2009/10/01

河野太郎を少し見直した件とある環境問題

総選挙での民主党圧勝で政権交代が実現した今、しかし一方で自民党が政権交代が可能な健全野党になるべく立ち直ることを期待する声は少なくないようだ。
しかし私は自民党に立ち直って欲しいとは微塵も思わないし、むしろ社民党と同じく不可逆的に衰退するのではないかと考えている。もちろん、そのかわりに民主党のように新しい保守党が誕生するべきではあるが、、、

そもそも民主党がこれからの4年間、ごく普通に政権運営をすれば、次の総選挙でも300議席とは言わないが、安定多数は取るのではないかと思う。「ごく普通の政権運営」とはどういうことかというと、自民党政権時代に多くの国民が「この政策は誰が見てもおかしいだろ?」と感じていたことを一つ一つ変えていくことである。
かつて2兆円の有利子負債を抱えた日産自動車にカルロス・ゴーンがやって来た時にやったこともこれだ。つまりゴーンは「社員のほぼ全員が心の中ではおかしいと思っているが、過去のしがらみや慣習で変えられなかったこと」に外部からきた人間として当然のように手をつけたにすぎない。
と、こう書く簡単なようだが、ダメな会社や組織というのは、実はこれができない。つまり簡単なようで実は難しいのである。

とにかく現時点での私の予想を言えば民主党政権はしばらくは続く。
したがってこのたびの自民党総裁選というものにはまったく興味がなかった。
まあ候補者だった3人の中で言えば、河野太郎のメールマガジンは購読しているのだが、その河野太郎にしても「?」でしかない。その最大の理由は取り巻きが悪いから。山本一太(この男は郵政選挙の時には衆議院に鞍替えしたがっていたが、今回はまったくそんな素振りも見せなかったところにその小物ぶりがうかがえる)、大村秀章、世耕弘成、でもってコイズミチンジロー、、、。まあよくぞここまで世襲のクズばかり集まったものである。
ま、これはもちろん河野自身が世襲であるからなのだろうが、コイズミ改革は間違っていなかったとか言うし、そもそもこの男はアホータローを担いだ一人である。なので、まあ総裁選で負けても「やっぱりな」としか思わないのだが、、、
ただこういうインタビューを読むと、少なくとも原発問題に関しては民主党よりもはるかにまともだとも思う。
民主党は地球温暖化対策として原発を推進する立場を明確にしている。CO2を削減するには原発が有利というわけだが、しかし本当にCO2が温暖化の原因かというと、これとて定かではない。一方で原発というのは、とにかく運転しているかぎり冷却しなければならず、したがって周辺の海水にどんどこ熱を捨てているわけで、これによって直接的に温められた海水は本当に温暖化と無関係なのかという疑問が私にはある。
さらに再処理や廃棄物、さらに地震に対する原子炉の耐性の問題を考えると、どうしても原発がいいとは思えない。
一方で、昨日の日経の1面には新日本石油と京セラが家庭用に小型で高効率の燃料電池を共同開発するという記事が出ていた。
このブログでは何度か書いたと思うが、燃料電池というのは何しろ自宅で発電するのであって発電所から送電する必要もない。したがって電柱などというものも劇的に減るだろうし、個々の家庭で発電するわけだから地震などの自然災害に対してもライフラインの維持という観点から見た場合、圧倒的に強いはずだ。
現状では価格が高いが、これとて量産ドライブがかかれば下がることは間違いない。もし、価格が安く、しかも安定して発電できる家庭用燃料電池を他国に先駆けて開発することができれば、これは日本にとって大きなメリットをもたらすはずで、むしろ国策としてそちらの道を選択すべきだとかねがね思っている。
ただしこれも簡単そうで簡単ではない。なぜなら原発というのは、ダム以上に既得権益が複雑に絡み合っているからだ。恐らくこれはダムの比ではないだろう。したがって原発問題に触れると、ダム以上に大騒ぎになることは間違いない。私は絶対に脱原発へと向かうべきだと思っているが、しかしこれに関しては悲観的でもある。
そういうなかで、野党になったとはいえ、自民党総裁選に立候補した候補者が原発に対してそれなりの見識を持っているのであれば、やはり河野太郎は貴重な存在なのかなと思い直したりするのであった。

長くなってしまったが、環境問題について最後に一つだけ。
これは温暖化とは関係がない(かもしれない)。そもそも、このことについて触れている本というのは私が読んだ限りでは一冊しかない(それで私もこのことを知った)ので、あくまで疑問である。
何のことかというと、それはタイヤ。いま世界中でおびただしい数のクルマ、バイクが走っている。その最重要パーツにタイヤがある。ところでこのタイヤというのは原材料がゴムだから、当然、走っていればすり減る。そのすり減ったゴムというのはいったいどうなっているのか? もちろん、一本一本のタイヤから出るゴムのカスなどというのは大した量ではないが、世の中に出回っているタイヤの本数が半端ではないだけに、このカスが本当に環境に負荷を与えているかいないかはきちんと調べてみないとわからないだろう。だが、私が読んだ本によれば、この話題をタイヤメーカーは非常に嫌がるそうだ。
そうして鳩山兄弟の母親はブリジストンの石橋一族。であれば、この問題はまだ当分、世には出ないか、、、

