小沢関連
私がこのブログで一貫して主張しているのは、日本は民主主義国家などではなく、霞ヶ関による最高に洗練された独裁国家だということである。
独裁国家という意味では北朝鮮とまったく同じで、違いは北朝鮮の国民がブロイラーのような状態に置かれているのに対して日本の場合は牧場の牛のような状態にあるというだけだ。牧場の牛は一見、自由気ままに見えるが完璧に管理されている。にもかかわらず「自由がある」と勘違いしている(刷り込まれている)牛が、ブロイラーを見て「あれはひどい」と思っているのが日本と北朝鮮の関係だと思う。
今回の小沢代表秘書逮捕は、国家権力が政敵を潰すために打って出た実力行使である。まともな国ならば永田町、国会周辺はこの逮捕に抗議する人たちで埋め尽くされるはずだ。しかし、そのような気配は微塵もなく、一方でメディアは権力と一体となってデタラメを流しまくっており、かろうじてネットがこれに歯止めをかけている。しかし、残念ながら現状ではネットもゲリラ戦の域からは出ていない。もちろん、これだけ完成された独裁国家において、なおゲリラ戦ができるのはネットのおかげである。おそらく霞ヶ関の連中は、この小沢の一件が終わったらネットをどのように規制するかについて策謀をめぐらせるだろう。
昨年、「久米宏 ラジオなんですけど」に出演したおすぎが「国の政策としてモノを考えない人をつくりたい、あんまりいろんなことを考えないでいてくれる人がいる方が国を運営していくなかではラクだと思っているところもあるんじゃないかと思うときがある」と話していたのだが、実はこれこそが日本的独裁の肝なのである。
以下、小沢関連。
・「晴天とら日和」からの情報転載
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http://www.forum-j.com/
3月15日(日)19:30~21:30
インターネットでライブ中継予定! NEW!!
「青年将校化する東京地検特捜部
~小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走~」
■講師 魚住昭
佐藤優
鈴木宗男(衆議院議員/新党大地代表)
田原総一朗
永野義一
(弁護士/元東京地検特捜部副部長・元最高検検事)
平野貞夫 (元参議院議員)
宮崎学
■コーディネーター 二木啓孝
■主催 フォーラム神保町
■会場 毎日ホール 毎日新聞東京本社 地下1階
(東京都千代田区一ツ橋1-1-1、地下鉄東西線・竹橋駅)
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・浅井久仁臣 グラフィティ
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朝日新聞などは、本紙でその辺りのこと、特に検察の「臭い部分」を書かないでおいて、発行している雑誌ではかなり踏み込んで書いている。朝日のその辺りの裏事情は分からないが、この問題で「トップを走り続ける」朝日新聞に胡散臭さを感じるのは私だけだろうか。
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詳細は↓
検察情報を垂れ流しするマスコミ
・植草一秀の『知られざる真実』
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マスメディアの情報操作に揺れ動く国民も、民主党が腹をくくり、腰を据えて堂々と闘いに臨めば、必ず真実を見つめるようになる。警察・検察・マスメディアを不正に利用する、歪んだ政治権力に鉄槌を下す必要性を理解するようになる。
田中真紀子議員も、まったく同様の主張を展開した。日本人の成熟度が試されている。「マスゴミ」に堕して疑問を感じないマスメディアにも鉄槌を下す必要がある。
不正義をはびこらせるのは国民の責任だ。ネットから真実の情報を発信して、最終戦争に必ず勝利をおさめなければならない。
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詳細は↓
マスメディア総動員の情報操作・国策捜査との激闘
さて、このようななかで小沢一郎が「TIME」の表紙を飾ったとのこと。
「TIME」の編集者だって小沢がいまどんな状況におかれているかぐらいわかっているだろう。それでも表紙に小沢をもってくるところに日本のメディアの記者、編集者との根本的な違いがある。
・国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行
TIMEの表紙に小沢一郎さん「日本はとても閉鎖的な社会なので、献金はすべて受け付けて完全公開」
・カナダde日本語
日本を官僚政治から救えるのは小沢だけ
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