iPodでAMラジオを聴く-その後
何しろここは誰も通らない裏道だが、それでも時々、迷い込んで来る方がいる(と、実は「ですます調」が面倒くさいので今回からはやめることにします、、、と最後の「ます」)。
検索の結果として来るわけだが、もともと少ないアクセスのなかで、しかし割と多いのが「AMラジオ」「iPod」という単語である。
そこで「iPodでAMラジオを聴く」のその後をちょっと記してみる。
まず結論からいうと、依然として私は充実したAMラジオをライフを送っている。主にTBSラジオを聴いているわけだが、最近、ますますラジオという媒体の真っ当さを実感している。これはアホな番組をたれ流しているテレビの比ではない。たとえば伊集院光がやっている「日曜日の秘密基地」はある部分でとこよりも真っ当なニュース番組、あるいはジャーナルととらえることも可能である。
ま、それはさておき、、、
私は現在はパソコンで録音したmp3ファイルを転送するストレージとしてiPodを使用していない。というのもiPodを使用しているうちに若干、困ったことが起きたからである。
それは携帯の着信に気がつかないということだ(これは多くのiPod使用者も同じだろうが)。私は営業職なので普段から外を出歩いている。その間に録音したラジオを番組を聴いているわけだが、そうすると携帯の着信に気が付かないことが多い。これは帰宅後も同様だ。最近はウォーキングなどをしているのだが、夜になってからも携帯に連絡が入ることがある。こういう時は得てして緊急時である。ところがその着信に気が付かないと、大変に困ったことになってしまう。またウォーキング時に携帯とiPodの両方を持つというのもかなりうざったい。
そこで当然考えたのは携帯にこのmp3ファイルを転送できないかということである。いろいろと調べて結果、auのW42S、いわゆるウォークマン携帯だけが可能ということがわかってきた。幸いにも私の使用キャリアはauである。ということでこの携帯を購入したのであった。
ソニーエリクソン製のこのW42Sは、近年のソニーのダメさ加減をそのまま引きずっておりmp3ファイルをそのまま転送することはできない。細かいところではいろいろと文句がある。しかし、携帯電話と携帯プレーヤーが合体しているというのは、それはそれで非常に便利である。
ラジオを聴きながら歩いている最中に着信があれば、携帯から伸びたコードに着いているコントローラーを押せば話をすることができ、ヘッドフォンからは音声が聞こえる。最近はあまり聞かなくなったが、いわゆる電磁波の影響も少ないように思える。通話が終わればまた再生が始まるわけで大変に便利である。
またメールの着信音もヘッドフォンで聞こえるため、メールの確認もできる。
私はgmailを使用している。少し前からgmail fetcherが使えるようになり、したがって会社あてのメールをgmailで読むことが可能になった。そこでフィルターを設定して携帯に転送するようにしておけば、メールが転送されてきたこともわかる。またauはgmailに対応しているので、転送設定していないメールもgmailへ読みにいくことが可能である。
ということでW42Sの環境はいまのところいいことづくめである(細かい点での不満はたくさんある!)。私は携帯というものが決して好きではないのであるが、自分の生活における携帯依存度がどんどん高くなっていることは認めざるを得ない。
さてこうした状況のなかで実感するのは、iPhoneが発売されたら、これはもう爆発的に売れるだろうなということ。もちろんさまざまな人が欲しいと思うだろうが、営業マンの必須のビジネスツールになる可能性がある。実は私はこれまでレッツノートを持ち歩いていたのだが、いくら軽いノートパソコンとはいえ、年とともにそれを含めた鞄の重量が辛くなりつつあった。が、これでメールの添付ファイルでも見ることができれば(まあウィルコムならば可能なのだが)もはやノートパソコンは必要なくなる。あらゆる要素を携帯の中に押し込むことが可能になれば、やはり小さいにこしたことはない。
それにしてもこうした小型化というのは本来、日本のもっとも得意とすることろである。それこそソニーあたりがiPhoneのような提案をもっと早くできてしかるべきだ。、、、とそれができないことろにいまのソニーの、あるいは日本企業の病理というか弱さがあるのかもしれない。
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