2009/10/30

田中康夫知事時代の信濃毎日を思い出す日経の民主叩き

来年行われる予定の長野県知事選について書きたいと思っているのだが、その前に小ネタを一つ。

明日で我が家の宅配購読が終了する日経は、今日の朝刊も相変わらず1面から民主党叩きのオンパレードである。それは田中康夫知事時代に守旧派の嫌疑県議や既得権益者とスクラムを組んでデタラメを書きまくった信濃毎日(他のマスゴミも同様だったけどね)と同じ様相を呈している。

1面左肩「政権 第3部 混沌④」の結び。
「『民主党は多くの大衆受けする変革を進めている。しかし、それはまた人々を不安にさせている』。英エコノミスト誌による総括が市場の声として国内外で定着しつつある。」

なにかというと「市場の声」。勝手に空気を作って、それを書けばいいわけで取材する必要がないから便利。謝礼もいらずコスト削減によろしい。が、そもそも英エコノミストの記事は恐らくスタートしたばかりの政権についての現状の論評だろう。ところがこれを「総括」としている。総括ってのはある事象について、それなりの時間が経過してからするものではないかね? つまり英エコノミストの記事を「総括」と報道するところに日経の意図がある。

2面社説のタイトル「逆向きに走り出す日本郵政」の書き出し。
「郵政改革の方向を大幅に変更する政府方針の下、日本郵政の経営陣も入れ替わった。官から民へ、資金の流れの転換を目指した小泉内閣の民営化とは逆向きに走り始めるとみられる。憂うべき事態である。」

日経はホントに小泉が好きだったんだねえ。かんぽの宿がオリックスにアホのよーに安い値段で売却されるように絵図を描いた竹中や宮内といった売国奴連中の行為こそ“憂うべき事態”であるが、日経にはそういう認識はない。

2面 「首相、同盟再検証の意向 『日米対等』にこだわり 米の反発は必至 政府内にも当惑広がる」という記事のリード。
「鳩山由紀夫首相は29日、在日米軍駐留費の日本側負担(思いやり予算)を含め、日米同盟を包括的に再検証する考えを打ち出した。沖縄県の米軍普天間基地の移設問題や日米地位協定の改定など民主党が掲げてきた主張が念頭にあり、政権交代を機とした「対等な日米関係」との理念へのこだわりだ。だがこれまでの日米合意を根底から覆しかねない発言だけに米国の反発は必至。政府内にも当惑が広がっている。」

政権が代われば外交が変わる。それは当たり前。鳩山は別にアメリカと対決しようというわけではない。ただ従属、隷属する関係を変えようとしているだけだろう。アメリカとすれば、これまで他の国と違ってなんでもかんでもアメリカの言うことを犬のようにきいてきた、厳しい外交交渉など必要皆無だった相手の態度が政権交代とともに変わりつつあるとなれば、当然、反発するだろう。しかし、日本が独立国として真っ当な交渉をすれば、アメリカも変わらざるを得ない。それが交渉というものだろう。つまり今はその綱引きをしているのであって、これが本来の外交とゆーものじゃないの? 日経の論調は一貫して「とにかくアメリカ様を怒らせるナ」だが、だからこれまでさんざんバカにされてきたんじゃね? つーか、おそらく日経の社員ってまともな交渉ごととかしたことがないんだろうね。

でもってこの記事に関する識者のコメントが森本敏・拓殖大大学院教授。
「鳩山由紀夫首相が日米同盟を外交の基軸とすると表明していることは適切だと思うが、いま求められているのは同盟の見直しより、日米が直面する懸案をきちんと処理していくことだ。特に、普天間基地をはじめとする在日米軍再編は最重要課題で、その次にアフガニスタン問題がある。だが、首相はこれらへの具体的な対策を示していない。11月12日のオバマ米大統領の来日後に、米側からの圧力を受けて対策を出すような印象を与えるのは望ましくない。首相は危機感が欠けているのではないか。政府内でも意思が統一されていない印象を受ける。」

日経レベルでは識者というと森本敏らしい(w

で、まあ他にも小ネタはたくさんあるのだが、呆れるのが5面の「政権 見えてきたもの④」というインタビュー記事。今日は東大教授の御厨貴。
「――鳩山政権の政策の全体像が見えにくいとの声が出ています(筆者注・これは記者の質問)。
 民主党はマニフェストで細かい政策を打ち出すのは得意だが、国家像を語れないのが弱点だ。与党になって何をするかと聞かれ、『子ども手当』ではやはりおかしい。何のためにその政策を展開するかという答えが必要だ。」

北海道大学の山口二郎もそうだが、旧帝大の教授ってこんなレベルでなれるんですか? 二流大学出身の私としては一応、恐る恐る言ってみるが、御厨ってバカじゃね? 今週放送のアクセスで田中康夫は鳩山の所信表明について「理念はすばらしいが、じゃあ具体的にどうするの?というところが問われている」という趣旨のことを言っていたが、大方の評価は鳩山が語った国家像には賛意を示している。ただ具体論が少なかったという評価が多かったと思うが、この人の理解では「与党になって何をするかと聞かれ、『子とも手当』ではやはりおかしい」のだそうだ。
ついでに言うと「子ども手当」については、「国民の生活が第一」というこの政権の運営方針の象徴であって、決して小さな問題ではないと思いますがね。

ということで、、
やっぱりこの新聞の購読をやめて良かった。
とはいえ明日まで宅配されるので、その最終日は月末の土曜日でもあるし、いっそのこと職人あたりの大ネタをかまして欲しいものである。

追伸 日経さんへ。
もし日経のスポーツ面だけをネット上で月500円ぐらいで読めるようにしてくれたら購読しまっせ。

※もう一つ追加。
鳩山が所信表明で青森のおばあんさんのことを語ったくだりで自民党議員が「「そんなものどこにでもいるよ!」というヤジを飛ばしたことはいろいろなところで書かれている。が、以下のシーンについてはあまり出てない。
実は私はそのシーンを出勤前のバタバタしている時に「とくだね!」でチラッと見ただけで、詳しいことは覚えていない。したがって非常に心もとない記憶に基づいているのだが、、、(最近、物忘れが激しいのです)
それは、やはり鳩山が演説をしている時のこと。カメラが議場内で座っているアホータローに振られたのである。その時に鳩山がどんな内容を話していたのかは覚えていないが、とにかくその内容に対してアホーが恐ろしく品性の低い態度で、小馬鹿にしたような笑いをしたのだ。そのシーンは一瞬ではあったが、アホーの人間性を余すところなく伝えた映像であった。だから頭に焼きついた。確かにそういう映像があったと思うのだが、ご記憶の方はいらっしゃいますか?

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2009/10/27

もうひとつラジオネタ-思考停止した記者たちの呆談

前エントリーに続いてもう一つラジオ、というかポッドキャストネタ。
以下の2つのファイルは先週金曜日に放送されたアクセスのポッドキャストである。


アクセス特集10/24アクセス特集・二木啓孝+乾正人+早野透+武田一顕+麻木久仁子

インターネット対談10/24インターネット対談「二木啓孝×乾正人×早野透×武田一顕×麻木久仁子」

乾正人は産経新聞政治部長。早野透は朝日新聞編集委員。それに二木啓孝、武田一顕(TBS国会担当記者)、麻木久仁子の5人で話をしているわけだが、、、
ひとくちで言って思考停止集団の呆談だな、こりゃ。

私の知る限り新聞記者(あるいは雑誌編集者)というのは、その多くが広告についての知識が乏しい。
したがって実は会社の収益を支えている広告の現場がどのようなシステムで動いており、しかもいまどうなっているかということについて知らないのである。
最近、私はある出版社の広告営業マンに「おたくの会社の編集現場には危機感がある?」と聞いてみた。
すると返ってきた答えは「ぜんぜんないですよ。この期に及んでも『いいものを作れば売れる』とか言うんですよね。でも、そいつが作ってるものって売れてないんですよ。なのにあの根拠のない自信はなんなんだろうってホント思いますよ」。
これを聞いていた同業他社の営業マンはみんな大笑いしたが、しかし多かれ少なかれ各社とも事情は同じ。
メディアというのは往々にして記者、編集者の地位が圧倒的に高い。そうしてぬるま湯にドップリと浸かっていた彼らは激変する環境の変化にまったく対応できない(というよりも理解できない)。しかも困ったことに年齢が上がるほど、つまり経営中枢に近づくほどその傾向が強いのである。

ポッドキャストに話を戻すと、彼らは新聞はなくならないというようなことを言っているけれども、残念ながらこれはあまりにも能天気な予想である。もはや新聞社のビジネスモデルは販売システムにしても広告システムにしても完全に行き詰っている(広告については、近いうちにまた書きたい)。
もちろん会社によって差はあるが、おそらく全国紙の方がより厳しく、地方紙の方が全体的に多少寿命が長いだろう。
早野や乾は新聞はそれぞれに論調が違うし、事実を取材しないとリリースだけを流すことになるなどと言っているが、記者クラブで下げ渡された情報を垂れ流すにあたって多少、自社の色をつけるぐらいの違いでしかない。そんなメディアはそもそもジャーナリズムを名乗る資格もないわけで、早晩、潰れる運命にある。

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2009/10/21

日経の購読をやめる理由はROIの低さ

ここ最近更新していない当ブログに昨日、思いの外アクセスがあったので、何が原因だろうと思ったら「西川善文」という検索からのトラフィックであった、、、

さて、コメントなどへのご返事も書かなければならないナと思いつつ、バタバタしていて果たせない今日この頃だが、本日は軽くサクッと数日来思っていることを書く。

今月前半に1週間、海外に行った間は当然のことながら新聞を読まず、帰国してからもしばらくはゆっくり新聞に目を通す時間がなかった。一方、この間もRSSリーダーに登録してあるブログは未読がたまらないように極力目を通すことにしていた。

そしてわかったことは、、、

新聞を読まなくてもまったく困らないということだった。
考えてみると、ここのところ新聞(日経)を読むモチベーションは、スポーツ面(このブログでは何度か書いているが、日経のスポーツ面は面白い)以外は、ブログネタになるような素っ頓狂な記事を探すことしかなかった。それにしては新聞は高く、しかもこれを読むために意外に時間を取られている。当たり前のことだが、ただのサラリーマンなので新聞購読料が経費で認められるわけでもない。

「これは本当にそろそろ新聞購読をやめる潮時かナ、、」、

と思っていると、18日の朝刊に「小泉駐米大使を提案する」というコラムが掲載された。で、この内容というのが例の職人の書いたもの並みにぶっ飛んだものだったので、これはブログネタにしようと思っていたのだが、そう思いつつサボっていたら天木直人のブログがこの記事について触れていた。それをお読みいただければ十分だが、まあひどい記事であった。

そして今日の朝刊を見ると、これがまた西川辞任報道に関して「郵政改革の“逆戻り”はけしからん」という論調一色である(ちなみに昨晩、報道ステーションなる番組を夕飯を食べながら久しぶりに見るともなく見ていたら、これがまた今朝の日経と同じ論調で、竹中平蔵のインタビューを垂れ流していたのにはのけぞった)。
私は現在の鳩山政権について白川勝彦が指摘するような危うさは確かにあると思うが、それでも自分が生まれる以前から続いていた自民党政権よりははるかにマシだし、この政権を大事にしないといけないと思っている。
そういう立場の者としては、現在の日経の論調は郵政問題以外にも多くの論点で自民党政権時代の既得権益者集団の機関紙にしか見えない(以前、「おやっという記事が出始めている」と書いたが、それは本当に少ない)。

話は飛ぶが、先日のニューヨーク出張の主な内容は、当地のメディア及び広告の状況の視察であった。それは結局、印刷媒体の存続が非常に厳しいことを再確認することにしかならなかったが、その際、良く見聞きしたのがROIである。これは「Return On Investment(投資収益率)」の略で、投下した資本がどれだけ利益を生んでいるか、つまり費用対効果のことである(もちろん以前からある用語)。
広告に関して言えば、広告主はブランディングよりも、よりROIを重視する傾向にある。したがって広告出稿するにしても、より厳密にROIを測定することによって媒体を選択していくということなのだが、これはどの分野にでも言えること。
で、私にとって日経の購読料と記事内容を改めて比較検討するとROIが低い。
一方でネットでは、前述の天木直人白川勝彦、あるいは植草一秀田中良紹といった名のある筆者だけでなく、多くの秀逸なブロガ―による卓見をほぼ無料で読むことができる。さらに最近はこんな動画まで見ることができるわけで、しかも無料ということはROIもへったくれもない。
となれば、旧来の既得権益まみれの媒体の露骨な世論誘導にカネを払ってまで接触するのは、もはや浪費以外の何ものでもない。

ということで、、、
とりあえず日経の購読を終了しようと思うのである。

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2009/09/25

バカなのか?「職人」なのか?

まずはこちらのコラムをお読みいただきたい。

さて、遅きに失したが、どうしても書きたかったのが9月21日日経朝刊の「核心」についてである。
タイトルは「鳩山内閣 本気の政治主導 『投票による革命』始まる」。
筆者はもちろん(なぜ「もちろん」なのかはさておき)「客員コラムニスト 田勢康弘」。
まずは書き出しがスゴイっ!

「佐藤栄作首相以来の政治を見る『職人』の筆者にとって鳩山由紀夫首相は22人目となる。」

いきなり自分を「政治を見る『職人』」と権威づけである。
私の知る限り、本物の職人さんというのはきわめて謙虚で、権威づけのために「自分は職人でござい」などとは言わないものである。むしろ一流の人でも「自分はまだまだです」などと言うものだが、この人は違う。

で、こちらの「職人」(自分で職人という言葉にカッコをつけているのが面白い)は、「(鳩山内閣の)全体の人事を見て、ああ、政権交代とはこういうことなのだと、目からうろこの思い」なのだそうだ。その理由は「これまではそれぞれの省庁と一心同体の族議員が閣僚に選ばれるのが普通だったが、新政権はその役所がもっとも嫌う人物を充てている」からだとして、長妻昭厚労相や岡田外相、そして鈴木宗男外務委員長を例に出している。
どうも「職人」の視点は素人と大して変わらない。

「総選挙の結果は『投票による革命』ともいうべきものだった。」

そんなことは選挙前からさまざまなブログで書かれていたが、「職人」はまるで自分が選挙後に発見したかのように大上段から振りかぶる。しかして、その後に続く文章はというと、、、

「民主党に投票した人たちの多くは『一度やらせてみよう』とか『自民党にお灸(きゅう)をすえる』ぐらいの気持ちだっただろう。これほどの大差がつくと思わずに、いわば『自覚なき投票行動』の結果が政権交代となった。」

投票日の相当に前から日経を含めてすべての新聞、そして雑誌が民主党圧勝予想を出していたけれど、その揺り戻しもないままに圧勝したわけで、有権者は十分に自覚していたんではないですか? それとも新聞や雑誌の予想などというのはそもそも誰も見ない、あるいは信用していないという前提に立っているのか?(w

「首相と新閣僚の記者会見を深夜テレビで見ていて、従来とずいぶん変わったな、と感じた。役所が用意したメモを読み上げていると思われる閣僚はいなかったし、自分の言葉で語っており、きちんと熱意がった伝わってきた。記者会見もオープンで外国人記者や雑誌なども加わっていたようで、メディアも変化が求められている。」

下線部の部分は確信犯で書いているのだろう。

「事務次官ら官僚の記者会見を行わないことに批判もあるようだが、閣僚より役人のいうことのほうが信じられる、と思ってきたメディアの姿勢も、官僚政治に力を貸してきたのは否めない。」

政治を見る「職人」はなにしろ高みに立っているので、人ごとのように書くのが特徴。
そうして「職人」は迷走する。

「一方で不安材料をあげたらキリがない。自民党政治との断絶をめざす政策は、いずれも実現は簡単ではない。子ども手当、高速道路無料化、温暖化ガス排出量25%削減、補正予算執行停止、沖縄基地問題……。(中略)すべての閣僚が、目の前の課題を解決しようと躍起になったら、大混乱は避けられない。
 さりとてマニフェスト(政権公約)に書き込んだことは簡単には変えられない。ただし政権を担当してみたら、いかにマニフェストの内容の一部に問題があるかがわかった、というようなこともあるだろう。そのときにどのような対応をするかだ。」

別に新政権は躍起になるわけではなく、これまでウソとデタラメばかりだった霞が関の独裁政治を変革すべく、キッチリと地道に取り組むだけ。そのために鳩山総理も「時間が欲しい」と言っているわけである。ついでにいうと、田勢康弘こと黒河小太郎が大プッシュしていたコイズミ政権、その目玉だった郵政民営化の見直しや、それに付随してかんぽの宿問題の追及なども新政権はどんどんやるわけだが、それについては触れたくないようだ。
さらに「職人」の文章はこう続く。

「ひとつ注文がある。国際社会は鳩山政権誕生で、日本が変わるかもしれないと期待している。国内政策ばかりに集中するのではなく歴史に残るような外交をも展開してもらいたい。それには祖父鳩山一郎元首相の因縁もあり、ロシアとの関係を一層、緊密なものにするように動いてはどうか。(中略)内政は大胆に、外交は慎重かつ前向きに取り組むことが大事だ。」

「閣僚が課題を解決しようとして躍起になると大混乱」などと言っておきながら「内政は大胆」に、そして「ロシアに取り組め」と、それこそ大胆な注文をする外交は「慎重かつ前向きに取り組むことが大事」と指摘する「職人」。なんだかわけがわからない。
もちろん日ロ関係を改善することは悪いことではないが、日経はことあるごとに「アメリカの機嫌を損ねるな」と念仏のように唱えているだけに、新政権が日ロに動いたら大騒ぎすることだろう。

