民主党七奉行って「バッカじゃなかろかルンバ」
先週末、地元選出の民主党衆議院議員の集会に小沢一郎がゲストでやって来た。前回の衆議院選挙で壊滅した都市部の小選挙区のテコ入れ行脚の一貫らしい。
私自身はこの民主党議員には渋々投票しているクチで後援会ともなんの関係もないのだが、小沢一郎が何を喋るのか興味があったので会場となった市民会館へ足を運んでみた。
小沢の講演テーマは「政権交代に賭ける」。その内容は与党及び官僚批判、そして日米関係における日本の従属性にも及び、最後は「とにかく次の総選挙で政権を取れなければ民主党は金輪際、政権は取れない。しかし参議院選挙で勝ったからといって衆議院選挙というのはそう簡単なものではない。だからとにかく必死でやらなければならないと、常日頃、党内で煙たがられながらも言っている。とにかく〇〇君(地元選出議員)を小選挙区で勝たせてください」と締めくくられた。
この小沢の講演に100%納得はできない。たとえば、「あなたが与党で権力を持っていた時点ですでに官僚は横暴を極めていたのに、そのときは何をしていたのか。自分も既得権益集団の中にどっぷりと浸かっていたのではないか」という点は指摘されなければならないはずである。
しかし一方で現在の政治状況を考えるならば次の選挙の最大のテーマは「とにかく自公政権が終わること」でしかなく、そのためには小沢代表のまま総選挙にいくしかないとも思う。
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