと納得させるようなところがいいです。
支持者ではないが、ファンです。
投稿: K.T. | 2009/07/24 22:43
時々、こちらに来させてもらってます。
「主権者の会」の『6・4フォーラム』の時の応援、ありがとうございました。
今日の”頑張れ! 国民新党”への気持は、小生も同感です。特に、亀井静香氏のキャラクターはとまどうこともある位、「ゲバラを尊敬」してたり、「死刑制度廃止」を訴えてたり、元自民党の派閥ボスでありながら・・・
それと、社民党は今やその政治的役割は”護憲”しかないほど凋落したのは、かっての社会党の姿とは思えません。民主党が欧米の政権野党の地位にまで育ったことと無縁では無いでしょう。それと村山と土井社会党の自民党との連立政権入りは、支持してきた国民への裏切りとして見放された結果で、小生の全ての仲間もまた去りました。恐らく、もうこの国の政権党としての出番は無いでしょう。
投稿: 新党日本・勝手連 | 2009/07/24 20:45