「鳩山政権が高い人気を背景にどこまで掲げる政策を実行に移せるか。国民がすぐに成果を求めるのは禁物だ。
 政権は交代したけど、暮らしも景気もさっぱり良くならない、だから政治には期待できない、という負のスパイラルに戻ってしまえば、毎年首相が交代する従来の日本になってしまう。この間に自民党が臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、どのような変貌(へんぼう)を遂げるか。それこそが政権交代が珍しくない当たり前の政党政治が実現するかどうかを決める。」

まだ、日本の歴史上初めての選挙による政権交代が起きたばかりで「さあ、これから」という時なのに、最後はタイトルとはかけ離れて早くも自民党へのエールで締めくくっている。
こういう文章を読むと、改めて冒頭のコラムの最後の一文を噛みしめざるを得ない。

*****
 もはや新聞やテレビを目にしなくても困ることは全くない。むしろ目にすると判断を誤る事が多く有害である。実社会から得る教訓を政治と重ねてみる方が政治を正しく読み解く事が出来る。記者達には自民党と同様に再生の努力をして貰うしかない。一番良いのは競争に身を晒すことだ。記者クラブ以外の人間と質問を競い合うようになれば、バカな質問は出てこなくなる。そうしないと銀行と同様の破綻が待っている。
*****

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2009/09/24

八ッ場ダム問題-前原誠司に課せられた重要な使命

私は前原誠司という政治家が嫌いである。
この男が党首の時の民主党というのはひどいものだったし、外交、防衛についてのスタンスにはとてもではないがついていけない。さらに、小沢一郎秘書の問題の時には、どう考えても民主党の足を引っ張っているようにしか見えず、「早く自民党へ行けっ!」と思っていた(ま、私とて民主党支持者なわけではないのだが)。

その前原が国土交通大臣になって、いきなり八ッ場ダム問題に直面している。
大臣就任直後に八ッ場ダムの建設中止を明言、この連休には視察にも行ったが、建設推進勢力(=霞が関)はマスゴミを使ってウソとデマにまみれた徹底的な偏向報道で巻き返しをはかっている。
予想通りの展開ではあるのだが、ここで問われるのは前原がきちんと持ちこたえられるかどうかということだ。

あらゆる利権、しがらみが渾然一体となったダム問題というのはなにしろ簡単ではない。
田中康夫が最終的に長野県の知事を追われる原因も、突きつめれば「脱ダム宣言」に行きつく。県議会と信濃毎日
新聞が一体となって狂ったように(というか完全に狂っていた)ウソとデタラメを巻き散らかした挙句、県政をダム推進派が取り戻したのは記憶に新しい。
ことほどさようにダムというのは既得権益者の琴線に触れる問題なのである。

いま前原が巻き込まれているのは、言ってみればその長野の二番煎じの事態なわけだが、「国民の生活が第一」というスローガンを掲げて船出したばかりの民主党政権にとって、この八ッ場ダム建設中止問題は、図らずも最初の試金石となりつつある。
もしここで前原がアホータローのようにブレてしまったら、鳩山政権に対してせっかく膨らんだ国民の期待は急速にしぼんでしまうだろう。つまり前原はいきなり正念場に立たされたことになる。
これを乗り切ることができるのかできないのか? もし、八ッ場ダムの建設を中止し、さらにこれまでに計画されている他のダム計画についても全面的に見直すことができたならば、私の中では前原株が急上昇するだろう。
ということで、今回に限っては前原に是非、頑張って欲しいのだが、そのためには連立与党全体が前原を支える必要がある。
そうして霞が関、マスゴミ等の既得権益者の抵抗に屈せずに政権公約を実現した時、初めて政権交代という革命が成就したことになる。

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2009/09/18

引き続き日経の小沢粘着&妄想と国民のメディアリテラシー

ここのところ日経ウォッチャーになってしまって本意ではないのだが、、、

今日(9月18日)の朝刊には鳩山内閣の支持率調査の結果が出ている(各紙とも出ているが)。
それによると新政権の支持率は75%で小泉のスタート時の80%に次ぐ高率だという。
個人的にはもっと高く、歴代1位になるのではないかと思っていたが、まあこんなものなのだろう。

※ちなみに鳩山政権は私が生まれて初めて支持する政権である(^_^;) 。

さらに「ほお~っ」と思ったのが小沢幹事長に対する「評価しない46%、評価する40%」という数字。
これだけ日経(マスゴミ)が目の色を変えて小沢叩きをしているにもかかわらず、評価するが40%もいて、評価しないをわずかに下回っているだけ。朝日の調査にいたっては「評価する45%、評価しない40%」である。
日経は2面でこの世論調査の記事についての見出しを「支持率75% 鳩山内閣 政策に期待 小沢幹事長『評価しない』46%」としているが、私はこの数字を見て「日本人もマスゴミの本質がだんだんわかり始めてきているんだナ」と思った。つまりマスゴミのデタラメ記事が国民のメディアリテラシーを図らずも向上させているわけである。
と、まあそんなことを書きつつも、そもそもこれまでの自民党政権時代の世論調査で「幹事長人事を評価するか?」などという設問はほとんどなかったはずで、そういう設問をすること自体が尋常ではない。

そうして今日も「検証 鳩山・一郎政権 」。「中」となっているので明日までやるらしい。ご苦労なことである。
見出しは「力の源泉『参院・労組・国対』」。

「閣僚人事をも動かした参院パワーの源泉は、逆説的だが民主党1党では過半数に達していないことにある。マニフェスト(政権公約)実行のための法案は衆院で3分の2の議席がない以上、参院で可決しなければ成立しない。そのためには他党とのパイプがある人物が欠かせない。
『福島さんから電話をもらったよ』。7日、民主党の幹部協議で小沢氏は、社民党の福島瑞穂党首との良好な関係に触れた。社民党や国民新党と話ができるのは誰なのかを、誇示しているようでもあった。(中略)
 国会と選挙。採決と週票は『数が力』だ。政策実行を最終的に担保するこの2つを押さえる『小沢-輿石ライン』が、鳩山政権を左右する。」

福島瑞穂から電話が来たと小沢が言った → 社民党や国民新党と話ができるのかは誰なのかを誇示しているかのようであった

いい加減、妄想で原稿を書くのはおやめなさい。
参議院の勢力が与党内の力学を反映することは自民党時代から当たり前のこと。青木幹雄がなぜあれだけの力を持てたかといえば、まさにその参議院をまとめていたからである。そんな誰でも知っていることを、さも今回の特別な事情であるかのように書くのもやめろや。
 

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2009/09/17

日経の小沢粘着に呆れ果てた

「おやっ?」という記事があれば、当然、その揺り戻しもある。
今日(9月17日)の日経朝刊はそんな記事、それも小沢粘着のオンパレードである。

まずは1面に掲載されている政治部長・宮本明彦なる人物の原稿(「軽やか」な首相の戦い)。

「衆参両院をほぼ制する巨大与党を基盤に『政策の一元化』をうたいながらも、首相自身の足元は決して盤石ではない。小沢一郎幹事長には、党と国会運営は『人事を含めて一任された』と機先を制された。この結果、小沢氏の了解なしには予算はもちろん、法案一本通らない。
首相官邸の中には『政治主導』の目玉とれる国家戦略室が新設される。ここには『官僚き加工との対決』を基本スタンスにする菅直人担当相が陣取り、自前のスタッフを動員して予算、外交などの基本方針を決めていくという。首相の権力はがんじがらめに縛られている印象を受ける。
それでいて、補正予算の組み替え、郵政民営化の見直し、温暖化ガス削減の数値目標といった各種公約の結果責任は、ひとえに首相本人にのしかかる。軽やかな割り切りなしに、政権は維持できない。」

小沢一郎も菅直人も鳩山由紀夫自身が指名したのであって、そもそもここ数年はこの3人がトロイカを組んで民主党を運営してきた。そのトロイカを崩さずに霞が関という最大の難敵に立ち向かおうとしているわけだが、それがこの政治部長には「首相の権力はがんじがらめに縛られている印象」となるらしい。この人は自民党政権とともに出世してきたのだろうから、今回の政権交代を機に、自民党と一緒にお引き取りいただいた方がいいだろう。

そして本日の社説。ここでも、

「内閣の下に政策決定を一元化するためには、党との関係も重要になる。民主党は国会運営の最高意思決定機関として鳩山首相や小沢一郎幹事長らで構成する党首脳会議を新設する方針だ。首脳会議の運営を透明にして、小沢氏との二重権力を招かぬようにしなければならない。」

いやはや対小沢に対する粘着ぶりは凄まじい。しかもこの粘着はまだまだ続く。
社説と同じページには「検証 鳩山・一郎政権 『小沢蜜月』どこまで」というタイトルの記事。リードを引用しよう。

「野党第1党からの政権交代を果たした民主党の鳩山由紀夫政権が16日、始動した。8月30日の衆院選圧勝後から、鳩山氏の人事を巡る発言は揺れ動いた。節目となったのは小沢一郎幹事長との4度の会談で、小沢氏と連携する参院民主党も影響力を行使した。『鳩山・一郎政権』の17日間を検証する。」

「鳩山・一郎政権」と来たものである。このフレーズを思いついた記者のハシャギようが目に浮かぶが、実際、「小沢支配」という予断に徹頭徹尾満ち溢れたこの記事はこれみよがしの政局解説で、書いた記者の品性がアホータロー並みの低さであることを想像させる。

「国会の常任委員長や党の役職は内閣の人事と切り離せない。国会・党の人事一任は、閣僚人事の主導権も事実上、小沢氏が握ると党内の多数が受け止めた。菅直人国家戦略担当相、岡田外相は内定したが、藤井博久財務相は確定しなかった。『小沢氏側が難色を示しているのでは』との疑心暗鬼がうず巻いた。」

「『久しぶりだなあ』。16日、小沢氏は国会2階で民主党幹事長室になる予定の部屋に足を運び、つぶやいた。20年前、47歳で自民党幹事長に就任して『剛腕』と名をはせ、執務したのと同じ場所である。入り口には、まだ『自由民主党』の表札がかかっていた。」

書いている記者自身が自分に酔っているという類の原稿で、これはもうニュースではない。

しかも小沢粘着はこれでも終わらない。3面でもまだまだ続く。このページの右半分では「自民党時代と変わらぬ旧来型人事の色彩がにじんでいる」と書いて、民主党内の派閥と閣僚ポストの関係を解説。当然、軸とはなるのは小沢との距離という話になり、「識者はこう見る」というコメント欄では「小沢幹事長の一元権力体制」という政策研究大学院教授のコメントを掲載。
左半分は「政治主導は未知数 戦略局・刷新会議どう分担」という見出しの記事だが、「鳩山内閣の構図」という図表をイラスト入りでつけている。このイラストは鳩山、菅のイラストが胸から上なのに対し、小沢一郎は顔も一回り大きく、しかも全身入りである。そしてこの記事の締めくくりはこうなっている。
「もう一つの課題は民主党内きっての実力者で、社民、国民新両党の信頼が厚い小沢一郎幹事長の存在。政策決定の内閣一元化という鳩山政権の試みは、首相と小沢氏の蜜月関係がどこまで続くかにも左右され、法案を生かすも殺すも小沢氏次第の側面もある。首相は記者会見で『国民の皆様に辛抱強く、政権をお育て願えれば幸いだ』と語っている。」

あのさあ、鳩山新政権というのは、コイズミのあとがアベシンゾーになって、フクダになって、アホーになったという話とは次元が違うんだよ。いつまでも旧態依然のくだらない「政事」解説じゃなくて、もちょっときちんと新政権の歴史的位置づけというのを書いてみろや、、、
ってそんなことを今のマスゴミに期待してもムダか。
ということで、こーゆーくだらない紙面を見たあとはネットで真っ当なコラムを読むと精神が安定する。

・田中良紹の「国会探検」
真っ当な組閣

・白川勝彦 永田町徒然草
時代が変わるとき。

ムネオ日記(9月16日付)

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2009/09/07

小沢幹事長-鳩山由紀夫は霞が関に対抗する最強組織をつくっているだけ

先週来伝えられていたが、公明党の新代表が決まったそうだ。民主党の代表選挙の際、あれだけ「開かれた選挙をしろ」とわめきたてていたマスゴミだが、公明党の新代表決定のプロセスは完全スルーである。

その一方、マスゴミは相変わらず民主党の小沢新幹事長人事に対して、二重権力、院政という批判を浴びせている。前エントリーで9月4日の日経朝刊のことを書いたが、日経はその翌日もまた小沢だらけ、社説では「民主党は政策決定の一元化を貫け」と題して「民主党内では小沢氏の幹事長起用を受けて、人事や重要問題をめぐる発言力がさらに増大するとの見方が強い。しかし小沢氏が院政を敷き、政策決定過程が不透明になれば、細川政権の二の舞である。」、さらに締めでは「小沢氏は与党の最重要ポストに就く以上、記者会見を定期的に開くなどして党運営の透明度を高める努力をしてほしい。西松建設からの巨額献金で公設秘書が起訴された事件も、今後の裁判の進展に応じてさらに説明責任を果たす必要がある。」ときたものである。
ま、これは日経に限ったわけではなく、どこのメディアも同じ調子で、要は「二重権力」「院政」を記号化することに必死なわけだが、これはいかに霞が関が小沢を嫌がっているかの裏返しなわけで、つまり鳩山由紀夫の人事はいまのところまことに正しい方向で進んでいると思う。

いま鳩山民主党及び連立政権にとってもっとも求められているのは、長らく日本を独裁支配してきた霞が関に対抗し得る最強の組織を作ることである。
強い組織とはどういうものか? それは集中力のある組織である。それには変に民主主義的な合議制に立つよりも、一点に権力を集中した方がよい。その際、もちろん権力を持った人間が正しい認識を持っていることがマストであるが、そこさえ間違わなければ強いリーダーシップを持った人間をトップにいただいた方が組織は絶対に強くなる。これは企業経営であろうがスポーツチームであろうが同じだ。
その意味で今回、鳩山がやっている人事はポイントを突いている。
つまり党は小沢に任せる、そうして内閣はやはり官僚相手に実績のある菅直人を中心に据えることで、この二点に権力を集中させる。その上で、この両者の上に立ち、あたかもホールディング・カンパニーのような場所に位置して最終的にすべてを決めるのが鳩山由紀夫ということなのだろう。であれば、これは相当に強力な対霞が関シフトである。
こうして要さえしっかりしていれば、あとは年金担当になるであろう長妻昭をはじめ、それぞれの専門分野に強い議員をどんどん内閣に送り込めばいいわけで、私はここまでの人事を見て「鳩山さん、なかなかやるナ」と思う。

そこで個人的に鳩山内閣に対して是非、希望したいのは田中康夫の入閣である。
田中康夫は長野県で脱ダムを初めとするさまざまな政策(それは現在の民主党のやろうとしていることときわめて近い)を、県職員という官僚相手に戦いながら実現してきた実績がある。しかも一方で、それに抵抗する連中がマスゴミを使っていかにウソ、デタラメを垂れ流すかについても知り尽くしている。
「二重権力」「院政」報道の洪水を見るまでもなく、新政権にとって今一つ重要なのはマスゴミ対策だ。マスゴミはすでに経営的には瀕死の状態であるが、手負いの状態というのはかえってタチが悪い。官僚の流すウソやデマに飛び乗って連立政権叩きをする可能性は十分にある(というよりもすでに始まっている)。
それに対抗するためにも、こういうメディアを知り尽くした田中康夫は必要欠くべからざる人材だと思うのである。

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2009/09/04

革命の最終章はこれから始まる

今日(9月4日)の日経朝刊1面には当然ながら「民主幹事長に小沢氏」という見出しの記事がある。これを読んでみると、以下のような部分がある。

 鳩山氏は「幹事長は党務だ。政策の決定は政府でやると(小沢氏と)確認した」と説明したが、選挙戦略にかかわる重要政策では小沢氏の影響を排除できない可能性がある。

なんだこれ? 小沢はこのたびの選挙で国民の圧倒的な支持を得た第一党の幹事長になったわけだ。政権政党というのは政策を遂行するために存在するのだから、その幹事長が重要政策に対して影響を与えなくてどうする?
マスゴミが大好きな自民党の歴代幹事長というのは重要政策に影響を与えてこなかったのかね?
この記事がいやらしいのは、この文章の次に脈絡なく唐突に、

 小沢氏は今年5月、西松建設の巨額献金事件を受けて代表を辞任し、選挙担当の代表代行に就任。同事件で政治資金規正法違反で起訴された小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告の初公判は今秋の見通しだ。

という部分が挿入されていることである。どうやらこの新聞社では、相変わらず小沢一郎の記事を書くときには必ずこのフレーズを入れているようだ。そうして政治面でも「小沢氏 権力の中枢に」という記事があり、リードには「(小沢が幹事長に就任したことで)今後の閣僚・執行部人事にも小沢氏の意向が大きく影響しそうだ。」と、さもそれが危険であるかのように書いてあるわけだが、これもまた当たり前のことである。

