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2009/04/09

「tumblr」はやばい(とくに紙媒体にとって)

ネット上ではもはや当たり前のことなのだろうが、既存メディア、とくに紙媒体の関係者は案外と知らない可能性が高いことを書いてみる(ただし自分自身がまだよくわかっていない部分もあるので間違いも多々あると思う)。

tumblrというウェブログの無料サービスがある(→ウィキペディア)。

http://www.tumblr.com/

アカウントを作成すると、自分のページを簡単につくることができ、ここにネットを見ていて気になった記事、気に入った写真などをクリップしていくことができる。
昨年夏頃に私も友人の見よう見まねでアカウントを作成してみた。そうしてクリップなどをしていたのだが、正直、最初は何がおもしろいのかがわからなかった。
ところが、、、
今年になってからというもの、すっかりこのtumblrにハマッてしまった。
どのぐらいハマッたかというと、いつも頭の片隅に「tumblrを見たいナ」という気持ちがある。そして「tumblrを見るためにVAIOのtypr-PかiPhoneを買おうかナ」などというよからぬ邪念までが起きている。
では何がおもしろいのか?

このtumblrには二面性があって、一つは前述したクリップ機能。これが表側だとすると裏側にもう一つDashboardという機能があって、ここでは同じようにtumblrでクリップしている人で、「おもしろいな」と思った人のtumblrを見ることができるのである。
と、まあいってしまえばそれだけなのだが、、、

私も最初は友人のtumblrを眺めていたのだが、そのうち検索をしてtumblrで面白い記事をクリップしている人、あるいは男としては見ずにはおれないムフフな写真をクリップしている人を登録するようになった。
すると、日々のいろいろな記事のクリップから可愛い動物の写真、ものすごくうまい風景写真、そしてムフフな写真などがどっと見られるようになった。
これがたまらなくおもしろいのである(もちろん、おもしろさはそれだけではないのだが)。

某広告代理店の単月の締めの数字についての記事のクリップが出てきたかと思うと、もう可愛いとしかいいようのない猫や犬の画像が出てきて、次にををっと思うようなムフフ画像が出てくる。素材としては週刊誌や夕刊紙と似たようなものなのかもしれないが、何しろいろいろな人が時々刻々とクリップをしているために、そのスピードと量が半端ではない。しかも登録している人が増えると、どんどんクリップの量が増えていく。
私は現状、朝の出社前、そして帰宅後にtumblrをチェックしているのだが、この間にたまったクリップを見るのには時間がかかる。だったら営業の移動中、あるいは空いた時間に見たいナと思うのである。

いまのところ、そのための携帯ディバイスとして最適なのはiPhoneのようなのだが、どうせだったらブログにちょっと書き込みもできるネットブック、それもできるだけ軽いものが欲しい、、、などと考えるとVAIOが頭に浮かんでしまうというわけだ。
ついでにいうとレッツノートは所持しており、かつては持ち歩いていたのだが、40肩だか50肩だかわからないが肩の痛みに襲われてしまい、現在は自宅用のパソコンの一つになってしまっているのである(ただし指先を回すことでスクロールができるレッツノートのタッチバッドはtumblrとの相性が相当によろしい)。

で、まあ結局のところ今回、何が言いたかったのかというと、ネットに普通にアクセスできる携帯ディバイスが今以上にさらに世の中に出てきて、しかもそれを所持している人たちがtumblrのようなサービスに普通に接触をしだしたら、新聞や雑誌はトドメを刺されるんじゃないかということ。

これ、ホントにやばいです。

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