小沢関連~日経、必死だな(w
4月29日の朝刊に続いて、日経は今日の朝刊2面でもまた小沢の進退問題を大々的に書いている。
まったくしつこいね。Aobadai Lifeさん同様、吐き気がする。
見出しは「代表進退 小沢氏粘る」、「支持派 数で優位 後継 決め手欠く」「民主、包囲網は狭まる」。ご丁寧に「民主党内グループの小沢氏進退への姿勢」という表までついている。
リードは、
「西松建設の巨額献金事件を巡り民主党の小沢一郎代表の公設秘書が逮捕されて三日で丸二カ月となった。代表続投に意欲を示し続ける小沢氏への不満は確実に広がっている。ただ、自発的辞任に期待する声が『小沢降ろし』にまで発展する勢いもない。続投を支持する勢力を無視できないうえ、決定的な後継候補も見当たらないためだ。世論の逆風がやまない中、進退を巡る神経戦が激しくなりそうだ。」
この記事を書いている記者は、政治資金規正法の記載ミスをしただけという完全な形式犯で逮捕された秘書が、依然として釈放されていないということに対する問題意識は見事なまでにない。
そうして「小沢への不満は確実に広がっている」と書きながら「小沢降ろしにまで発展する勢いもない」と書いているわけだが、それって「小沢への不満」は前原、野田一派以外には広がってないということじゃないのかね?
この記事は一事が万事そういう調子だ(いつものことだが)。これはマスゴミ全体に言えることだが、小沢が辞任しないことで不満を持ち、一番苛立っているのはマスゴミ自身である。
そうして延々とネガティブキャンペーンを続けているわけだが、こういうのを「粘着」という。
この記事の後半の部分。
「ただ、党内では小沢氏を支えてきた旧民社や旧社会党系、菅直人代表代行や鳩山氏に近い各グループも徐々に距離を置き始めている。小沢氏の包囲網は狭まっているようにも見える。」
「ようにも見える」って、そりゃあんたの願望だろ。
そして最後の部分。
「鳩山氏は小沢氏が全国各地で集会を開いたり国会の党首討論で積極的に説明すべきだと主張したうえでこう漏らした。『世論を判断して本人が決めるのが美しい姿だ』」
発言の一部分だけを切り取るなっつーの!
(小沢一郎が記者会見で「勝てるっつーの」と言ったことが報道されていた。麻木久仁子は「こういう言い方をするからダメなんだ」とアクセスで喋っていたが、あまりに偏向したマスゴミが壊れたテープレコーダー(古いな)のよに何度も同じことを聞けば、イラっと来るのは当たり前のことである)
まあ、しかしある意味では上手い原稿ではある。ただし世論操作をするのが、、、という意味だが。
日本の新聞記者というのは、こういう能力を高めるための訓練をひたすらしてきたんだね。
ということで口直しにポッドキャストなどをどうぞ。
「久米宏 ラジオなんですけど」5月2日 オープニングトーク。
内容は「トップニュースの横並び化はなぜ起きる?」。
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