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2008/11/20

麻生&自民党が支配する日本はアノミーに陥っている

今週売りの週刊文春、週刊新潮はともに活版のトップニュースに、麻生太郎のまともに漢字を読めないバカネタを持ってきている。
このうち週刊文春は、林真理子が同誌に連載しているエッセイのなかで「(一国の首相が漫画が大好きと公言するのは)嗜好品としての漫画以外にも、主食の本をたっぷり読んでの、お茶目を狙ってのお言葉ならともかく、あの方、本当に本を読んでいなさそうだものな」と書いていることをまず引用し、その後、例の漢字の読み間違いについて触れ、「では麻生氏は本当に本を読んでいないのか。」と続く。
次に匿名の官邸担当記者の「(麻生は)司馬遼太郎さんの歴史物などは比較的、読んでますね。今月一日には記者を引き連れて都内の大型書店に行き、四冊の本を買いました」というコメントを紹介したあと、その四冊の本のタイトルが出てくるのだが、これを見てズッコケた。

以下、週刊文春の引用。

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 購入したのは、長谷川慶太郎著『2009年 長谷川慶太郎の大局を読む』、日下公人・高山正之著『日本はどれほどいい国か』、御厨貴著『表象の戦後人物誌』、村井哲也著『戦後政治体制の起源-吉田茂の「官邸主導」』の四冊。
「長谷川氏の本はサブプライム問題はもう終わったという内容で、真っ先に手にとっていました」(同前)
 さすがは、何事も楽観的な麻生氏らしい。しかし、こうしたお堅い本を読んだ成果が発揮されたという話はトンと聞かない。“読書”について語るのは、決まって「マンガ」なのである。
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記者を引き連れて書店に入り、最初に手に取ったのが長谷川慶太郎とは、、、(@_@)
そのレベルの低さはもはや呆れるとかなんとかいうものを超越している。
週刊文春は「お堅い本」と書いているが、これは文春なりの皮肉で(そうだと信じている)、他の3冊についてはコメントをしないが、少なくとも長谷川慶太郎の本というのは、ただのトンデモ本としかいいようがない。
たとえ本当にその本が読みたくても、一国の宰相が衆人環視の前で買っては断じていけないという類の本である。
麻生という男は国際社会の動きは「ゴルゴ13」で学んでいるそうだが、経済の動きは長谷川慶太郎で学んでいるということなのだろうか。

私は自民党という政党は一貫して嫌いだが、個々には魅力的な人物も多く(その数は野党よりも多かったかもしれない)懐の深い政党だとは思っていた。が、21世紀に入った頃からの自民党の劣化というのは凄まじいものがあり、その頂点はアベシンゾーかと思っていたが、ことここに至ってあのアベすらも2位に転落してしまった感がある。
そして、その麻生に引きずられるように目を覆うような発言や主張が次々に繰り出されている。
たとえば津島なる人物の↓発言。

http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111901000557.html

元厚生省の事務次官らの殺傷事件はあってはならないことだが、それに対して「野党とマスコミに責任がある」というコメントが、どうしてそれほど大問題になっていないのか不思議である。
あるいは↓のサイト。

https://youth.jimin.or.jp/iken/index.html

https://youth.jimin.or.jp/iken2/index.html

もはや論評のしようがないほどの低レベルである。しかも単にレベルが低いだけでなく、本質的な品性の低さが露骨なまでに出ている。

「医者は社会的常識が欠落している」などと発言するのは、言った本人こそが社会的常識が欠落している証拠で、かつてのもう少しまともな自民党であれば、これだけで麻生を政権から引きずり降ろそうという勢力が出てきたであろうが、もはやそんな人間すら見あたらない。

これはもうこのブログではいつもの繰り返しになってしまうが、完全なアノミー(無秩序、無規範状態)だ。
かつて小室直樹博士は「アノミーこそは社会を死に至らしめる病である」と喝破したが、もはや日本は「終了」寸前である。

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