以下は本日の「白川勝彦の永田町徒然草」。

*****
今日の新聞各紙の一面トップ記事は、小沢一郎氏の民主党幹事長起用である。これに関する毀誉褒貶はいろいろと出てくるであろう。近く内閣総理大臣に就任する鳩山民主党代表は、難しい問題に次々と決断していかなければならない。

今回のような総選挙を経て新しい総理大臣が誕生する例は、残念ながらわが国にはなかった。要するに海図なき船出なのである。まずは鳩山氏が決断することからすべては始まる。その第一歩が小沢氏の幹事長起用なのであるのだ。これから鳩山氏は小沢幹事長と協議しながら諸事を進めていく覚悟なのである。そして次々と役職は決まっていく。その人たちがそれぞれの役割を果たしていかなければならないのだ。成果はそれぞれの人々の貢献とされるが、責任は鳩山氏が負わなければならない。船長とはそういうものである。
*****
詳細はこちら

長らく日本を独裁支配してきた霞が関の官僚がもっとも恐ろれている政治家は小沢一郎である。そのため、この集団は自民党とマスゴミという2つの権力維持装置を使って徹底的に小沢潰しをはかってきた。しかし、いまやその装置の1つは小沢の手によって大破させられてしまった。
となれば残された手段は1つ。マスゴミをさらに使うしかない。ところがこのマスゴミ、自分たちは偉いんだと勘違いしてクラブでふんぞりかえっている記者連中は何も知らないが、足元は大変なことになっている。広告局や販売局はいまやパニック状態で、阿鼻叫喚の地獄へまっしぐら。きわめて近い将来、自民党同様、ぶっ壊れる運命にある。
そうして2つの権力維持装置が壊れた霞が関に鳩山連立政権が乗り込む。ついに「国民の生活を第一に考える勢力」が真の独裁権力の前にたどり着いたわけだが、最終決戦はまさにこれから始まる。そのことを鳩山由紀夫はわかっているから、小沢一郎を幹事長に起用したわけだ。

※参考資料(いずれもPDF)
だから日本はダメになる 小沢一郎・田中康夫対談
江藤淳 それでも「小沢」に期待する(PDF) 
政治家の志とは何か 小沢一郎・江藤淳対談

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2009/08/28

日経にもゴロゴロ転がっている「自公"合体"政権の忠実な傭兵」

「民主党圧勝の最大の功労者は麻生太郎」とも言われる今日この頃、、、
またしても飛び出した「景気が悪いから暗い話をする人が多い。しかし64年前は日本中が焼け野原だった。あの時ほど暗いですか? そんなことないでしょうが」という発言。
ことここに至って、ついに麻生自身ですらほとんど記憶がないはずの敗戦直後と今を比較するそのバカぶりが話題になっているわけだが、、、

四十代半ばを過ぎた私は、もちろん敗戦直後のことは知る由もない。
しかし、自分の親や親族、あるいはその時代を生き抜いた人たちの話を聞いたり読んだりすると、64年前、確かに日本は焼け野原となり戦争の深い傷跡を残してはいたが、一方で長く続いた抑圧の時代、暗い戦争の時代がやっと終わったという解放感、もう空襲はないんだという安心感があったことも事実のようだ。
そうして焼け跡闇市の時代、国民全体が貧しかったことは間違いないが、しかし一人一人が生きるために必死になっていたこの頃は、誤解を恐れずに言えば“熱い時代”だったのではないだろうか? とすれば今の方が暗いんじゃないの? 熱がないんじゃないの?と私は思ったりする。

閑話休題。

ここのところバタバタしていて書こうと思っていて書けなかったことがある。
それについてサッと触れておきたい。

先週の日曜日の白川勝彦「永田町徒然草」に、こんなことが書いてあった。

自公"合体"政権下における最後の日曜定番の政治番組を観た。政治の世界に身をおいてきたので実に長い付き合いであった。私も数回は出演したことがある。来週の日曜日は投票日なので、毒にも薬にもならない番組を流すのだろう。マスコミも自公“合体”政権は敗れると思っているので、自公“合体”政権に塩を送るような番組をつくるとは思わないが、念のために注意した方がよい。

今日の政治番組でも、マスコミは最後まで自公“合体”政権の傭兵であることを遺憾なくみせてくれた。特にテレ朝の『サンデープロジェクト』は、最後まで忠実な傭兵であった。このような傭兵がセットした舞台であったが、麻生首相と太田公明党代表のパフォーマンスは最低であった。魚は頭から腐るという。政党も同じだ。自公両党の党首の政治的センスは、完全に狂っている。だからこの二人が露出すればするほど、自公両党の票はどんどん減っていく。政権・体制・権威が崩れ去るときは、こういうものである。

このエントリーを読んだあと、日経の朝刊を眺めていたら「風見鶏」という囲みのコラムのこんな文章にお目にかかった。書いているのは編集委員の坂本英二。タイトルは「ほどほどと大胆の差は」。一部を引用すると

 各党のマニフェストには「生活支援」と銘打ったメニューがずらりと並ぶ。ばらまき予算の定義は難しいが、日本をどういう国につくり替えるのかという政策目標があいまいな公約が多すぎるように思える。  将来不安の元凶でもある年金制度――。自民党は消費税率のアップともかかわる改革の検討を「小さく」先送りし、民主党は「大きく」先送りする。  政策の実現に避けては通れない財源問題――。長年の大盤振る舞いに少しは気がとがめる自民党は「ほどほどに」ばらまき、しがらみのない民主党は「大胆に」ばらまく。そんな構図が透けて見える。  首相が最近発した言葉の中で深くうなずいたフレーズがある。「民主党はけた違いのばらまき政策だ」。与党の政策もばらまきだと正直に認めている。  民主党の鳩山由紀夫代表が発した自民党批判で首をかしげたフレーズがある。 「待ち受けているのは借金地獄と消費税の増税だ」。看板政策だけで年16兆8000億円の新規財源を要する民主党にもよく当てはまる批判に聞こえる。  民主党の圧勝予測は政策や手腕に積極的な支持が集まりつつあるというより、自民党政権の継続に「ノー」という気分を映した部分が多いように感じる。  投票日まであと1週間。荒波の中で日本丸のかじ取りを託せるのは自民か、民主か、第三極か。よく目を凝らさなければ、結局ツケを払うことになるのは有権者である。

ふーむ、この編集委員とやらも自民党の忠実な傭兵ぶりを遺憾なく見せておりますな。
このブログでもすでに何度も書いているが、民主党や新党日本が言っているのは税金の使い道を変えるということ。新規の財源云々というが、予算の重点的な配分を、これまでの政・財・官(+マスゴミ)のいわゆる既得権益者から国民本位のものにすると言っているのである。これほど明らかな「日本をどういう国につくり替えるのかという政策目標」はない。

日経は天下の永田町散歩ライター・田勢康弘を排出輩出しただけあって、他にも忠実な傭兵がゴロゴロと転がっている。
翌24日の朝刊「核心」。筆者は論説委員長の平田育夫。タイトル「0歳児からみた選挙公約」。こちらも一部引用。

 僕は先週生まれた。次の日曜に衆院選挙があるというので各党の選挙公約をママに読んでもらった。  いや実にびっくりした。僕らのためにおカネう使う政策もあり、ママは喜ぶかもしれない。でもほくが成人するころの経済や社会、自分の仕事がどうなるのか全く見えない。どうも税金や社会保険料で重い負担をさせられるみたいなんだ。  政治家はママやパパ、じいじ、ばあばには優しいが僕らのことなんかほとんど考えていない。大人たちが今やるべきことをしないで僕らにツケを回すなら、かなわないな。

 赤ちゃんを代弁すれば、こんな風になるだろうか。
 政権交代の可能性を意識して、各党の公約は有権者の目先の関心に訴える政策であふれている。今の日本に必要な長期ビジョンや政策はほとんどない。

麻生太郎が敗戦直後の日本と今を比較したと思ったら、こちらの忠実な傭兵は赤ちゃんの代弁をしての民主批判である。そうしてこのコラムは次のように締めくくられている。

 また、ひょっとして政治家は国民の関心事を読み違えているのではないかとも思う。バラマキを望む人ばかりではない。見識と判断力を備え、子供たちの将来を憂えている人も多い。そうした静かな良識派の懸念にも思いをはせてほしい。

この平田という男、どうやら自分は「見識と判断力を備えた静かな良識派」だといいたいらしいが、厚顔無恥もはなはだしい。
このような「裸のマスゴミ」も、この際、自民党と一緒に退場していただくことが国民にとっての幸福である。

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2009/08/27

マスゴミの選挙妨害にもめげず、あと一歩のところまで来ています!

すでに一昨日のことであるが、、、
25日(火)に有田芳生は記者会見をして衆議院選挙を戦うことを表明した。

しかしながら、さんざんデマを流して選挙妨害をしたマスゴミは、一応、取材にきて記事を書いたものの、そのほとんどがベタ記事扱いした。
その典型がスポニチ。あれだけデタラメを書いておいて、有田さんの記者会見についてはこれだけ
これは前エントリーでも書いたが、マスゴミによる印象操作の基本的な手法なわけで、他の媒体も概ね最初に書いたときには大きく、その訂正はベタ記事という姿勢を貫いた。ついでにいうと、スポニチはわざわざ最初に書いた時の記者とは別の記者を平然と会見に送り込んできたものである。

なにしろ有田陣営はしがらみがない分、組織もない。選挙もボランティア中心。したがって選挙事務所の前に嫌がらせで破ったチラシをばら撒かれても仕返しにも行けない(^_^;)。同様に嫌がらせ電話を受けることはあっても、かけるヒマはないのである。
そういう候補にとってネットというのは本来、もっとも有効なツールなわけだが、この利用は公職選挙法違反ということになっている。
もっとも選挙戦も終盤になり、その規制もなし崩しになっているわけだが、それにしてもなぜ日本だけがネット利用を規制しているのか。それは組織とカネがある候補、つまり世襲や組織内候補であることの優位性を奪われたくなかったからだろう。麻生流の表現をすれば「カネと組織のねえヤツは選挙に出ちゃいけねえ」という、要するに参入障壁である。
ま、民主党が政権を取ればネット利用は解禁になるらしいから、おそらく次の選挙は全面的なネット選挙になるだろう。これまでマスゴミを不必要に潤してきた広告収入がネットによって破壊されたのと同様、選挙においてもこれまでの地盤、看板が破壊され、まったく意味をなさない時代が到来するはずだ。
まことにネットはあらゆるものをフラット化していく。

とはいえ有田芳生WEB勝手連としては次の選挙まで待ってはいられない。
そこで現状をお伝えします。
すでに先行する相手の背中は見えています。あと一歩のところまで来ています。
マスゴミにデマを流されても、嫌がらせを受けても候補者本人、そしてボランティアもけなげに頑張っております。
どうかよろしくお願いいたします。
また、隣の選挙区との境でビラを配っていると「豊島区なんで」とか「練馬区なんで」と言われることもよくありますが、現在の衆議院選挙は比例代表もあります。
そのこともどうそお忘れなく!

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2009/08/24

マスゴミによるデマ報道の影響と選挙現場の実感

週末は有田事務所に顔を出した。
そこで改めて感じたのは、「衆議院選挙を辞退して参議院の繰り上げ当選受諾へ」というマスゴミによるデマ報道の影響である。
選挙のビラを配っていていも、「有田さんは参議院へ行くのは本当か?」と頻繁に聞かれるのである。事務所に新聞記事を片手に訪ねてくる人もあった。ただでさえ東京11区はマスゴミでは対立候補有利と伝えられているだけに、これは大変である。そのように聞いてくるみなさんには、「絶対にそれはありません、衆議院選挙を戦い抜きます。なのにマスゴミにデマを流されて大変です、どうか周りの皆さんにもその旨を伝えてください。応援よろしくお願いしますっ!」と言うしかない。
もっとも、そうして説明するとほとんどの人が「良かった、どうなることかと思ったよ」と言ってくれるのが幸いであった。

そもそも、、、

マスゴミの記者たちが選挙区の状況を少しでも取材すれば、有田さんが辞退するはずがないことはすぐにわかることである。
なぜなら街頭での街宣活動やチラシ配りでの反応が驚くほどいいのだ。街宣ではとにかく道行く人が手を振ってくれる。しかも男性、女性の区別もない。気難しげに歩いているかに見える男性でさえ、「よっ、頑張れ!」と手を上げてくれる。沿道で、あるいは遠くからでも手を振ってくれる人、「頑張ってね」と声をかけてくれる人も実に多い。チラシを配っていても同様である。
このような状況で、それでも衆議院選挙を辞退して参議院議員にでもなったら、それは即、選挙民への裏切りであり、政治生命は終了だ。そんな判断を下すはずがない。
にもかかわらず、なぜあのようなニュースがマスゴミによって一斉に流されたかというと、護送船団、横並びの記者クラブ体質にドップリつかった連中が、まったく現場の取材をしないまま、誰かにレクチャーを受け、その線に沿ってコメント取りなどの「取材活動」をした結果だろう。

いま全国で鳩山由紀夫が言うところの「地殻変動」が起きていることは間違いない。
と同時に、ものすごく大規模な「政権交代祭り」の状況が生まれていると思う。多くの人が、何十年に一度あるかないかのこの大きな祭りに乗り遅れたくない、早く参加したくてうずうずしている、、、そんな雰囲気がひしひしと伝わってくる。
この流れはもはや止めようがなく、マスゴミによる「民主党圧勝のホメ殺し」も、アナウンス効果による揺り戻しの期待とは裏腹に、祭りをさらに熱狂的に盛り上げる煽りの役目しか果たしていない。

私はもともと民主党はあまり勝ちすぎないほうがいいと思っていたが、このたびの政権交代は日本人が経験したことのない革命なのだから、それがドラスティックであるのはやむを得ない。

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2009/08/23

典型的なマスゴミの印象操作~これは選挙妨害ではないのか?(2)

有田さんの衆議院選挙辞退報道に関して、本人が激怒して否定した。
当り前の話である。
なぜなら、田中康夫参議院議員が衆議院選挙の公示日に自動失職することは最初からわかっていたことで、その場合に優先順位として有田さんに繰り上げ当選の最初の権利が与えられることもわかっていた。
そもそも田中康夫にしても、突然、衆議院選挙に出馬したわけではない。これはずっと以前から検討されてきたことであって、その際の対応についても田中・有田で十分に議論されてきたはずだ。
したがって、「にわかに繰り上げ当選問題浮上→衆議院選挙辞退」などあるわけがないのである。

その上で、Googleニュースでこの件の関連報道を見てみると、マスゴミのゴミぶりが見事なまでにさらけ出されている。その例としてスポニチを取り上げてみよう。
タイトルは「有田芳生氏“急転”出馬取り下げも!」。記事を見ると

今回の衆院選には、田中氏が急きょ鞍替えし、公明党の冬柴鉄三氏(73)への“刺客”として兵庫8区から出馬。公示日18日に立候補届を提出した時点で参院議員を自動失職しており、有田氏が繰り上げ当選の対象となっているが、その有田氏も今回の衆院選で、民主党の推薦を得て東京11区に出馬している。

別に田中康夫は急きょ鞍替えしたわけではない。最良のタイミングを見計らっていただけで、それが解散が決まったあとだったということ。が、この文章はまるで繰り上げ当選問題が突然、降ってわいたかのような書きようである。

 繰り上げ当選は田中氏の失職から20日以内に開かれる中央選挙管理委員会の選挙会で決定。辞退するかどうかの回答期限は中央選管の当選通知から5日以内。選挙会の開かれるタイミングによっては回答期限が衆院選の投開票日後となり、出馬、不出馬には影響を与えない可能性もあった。

 だが、選挙会は22日に開かれることが決定。回答期限は28日で、それまでに当選を辞退しない限り、公選法の規定により有田氏の衆院選の立候補は自動的に取り下げとなる。逆に有田氏がこのまま出馬を取り下げず、繰り上げ当選を辞退すれば、当選資格は平山氏に移る。同氏が辞退すれば欠員となる。

この部分は興味深い。おそらく選挙会の日程は「ケース・バイ・ケース」で決めるのだろうが、つまりそれは恣意的であるということ。今回の総選挙の状況から、有田さんを狙い撃ちにした可能性は十分にある。

 田中、有田両氏は21日午前、都内で対応を協議し、週明けに衆院選情勢を見極めて再協議する方針を確認。東京11区は自民党の下村博文氏(55)が優勢とみられ、永田町関係者は「有田氏が繰り上げ当選を受け入れる可能性が高い」と話している。

「永田町関係者」って誰だい? 両候補と利害関係のないまったくの第三者かね?
なんて聞くだけ野暮。こう問われれば、マスゴミは「ニュースソースは秘密です」と答える。

 ただ、民主党は有田氏を推薦しているため、東京11区に公認候補を擁立していない。同党幹部も有田氏の応援に回るなどしており「今(衆院選を)辞退しても自民党を楽にするだけだ」(民主党関係者)との声も上がっている。

民主党内部にもいろいろな人はいる。とくに東京11区は他党候補の応援なわけで、一枚岩なわけではない。そういう人物に取材をすれば、このぐらいのコメントは簡単に出てくるだろう。

しかしまあ、ひどい記事である。
やれブログやmixi、twitterも含めて公職選挙法違反記可能性がある、、、などといっておきながら、これは問題ないのか?と思うが、一方でこれぞマスゴミの典型的な印象操作の手法だ。
当ブログでも何回か書いたと思うが、事実と真実は違う。が、マスゴミは最初にタイトル(記事の流れ)を決めておいて、それにそって事実を寄せ集める。そうしてギリギリ誤報か誤報でないかという記事(これを作るのがマスゴミのプロ)を最初に流しておいて、問題があれば後から修正をする。しかし、最初に流した印象は消し去ることはできない。しかも、あとから修正した記事を流したとしても、それが返って誤報を流された側にとっては、さらなるダメージになるケースも往々にしてある。
マスゴミはこういう技術をひたすら磨いて権力の御用をつとめてきたわけだが、最近、「これはさらに危険だナ」と思うのはヤフーなどのポータルサイトに、こうしたニュースがタイトルもろとも掲載されること。それによってマスゴミが作り出した印象は、さらに恐ろしい勢いで増幅されることになる。

今回の有田さん関連のニュースもヤフーのトピックスに掲載された。それほど長い時間ではなかったようだが、この効果は絶大で、当サイトのアクセス数もそれと同時に急上昇している。その後、当選辞退報道も流れているが、有田さんと競合する候補たちは「板橋の地を捨てて参議院に当選したいと思うような候補でいいのですか」とやるだろう。これに対して「ウソをつくな」といっても競合相手たちは「だって新聞にそう書いてあったじゃないか」と答えればいい。
では、と新聞社に抗議をすれば、「独自の取材に基づいているのであって、それに他もみんな書いています」とシラッと言う。
そうして権力は、こういうメディアは問題視せず、ケース・バイ・ケースで自分たちに都合の悪いものだけ取り締まっていく。
「権力とはそういうものです。有田さんの場合、対立候補の一人は小沢一郎秘書逮捕の際に『自民党には捜査は及ばない』と断言した漆間巌と同じ役職を経験していますね」(永田町関係者)

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2009/08/21

炙り出される「ジャーナリスト」たち

この国で霞が関を中心とした独裁権力がこれだけ長く続いた最大の理由は、権力と対峙しているかに見える人間が、実は見事なまでに取り込まれていたところにある。
ある政策を遂行するにあたって賛成者と反対者がいて対立をしている。結果、民主主義の論理として多数決によって是非が決定される。一見、まことに民主主義的な手続きを踏んでいるように見えるが、実はこの「対立」は権力によって結論を完全にコントロールされた予定調和であって、これをかつて岡庭昇は「合意のファシズム」と呼んだ。
ところがこの権力構造が崩壊する時がついにきた。
その時、明らかになったのは、これまでジャーナリストと称して勇ましく権力を監視していたかに見えた連中が、ことごとく既得権益の側にいたことである。もはや名前を挙げるまでもないが、田中良紹の言葉を借りれば、そういう連中が次から次へと「炙り出されて」くるのは実に興味深い。
そうしてまた一人、煙の中から飛び出してきたのがこの人物
岸井成格の時と同様、このエントリーにおいても、もっともおもしろいのはコメント欄である。

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これは選挙妨害ではないのか?