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みんなちがって、みんないい

鳩山内閣メールマガジンが初めて配信された。とはいえまだ創刊準備号とのことで、さしたる内容ではない。
そのなかで印象に残ったのは、

*****
その根底に流れるのは、「友愛」の精神であります。自らが自立を目指し
ながら、お互いの違いを乗り越えて尊重し合い、助け合っていく、そのよう
な社会を目指します。
*****

という部分。ここを読んで思い出したのは、数年前の民主党大会のことである。
といっても相当に前のことで、この時の党代表が誰だったかも定かではないが、確か鳩山由紀夫その人だったような気もする。
私は民主党の支持者ではないので、この党大会に関する記事を読んだだけなのだが、この党大会ではゲストに辛淑玉が呼ばれていた(この人選が鳩山っぽい)。そこで彼女は自分のスピーチの最後に金子みすずの「私と小鳥と鈴と」という詩を引用したという。

*****
私と小鳥と鈴と

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
*****

日本の権力は、これまで表向きは「個性を大事にする教育」などといってきたが、実際には徹底的に国民を均質化する努力を続けてきた。なんとなれば、その方が国民全体をコントロールしやすく、しかも効率がいいからである。
養老孟司は「都市は脳化する」と言ったが、同様に官僚独裁国家も脳化するのだと思う。つまり、官僚は自分たちの予想の範囲内ですべてのことをコントロールしようとすべく、なるべく不確定要素(自然現象)を排除しようとする。そうして既得権益者にとって都合のいいような計画を立てていくわけだが、実際には当然のことながらさまざま不確定要素やアクシデントが起きる。ところが、これは官僚にとってはもはや想定外の出来事であって、だから対応できない。その積み重ねがこの国の劣化を招いたのではないだろうか。
これに対して、鳩山由紀夫は個人個人の差異を認めた上で共生しようということを言っている。
おそらく外国人の地方参政権についても、根底にこうした考え方があるのだろう。
一方、外国人参政権を権力が認めてこなかったのは、これが国を動かす上で不確定要素になること(=彼らにとって不都合な事態を招く)を恐れたからだろう。
しかし、もはやこの時代に国民全体をコントロールすることなど不可能なわけで、その意味で鳩山由紀夫の「友愛の精神」というのは、現実に根差した至極真っ当な認識だと思うのである。

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2009/09/25

バカなのか?「職人」なのか?

まずはこちらのコラムをお読みいただきたい。

さて、遅きに失したが、どうしても書きたかったのが9月21日日経朝刊の「核心」についてである。
タイトルは「鳩山内閣 本気の政治主導 『投票による革命』始まる」。
筆者はもちろん(なぜ「もちろん」なのかはさておき)「客員コラムニスト 田勢康弘」。
まずは書き出しがスゴイっ!

「佐藤栄作首相以来の政治を見る『職人』の筆者にとって鳩山由紀夫首相は22人目となる。」

いきなり自分を「政治を見る『職人』」と権威づけである。
私の知る限り、本物の職人さんというのはきわめて謙虚で、権威づけのために「自分は職人でござい」などとは言わないものである。むしろ一流の人でも「自分はまだまだです」などと言うものだが、この人は違う。

で、こちらの「職人」(自分で職人という言葉にカッコをつけているのが面白い)は、「(鳩山内閣の)全体の人事を見て、ああ、政権交代とはこういうことなのだと、目からうろこの思い」なのだそうだ。その理由は「これまではそれぞれの省庁と一心同体の族議員が閣僚に選ばれるのが普通だったが、新政権はその役所がもっとも嫌う人物を充てている」からだとして、長妻昭厚労相や岡田外相、そして鈴木宗男外務委員長を例に出している。
どうも「職人」の視点は素人と大して変わらない。

「総選挙の結果は『投票による革命』ともいうべきものだった。」

そんなことは選挙前からさまざまなブログで書かれていたが、「職人」はまるで自分が選挙後に発見したかのように大上段から振りかぶる。しかして、その後に続く文章はというと、、、

「民主党に投票した人たちの多くは『一度やらせてみよう』とか『自民党にお灸(きゅう)をすえる』ぐらいの気持ちだっただろう。これほどの大差がつくと思わずに、いわば『自覚なき投票行動』の結果が政権交代となった。」

