二つの島国
これまで45年ほど生きてきたなかで、今日ほど薄気味悪い、嫌な感じのする時代というのはなかった。
たとえば田中角栄、あるいはその系譜に連なる集団が政界を支配しているとされていた時代でさえも、これほどの閉塞感はなかったと思われる。
一国の権力者から「美しい」という単語が発せられる時、その得も言われぬ“いかがわしさ”にゾッとする。
日本の最高学府を卒業し、女子アナとして活躍した後、近年は報道にも携わっていた人物が自民党から選挙に出馬するという。露呈したその人物のどうしようもない底の浅さには、「しょせん、そんなものか」と思う一方で、なんとも言えぬイヤな後味がする。
沖縄・辺野古では自衛隊が日本国民から米軍を護るために活動し、厚木では夜間に米軍機が爆音を轟かせて離発着訓練をしている。
こうしたさまざまなニュースを聞くにつけ、私はある国に思いをいたす、、、
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