田中康夫参議院議員が衆議院選挙に出馬したことにより自動的に失職した。これに伴い、新党日本では繰り上げ当選者が出ることになる。名簿登載第2位は有田芳生だが、その有田さんも東京11区より出馬。
したがって当選は名簿第3位の平山誠氏となる。

が、本日の朝日、読売は、いずれも有田さんが出馬辞退を含めて検討をしているというベタ記事を書いた。朝日にいたってはご丁寧にwebにまでアップしている(読売はざっと見たところみつからなかった)。

折しも民主圧勝を伝える各紙の予想でも東京11区は自民党候補が優勢となっている。
そういうなかでこのような記事を書かれる、あるいは配信されれば、これは選挙戦に重大な影響を与えることは間違なく、場合によっては重大な選挙妨害である。
果たして朝日や読売は田中康夫・新党日本代表を含めてきちんと取材をしているのか。
ただいま調査中である。

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2009/08/20

「自民と民主に大した差はない」というウソ

「マスメディア発の情報はネット上の目利きにとってネタとして重要である」と喝破したのは畏兄・四家正紀氏であるが、、、、

なかでも美味しいネタを毎度提供してくれるのが日経の客員コラムニストと称する思考停止、脳味噌煮え煮え、トロトロの永田町散歩ライター・田勢康弘である。
その田勢は昨日(8月19日)の日経朝刊1面でも原稿を書いている。タイトルは「選択09衆院選 政治に期待すること 上」。ちなみに本日の「中」は別の編集委員(市場バカの見本)が書いている。さて田勢の原稿の見出しは「主権者も問われている」とあり書き出しはこうだ。

*****
「自民党には大いなる不満」「民主党には大いなる不安」という印象をそのまま残しながら、政権交代の是非をかけた天下分け目の衆院選が始まった。政権交代の蓋然性がこれほど高い衆院選は「55年体制」以降初めてのことである。
*****

つまりこの永田町散歩ライターは今回の選挙は『「自民党には大いなる不満」「民主党には大いなる不安」がある』と印象づけたいわけだ。しかし実際には、自民党に対してはもう「大いなる不満」どころではない、怒髪天を衝く怒りが充満しているのであって、その裏返しではあるが民主党に対しては、少なくともこれまでとは比較にならない「大いなる期待」がある。

*****
(中略)
 政権を争う自民、民主両党のマニフェストを読んだ、というか見た。
 読むというほどの内容ではないし、有権者のレベルは高くない、とふんでいるのかスーパーマーケットの売り出しの宣伝文句のように細かな話がならぶ。気になるのは「責任力」という自民党の、耳慣れない言葉と民主党の「政権交代。」という「。」は何なのかということだ。
「モーニング娘。」というのがあるが、それと同じ発想なのか、つまり人目に留まればいいというだけのことなのか。責任力とか、党首力とかいいかげんな日本語が政界から広まるのは問題だ。
*****

マニフェストについては次に書くとして「政権交代。」の「。」。これは今回の民主党の目指すところ、究極の主張が政権交代以外にはない、これ以上言うことはないという意味を強調するための「。」だろう。麻生太郎は「政権交代は手段であって目的ではない」とのたまったが、このたびの選挙の「目的」は政権交代だというのが民主党の主張だということであって、これを「モーニング娘。」と結びつけようとするところに、この書き手の心根、本性が見える。

*****
(中略)
 マニフェストを見ても何を争っているのかよくわからない。
 どういう国家や社会を創ろうとしてこのような政策を打ち出しているのかという、マニフェストのうしろにあるべき国家の姿がいくら空に透かしても見えてこない。ただただ、政権を死守しようとする勢力と、奪い取ろうとする勢力がスクラムを組んだまま、ぐるぐると回っているだけのように見える。スクラムの中にいるはずのラグビーボール、すなわち国民の姿が見えない。
*****

ふーむ、国民はラグビーボールなのか、、、とそれはともかくマニフェストである。
今日(8月20日)の日経では見開きのスペースをさいて各党のマニフェスト点検を掲載している。
ところで各党のマニフェストをざっと見ると、自民、民主、新党日本には、党首が署名した原稿が掲載されている。これは党首及び、その政党が目指す理念が書かれているという意味で非常に重要だろう。が、日経にはその文章は掲載されていない。
そこで麻生太郎と鳩山由紀夫の原稿を見比べてみると、、、

Photo

Photo_2

麻生太郎は確かに何を言っているのか私にもよくわからない。が、鳩山由紀夫の文章には「かくありたい」という明確な理念や主張があると思う。なかでもとくに私が注目したのは、

「縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う「きずな」の社会をつくりたい。すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。」

という部分である。これは私の解釈では「国民すべてに平等に光を当てる」、水平的な視点を持つということである。
といって別に社会主義的な平等を目指すとういことではない。
当ブログでは一貫して主張しているつもりだが、貧富の差はあってもいいが、しかし貧困はあってはならない(そもそも「金銭的に豊かであること」と「精神的に豊かであること」はイコールではない)。
もともと霞が関と自民党は自分たちの身の回りにある利権関係者を徹底的に優遇してきたが、これだけ長く自民党政権が続いた理由は、国民を貧困に突き落とすことのないようにある程度、分け前をコントロールしたところにある。それによって国民の不満を抑えて、その分、裏でデタラメ放題をやってきた(年金はその典型)。
ところが、小泉-竹中&自民党の世襲偽員や奥田碩などの財界連中などが中心になって推し進めた新自由主義は、その国民へのおこぼれさえも取り上げて、「競争に勝てばどれだけ上に伸びてもいいが、負ければそれは自己責任」という方向に強烈に舵を切った。しかも、せめてその前提となる競争条件、ルールが公平ならばいいが、この連中のやり方は利権関係者に有利なように最初からルールが設定されていた(その象徴、典型が世襲偽員だろう)。
そうしたデタラメかつ垂直的なやり方を鳩山由紀夫は根本から改めると言っている。
それは奇しくも、インターネットというフラットで相互的なインフラの登場によって個人が多様な発信をできるようになる一方、これまで競争とは無縁な状態でドップリと既得権益に浸かっていた既存メディアが奈落の底へ一直線に落ちていくのと軌を一にしているという意味で、歴史的必然だと思う。

永田町散歩ライターに話を戻すと、この男はまたこうも書く。

*****
 党首の論争を聞いていて不満に思うのは、もはや小さな政府論を捨てたのかという疑問に答えるものがなかったということである。
*****

ま、さすが小泉ベッタリの黒河小太郎といったところか。
が、鳩山由紀夫が言っているのは大きい、小さいという問題ではない。

「民主党は、『国民の生活が第一』と考えます。その新しい優先順位に基づいて、すべての予算を組み替え、子育て・教育・年金・医療、地域主権、雇用・経済に、税金を集中的に使います。」

つまり国民が納めた税金の使い道、金の流れを根本的に変えるといっているのである。そしてそれは田中康夫が主張するところでもある。

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鳩山由紀夫や田中康夫はなんでもかんでもバラマキをすると言っているのではない。一部の既得権益者に集中して流していた予算を幅広くフラットに国民に行きわたらせると言っているのだ。
これまで自民党は「企業が儲かるれば、国民も豊かになる」と言い続けてきた。それを信じた日本人は徹底的に企業に隷属させられてきたわけだが、結果、現実問題として豊かにならなかった。
それどころか一生懸命に働いても老後の年金が保障されるわけでもなく、挙句の果てに「高齢者は働くしか能がないんだから働いて納税者になれ、いまさら遊びを覚えてもしょうがないだろ」などと暴言という言葉でもまだ弱いセリフを総理大臣の地位にいる人物が吐く。

そんな社会になってしまったそもそもの原因であるカネの流れを変えるというのが民主党や新党日本で、これはまた日本人を長らく支配してきた企業中心の社会から脱却して、個人が結びつく社会に作り直すということでもあるだろう。

田勢や田原総一朗(この男は根本匠と石原伸晃の共著の新聞広告に「進取の気性に富んだ二人の政治家が描き上げた“新しい日本”に私は鳥肌が立った」とコメントを出していた)を初めとして、マスゴミに登場する評論家やキャスターは「自民にしても民主にしても政策は大して変わらないんだから、、、」ということをしたり顔で言う。が、もし民主党中心の政権ができ、鳩山由紀夫や田中康夫が主張する方向性が実現したら、日本はWEB上で起きている変化とも相まって、劇的に変わるだろう。
であるならば、鳩山政権ができた場合のメディアの役割は、彼らが官僚や既得権益者に取り込まれないかを徹底的に監視することだが、いまのマスゴミにはできそうにない。

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2009/08/17

田中良紹~のりピーで「目くらまし」

・田中良紹~のりピーで「目くらまし」
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押尾学と酒井法子という二人の芸能人の麻薬事件が相次いだ。かつての警視庁担当事件記者の目で見ると、事件に深みがあるのは圧倒的に押尾事件である。押尾学という俳優ではなく、事件の舞台となった六本木ヒルズに出入りする人種、その交友関係に闇があり、政財界に波及する可能性が高い。一方で酒井事件は芸能界によくある話で単純である。ところがメディアの報道は圧倒的にのりピーに割かれ、押尾事件は国民の目からは見えなくなった。情報操作をする側にとってこれは大成功である。

 かつての自民党担当政治記者の目で見ると、この二つの事件は2005年の耐震偽装事件とその直後に摘発されたライブドア事件に良く似ている。事件の重大さは圧倒的に耐震偽装事件である。耐震偽装は地震が起きなければ誰にも気づかれず、起きれば地震のせいにされて見逃される完全犯罪である。それに建築業界、検査機関、国土交通省、地方自治体などが「ぐるみ」で手を染めている可能性があった。しかも建築業界は昔から自民党清和会の大スポンザーである。事件を徹底捜査していけば当時の小泉政権が吹き飛ぶ事になった。

 どのような捜査になるかを注目していると、東京地検特捜部によってライブドアの粉飾決算が摘発され、耐震偽装事件は警視庁捜査二課が担当する事になった。これで全ては終った。特捜が乗り出すほどの事件ではない一私企業の粉飾決算を地検が担当し、警視庁捜査二課には手に余る耐震偽装事件を警視庁が担当する事で、国民の目はライブドア事件に集中し、耐震偽装は一人の建築士とマンション販売業者の摘発だけに終った。検察と警察の連携プレイが小泉政権を救い耐震偽装事件の真相を闇に葬った。

 ここからはかつての事件記者の「想像」である。
(以下はこちら
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2009/08/11

地震の際の原発関連ニュースは発表ジャーナリズムの典型である

原子力資料情報室の故・高木仁三郎氏にお目にかかったことが一度だけある。そのときに「私の親戚が浜岡原発の近くの市に住んでいるのですが、やっぱり浜岡はとくに危ないですか?」と聞くと、高木氏はしばらく考えて「どこも同じですね」と答えた。
確かに日本列島というのは地震の巣窟なわけで、そこに50基以上の原発があり、しかもその近辺に活断層があっても国と電力会社はそれを隠してきたわけだから、日本人にとって原発のリスクはどこに住んでいても大した変わらないのかもしれない。

けもども、、、

近い将来、必ず来ると言われている東海地震の予想震源域の真上にある原発というのは、やはり尋常ではない。
幸いにも今朝の地震は想定されている東海地震とは異なり浜岡原発が大事に至ることはなかったようだ。が、震源地や震度6弱の地域を見るとゾッとする。

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そんななか、朝のみのもんたの番組を見ていると、みのが中部電力の関係者と電話で話をしていた。もちろん中部電力は「ぜんぜん大丈夫、しっかり対策をしている」というようなことを言うのだが、それをみのがさらに「きちんとやってますね」と太鼓判を押している。
ウソをつくことに関しては天下一品の電力会社の言い分をそのまま垂れ流すのは報道ではなく広報という。
ま、これはみのだけでなく、どこのメディアも同様で、こういうケースでは大抵の場合、電力会社による「放射能による影響はない」というコメントを一方的に垂れ流すだけ。もちろん地震直後は放射能漏れがあったかどうかを調べることはできないだろうが、しかしマニュアル化された電力会社の言い分をあとからきちんと裏取りしているメディアにはほとんどお目にかかったことはない。


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2009/08/01

白川勝彦~臍が茶を沸かす

白川勝彦「永田町徒然草」

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臍が茶を沸かす

昨日、麻生首相が自民党のマニフェストを発表した。「日本を守る、責任力」というのがそのタイトルだ。“責任力”というのは、馴染みのない言葉だ。最近“○○力”というのは流行りだ。人間力、思想力、構想力、候補者力などさまざまだ。何となく言わんとする意味は分る。イメージも分かる。しかし、責任力と言葉を聞いても、その意味が分からないし、イメージも湧かない。麻生首相や自民党がいうから特にそうなのかもしれない(笑)。

“臍(へそ)が茶を沸かす”という表現がある。麻生首相や自民党が“責任力”とは、まさに臍が茶を沸かすといわざるを得ない。たぶん国民の多くも同じ気持ちであろう。ほとんど誰も読もうとしない自民党マニフェストをマスコミがいま一生懸命に紹介している。だから、「マスコミは自公“合体”政権の宣伝機関と化している」と私は言うのである。そのような目でテレビをみてみると、腹が立つことばかりだ。

このような情報操作や策謀を打ち破るのは、インターネットしかないであろう。だから私も毎日こうして発信しているのだ。ご覧になるのも大変だと思うが、発信する方もそれなりに大変なのである(笑)。結論は決まっているのだが、それをいろいろな側面から論ずることはそれなりに大変なのだ。現代社会は情報が多い。下手をすると国民は健忘症にならざるを得ない。いや間違いなく健忘症に陥っている。倦まず弛まず自公“合体”政権の悪行を暴露・告発し続けなければならないのだ。今日はこのことだけ指摘しておく。

それでは、また。
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リンク元はこちら

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2009/07/30

強盗犯に「あなたの家を守ります」と言われるような話

民主党のマニフェストが発表され、これに対する批判をマスゴミが垂れ流している。なんだか既視感のある光景だナ、、、と思ったらなんのことはない、小沢一郎秘書逮捕の時と同じ構図である。
ま、さすがにこの期に及んでは民主党の腰の据わらぬ諸氏もフラフラすることはないが、再度、こちらの文章を読み返していただきたいものである。

一方、本日の日経朝刊によると、自民党は前回の政権公約の達成状況について「郵政民営化など120項目の評価は『達成』が55件、『取組中または一部実現』が65件、『未着手』が0件」と発表、細田幹事長は「『公約の骨の部分は実現できていた』と強調した」そうだ。
そういえば先日の日曜日、どこかでやっていた討論番組に出ていた自民の石原ノブテルと公明の高木陽介も、公約の達成度をしきりに自慢していた。
で、これを見ていた私はあまりアホぶりに唖然とした。だって、「それだけ公約を達成してるのにこの体たらくなんだから、やっぱりあんたら政権担当能力がないんじゃね?」と突っ込まれて当然である。