投票日の相当に前から日経を含めてすべての新聞、そして雑誌が民主党圧勝予想を出していたけれど、その揺り戻しもないままに圧勝したわけで、有権者は十分に自覚していたんではないですか? それとも新聞や雑誌の予想などというのはそもそも誰も見ない、あるいは信用していないという前提に立っているのか?(w

「首相と新閣僚の記者会見を深夜テレビで見ていて、従来とずいぶん変わったな、と感じた。役所が用意したメモを読み上げていると思われる閣僚はいなかったし、自分の言葉で語っており、きちんと熱意がった伝わってきた。記者会見もオープンで外国人記者や雑誌なども加わっていたようで、メディアも変化が求められている。」

下線部の部分は確信犯で書いているのだろう。

「事務次官ら官僚の記者会見を行わないことに批判もあるようだが、閣僚より役人のいうことのほうが信じられる、と思ってきたメディアの姿勢も、官僚政治に力を貸してきたのは否めない。」

政治を見る「職人」はなにしろ高みに立っているので、人ごとのように書くのが特徴。
そうして「職人」は迷走する。

「一方で不安材料をあげたらキリがない。自民党政治との断絶をめざす政策は、いずれも実現は簡単ではない。子ども手当、高速道路無料化、温暖化ガス排出量25%削減、補正予算執行停止、沖縄基地問題……。(中略)すべての閣僚が、目の前の課題を解決しようと躍起になったら、大混乱は避けられない。
 さりとてマニフェスト(政権公約)に書き込んだことは簡単には変えられない。ただし政権を担当してみたら、いかにマニフェストの内容の一部に問題があるかがわかった、というようなこともあるだろう。そのときにどのような対応をするかだ。」

別に新政権は躍起になるわけではなく、これまでウソとデタラメばかりだった霞が関の独裁政治を変革すべく、キッチリと地道に取り組むだけ。そのために鳩山総理も「時間が欲しい」と言っているわけである。ついでにいうと、田勢康弘こと黒河小太郎が大プッシュしていたコイズミ政権、その目玉だった郵政民営化の見直しや、それに付随してかんぽの宿問題の追及なども新政権はどんどんやるわけだが、それについては触れたくないようだ。
さらに「職人」の文章はこう続く。

「ひとつ注文がある。国際社会は鳩山政権誕生で、日本が変わるかもしれないと期待している。国内政策ばかりに集中するのではなく歴史に残るような外交をも展開してもらいたい。それには祖父鳩山一郎元首相の因縁もあり、ロシアとの関係を一層、緊密なものにするように動いてはどうか。(中略)内政は大胆に、外交は慎重かつ前向きに取り組むことが大事だ。」

「閣僚が課題を解決しようとして躍起になると大混乱」などと言っておきながら「内政は大胆」に、そして「ロシアに取り組め」と、それこそ大胆な注文をする外交は「慎重かつ前向きに取り組むことが大事」と指摘する「職人」。なんだかわけがわからない。
もちろん日ロ関係を改善することは悪いことではないが、日経はことあるごとに「アメリカの機嫌を損ねるな」と念仏のように唱えているだけに、新政権が日ロに動いたら大騒ぎすることだろう。

「鳩山政権が高い人気を背景にどこまで掲げる政策を実行に移せるか。国民がすぐに成果を求めるのは禁物だ。
 政権は交代したけど、暮らしも景気もさっぱり良くならない、だから政治には期待できない、という負のスパイラルに戻ってしまえば、毎年首相が交代する従来の日本になってしまう。この間に自民党が臥薪嘗胆(がしんしょうたん)、どのような変貌(へんぼう)を遂げるか。それこそが政権交代が珍しくない当たり前の政党政治が実現するかどうかを決める。」

まだ、日本の歴史上初めての選挙による政権交代が起きたばかりで「さあ、これから」という時なのに、最後はタイトルとはかけ離れて早くも自民党へのエールで締めくくっている。
こういう文章を読むと、改めて冒頭のコラムの最後の一文を噛みしめざるを得ない。

*****
 もはや新聞やテレビを目にしなくても困ることは全くない。むしろ目にすると判断を誤る事が多く有害である。実社会から得る教訓を政治と重ねてみる方が政治を正しく読み解く事が出来る。記者達には自民党と同様に再生の努力をして貰うしかない。一番良いのは競争に身を晒すことだ。記者クラブ以外の人間と質問を競い合うようになれば、バカな質問は出てこなくなる。そうしないと銀行と同様の破綻が待っている。
*****

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2009/09/24

八ッ場ダム問題-前原誠司に課せられた重要な使命

私は前原誠司という政治家が嫌いである。
この男が党首の時の民主党というのはひどいものだったし、外交、防衛についてのスタンスにはとてもではないがついていけない。さらに、小沢一郎秘書の問題の時には、どう考えても民主党の足を引っ張っているようにしか見えず、「早く自民党へ行けっ!」と思っていた(ま、私とて民主党支持者なわけではないのだが)。

