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2009/07/30

高島平から有田さんへ

以下は高島平在住者から有田芳生さんへの応援メッセージ。

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 有田さんが「総選挙を前にしてのお願い」の冒頭で須賀敦子を引用しているのを読んで、感激。このような文章に須賀敦子を引用する政治家を尊敬してしまいます。
 孤独というのは、自己と対話する人間にとって孤立(ロンリーネス)や孤絶(アイソレーシオン)とは違うんだというハンナ・アレントの言葉をすぐ思い出しました。田中康夫さんとともに新党日本が信じられます。
 かく言うぼくは、後期高齢者です。後期高齢者なんて、政府は言いくるめますが、ぼくは終末期高齢者と称しています。終末期高齢者はますます肩身が狭いわけです。生きていることが、世の中の為にならないような一般的空気です。生きていることが若い世代の重荷になる、といわれ続けていますから。年金は減る一方だし。
 ぼくは1950年に社会に出たのですが、現在のこんな社会にするために、生きてきたわけではありません。まったく日本はヒドイ社会になってしまった。将来も真っ暗。あと半世紀も生きなければならない孫たちがかわいそうでなりません。
 今度の総選挙は憲法改正をかけた1958年総選挙以来の大事な意味をもっていると思います。なんとかあのアホウ・タロウの自民党を引きずり下ろしてやりたいです。
 有田さん、がんばりましょう。

高島平のジジイ(83歳)
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コメント

 当方、平均年齢75歳の男女が月一回集っている雑談の会の一員ですが、83歳のそれも「ハンナ・アレント」を引用してのお方のブログあり、と聞いて、早速お邪魔しました。元気いただきました。ありがとうございました。
 このこと、「六文銭の部屋へようこそ」のブログで紹介させていただきました。

投稿: 只今 | 2009/08/01 09:59

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