今日の日経にはまた舛添ネズミ男のインタビューも掲載されている。タイトルは「聞こえよい政策 財政をほろぼす」。この男によると、「政権党として国民に聞こえのいい政策ばかり並べるべきではない」そうで、「聞こえのいい政策だけを積み上げていったら財政は破綻する」のだそうだ。すでに財政を破綻させ、国民生活の基本である年金制度を無茶苦茶にした連中が、どの口で言えるのか? これはもう強盗犯が「あなたの家のセキュリティを守ります」と言っているのと同じだ。
仮にも新聞記者がジャーナリストと称するのならば、「前回の参院選でアベシンゾーは『消えた年金は2008年の3月31日までに解決して、最後のおひとりまでしっかりとお支払いします』といっていたましたが、あれはどうなったんですか?」と聞くべきで、それこそが新聞記者の最大の仕事だろう。それができないならやめたほうがいい。
ところが、実際にはネズミ男の話をただ垂れ流すだけ。こういう紙面を見ていると、「そろそろ新聞もやめ時かナ」と真剣に思う。

・田中良紹の「国会探検」
民主マニフェストは「レーガノミクス」

・白川勝彦 「永田町徒然草」
再び「興一利不若除一害」

・植草一秀の『知られざる真実』
民主党マニフェストを批判する無知な人々(1)
民主党マニフェストを批判する無知な人々(2)

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2009/07/22

2009年 マスゴミ崩壊

いま佐々木俊尚氏の新刊である「2011年 新聞・テレビ消滅」を読んでいるところである。
まだ読了していないのだが、広告営業の現場にいる私としてはその内容にはいちいち思い当たるフシがあるだけに、読み進めるのが辛くすら感じる。

ただ、この本のタイトルを最初に見たときに思ったことがある。それは、2011年に新聞やテレビはたしかに消滅するのかもしれないが、マスゴミという存在は2009年、つまり今年の時点で崩壊するのではないかとういこと。
それはもちろん来るべき政権交代と関係がある。
日本は霞が関による独裁国家であるというのが私の主張だが、その体制がこれだけの長きにわたって続いた最大の理由は、権力が記者クラブを通してメディアを完全に支配することに成功したからである。
結果、メディアは完全に権力の広報と化した。これがマスゴミと呼ばれるゆえんである。

ところが霞が関と自民党の行きつくところまでいった腐敗、制度疲労とともにマスゴミも完全に衰退期に入った。もちろんその最大の理由はインターネットの登場によるビジネスモデルの崩壊というパラダイムシフトにあるわけだが、もう一つ、そもそもマスゴミが真っ当なメディアから遠くかけ離れた存在に堕落してしまったことが、衰退のスピードをさらに速めている。
その象徴的な出来事が今年3月に起きた小沢一郎秘書の逮捕であったと思う。
この時、マスゴミは気が狂ったように小沢批判を繰り広げ、辞任を要求したが、世論は意外にも大きく動かず、むしろネット上では「小沢は辞任すべきではない」という意見が続出し、メディアの報道に対する疑問が噴出した。
結果的には小沢は辞任したが、権力とマスゴミの初期の目的である小沢の政治生命にはなんの影響も与えることはなかった。
その後も鳩山由紀夫の「故人献金」問題をことさらに大きく取り上げて報道したが、世論に強い影響を与えることはなく、一方で日々自壊の度を強めている自民党については驚くほど批判を抑えて政局的な動きだけを伝える報道に徹しているにもかかわらず、自民党の不支持率は高まるばかりである。

つまり、もはやマスゴミに対する信用は崩壊してしまったのだ。
したがっておそらく、、、
後世の歴史家は2009年を自民党とともに日本のマスゴミも崩壊した年と位置付けるのではないかと私は思う。

先週の月曜日、日経朝刊の「核心」というコラムを田勢康弘が書いていた。総理の座が軽くなったことを嘆く田勢は、「指導者にもっとも必要なのは、自分よりもすぐれた人材をまわりに配することだと言われる。大事なことは指導者個人ではなく、そのシステムそのものなのである。そこを考えないと、民主党政権ができてもまたぞろ1年ごとに首相が変わるということの繰り返しになる。立派な政治家はなぜ出てこないのか、などとないものねだりをするよりも、凡庸な人物でもつとまるような国家運営のシステムをつくるべきである。」と書く。
驚くべき認識である。
なぜ霞が関独裁がこれだけの長きにわたって続いたのか。それは自民党のおよそ凡庸な人物でも政権を運営できるシステムを官僚が作ったからである。が、その結果、このシステムは極限まで腐敗してしまった。
だからいま民主党はこの官僚支配からの脱却を掲げている。
そんなときに「凡庸な人物でもつとまるような国家運営のシステムをつくれ」、つまり官僚による独裁システムを再構築しろと主張する人物がいて、しかもベテランの政治ジャーナリストなのだという。しかもこういう人物が一人や二人ではない。田原総一朗はもちろんのこと、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、あるいはテレビ各局にゴロゴロいるのである。
私には彼らの主張は、自壊する自民党の議員が発するのと同じレベルの断末魔の叫びに聞こえる。
田勢は上記の原稿の最後をこう締めくくっている。

「『裸の王様』の政治指導者に衣服を着せなければならない」

「裸の王様」はマスゴミ自身である。

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2009/07/03

明るい選挙推進協会、自民党、児童ポルノ、、、

最近、電車に乗っていると液晶画面に流れる動画で20代に選挙へ行くように促すCMをよく見る。といってもクオリティはきわめて低く、妙ちくりんなゆるキャラが出てくるのだが、最後の提供クレジットを見ると、「(財)明るい選挙推進協会」となっている。いやはやなんとも腐臭漂よう名称である。
そこで、「明るい選挙推進協会」でググッてみると、他のキーワードで出てくるのが「明るい選挙推進協会 天下り」(^_^;)。
この国の権力というのは、とことん国民をなめきっているのがこの財団の存在だけでもよくわかる。

一方、自民党はというと、、、
これはもう豊洲の築地市場移転予定地みたいなものですね。
極限まで土壌が汚染されていて、どこまで掘ってもヘドロ。それを隠すための盛り土がそのまんま東だというのだから、もはやお笑いを通り越してシュールである。
いま私が結構、本気で心配しているのは、そんな状況で秋葉原大量殺人事件のように事件、あるいは大きな事故が起きやしないかということ。国を動かすシステムがここまで壊れてしまって、一方で景気はどん底である(底を打ったようなことをマスゴミは報道しているが、たとえば少し先までの広告の状況を見てもまったくそんな様子はない)。社会が非常に不安定な時にはちょっとしたことで暴発的なことが起こるものである。
にもかかわらず、自らの当選の確率を少しでも上げることしか頭にない自民党の面々はヘドロそのものだ。もはやこの連中に国家のあり方やら教育やらを語る資格は一切ない。
私は暴力団対策法(暴対法)というのは、その存在だけでレッテル貼りをして罪を問う大変な悪法だと思うが、この際、自民党対策法(自対法)を作ってこの集団を厳しく監視するべきなのではないかと本気で思う。ついでに厚労省対策法とか財務省対策法とか総務省対策法、法務省対策法、、、ええい面倒くさい、全部ひとまとめにして霞ヶ関対策法を(霞対法)を作るといいかもしれませんネ。

ついでだから児童ポルノについてもひとこと。
私はこの問題で自民党が主張している単純所持の処罰化に反対する。
もちろん児童ポルノそのものは規制しなければならない(刑事ドラマなどにおける取調室での被疑者への暴行シーンなども同じだと思う)。しかし、単純所持、それも宮沢りえの写真集を所持しているのさえ違法ということになると話は違ってくる。
この国の権力というのはとにかく国民を監視するのが大好きだ。そうして自分たちに都合が悪いことをやられたら、いつでも逮捕できるような状況を作ることに全精力を注いでいる。最近はこれに国策捜査というでっち上げも加わった。
植草一秀氏(※)、佐藤優氏、そして小沢一郎秘書の大久保氏、あるいは高知の白バイ衝突事故にしても、もはや事実もへったくれもない、権力によるでっち上げである。
私が児童ポルノの単純所持に反対するのは、このでっち上げをさらに簡単にすることができるからである。
たとえば児童ポルノの本や雑誌でなくても、画像データを対象者の所持しているパソコンに忍び込ませるぐらいは、まあこの国の捜査機関ならばいとも簡単にするだろう。
男性ならばネット上で18禁画像を見たことがないという人はまずいないだろう。ついでにそれをHDDにひょいとダウンロードしたことのある人だって相当数いるはずだ。その画像のフォルダのなかに権力が恣意的に摘発対象となる画像をまぎれこませた場合、これを否定するのは難しい。
いま国会ではもっぱら写真集や雑誌について議論されているようだが(私も詳しくウォッチしているわけではないが)、こういう画像データにまで範囲が広がれば、これはもう危険という他はない。

↓児童ポルノ関連のポッドキャスト
・宮台真司
「デイキャッチャーズ・ボイス」2009年6月26日(金)

・山田五郎
「デイキャッチャーズ・ボイス」2009年」7月2日(木)

最後にもう一つ呆れた話。
「THE JOURNAL」にこんな記事がアップされた。前回の記事以来、3カ月ぶりのご登場である。その間、あれだけ批判されたにもかかわらず、このご仁は一切それを無視して相変わらずのくだらない政局解説を垂れ流している(マスゴミはどこも一緒で、民主についてはしつこく批判記事を書くが、与党の話になるとひたすら政局解説になる)。
いったいこれのどこが「この国ではまだほとんど誰も踏み込んでいない独立不羈のブログ・ジャーナリズム」なのか、是非、教えてもらいたいものである。

※植草一秀氏におかれては、今回の不当な判決は腸が煮え繰り返る思いをされておられると思う。時、あたかも最大の政治決戦を目前にして、一時的とはいえ植草氏という政権交代を目指す勢力の理論的支柱を失うのは残念という他はない。
が、逆にいえば権力はそれだけ植草氏を恐れていたという証左でもある。もちろんお辛い立場であることは重々承知しているが、それでもあえて言えば、この判決は権力に完全に屈服、支配されているマスゴミ連中(たとえば上記の人物)とは真逆の位置にいる人のみが受ける制裁であり、それは同時に勲章でもあると思う。
そして次の総選挙で既存の権力が崩壊した時、植草氏の正義は立証される。

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2009/06/27

麻生と東国原~二人の小心者

私は東国原英夫という人物の芸人時代をほとんど見ていない。が、少なくとも大した芸人ではなかった。
そうこうしているうちにスキャンダルに見舞われて、そのままでは先行きはほとんどなくなっていたといっていいだろう。
そうしたなか、この男が「賢いナ」と思うのは、ここから政治家という道に打って出たことである。おそらく彼は必死になって自分の先行きを考えて、政治家を演じる芸人としてこの先食べていくことを考えたのだろう。その際には過去のタレント知事や政治家の行動も十分に分析したものと思われる。

この賭けは見事に成功し、宮崎県知事の座を射止めた。しかも県民には圧倒的な人気がある。しかし、田中良紹が言うように知事の仕事は「具体的でやりがいもあるが失政を追及される確率も高い」。そうして現実問題として東国原はテレビには露出をしているが、知事としてはほとんど何もしていない。
つまりここまで、芸人としては予想以上にいい営業ができているが、この先、知事として居座るとなると一転してこの旨みがなくなる可能性がある。そこに自民党から衆議院への鞍替え要請がきた。沈没寸前のこの政権政党は、よりによって政治家としてはなんの実績もない芸人に「助けて欲しい」と言ってきたのである。宮崎にいてはチト先行きが怪しくなってきたところへ、いま以上の営業ネタが舞い込んだのだからたまらない。そこで自分のギャラが今以上に高くなるように立ち回っているのが現在の東国原なのだと思う。

それを証明するのがこの記事だ。
私がこの記事でとくに呆れたのは「国を変えようという大きな目標に対し、知事の権限は微々たるものだった。自分はその限界を超えようということだ」という部分である。

バ カ を 言 っ て は い け な い 。

知事の権限は非常に大きいのである。改革をしようと思えばいくらでもできる。知事に就任したその日からだってできる。それは田中康夫知事時代の長野県を見れば明らかである。
私は田中知事時代の長野県政をずっとウォッチしていたが、「たとえ県政であっても、知事が代わるだけでこれだけだけ社会は変わるのか」といつも思っていた。その既得権益に切り込む胆力、徹底して県民の奉仕者に徹する姿勢は停滞する国政とは真逆の新鮮さに満ちていた。
これに対して既得権益死守勢力は最大限の抵抗をして、ついには県政を取り戻した
真の改革を実践しようとすれば、これだけの軋轢が生まれるものなのである(ここらへんは民主党政権もよく田中県政の事例を研究して欲しい)。
ところが東国原は自ら「知事の権限は微々たるものだった」と、県政では何もできなかったことを告白してしまっている。「何もできなっかた=知事の権限が小さかった」から「国政へ行きど真ん中から変える」という。
言うほうも言うほうだが、その話を聞いてただ書くほうも書くほうですね。
東国原の本心は「知事の権限は自分が思っているようりも大きく、しかし何もできなかった」から「化けの皮がはがれる前に国政へ行き、野党になる、つまりど真ん中からはずれる自民党のなかでうまく立ち回って政治家・芸人の寿命を延ばす」というだけのことである。
つまり東国原は小心者なのだ。

それにしても自民党がこんな人物に振り回されてしまうのも、もう一人の小心者、麻生のおかげである。
今日の日経朝刊には解散の時期について「26日は議員立法で提案した改正日本政策投資銀行法など2009年度補正予算関連法が成立。来年度予算の概算要求基準(シーリング)も、閣議了解を7月1日前倒しする。首相が昨年9月の就任以来最も重視し、解散をためらわせてきた景気対策の『足かせ』からようやく解放されるメドがついた。」などと書いている。

バ カ を 言 っ て は い け な い 。

麻生が解散できなかったのは、選挙区の情勢調査を見たら敗北という結果が出ていたからである。これにビビッたにすぎない。その後も、この男は口先とは裏腹の小心者ぶりを見せまくっている。日本郵政問題における鳩山邦夫更迭では小泉の恫喝にビビッた。
そして衆議院の解散。いよいよ来週あたり解散しそうであるが、これも「口先では地方選と国政選挙はぜんぜん関係ない」などと強がっているが、ようは静岡知事選や都議選の結果次第で予想される麻生おろしにビビりまくっているにすぎないからだ。「だったらその前に解散しちまえ」という破れかぶれ+追い込まれ解散というほかはない。

自民党はいまや麻生と東国原という2人の小心者に振り回されている。
こんなことでは沈没するのもやむを得ない。

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2009/06/26

田中良紹-「舐められているのは自民党なのか」

田中良紹の「国会探検」

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 そもそも東国原氏が県知事選挙に出馬した理由は県知事になりたかったからではない。次の参議院選挙に出馬するための顔見世であった。それが思いもよらずに注目を浴び、知事に当選してしまった。宮崎県民の過度の政治不信が既存の政治から最も遠いところにいたお笑い芸人を知事にした。本人が一番面食らったのではないか。

 誤解を恐れずに言えば地方首長に比べて国会議員の仕事は抽象的で国民の目には分かりにくい。多少の弁舌が出来、国会と地元を往復して中央の情報と人脈を地元に紹介すれば仕事をしているように見える。しかし地方の首長の仕事は具体的である。やりがいもあるが失政を追及される確率も高い。就任以来の東国原知事の言動を見ると、気持は県知事よりも国政にあると私には見えた。なるべく知事の仕事の実績を問われる前に国政の場に移りたい。従って自民党からの出馬要請は願ってもない話であった。

 であるが故に、周囲に絶対そう受け取られてはならない。従って自民党に対して高いハードルを設定する必要があった。自民党総裁候補になるという条件も、全国知事会のマニフェストを自民党の選挙公約にするという条件も、一見高いハードルのように見える。自民党の要請を拒否するためと解説してもらえる可能性がある。しかしこれらは自民党にとって受け入れられないハードルではない。かつて社会党の村山富市委員長を総理に担いで復権を果たした自民党である。それに比べればどうと言う事ではない。
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 この戦術は、あの郵政選挙と同様にそれに乗せられて大騒ぎするメディアの存在を前提にしている。成功するかどうか、すべてはメディアの姿勢次第である。恐らく仕掛ける側には、東国原知事のテレビ出演を喜んで受け入れるテレビ局の視聴率主義が頭にある。なにせ東国原氏が出演すると宮崎県産の物品を広告料もとらずに宣伝してきたテレビである。そのレベルが変わらなければ成功は間違いない。舐められているのは自民党ではない。舐められているのはこの国のメディアとその視聴率を支えている国民なのである。
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詳細は↓
舐められているのは自民党なのか

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2009/06/24

大架空記事でズッコケた週刊新潮が繰り出した鳩山叩きネタの中身

ということで週刊新潮の「鳩山スキャンダル」のタイトルは『次期総理の椅子に最も近い 「民主党代表」は清廉な「白い鳩」か?』であった。リードは『次期総理の椅子に最も近いと言われる鳩山由紀夫・民主党代表(62)。前任者と違い清廉なイメージで売るが、本当に彼は「白い鳩」なのか--。その政治資金収支報告書は「故人献金」だけでなく、「献金者捏造」に「架空住所記載」と、どす黒く穢れているのだった』となっている。

本文は明日発売の雑誌を見ていただくしかないが、、、
個人的な印象では朝日新聞襲撃ネタでの大失態を鴻池ネタをもらうことで救ってもらった自民党のために一生懸命やっているという感じ。活版1折のトップを飾ってはいるが、見開き起こしの3Pというボリュームに、「上からやれと言われたけれど、このネタはこれが限界」という現場の雰囲気が垣間見える。
もちろん政治資金の記載に問題があるのは事実なのだろうが、額が少ない分、小ネタを必死こいて煽るだけ煽っている印象が強い(これは週刊新潮のいつもの手法だが)。
ま、鳩山としては試練には違いないが、「朝日新聞襲撃犯ネタ」という大架空、捏造記事で大ズッコケしたメディアからこれぐらいのネタで叩かれてグラついていては困るし、そのようなことはないと信じたい。

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週刊新潮に鳩山のスキャンダル?