その前原が国土交通大臣になって、いきなり八ッ場ダム問題に直面している。
大臣就任直後に八ッ場ダムの建設中止を明言、この連休には視察にも行ったが、建設推進勢力(=霞が関)はマスゴミを使ってウソとデマにまみれた徹底的な偏向報道で巻き返しをはかっている。
予想通りの展開ではあるのだが、ここで問われるのは前原がきちんと持ちこたえられるかどうかということだ。

あらゆる利権、しがらみが渾然一体となったダム問題というのはなにしろ簡単ではない。
田中康夫が最終的に長野県の知事を追われる原因も、突きつめれば「脱ダム宣言」に行きつく。県議会と信濃毎日
新聞が一体となって狂ったように(というか完全に狂っていた)ウソとデタラメを巻き散らかした挙句、県政をダム推進派が取り戻したのは記憶に新しい。
ことほどさようにダムというのは既得権益者の琴線に触れる問題なのである。

いま前原が巻き込まれているのは、言ってみればその長野の二番煎じの事態なわけだが、「国民の生活が第一」というスローガンを掲げて船出したばかりの民主党政権にとって、この八ッ場ダム建設中止問題は、図らずも最初の試金石となりつつある。
もしここで前原がアホータローのようにブレてしまったら、鳩山政権に対してせっかく膨らんだ国民の期待は急速にしぼんでしまうだろう。つまり前原はいきなり正念場に立たされたことになる。
これを乗り切ることができるのかできないのか? もし、八ッ場ダムの建設を中止し、さらにこれまでに計画されている他のダム計画についても全面的に見直すことができたならば、私の中では前原株が急上昇するだろう。
ということで、今回に限っては前原に是非、頑張って欲しいのだが、そのためには連立与党全体が前原を支える必要がある。
そうして霞が関、マスゴミ等の既得権益者の抵抗に屈せずに政権公約を実現した時、初めて政権交代という革命が成就したことになる。

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2009/09/16

期待しているだけに残念

鳩山総理誕生の瞬間は、営業をサボって某ルノアールで衆議院TVとkeyholeTVによるNHKの衆議院中継をパソコンで見ていた。それはやはり大きな時代の節目であり感慨深いものがあったのだが、、、

18時から始まった新総理初の記者会見では、結局、記者クラブ加盟社以外の記者は入ることができなかったという。
数日前から予想されていたことだが、やはりこれは残念としかいいようがない。

私は新総理が言うところの「友愛の精神」とは、一部の既得権益者を重視するのではなく、より「公正」に重きを置き、すべての人に平等に光を当てることだと(勝手にだが)解釈していた。それは自民党政権、とくに小泉政権以降に加速した「不公正競争の勝者への優遇」とは真逆の思想であると高く評価していた。
それだけに、今回の前言(「脱記者クラブ」)撤回は残念である。
新政権は早急にこの事態を改善することを望みたい。

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政権交代とメディア

いよいよ本日は鳩山連立政権が誕生するわけだが、昨日のうちにアップしようと思っていたエントリーを書き上げることができず、本日にずれ込んだ。
以下、手直ししつつ、、、

昨日(9月15日)の日経朝刊には「次官会見の廃止は短慮だ」という社説が掲載されている。
「民主党の岡田克也幹事長が各省の事務次官による記者会見の廃止を検討することを証明した。」ことに対して「記者会見だけではないが、それを含む多様な取材を重ねて真実に迫り、伝えるメディアの機能に対する認識を書く提案である。撤回を求める。」としている。
官僚から下げ渡された情報を、その意のままに書いてきた連中が今さら何を言っているのか。
「権力を持つ側は、常に記者会見を嫌い、減らそうとする。」と言うが、記者クラブという枠組みを作り、加盟社以外のフリーランスや雑誌媒体などを締め出してきたのはいったい誰なのか? その部分は無視を決め込んで、たかが事務次官の会見がなくなったことを「知る権利」上問題があると書きたてるのは噴飯ものである。
会見がないというのならば自分たちで取材すればいい。まさに報道における日経が大好きな「自由競争」の到来である。民主党は記者クラブも廃止する意向だと言われている(昨日からの流れだとちょっと微妙になってきたようだが)。その時、記者連中にどれだけの取材力があるのか、是非ともお手並みを拝見したいものだ。
もっとも、この社説にはすでに伏線が張ってあって、「『政治主導だから官僚は発言するな』が趣旨ならば、官僚たちは記者会見だけでなく非公式取材にも応じなくなる。政治主導が究極的に官邸主導だとすれば『官房長官が発表するから各閣僚は発言するな』と拡大解釈される危険もある。」と書いている。だから官僚に取材できなくなるのは自分たちの責任ではないというわけだが、私はむしろこれからしばらくの間、政治主導に抵抗する官僚が自分たちの身内である記者を使って徹底的に鳩山連立政権に対して情報戦を仕掛けてくる可能性が高いと思う。
おそらく、「小沢支配=二重権力」という報道もその一環だろう。「最終調整も『小沢氏主導』」(9/15朝刊)、「国会運営、小沢氏が主導権」(9/16朝刊)、、、と日経でも「小沢支配」の印象操作に余念がないが、繰り返しになるが幹事長が権力を握るのは当たり前のことである。

