紙媒体を脅かすRSSリーダー
今週の週刊アスキー(私の愛読誌)の連載コラム「ハッコウ人のおしごと」(編集人の福岡俊弘が書いている)を読んでいたら以下のような記述があった。
「戦後60年かけて地道に積み上げてきた出版ビジネスはは、インターネットの出現によって、そのビジネススケールを縮小するにまかせている。指をくわえるか歯ぎしりするか。そのふたつくらいしか出版社には選択肢がないんじゃないかと思えるほどだ。
男性週刊誌はそろそろ底を打ったんじゃないか。業界関係者からそんな話を聞いた。果たしてそうだろうか? ただの『踊り場』ではないのか?」
福岡が話を聞いた業界関係者がどんな人物かはわからないが、「男性週刊誌はそろそろ底を打った」などという認識はノー天気以外のなにものでもないので、おそらく現場を知らない人間の単なる願望なのだろう。
そう思う理由の一つにRSSリーダーの存在がある。