明日発売の週刊新潮に鳩山由紀夫のスキャンダルが掲載されるらしい。

今夜にも民主党・鳩山代表に「大スキャンダル」が浮上との噂

現状ではその内容がどんなものかはわからない。
メディア各社は今日の午後には届くだろうから、夕方からこのニュースが流れるだろう。

この件についての文化放送での上杉隆の発言は私も偶然聴いていた。
内容は見てみないとわからない。
しかし、東国原に出馬要請などをしているようなトンチンカンな連中とは別に、必死になって民主党に対する工作をしている連中がいることもまた確かなはずで、そういった面々がそれこそ死に物狂いで仕掛けてくることは予想の範囲内である。
その意味で、今回のメディアがあの「週刊新潮」であるところが興味深い。私はこのリンクのエントリーのなかで、

*****
ただし、このネタをもらう代わりに、これから衆議院選挙までの間、ことあるごとに民主党叩きをすることが条件としてついているはずだ。
もし、この推測が当たっていれば、週刊新潮はこれからも「オヤッ?」というネタ(つまり権力から流される意外なネタ)を使って民主党叩きを続けるだろう。
*****

と書いた。
今回の仕掛けはおそらく麻生周辺ではなく、この国の真の権力者から出たネタだろう(彼らはとっくに麻生など見放している)。

田中良紹によれば、アメリカが大統領選挙を予備選も含めてあれだけ長い期間やる理由は、その間に出てくる候補者のさまざまな試練をどうやって乗り切るかを有権者が見極めるからだという。
鳩山が今回の記事をどう乗り切るか。
試練ではあるが、これを乗り越えないことには本当の意味での改革はできない。

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2009/05/26

アクアライン800円~知事の公約の財源が国税投入というアホらしさ

昨日放送された田中康夫出演のアクセスのバトルトークのテーマは

*****
千葉県・森田知事が「東京湾アクアラインの通行料を800円にする」と正式に表明。
ただし、その費用は補正予算で国が全額補てん。
あなたはこの値下げに賛成?反対?
*****

だった。不覚にも私はこの件を知らなかったのだが、つまりこういうことらしい。

(゚Д゚)ハア?

という話である。
知事選において候補者がどんな公約を掲げようが勝手かもしれない。が、結果、当選して公約を実現するにあたって「財源は国から出してもらいます」というのもおかしな話しだが、そう言われてホイホイ出してしまう政府というのはいったい何なのか?
これ、究極のモラルハザードだと思うのだが、、、
さすがにアクセスのアンケートでは7割以上が反対で、これは最初から最後まで変わらなかった。また電話出演したリスナーの中にも同様の疑念を示す人もいたが、なぜかメディアではあまり批判的に書かれておらず、産経になるとこういうふうになる。

そもそも森田というのは完全無所属を自称して立候補した、自称・剣道二段の男である。ところが当選するやいなや与党ベッタリの姿勢を露骨に示している。ま、それは当たり前で、この男は依然として自民党の支部長だったわけだが、そうしてアクアラインの件を森田を持ち出したところ政府はアッサリとOKを出してしまった。これは補正予算から捻出されるため、なんの国会審議も経ないまま認められる。驚くべき話である。
田中康夫の解説によると、その背景には来るべき総選挙で宮崎県知事、大阪府知事、そしてこの千葉県知事を応援バカトリオとして最大限使おうという菅義偉の画策があるらしい。

と、こういう話を聞くと、自民党も墜ちるところまで墜ちたナと思う。
とにかくいまの与党、とくに自民党は選挙に少しでもプラスになるのではないか?ということがあれば、たとえ禁じ手であろうがなんだろうがなんでもパクつく。一方で、選挙をやって負けるのが怖くて解散はズルズルと引き延ばしているのだから、とことん品性の低い政権である。
思うに、おそらくは小渕恵三あたりまでの総理大臣であれば、いくらなんでもこんなデタラメはしなかったのではないだろうか。ここらへんまでの総理大臣は、少なくとも最低限、やってもいいことと悪いことの区別がついていた。しかし森喜朗あたりからそれが薄れ始め、コイズミでその判断基準が完全崩壊、アベ、フクダと続き、いまやアホーで完全アノミー(無秩序)状態となった。

ところがマスゴミはこれを批判するどころか与党の大応援団となっている。
民主党の政策については財源が明示されていないと非難を浴びせて、「これでは政権まかせられない」などと決めつける。一方、与党の15兆円のデタラメ&バラマキ補正予算に対しては民主党に対するほどの非難は浴びせない。どころか、、、昨日の日経の「核心」というコラムでは、「野党、とりわけ民主党の甘口の政権公約が、自公政権のバラマキの誘因になっていることも指摘しておきたい」などと書く始末(筆者は土谷英夫)。つまり政府がデタラメの補正予算をつくった責任は民主党にあるという論法である。そうしてこのコラムは「バラマキ政党は一つでも多すぎるのに『二大バラマキ政党』の共演になってはツケを払わされる納税者はたまったものではない。」と締めくくられるのだが、そのわりにすでにデタラメな予算を組んだ与党への批判はぬるい。
そうして知事選で当選した人物の公約実現の財源が国税の投入であることにほとんど批判らしい批判もしないのだから、メディアがマスゴミと言われるのも仕方がないことである。

こうした政治状況、社会状況を変えるには、とにかく一度、政権交代をするしかない。

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2009/05/22

とくダネ! そして週刊新潮

出勤途中、始発電車を待つために私の隣に並んでいた女性は大きなマスクをして、さらに厚手の帽子をかぶり、さらに手袋までしていた、、、

今朝のとくダネ!を見ると、新型インフルエンザが弱毒性だということについては言っていた。ところが、このコーナーのタイトルは「弱毒性だが、それでも危険な理由」となっている。で、何が危険かというと、弱毒性であっても慢性疾患のある人や妊婦、子供には危険だというのである。そうして画面ではしきりにマスクをした人が街を歩いている映像を流している。
しかし、およそ風邪などというのは、そのほとんどすべてが慢性疾患のある人、妊婦、子供にとっては危険なものだろう。にもかかわらず、高校生がアメリカに行ってちょっと流行の風邪にかかって帰ってきただけで大騒ぎをして、その学校の校長が記者会見をし、さらに会見途中で涙ぐんでいるのだから異様な光景である。
ただし小倉智昭が「こんなの校長が悪いわけじゃない」とか「アソー総理も選挙がなければCMには出なかったんじゃないか」とまともなコメントをしているのが救いだった。
とはいえ、この「〇〇だが、それでも〇〇な理由」というのはマスゴミがよく使う手法で、近いところでは「小沢の秘書のやったことは形式犯だが、しかし重大な問題である」というのと同様である。この手を使えば、どんな小さな事象でも大きく煽って国民に対して印象操作をすることができる。

話変わって週刊新潮。
この雑誌は年明けに朝日新聞阪神支局襲撃銃撃事件に関する記事で大失態を演じた。その結果、ここのところ部数も低下気味だったようである。ところが官房副長官という要職にあった鴻池祥肇の愛人同伴ゴルフ、温泉旅行のスクープが大当たり、この号は一気に部数を回復してひと息ついた。
ところで、このスクープに関して篠田博之がTHE JOURNALで以下のように書いている。

*****
 虚報事件で叩かれっぱなしだった『週刊新潮』が、政治家の女性スキャンダルという週刊誌らしいスクープを放った。5月21日号の「愛人同伴『ゴルフ&温泉』の小旅行でGWを謳歌した『鴻池官房副長官』涙目懺悔録」だ。表向きは「健康上の理由」だが、鴻池官房副長官辞任の原因がこのスキャンダルであることは明らかだ。

 鴻池氏はこの一月にも同誌に、二週にわたって同じ女性との不倫スキャンダルを報じられた。その時は苦しい言い訳で乗り切ったのだが、懲りもせず密会を重ねて再びターゲットにされたわけだ。しかも今回は新型インフルエンザ騒動の最中に、国家の危機管理にあたるべき人物が、熱海に不倫旅行をしていたというのだから、責任は免れないだろう。

 前回に続いて『週刊新潮』は隠し撮りした密会現場写真を掲載しているのだが、二人が訪れたホテルにあらかじめ張り込みをしているから、確実な情報を事前に把握していたわけだ。二人とも家庭を持ったダブル不倫だし、一度騒がれながらも関係を続けていたわけだから、恐らくどちらかの身内か関係者が危機感を感じて情報提供したのではないかと思う。

 それは記事を読んだ私の推測だが、鴻池氏自身も『週刊新潮』の取材に応じる代わりに情報源を教えろと記者に迫ったというから、身近な人から情報が漏れたのではないかと疑ったのだろう。結果的に週刊誌に連続して密会現場を押さえられたわけだから、この人には危機管理能力がなかったということだ。
*****
詳細は↓
週刊誌を読む:鴻池氏辞任に追い込む「不倫旅行」新潮スクープ

私もこの記事と写真を見て、これは相当に鴻池から近いところ(=権力に近いところ)から情報が漏れているナと思った。それが先週号。
そうして今週号の活版トップは「国民7割が幻滅『民主党』存在の耐えられないヌルさ」という5ページの記事である。電車の中吊り広告も右肩にこのタイトルが踊っている。
これを見て思ったのは、鴻池のスクープとこの記事がバーターだったのではないかということだ。
元々週刊新潮というのは権力と非常に近いメディアである。ところがその週刊新潮が朝日の件でズッコケた。
そこで、ここは一つ鴻池ネタを新潮にあげて恩を売っておこうと権力が考えたとしても不思議はない。それがなぜ鴻池だったのかはわからない。権力内部で何かの事情でやっかいな存在になりつつあったのか、あるいは最初からまったく無能でトカゲの尻尾切り要員だったのかもしれない。
週刊新潮にしてみれば、大失態のあとのスクープほどありがたいものはない。しかも結果として官房副長官のクビを取ることができたのだから、世間的には「やっぱり週刊新潮は大したものだ」ということになる。
ただし、このネタをもらう代わりに、これから衆議院選挙までの間、ことあるごとに民主党叩きをすることが条件としてついているはずだ。
もし、この推測が当たっていれば、週刊新潮はこれからも「オヤッ?」というネタ(つまり権力から流される意外なネタ)を使って民主党叩きを続けるだろう。

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2009/05/21

竹中平蔵 「新型インフルエンザは軽症のケースが大多数」

もはやメディアは新型インフルエンザ一色になっている。薬局からはマスクが消え、ネズミ男が異様に張り切っている。もはやこの男の頭の中に年金問題の欠片もないようだ。
過剰に煽るマスゴミの術中にはまり、過剰に反応してしまう国民。
早くこの構図を壊さなければならない。
そんななか“あの”竹中平蔵がこんなことを言っていたそうだ。

・ラ・ターシュに魅せられて
*****
昨日、ぽっかりスケジュールが空いてしまったので、竹中平蔵氏の話を聞いて参りました。
たまには、「敵情視察」ってのも必要でしょ(笑)。
(中略)
彼は、こんなふうに言っていました。
「今、巷で騒がれている新型インフルエンザ。担当大臣(筆者注:鼠男のこと)が毎日張り切って記者会見していますが、もっと"専門知識がある人"が説明したほうが良いのではないでしょうか。この前も、国内で一人の死者も出さない、なんて言ってましたが、毎年インフルエンザで1万人以上の国民が死亡している事実もあり、チョット不適切なんじゃ無いかと思っています。水際作戦と称して、成田で犯罪者摘発のような検疫を実施しましたが、神戸や大阪の例を出すまでも無く、この、政府の対応に効果があるのか疑問視する専門家も多いですね。そもそも免疫がない人が大多数なのですから、感染連鎖が起きるのは、ある意味当然です。誤解しないように聞いて戴きたいのですが、今回の新型インフルエンザは軽症のケースが大多数です。
一部の専門家のなかには"感染して免疫を得たほうが効果的"だという人もいるくらいです」
彼にしては、真っ当なご意見だと聞き入ってしまいました。
*****
詳細は↓
厚労省は隠している。怖いのは「遺伝子交換」

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2009/05/17

マスゴミの本質を知り尽くした民主党の短期決戦

民主党の新代表は鳩山由紀夫になった。おそらく幹事長は岡田克也になるのだろう。
そして小沢一郎は衆議院選挙に専念することができる体制となる。権力はマスゴミを使って小沢を辞任に追い込んでしまったことが大失敗だったことを今頃痛感しているだろう。

今回の民主党の新代表選びはしたたかだった。
何よりのポイントは短期決戦を選んだこと。
上杉隆は民主党のメディア戦略がわかっていないなどとしてこんなことを書いたり、あるいは言っているが、まったくの見当違いである。
マスゴミはつねに権力の御用をつとめる。したがって、時間をかければかけるほど自分たちに都合のいい人物(今回で言えば岡田克也)が民主党代表になるべく大騒ぎをしただろう。
実際、今回も時間が短いとはいえ必死になってそれをやっている。その一例がこれ。しかしなにぶん時間がない。岸井成格や田原総一朗の出番が来る前に決着をつけたのは、おかしな「空気」を作られる前に結論を出してしまうという高等戦術である(今回の件で上杉隆が所詮、権力御用の一変型あるということがわかったのは収穫ではあった。一見、自分たちの批判勢力を仕込むのも典型的な権力の手法である)。

さてしかし、、、
これでマスゴミは今日から「世論に反した鳩山」という論調を全面的に出してくるだろう。しかし決まってしまったものは覆しようがない。「それでもやっぱり世論は岡田だったし、その方が選挙に有利だったのではないか」などと思ってしまう人には以下の2つの記事をどうぞ。

・田中良紹の「国会探検」~「世論が大事」というデタラメ

・白川勝彦「永田町徒然草」~祝:鳩山民主党代表の誕生

そうして来るべき衆議院選挙はアソー対鳩山の対決となる。
ま、実はアソーの相手がたとえ小沢でも岡田でも民主党は勝てるのであって、もちろん鳩山でも勝てる。
つまりアソーというのはそれぐらい最低、最悪のタマなのであって、この男が総理大臣になった時点で与党にとっては敗着なのである。
しかし鳩山と岡田ではその後が違う。小沢の力は残った。マスゴミは「院政」と大批判するだろうが、それでいい。もはやこの国ではマスゴミが批判している対象にこそ真実がある。そうしてこのマスゴミという拡声器を抱え込んだ霞ヶ関独裁から脱出するためには、どうしても小沢がいなければならない。しかも代表から離れた小沢はより自由に動くことができる。それは権力にとってかえって脅威となる。
表の政治献金の記載ミスという形式犯によって大久保秘書を逮捕するという権力の一手は失敗に終わった。奇手は所詮、奇手でしかない。

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2009/05/15

“攻め所”の多い岡田克也とある閣僚の「岡田待望」発言

イオングループと西松建設については当ブログでもすでに指摘したが、そもそもイオングループというのは思いのほか経営状態が良くないようである。

“恐竜企業”イオンの苦悶

イオン――農地「蚕食」型成長に限界

下段の記事は会員登録が必要なのだが、一点だけ指摘しておく。イオンの規模拡大について。

*****
仕組みは都市再開発やゴルフ場開発と変わらない。地元の不動産業者などを「農地の地上げ屋」に使って仮登記などで土地を確保、農業委員会に転用を認めさせ、農地としては高めだが商用・住宅地としては安く買収するか、借地契約を結ぶ。そこに巨大SCを建て、それを担保に資金を調達、次のSC新設に回す――壮大な開発サイクルである。イオンには農水省OBの「農地のプロ」がいて、地元農協や自治体、農政局などに働きかけているという。
(中略)
だが、それも飽和に近づいている。日本ショッピングセンター協会の調査によると、全国のSCの数は553カ所に達し、イオンの大型商業施設だけでも100カ所以上ある。鳴り物入りで10月にオープンした越谷のイオンレイクタウン(商業面積は合計21万平方メートル、560店舗)も広すぎて自社系列のテナントが目立ち、消費不況が深刻化すれば「マイカル小樽がマイカルの寿命を縮めたように、イオンの墓標となりかねない」と先行きが危ぶまれている。
*****

この記事にあるように、イオンの拡大はまさにゴルフ場開発と同じである。バブルの時代、ゴルフ場のデベロッパーはゴルフ場の用地を買収すると、預託金制度を使ってカネをかき集め、そのカネを次の用地買収資金にあててるということを繰り返していた。この仕組みは、そのサイクルがずっと循環していればいいが、ひとたび止まってしまうとジ・エンドになる。

つまりイオンは近い将来(というかすでにそうだが)、厳しい状況に陥る可能性がある。しかも西松建設との関係も深い。つまり岡田克也が民主党代表になれば、与党は突っ込み所だらけになるわけだ。だから権力は岡田克也という「空気」をどうしても作りたいわけである。

そうしてその本音をポロッと会見で漏らしてしまった閣僚がいる。これが報道されているかどうかはわからない。おそらくニュースとしてはあまり流れていないだろうが、この閣僚はおおよそこう言ったそうである。