で、まあそんななか、しかし日経にも「おやっ?」という記事が出始めている。
もとよりすべての記事を読んでいるわけではないのだが、以下、ここ最近、印象に残った2つの記事を紹介する。

9月13日 朝刊「中外時評」
タイトル:健全な市場経済の構築へ 日本発のメッセージを
筆者:論説委員 末村篤
*****
 今週、首相に就任する予定の鳩山由紀夫氏が、雑誌「Voice」に発表した論文(「私の政治哲学」)の抄訳が外国のメディアに転載され、物議を醸している。
 自由を至上価値とする資本主義の放縦が社会的不平等を生み、共産主義や国家社会主義を生んだという歴史観。米国的な自由市場経済が普遍的で理想的な経済秩序で、諸国はそれに合わせて経済構造を改革すべきという思潮への反論。衰退した「公」の復興で経済外的価値に目を向け、国民経済の破壊に歯止めをかける決意--。
「米国発市場原理主義」批判だ。
 誇張された海外の反響は、米国の風下で従ってきた日本の指導者が発した批判ゆえの驚きだろう。反米、ポピュリズム(人気取り)の批判は当たらない。世界の共通認識であり、オバマ米大統領が就任演説で国民に呼びかけた社会再生の変革に通じる主張である。
「市場原理」を平たく言えば、経済の合理性、整合性だろう。市場無視の経済運営を続ければ、体制を問わず国も企業も破綻する。土地本位制と株式持ち合いの旧日本システムしかり。しかし、市場の尊重は、かつて経済を律して社会の質を高めることに貢献したが、昨今は経済をゆがめて社会を劣化させる働きをしているように見える。
 逆説は、効率を求めるあまり、自由と規律の均衡を欠き、公正を省みない、市場の乱用で生じた。教育、医療、労働などの領域への市場の拡張。企業を金融商品と同列視する極端な株主主権の横行……。サッチャー・レーガン革命以来、米国金融の憲法、グラス・スティーガル法(銀行証券分離)の廃止に至る自由化で、産業資本主義は金融資本主義に変質した。金融経済危機は新自由主義と行き過ぎた市場主義の帰結だ。「市場の失敗は市場主義の不徹底が原因」という抗弁は国民経済を人質にした詭弁(きべん)である。
(以下略)
*****

9月14日 朝刊「核心」
タイトル:「官主」から「民主」へ
筆者:本社主幹 岡部直明
*****
「308」。総選挙での民主党の獲得議席数をみて、戦後の国際通貨史を思い浮かべた。1971年8月のニクソン・ショック(金ドル交換停止)を受けた同年12月のスミソニアン合意での円レートである。戦後の1ドル=360円時代から1ドル=308円への円切り上げに経済界に緊張が走った。それは73年の変動相場制移行への分岐点になった。
 この歴史的な議席を背景に、鳩山由紀夫政権は戦後日本の政治経済システムを転換させる大きな使命を帯びている。スミソニアン体制が固定相場制から変動相場制への転換点になったように、この政権交代を「官主」政治から「民主」政治への足がかりにしなければならない。
(中略)
 政治主導への転換には、ポピュリズム(迎合主義)に乗った官僚たたきではなく、官僚を使いこなす能力と度量が求められる。民間の専門家や有為な官僚の政治任用制も確立する必要もある。その予備軍としてシンクタンクの機能を活用することだ。少なくとも主要閣僚は最大限、長く務め、G20などで一目置かれる存在になってほしい。
 政治家と官僚の本分はおのずと違う。マックス・ウエーバーは『職業としての政治』で官僚は「怒りも偏見もなく」職務を遂行すべきだとし、政治家の資質としては情熱、責任感、判断力の3つをあげている。
 いま日本では2つの政権交代が進行中だ。ひとつは自民党から民主党へ。もうひとつは官主から民主へである。歴史的にみれば、明治以来の官僚政治を転換するという点で「もうとひつの政権交代」の意味が重い。日本は成熟した民主国家になれるかどうかの分岐点にさしかかっている。
*****

政権交代はメディア内部の力関係にも微妙な影響を与えるはずだ。具体的に言えば、これまで与党担当だった記者が野党担当に、野党担当だった記者が与党担当になるわけで、おそらくこれまでの野党担当というのは、あまり既得権益にまみれてはいないだろう。
上記の記事を書いた人物がそうなのかどうかは定かではないが、長らく自民党を担当して自らも与党ボケしてしまった数多の記者が主流から外れていけば、少しだけマスゴミの寿命も延びるのかもしれない。

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2009/09/09

改めて衆院選・東京11区

今さら、、、とは思うのだが、昨晩、RSSリーダーに登録しているブログを見ていたら、こんなエントリーがあった。
そこで、私も改めて東京都選挙管理委員会のHPで東京11区の票を見てみた。

比例区で自民党に投票した人 → 66,608人
比例区で公明党に投票した人 → 33,538人

自民 + 公明 = 100,146人

比例区で民主党に投票した人 → 114,165人
比例区で新党日本に投票した人 → 7,858人

民主党 + 新党日本 = 122,023人

しかして小選挙区の開票結果は

下村博文 117,472
有田芳生 113,998

つまり比例で民主党と新党日本に投票した人の票を完全に小選挙区で固めていれば勝てたことになる。
ちなみに板橋区の国民新党は3,456、みんなの党は14,060(結構、多い)。これを保守票ということで単純に下村に流れたと計算すると

100,146 + 3,456 + 14,060 = 117,662

となり、下村が獲得した票とほぼ同数となる。
一方、有田さんは社民党の推薦も受けいてた。その社民の比例の得票数は10,251。そこで民主と新党日本の合計にこの数字をプラスすると、

122,023 + 10,251 = 132,274

ただここで注目すべきは共産党で、共産は比例での得票数は30,284だが小選挙区の候補の得票は36,487と6,203票も増えている。これが社民支持者から流れたものと考えて、民主+新党日本+社民の合計からこの分を引くと、しかしそれでも126,071。実際に有田さんが獲得した票はこれより12,073票少ない。

板橋区の小選挙区と比例区の投票総数を比べてみると、実は比例区の方が4,386票多い。また投票所へ行った人という意味での投票総数と比較すると小選挙区の投票総数は-8,386、比例区の投票総数は-4,000となっている。こう見ると、白票などの無効票も選挙結果に微妙な影響を与えている。

だが、やはり一番の問題は比例区で獲得した民主票を小選挙区で固めきれなかったことにあると思う。
そこで思い当たるのが板橋区の民主党事情。
先の都議選で民主党は板橋区から2人の当選者を出しており得票は↓のようになる。

熊木美奈子 50,704 + 土屋敬之 49,461= 100,165

このうち熊木都議は有田さんの選対本部長だったが、一方、土屋というのはいまどき石原珍太郎ベッタリを公言して憚らないこういう人物で、いわば確信犯である。
実際のところ国民新党やみんなの党、あるいは公明党の票がすべて下村へ流れたわけではないだろうから、とするとこの土屋票が少なからず下村に流れたことは想像に難くない(この両者は思想信条も近い)。これに当日の投票率など、さまざまに微妙なあやが重なり合っての3,474差が生まれ、そして有田さんは今回の総選挙での惜敗率最高の落選者となった。

それにしても東京11区の自民候補は強いと言われていたが、比例区の票で自民と民主を比較すると47,557票差、自民は民主の58%しか取れていないのには驚く。もはや自民自体の地盤沈下が取り返しのつかないところまで来ているようにも見え、この状況で公明党が自民から離れてしまっては、いくら珍太郎ベッタリ都議がついていても次の選挙は相当に厳しい戦いになるだろう(そもそも珍太郎は間もなく都政を放り投げ出すだろうし)。

ということで選挙の話はこれにて終了。

最後に雑談を一つ。
都議会は民主党が主導権を握り、国政においても民主党が政権をとるという状況を考えれば、予断は許さないが築地市場の移転は阻止できる可能性が高まったと思う。そこでキャッチフレーズを考えてみた。

「ノーと言える築地市場」

ダサイ(^_^;)?

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2009/09/07

小沢幹事長-鳩山由紀夫は霞が関に対抗する最強組織をつくっているだけ

先週来伝えられていたが、公明党の新代表が決まったそうだ。民主党の代表選挙の際、あれだけ「開かれた選挙をしろ」とわめきたてていたマスゴミだが、公明党の新代表決定のプロセスは完全スルーである。