「自民党はなかなかしたたかな政党ですから、高等戦術を組んでくるということも考えたほうがいい。私は(与党は)岡田さんのほうが(選挙は)やりやすいと思います。理由はあまり開示するといけませんから(言えません)。とにかく岡田さんが(民主党代表に)なった場合には相当(民主)党内は混乱が起きます。選挙というのは一人の指導者のもとに一致結束して邁進するのがいいわけで、選挙体制ということであれば(自分たちの相手となる民主党の代表は)岡田さんのほうがわれわれにとっては都合がいいということですね。これも高等戦術かもしれません。」

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S教新聞の仏敵叩きも真っ青のゴミウリ「編集手帳」

今日の日経朝刊1面で「客員コラムニスト」と称する「King of 御用ジャーナリスト」が「『小沢復活』芽を残す」という原稿を書いていた。
書き出しは「四十年近く日本の政治を観察してきたが、」。
岡留安則が「自民党や霞ヶ関の危機は既得権益を持つ記者クラブをかかえるメマスディアとて同じなのだ。『歴代総理10数人を取材してきた政治記者』とかいう連中は同じ穴のムジナと思ったほうがいい。」と指摘していたが、それを自分で堂々と宣言している。
原稿内容も相変わらずで「長く行われていなかった党首討論を民主党からの申し入れで行うことになったとき、これは党首辞任かもしれない、と思った。西松建設問題を抱えて、麻生太郎首相との対等の論戦はどう見ても無理だ。直前にキャンセル?それが正当性を持つのは党首辞任以外にない、という勘でそう思っただけのことだ。」などと得々と書いている。
そもそもまともな論戦などできるような頭脳をまるで持ち合わせていないアホータロー相手に小沢が「西松問題があるから対等の論戦はどう見ても無理」だと決めつけるセンスは、さすが記者クラブにどっぷり四十年近く浸かってきただけのことはある。

しかし、世の中にはもっとすごい記事を書く記者もいる。
私はさすがにゴミウリという新聞にはまったく目を通さないのだが、ネットを見ていたら本日の「編集手帳」がクリップされていた。
それがこれ
S教新聞の仏敵叩きも真っ青である。

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「国策回避」~岡田克也と西松建設

小沢一郎が代表を辞任した理由は、西松建設からの表の政治献金の記載ミスである。
つまり何もやましいことはしていないが、その記載方法を間違えるという形式的なミスを犯したことで、大久保秘書は逮捕から2カ月以上たった今も依然として拘束されている。
そうしてマスゴミはこの形式犯を小沢のことを書く時に限って「西松建設の巨額献金事件」と表記する。まるで不正な巨額献金を小沢側が受け取ったかのように、、、

この小沢の辞任を受けて行われる代表選。
そのポイントは「世論」だとマスゴミはしきりに流している。が、不思議なことに西松建設との関係については一切触れていない。
こういう場合、これまでならば少なくとも西松と候補者の関係が問われたはずだ。たとえば年金記録の問題で代表が辞任すれば、次の候補者は少なくともその部分についてはクリアしていなければならないというように。
つまりそれが飯島勲がいう「身体検査」なわけだ。

今回の場合、鳩山由紀夫についてはわからないが、少なくとも岡田克也と西松建設を結ぶ線はある。もちろんやましいことはないと岡田は言うだろう。が、少なくともその部分について取材する、質問するぐらいのことはあってしかるべきだと思う。
ところが私が見る限り、マスゴミでこのことについて触れたニュースは目にしない。

もし西松と関係があるのが鳩山だったら、おそらくマスゴミは鬼の首をとったように「小沢一郎は西松建設の巨額献金事件という重大問題で辞任したのに、その後任が西松建設と関係がるのでは、来るべき衆院選では戦えない」と大騒ぎをするだろう。仙谷、前原一派も同様に騒ぐはずで、さらに黄門などとおだてられて木に登っている(マスゴミの意のままに使われている)人物が「これでは次の選挙は戦えないわな~」などと喋っている映像をテレビはしきりに流すはずである。
にもかかわらず、岡田だと一切、口をつぐむマスゴミ。
それは権力の意思が、岡田勝利にあることに他ならない。つまりいま西松ネタで岡田が潰れてしまっては困るのである。さらにいえば、このネタについては衆院選で炸裂させるのが一番有効というのが、おそらくは権力の判断であろう。
小沢一郎は国策捜査で辞任した。いま岡田に対して権力がやっていることは「国策回避」である。

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2009/05/14

「世論は岡田という世論(空気)」を作ることに必死なマスゴミ

今朝の日経を読むと、「代表選は十六日に告示され、即日投開票される。政策論争を封じ込めるような大あわての日程には疑問が残る」「理解しにくいのは小沢氏ら現執行部が代表選出の早期決着にこだわったことだ。党内には『有権者の声をじっくり聞いた方がよい』『論争を通じて党の存在をアピールする良い機会だ』などの意見もあった。」「小沢氏の辞任表明からわずか五日後に新代表を選出するという日程の設定は、党勢の建て直しに向けた議論を本気でする覚悟があるのかどうか疑問を抱かせる結果となった。」(以上、社説)。
「党内には国会議員だけが投票する代表選の方式に不満がくすぶっており、党員・サポーターの意見を聞くことで『開かれた代表戦』をアピールする。」「代表選の形式を巡って党内から『党員・サポーターや地方組織の代弁者を加えるべきだ』との意見が出ていた。ほかの地方組織に動きが広がれば、議員の投票行動に影響を与える可能性もある。」(「岡山県連が予備調査」という記事)。
「日本経済新聞社がインターネットで十三日に実施した民主党代表選に関する調査で、同日までの回答者の六一・〇%が、岡田克也副代表の代表就任が望ましいと答えた。鳩山由紀夫幹事長が望ましいとしたのは一九・二%で、岡田氏の約三分の一にとどまった」(『岡田氏支持61%鳩山氏は19% 本社ネット調査』という記事。ただしこの調査は日経の会員制ニュースサイトの読者を対象に行われている)。
「岡田氏にとって巻き返しの頼みの綱は地方を含めた世論の動きだ。十三日夜には相次いで民放のテレビ番組に出演し、支持を訴えた。地方の党組織には衆院選の『顔』として岡田氏に期待する声があり、代表選が国会議員だけの投票になったことへの不満もくすぶる。」(「『小沢路線』継承か転換か」という記事)。
「一部世論調査で岡田克也副代表にリードを許しているにもかかわらず、民主党代表選では鳩山由紀夫幹事長が優位に立っている。」「二〇〇七年の参院選大勝で、民主党の参院勢力は百人を超え、小沢氏との結びつきも一段と深まった。西松建設の巨額献金事件でも民主党の参院勢力は小沢氏擁護の空気が濃い。」(「鳩山氏なぜ優位『後ろ盾』小沢氏参院掌握」という記事)。

いやはやマスゴミは必死ですね。これまでネットの世論は一切無視していたのに、インターネットの世論調査にしても、自分の会員制サイト内だけでやっただけの結果でも、それが岡田有利だと途端に記事にする。ついには「西松建設の巨額献金事件でも」と書く始末。
いまのところ国会議員だけの投票だと岡田不利という票読みができるから、必死になって「世論を作る」マスゴミ。これから土曜日にかけてこうした記事が洪水のように流れるのだろう。
そして、私は今週土曜日の投開票の意味を知った。
岸井、田勢、田原、、、あの土曜日、日曜日に放送される数多くの偏向番組の影響力を避けるためにこの日程は決められたのだろう。
もしこの番組が代表選の前に放送されていたら、奴らは必死になって「岡田でないと民主は衆院選に勝てない」と連呼したに違いない。もちろん次の代表がもし鳩山由紀夫に決まった場合には「これでは民主はダメだ」と狂ったように叫び続ける。
一方、岡田に決まった場合は「ほめ殺し」にするだろう。だって権力は岡田なら怖くないのだから。

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なぜ鳩山でなければならないのか?~追加リンク

・植草一秀の『知られざる真実』

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自民党関係者の「岡田氏が代表になると総選挙を闘いにくい」発言は、「まんじゅう怖い」発言そのものである。
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「悪徳ペンタゴン」が岡田氏の代表就任を渇望(かつぼう)しているのは、岡田氏が選挙で闘いやすいことに加えて、岡田氏が「消費税増税推進論者」であることが最大の要因だ。岡田氏が民主党代表に就任すれば、選挙結果に関わりなく、2011年度以降に消費税大増税を実現できる。
また、岡田氏は「企業献金」と「天下り」を根絶しないと読まれている。
小沢代表が統率する「決戦の総選挙」の図式は何ひとつ変化していない。民主党は次期総選挙に勝利を収めたうえで、政治謀略の真相を白日の下に晒(さら)さねばならない。小沢氏はそのために、いったん身を引いたにすぎない。
「大義」を実現し、「正道」を取り戻すためには、鳩山氏を代表に就任させなければならない。鳩山政権のものとで、小沢氏は副総理兼法務大臣を担うことになるだろう。これによって、日本政治構造の刷新が初めて可能になる。
民主党支持者は本質を見誤ってはならない。16日の代表選では圧倒的多数で鳩山氏を選出するべきだ。
*****
詳細は↓
NHK偏向と消費増税派岡田克也氏まんじゅう説

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小沢関連~岡留安則「2009.05.14」

いまさらながら、「噂の真相」という雑誌がこの時代にないということが残念でならない。

・岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

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 そういえば、もう一人の官房副長官はどうしたのか。漆間元警察庁長官のことである。「西松建設事件は自民党にまでは広がらない」とオフレコ懇談会で語った張本人である。あれだけの見事なまでの国策捜査だったのだから、漆間官房副長官の発言の背景を追求すべきではないのか。今回の小沢代表の辞任は政権交代が時間の問題となっていた中で、秘書が政治資金規正法違反容疑で突然逮捕されたことがすべての始まりだった。検察のお先棒を担いだメディア総ぐるみのバッシングを受けた結果、国民の支持率は麻生総理よりも低下するという逆転現象となった。あらためて権力とマスメディアが一体化すれば、世論すらも簡単に変えうるという事を実証してくれた。いくら小沢憎しとはいえ、実に恐い話ではないか。
***
ようするに、小沢代表を中心とした野党連立内閣が出来ることで、最大の危機感を持っているのは、世襲制と企業団体献金廃止を突きつけられた自民党以上に霞ヶ関官僚なのだ。天下りの禁止、無駄な予算の削減といった小沢一郎いうところの「霞ヶ関の革命的改革」に対する畏怖と抵抗の産物と考えれば分かりやすい。おまけに始末が悪いのは、日本の大手メディアはすべての官庁内に記者クラブを構え、記者発表から親睦会を含めた日常的な癒着・馴れ合い関係を一貫して続けている。そのために、記者の感覚も官僚と同じ目線にいつしか洗脳されてしまうのだ。つまり、自民党や霞ヶ関の危機は既得権益を持つ記者クラブをかかえるメマスディアとて同じなのだ。「歴代総理10数人を取材してきた政治記者」とかいう連中は同じ穴のムジナと思ったほうがいい。
*****
詳細は↓
2009.05.14

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なぜ鳩山でなければならないのか?

私は積極的な民主党支持者ではない。次期代表は鳩山由紀夫と岡田克也のどちらがいいか?という判断基準において細かな政策の違いはわからない。しかし私は鳩山がいいと思う。
その最大の理由はマスゴミ=権力(そして民主党内の権力内通者たち)が岡田にしたがっているからである。
勝負の世界において、相手がこうして欲しいという筋に積極的に打っていくバカはいない。
もちろん、小沢辞任のように熟慮の末に一手損覚悟で布石を打つということはある。
だが、二手続けて損をしてはいけないのである。
権力だってバカではない。すでに小沢の「一手損辞任」の意味に気づいている。小沢下ろしに躍起となっていたが、このタイミングで、そしてこの理由で引かれると、その先の勝負の行方を読めば読むほど勝ち筋が見えない。そこでなんとか現状を有利にするためには、官僚出身である岡田を民主党の党首に据えるしかない。
3月以降、小沢についてのウソ、デタラメを流しまくったマスゴミは、これから16日までの間に狂ったように鳩山叩きと「岡田でしか民主の衆議院勝利はあり得ない」という報道を垂れ流すだろう(昨日は日刊ゲンダイまでがその方向で原稿を書いていた)。
いまや産経、読売、日経だけでなく朝日、毎日、そしてテレビ全局が垂れ流す「ニュース」はそのまま「権力意思」なのである。その意味では大変にわかりやすい国となった。

以下それがわかっている人とまったくわかっていない人を紹介する。

・白川勝彦「永田町徒然草」
*****
全国各地で違法な職務質問が行われている。私のサイトは、職務質問の相談が引きも切らない。私自身が渋谷で受けた職務質問の実態を書いた「忍び寄る警察国家の影」は、職務質問を受けて憤懣やるかたない人々にとって、ひとつのバイブル(?)になっているようだ(笑)。メールでも多くの相談を受ける。警察国家だけではなく検察国家たることを如実に示したのが、今回の小沢事件であった。

最近の裁判所は、警察や検察の言いなりだ。裁判所として警察や検察の横暴をチェックする機能をまったく果たしていないといってよい。警察や検察の行為にお墨付きを与える機関に堕しているというのが実情である。この半年間、私はある刑事事件の控訴審を担当している。一審は懲役3年の実刑判決であった。控訴審から弁護に入った私たちは、全面無罪を主張している。来週の月曜日(5月18日)午後2時30分から東京高等裁判所622号法廷で、最終弁論が行われる。この裁判を見ていただければ、現在の裁判の実態が分かっていただける筈である。関心と時間のある人から傍聴して頂ければ幸いである。

以上を要約すれば、いまわが国に求められるのは“リベラル”ということに尽きる。リベラルはひとつの理念である。私は一人のリベラリストとして、国会議員だった時いろいろな活動・行動をした。その中で最も困難な闘いだったのが、“スパイ防止法案”に対する反対であった。私は法律家の力を借りてスパイ防止法案に対する反対意見書を作成し、仲間12名と共に党の内外に発表した。当選したばかりの田中派所属議員だった鳩山由紀夫氏もその一人であった。鳩山氏は筋金入りのリベラリストだとの信頼感が私にはある。

リベラリストたる鳩山氏にとって、小沢一郎氏に対して自公“合体”政権が仕掛けた卑劣な行為は許すことができなかったと思う。だから黙々と小沢氏を支えてのだろう。前原氏などは“検察批判は如何なものか”といった。検察によって党首が抹殺されようとしているのに、それはないだろう。鳩山氏の専門はは物理である。口では上手く言えず、かつ党全体として検察の卑劣な攻撃と闘う雰囲気がなかったので、悶々としていたと思う。察するにあまりある。以上が、私が鳩山由紀夫氏を“新”民主党代表に推薦する第一の理由である。
*****
詳細は↓
鳩山由紀夫 リベラルの証明 。

・山口二郎「YamaguchiJiro.com」
*****
総理 岡田克也(とりあえず小沢一郎に首相になってもらい、政権交代を起こすことが先決だが、その後はこの人しかいないだろう。総理はある程度国会での実績、経験が必要で、いきなり外部の人を持ってくるのは無理だと思う)
*****
詳細は↓
識者33名&政治記者84名アンケート これが日本最強内閣だ

政権内部で権力闘争を経験してきた人と口ではリベラルを唱えつつも結局は大学教授という官僚の亜流に位置する人とでは、所詮、胆力が違うということ。
山口二郎教授のいう「日本最強内閣」を見ると、この人物もまた権力内部に抱え込まれた予定調和の体制内反体制であることがよくわかる。

関連リンク
・「ぬぬぬ?」
「連中」の御輿に乗った岡田克也 @成長しない『完全二番煎じ』のちゃぶ台をひっくり返せるのは誰?

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2009/05/11

小沢関連~どこまでもマスゴミ

ビールを煽りつつwebを見ていたら↓の記事を見た。

「変身」に努め3年…小沢民主党、最後につまずいた

*****
 宿願の政権交代に王手をかけたかに見えた民主党の小沢代表が、土壇場で「次の首相候補」の役割に終止符を打った。政権交代のため「変身」に努めた3年間だったが、自民党以来の「金権体質」までは変えられず、最後に足をすくわれた。
*****

この記事を書いた「松田京平」とかいう記者へ。
表の政治資金の記載ミスが「自民党依頼の『金権体質』」だというのならば、同様のことをしている議員がいないかどうか、全議員をあんたのところの会社で取材しろっ!

*****
 政策的な柱は「小泉政治」批判だった。かつて規制緩和を唱えた「元祖改革派」としての自負を「セーフティーネットを作らないまま弱肉強食を進めた」といった批判に込めた。農業の戸別所得補償や子育て支援などの「ばらまき」と批判される政策は、自民党旧田中派以来の利益配分型政治の踏襲でもある。
*****

ということはアソーの補正予算は「ばらまき」じゃないのかね?
15兆近くのカネをデタラメに「ばらまく」のが「利益配分型政治の踏襲」でないのなら、是非、その根拠をナットクのいく形で示してもらおう。

*****
田中角栄元首相や金丸信元自民党副総裁の寵愛(ちょうあい)を受けた小沢氏にとって唯一のアキレス腱(けん)だった「金権体質」が、致命傷となった。

 田中、金丸両氏に仕え、検察との闘争を目の当たりにした小沢氏が、自らも検察と戦うことになるとは想定していなかったようだ。西松建設事件が報じられて以降も「何の違法性もない」と繰り返し、公設秘書の逮捕当日まで捜査が及ぶことに気づかなかった。
*****

繰り返して言うが、07年の政治資金収支報告書では小沢一郎の収入総額は全国会議員中71位。企業、組合、団体の献金額が27位。これが「金権体質」ならば、それより上位の者が金権ではないのか? すべて調べてから原稿を書けっ!