その一方、マスゴミは相変わらず民主党の小沢新幹事長人事に対して、二重権力、院政という批判を浴びせている。前エントリーで9月4日の日経朝刊のことを書いたが、日経はその翌日もまた小沢だらけ、社説では「民主党は政策決定の一元化を貫け」と題して「民主党内では小沢氏の幹事長起用を受けて、人事や重要問題をめぐる発言力がさらに増大するとの見方が強い。しかし小沢氏が院政を敷き、政策決定過程が不透明になれば、細川政権の二の舞である。」、さらに締めでは「小沢氏は与党の最重要ポストに就く以上、記者会見を定期的に開くなどして党運営の透明度を高める努力をしてほしい。西松建設からの巨額献金で公設秘書が起訴された事件も、今後の裁判の進展に応じてさらに説明責任を果たす必要がある。」ときたものである。
ま、これは日経に限ったわけではなく、どこのメディアも同じ調子で、要は「二重権力」「院政」を記号化することに必死なわけだが、これはいかに霞が関が小沢を嫌がっているかの裏返しなわけで、つまり鳩山由紀夫の人事はいまのところまことに正しい方向で進んでいると思う。

いま鳩山民主党及び連立政権にとってもっとも求められているのは、長らく日本を独裁支配してきた霞が関に対抗し得る最強の組織を作ることである。
強い組織とはどういうものか? それは集中力のある組織である。それには変に民主主義的な合議制に立つよりも、一点に権力を集中した方がよい。その際、もちろん権力を持った人間が正しい認識を持っていることがマストであるが、そこさえ間違わなければ強いリーダーシップを持った人間をトップにいただいた方が組織は絶対に強くなる。これは企業経営であろうがスポーツチームであろうが同じだ。
その意味で今回、鳩山がやっている人事はポイントを突いている。
つまり党は小沢に任せる、そうして内閣はやはり官僚相手に実績のある菅直人を中心に据えることで、この二点に権力を集中させる。その上で、この両者の上に立ち、あたかもホールディング・カンパニーのような場所に位置して最終的にすべてを決めるのが鳩山由紀夫ということなのだろう。であれば、これは相当に強力な対霞が関シフトである。
こうして要さえしっかりしていれば、あとは年金担当になるであろう長妻昭をはじめ、それぞれの専門分野に強い議員をどんどん内閣に送り込めばいいわけで、私はここまでの人事を見て「鳩山さん、なかなかやるナ」と思う。

そこで個人的に鳩山内閣に対して是非、希望したいのは田中康夫の入閣である。
田中康夫は長野県で脱ダムを初めとするさまざまな政策(それは現在の民主党のやろうとしていることときわめて近い)を、県職員という官僚相手に戦いながら実現してきた実績がある。しかも一方で、それに抵抗する連中がマスゴミを使っていかにウソ、デタラメを垂れ流すかについても知り尽くしている。
「二重権力」「院政」報道の洪水を見るまでもなく、新政権にとって今一つ重要なのはマスゴミ対策だ。マスゴミはすでに経営的には瀕死の状態であるが、手負いの状態というのはかえってタチが悪い。官僚の流すウソやデマに飛び乗って連立政権叩きをする可能性は十分にある(というよりもすでに始まっている)。
それに対抗するためにも、こういうメディアを知り尽くした田中康夫は必要欠くべからざる人材だと思うのである。

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2009/09/04

革命の最終章はこれから始まる

今日(9月4日)の日経朝刊1面には当然ながら「民主幹事長に小沢氏」という見出しの記事がある。これを読んでみると、以下のような部分がある。

 鳩山氏は「幹事長は党務だ。政策の決定は政府でやると(小沢氏と)確認した」と説明したが、選挙戦略にかかわる重要政策では小沢氏の影響を排除できない可能性がある。

なんだこれ? 小沢はこのたびの選挙で国民の圧倒的な支持を得た第一党の幹事長になったわけだ。政権政党というのは政策を遂行するために存在するのだから、その幹事長が重要政策に対して影響を与えなくてどうする?
マスゴミが大好きな自民党の歴代幹事長というのは重要政策に影響を与えてこなかったのかね?
この記事がいやらしいのは、この文章の次に脈絡なく唐突に、

 小沢氏は今年5月、西松建設の巨額献金事件を受けて代表を辞任し、選挙担当の代表代行に就任。同事件で政治資金規正法違反で起訴された小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告の初公判は今秋の見通しだ。

という部分が挿入されていることである。どうやらこの新聞社では、相変わらず小沢一郎の記事を書くときには必ずこのフレーズを入れているようだ。そうして政治面でも「小沢氏 権力の中枢に」という記事があり、リードには「(小沢が幹事長に就任したことで)今後の閣僚・執行部人事にも小沢氏の意向が大きく影響しそうだ。」と、さもそれが危険であるかのように書いてあるわけだが、これもまた当たり前のことである。