今日から当分の間、デタラメ記事が氾濫することはわかっている。その流れに乗じて、自分もデタラメ放題の原稿を書いても「安心」と思ってたらとんでもない勘違いである。こういうデタラメをやっているからマスゴミと言われ、さらには経営がおかしくなるのである。

※マスゴミのデタラメ記者連中は、おそらく自社の販売局とか広告局へは行ったこともないばかりか、そういう営業部門をバカにしているだろう。そういうカスの記者連中は、一度でも営業の局へ行ってみな。あんたたちがデタラメな記事を書いているおかげで販売部数は大激減、広告収入も大激減。そうして会社がボーナス40%カットを提案してくると大騒ぎをしているらしいが、もとをただせばあんたらのデタラメぶりに読者もクライアントも愛想を尽かしているいるんだよ。ま、一生、そんなことはわからないだろうがね。

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小沢関連~KING of 御用ジャーナリストの大ネタ

ということで本日の日経朝刊5面(オピニオン)の「核心」。執筆者は田勢康弘(現在は客員コラムニストという肩書きらしい)。言わずと知れた御用記者の大御所。とくに小泉ベッタリで黒河小太郎というペンネームで「小泉エセ改革」を礼賛していた男である。

今回のタイトルは「小沢代表で選挙へ?」。サブタイトル「黙すれば遠のく政権交代」。
書き出しから見ていこう。

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 民主党は小沢代表のままで総選挙に臨むのだろうか。長い間日本の政治を見てきた『職人』としての勘でいうと、このままで政権交代を実現するのは針の穴にらくだを通すような話に思える。
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「長い間日本の政治を見てきた『職人』としての勘」ときましたか。web上では小沢続投論が強いなか、「自分はプロなんですよ」というさりげない主張ですね。つまりこの男はweb上の議論などというのは所詮は素人、便所の落書きとしか考えていないのである。ただしこの文章を正しく表記するならば、「長い間日本の権力の御用を務めてきた職業売文人」としなければいけない。

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 公設第一秘書が逮捕されたケースでは、過去に議員自身が議員辞職をするか離党するかというのが永田町のいわば常識だった。裁判で争う場合でも「党に迷惑をかけないように」と離党する。それを党首のままで総選挙を指揮するということだとすると、まったく異例のことになる。
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つまりこの男は小沢に対して議員辞職するか離党しろと言いたいらしい。ま、いまでは議論さえされなくなったが、あの朝日の星浩でさえ大久保秘書が逮捕された最初の頃は、「この容疑だけだと(検察は)苦しい」というようなことを述べていたんですがね。
田勢はこの大久保秘書逮捕の内容については一切無視。とにかく秘書が逮捕されたら議員は辞職か離党が常識だという。それだけこの逮捕が重いというのならば、同じように虚偽記載をしている国会議員がいないかどうか、日経は社を挙げて調べるべきではないかね?
日経は2面で小沢一郎の名前を出して記事を書く時には必ず「西松建設の巨額献金事件」と表記するが、正確には「西松建設からの表の政治献金に関する記載ミス問題」なのである。それを日経は「巨額献金事件」と書く。が、巨額献金の悪質性に対する容疑などは一切ない。ま、それは日経もわかっているから「事件に絡む」と表記して逃げ道をつくっておく。実に汚い手法である。

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 これが検察による政治的意図を持った強制捜査であるかどうかと党首としての進退とは切り離して考えるべきものである。検察は政府の一機関である。総選挙で政権交代をめざすということは、小沢氏が「内閣総理大臣」をめざすということにほかならない。めでたくそうなったとして、内閣のトップが下部機関の検察と裁判でたたかうことになるのだろうか。
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いみじくも田勢自身が「検察は政府の一機関である」と書いている。まことにそのとおりで、しかも長らく政権交代が行われないという異常な政治状況下で政権与党と完璧に癒着した政府の一機関なわけだ。それが政敵を潰しにかかったわけで、ここはまさに党首としての進退と切り離すわけにはいかないのである。
そしてもちろん小沢一郎が内閣総理大臣になった暁には、司法改革も行われなければならない。起訴されればほぼ有罪などという国は日本以外にないのであって、また欠陥だらけの裁判員制度など司法改革は小沢政権の最重要ポイントの一つといって過言ではない。
したがってめでたく小沢総理が誕生したら、自らが被害者となった政敵潰しの形式犯罪での逮捕などというのは行わないように検察を改革するだけの話である。

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 政権公約(マニフェスト)にこだわる民主党は総理候補空白のまま総選挙に臨むのだろうか。総選挙向けのマニフェストは作れるのだろうか。
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(゚Д゚)ハア?
空白のまま臨むわけないだろうが、ボケ!
マニフェストなんて作れるに決まってるだろうが。あんたが大好きな自民党、そして礼賛した「小泉エセ改革」でボロボロになった国を立て直すマニフェストになるんだよ。
年金問題のことなどどこ吹く風でインフルエンザの大騒ぎをしているような政権、狂気の沙汰としか思えない補正予算を組んでいる政権を一刻も早く代えないとこの国は本当に沈没しちまうの! ついでにこのマニフェストのなかには、御用記者の溜まり場である記者クラブの廃止というのも入るわけだ。権力によるウソとデタラメを垂れ流して国民を洗脳するマスゴミという、この国の最低最悪の機関も潰さないとなんねえの。

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 ところで逮捕の時点から二カ月ほどで初公判が行われるのが慣例である。とすると五月下旬から六月中旬ぐらいまでの間に行われる可能性が高い。初公判では検察による「冒頭陳述」が行われる。影響の大きさから考えてマスメディアはトップニュースでそのまま伝えるだろう。これが総選挙に影響を与えないはずがない。民主党はそこをどう考えているのがろうか。
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それだけミエミエの逮捕を形式犯罪で行ったのが検察なわけだ。まさに小沢を引きずり下ろすための逮捕であることの証明ですな。「影響の大きさから考えて」「そのまま伝える」などとよくもぬけぬけと書くものである。まさに田勢が書いているだけの影響があるなら、そうまでして次期総理大臣候補ナンバーワンの秘書を形式犯罪で逮捕した「影響の大きさ」について田勢は「どう考えるのだろうか?」。

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 大事なことは小沢氏の政治生命でも、民主党の混乱をふせぐということでもない。有権者の半分を超えるほどの多数の人たちが政権交代をのぞんでいるという事実である。そういう人々の切なる願いが、党内事情を理由に砕かれてしまっていいわけがない。
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卑怯な文章の典型。自分は政権交代が起こって欲しいなどとは微塵も思っていないくせに、さも相手の立場に立っているかのようなフリをする。いま大事なのは「小沢一郎による政権交代」なのである。したがって大事なのは小沢一郎の政治生命なのである。そういう有権者の切なる願いを権力と一体化したマスゴミがぶち壊そうとしている。

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「小沢氏は説明責任を果たせ」という声が党内からも出ている。説明責任とは何か。要するに辞任してほしいということだ。説明できるものなら、とっくに説明しているだろう。検察と戦って政治家サイドに軍配が上がったことがあるという話はほとんど聞かない。「国策捜査」(鳩山由紀夫幹事長)という勇ましい言葉を用いて、政党全体で検察とことを構える形にしてしまったのは利口なやり方ではなかった。どこまでも小沢氏個人の問題なのだ。
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驚くべき認識である。とともに権力側の本音が見事なまでに出ている。
「検察と戦っても負けるに決まっている」のだからとっとと辞めろ。そしてこれはどこまでも「小沢の問題だ」と決め付ける。
まったくの逆である。これこそ小沢のみの問題ではない。それどころか単に民主党のみの問題でもない。日本のすべての政党にとっての問題なのである。どんなに形式的な犯罪であっても検察が逮捕に踏み切れば、その瞬間に政治家が辞任しなければならないということは、まさにこの国の権力者が霞ヶ関そのものであるということを証明している。
「説明責任」については、このブログでさんざん指摘してきたかが、もはやこれは小沢には説明の責任なんてない。形式犯罪で秘書を逮捕という権力による謀略を明らかにするのは民主党議員一人一人の責任なのである。そしてこれを説明できたとき、日本の霞ヶ関独裁は終焉する。

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 世論調査をすると、麻生太郎首相も小沢氏もトップリーダーとしての期待度はきわめて低い。首相の支持率回復は小沢氏の人気急落がもっとも大きな理由であろう。民主党は不満を口にせず、じっと押し黙っていることで、麻生首相の支持率を結果として押し上げているのだ。選挙区ごとの調査でも一時は民主党圧勝と見られていた北海道や九州で自民党候補が肉薄してきたと伝えられるのも、モノいえば唇寒し、というような民主党の“言論の不自由”一因となっているのではないか。
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デタラメに次ぐデタラメの文章。「伝えられている」選挙区ごとの調査とはどういう調査なのかね? もちろんこれだけマスゴミが小沢に関するネガティブニュースを流せば支持率が下がるのはやむを得まい。そういうふうに仕掛けているのはあんたがたなのだから。が、それでも各地の選挙ではもともと選挙戦略に失敗した千葉などのケースをのぞけば実は民主系が勝っている。そういうところは無視して「伝えられている」話で決めつける。
そもそも仙谷やら前原やら野田やら枝野といった連中の小沢批判という「言論」を毎日掲載しているのは日経ではないのかね? あれだけ書いておいて民主党は“言論の不自由”
とは驚きである。

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 大型連休が完全に明けた十一日から、民主党内部にたまった不満のマグマが一気に活動を始めるだろう。マグマが爆発するのか、それとも「一致結束」のお題目のもとで抑え込まれてしまうのか。この機会を逃すと、民主党が再び政権奪取をねらうチャンスはそう簡単にはこないだろう。いずれにしろ、言うべきことを言えない政党を信頼しろといわれてもそれは無理というものである。
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最後に本音をさらしたな。自分たちがさんざん民主党の破壊活動を仕掛け、煽っておいて「マグマが一気に活動を始める」と書く。そして「言うべきことを言えない政党」と根拠なく決めつけておいて、「信頼しろといわれてもそれは無理」という。この男が書きたかったことはこれ。このフレーズを書きたいがためにここまでハチャメチャなことをミミズのように書き連ねてきたわけだ。
ま、もともと権力の一部に属しているのだから、政権交代が起きて一番困るのはこの連中である。それを阻止するために狂奔することで権力への忠誠を競っているのが御用マスゴミの本日現在の姿である。

関連エントリー
・植草一秀の『知られざる真実』
日経田勢康弘氏の読むに堪えない論説記事

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小沢辞任?

田勢康弘のネタ記事に突っ込みを入れるエントリーを書いていたら、小沢辞任という報が流れてきた。


きっこのブログ

あってはならないことである。

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小沢関連~偏向は続くよどこまでも(日経)

今朝の日経、政治面を見ると相変わらずやっておるナという感じだったが、記事の本数は1本だけなのでラクだなと思いつつ、ペロリンと紙面をめくると大ネタが転がっていた(^_^;)。
毎日の岩見隆夫(「地雷53」ともいうらしい)、岸井成格、与良正男、朝日の星浩、薬師寺克行、などと並ぶ御用記者の大御所・田勢康弘が書いた「小沢代表で選挙へ?」がそれ。
突っ込み甲斐はあるけれども、週の始めというのは忙しいのである。ということで、これは本日中になんとかします。

一方、2面記事の方はAobadai Lifetさんがしっかり反応して下さっているのでそちらを参照されたい。必読です。

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2009/05/10

小沢関連~日々ネタを提供する朝日、日経

「マスメディア発の情報は、ネット上の目利きにとってのネタとして重要」と喝破したのは四家正紀さんであるが、、、

ついに朝日新聞では政権交代を否定する記事が掲載されたらしい。
私は朝日を購読していないのだが、天木直人氏のメールマガジンがこの記事について触れている。
有料のメルマガなので転載するわけにはいかないが、5月8日に「あえて問う 政権交代は善なのか」という見出しの特集記事が1ページすべてを使って組まれていたそうだ。天木氏によれば、この記事は「今井貴子(成蹊大法学部助教授)、御厨貴(東大先端科学技術研究センター教授)、牧原出(東北大大学院法学研究科教授)、そして司会役の薬師寺克行(朝日新聞論説委員)の4氏による対談形式をとった論評」とのこと。
私は御厨貴という名前しか知らないが、この男が名を連ねているというだけで十分に“臭い”ますな(笑)。
また天木氏はこうも書いている。「実はこの薬師寺克行という論説委員こそ、朝日を変調させた記者の一人である
と、私はかねてから思ってきた。」。
おそらくこの薬師寺とかいう記者、この記事掲載後に永田町を歩き回って与党議員から「この間の記事は良かったねえ、こういうのをどんどん頼むよ」とか言われて笑顔でこたえているのだろう。

さて一方の日経。
こちらは相変わらず政治面のデスクが「とにかく小沢辞任ネタを毎日仕込め!」と号令をかけまくっているようです。
昨日(9日)の朝刊でも2本の記事があった。まずは社説横。「攻守入れ替え 再対決へ 13日に党首討論」「小沢氏 見えぬ打開策 首相は争点づくり課題」という見出しの党首討論ネタ。小見出しは「西松事件の影」「手の内見せぬ」。
リードは「与野党は八日、麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による党首討論を十三日に開く日程を決めた。昨年十一月以来となる二度目の直接対決は、西松建設の巨額献金事件に絡む小沢氏の公設秘書の起訴を受け、攻守が入れ替わりそう。小沢氏にとって『十分な説明責任』というハードルが高い一方、『敵失頼み』の印象がある首相も衆院選の明確な争点づくりが課題になる。」。
相変わらず突っ込み所の多いネタ記事だなあ(笑)。
まずメインの見出しとなっている「攻守入れ替え」の根拠は、この記者の「攻守が入れ替わりそう」という“予想”を引っ張り出してきているだけ。それを見出しにして、さもすでに攻守が入れ替わっているかのような印象を与える。これをやってもOKということになると、どんなタイトル付け(=世論操作)でもできますわな。

そして「西松建設の巨額献金事件に絡む小沢氏の公設秘書の起訴を受け」という部分。大久保秘書は単に表の献金の記載ミスで「虚偽記載」という因縁をつけられたにすぎないが、そこは見事に割愛(いつものことだが)。さも巨額献金が小沢一人にいったように見せる。ま、ここらへん、思考停止している記者諸君は、もうデフォルトでどんどんと都合の悪いところは割愛して「西松建設巨額献金事件=小沢一郎」と書くように訓練されているのでしょう。犬の訓練みたいなもんだ。
一方、「小沢氏にとって『十分な説明責任』というハードルが高い」とサラッと書いているが、その根拠はナシ。もっとも小沢さんがどれだけ説明しても、この連中は「説明責任が足りない」とわめきたてるのは間違いない。なぜなら、そもそもこの秘書の逮捕劇に疑問を持っていないのだから。
この記事は本文まで突っ込みだすとキリがないのでここでやめる。

だが、これだけでは小沢ネタが少ないと思ったらしい。

デスク「おい、これだけじゃ小沢ネタが弱いな。なんかないのかっ!」
記者「えーと、仙谷が時事放談に出演してます」
デスク「小沢についてはなんて言ってるんだっ!」
記者「辞任論ですが、おもしろい表現を使ってます」
デスク「よしっ、それを寸言で入れろっ!」

ということで寸言。
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交代なら2カ月前に
「(党代表が)代わるのであれば投票日まで二カ月ほしい。代わらないのであれば、みんな目をつぶって念仏を唱えながら行くんでしょうな」(民主党の仙谷由人元政調会長が、TBS番組の収録で)
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TBSの番組はもちろん、あの御厨貴が司会の時事放談(爆笑)。
私はもちろんこんな番組は見ないが、TBSは「いい絵が撮れた」と思ったんでしょうなあ、あの岸井成格が毎週ご出演のサンデーモーニング(大爆笑)でもこのシーンを流していた。ちなみに岸井は得々と政局を語っていましたな。

そして本日の日経。「小沢氏進退 前原氏『選挙情勢調査で判断』」。
日経って民主党担当の記者は幹部以外は仙谷、前原一派にしかつけてないのかね?
まあよくも連日、これだけ一部の反小沢情報だけを切り取って垂れ流すもんだ。
この記事によると前原は「党の(衆院選)情勢調査は恐らく五月いっぱいはかかる。いまガタガタ動くのではなく、分析結果に基づき執行部がどう判断するかを待ちたい。その前に解散があれば直感的に判断する」と語ったそうだ。「直感的に」何を「判断する」のかは定かではないが、民主党を出て行くというのであれば大歓迎ですね! 親族内で政治献金をして贈与税を払わずに済ますばかりか、献金した方は還付金まで受け取れるという素晴らしい税金対策をおやりになっている枝野も一緒にとっとと出て行け、と。
で、前原は「このままの状況で選挙に突っ込むと政権交代はない」と指摘したとか。そうだね。あんたたちがいることで民主党に期待している人々がカクッときているのだから、サッサとアベシンゾーのところ(失笑)へ合流してくれるとスッキリしていいですネ!

※本日より「マスゴミ」というカテゴリーをつくりました。

※追記:天木氏のブログが更新された。
詳細は↓
政権交代を否定する朝日新聞

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