以下は本日の「白川勝彦の永田町徒然草」。

*****
今日の新聞各紙の一面トップ記事は、小沢一郎氏の民主党幹事長起用である。これに関する毀誉褒貶はいろいろと出てくるであろう。近く内閣総理大臣に就任する鳩山民主党代表は、難しい問題に次々と決断していかなければならない。

今回のような総選挙を経て新しい総理大臣が誕生する例は、残念ながらわが国にはなかった。要するに海図なき船出なのである。まずは鳩山氏が決断することからすべては始まる。その第一歩が小沢氏の幹事長起用なのであるのだ。これから鳩山氏は小沢幹事長と協議しながら諸事を進めていく覚悟なのである。そして次々と役職は決まっていく。その人たちがそれぞれの役割を果たしていかなければならないのだ。成果はそれぞれの人々の貢献とされるが、責任は鳩山氏が負わなければならない。船長とはそういうものである。
*****
詳細はこちら

長らく日本を独裁支配してきた霞が関の官僚がもっとも恐ろれている政治家は小沢一郎である。そのため、この集団は自民党とマスゴミという2つの権力維持装置を使って徹底的に小沢潰しをはかってきた。しかし、いまやその装置の1つは小沢の手によって大破させられてしまった。
となれば残された手段は1つ。マスゴミをさらに使うしかない。ところがこのマスゴミ、自分たちは偉いんだと勘違いしてクラブでふんぞりかえっている記者連中は何も知らないが、足元は大変なことになっている。広告局や販売局はいまやパニック状態で、阿鼻叫喚の地獄へまっしぐら。きわめて近い将来、自民党同様、ぶっ壊れる運命にある。
そうして2つの権力維持装置が壊れた霞が関に鳩山連立政権が乗り込む。ついに「国民の生活を第一に考える勢力」が真の独裁権力の前にたどり着いたわけだが、最終決戦はまさにこれから始まる。そのことを鳩山由紀夫はわかっているから、小沢一郎を幹事長に起用したわけだ。

※参考資料(いずれもPDF)
だから日本はダメになる 小沢一郎・田中康夫対談
江藤淳 それでも「小沢」に期待する(PDF) 
政治家の志とは何か 小沢一郎・江藤淳対談

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2009/09/01

世界が笑う-田中良紹の「国会探検」

田中良紹の「国会探検」

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 通常、国民の審判が下ったその日から前政権が掲げてきた方針は停止する筈である。前政権の方針を主権者である国民が拒否したのだから、そうならなければおかしい。前政権は自分たちの方針を新政権の方針に切り替えるのに齟齬がないよう新政権に協力する。それが国家国民のために政治家や行政官になった人間の最低の努めである。「私」を封じて「公」に殉ずる。国益を守るとはそういうことである。

 ところが昨日からの動きを見ていると日本の政治家や官僚はそうではない。その不思議さを世界はどう見ているのだろうか。例えば消費者庁が前政権の方針のまま9月1日からスタートした。一体何を考えているのか、民主主義国家の有り様に逆らう話である。国土交通大臣のごときは、民主党がマニフェストで建設中止の方針を掲げた八ツ場ダムについて「再考して欲しい」と注文を付けた。全く選挙の意味を理解していない。

 そしてもっとみっともないのが自民党だ。選挙惨敗の責任を取って辞意を表明している麻生氏を特別国会で総理候補に担ぐと言う。総裁選挙が間に合わないというのが理由だが、間に合うか間に合わないかは「私」の事情である。「公」を重んじるなら間に合わせるようにすれば良い。それが出来ないなら、議会制民主主義の政党足り得ない非力さを謝罪して解散すれば良いだけの話である。

 辞意を表明している人物を国会の首班指名選挙に担ぎ上げ、それに党員が投票させられる政党など先進民主主義国のどこにあるだろうか。おそろしく馬鹿馬鹿しい話である。選挙後に国民が注目しているのは、民主党の官僚操縦力と自民党の再生力だが、これでは自民党に再生の力が全く残っていない事になる。どこからこんな判断の誤りが生まれてくるのだろうか。
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詳細はこちら

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「3,474」

普段、私が目を通しているブログは、すべて民主党の勝利を大歓迎しているわけだが、当方、念願の政権交代が起きたにもかかわらず、あまり嬉しくないというのは困った心持ちである、、、

さて、、、

まずは今回の東京11区の選挙結果について、当ブログにコメントいただいた方々に心から御礼申し上げます。

昨日、会社へ行くと、私が有田さんを応援していることを知っている人はみな、「惜しかったね」「もう少しだった」「あの相手によく善戦したじゃないか」と言ってくれた。
コメントをいただいた方々ともども、大変にありがたい言葉を頂戴したと思っている。

とはいえ負けてしまったのは事実である。
具体的に言えば、3,474票という差を埋めて、さらにそれをこえるだけの票を掘り起こせなかった。
共産党候補がとった36,487という票を見ると恨めしい。が、しかし共産党がそれぐらいの票を持っていたことは都議選の結果(共産党は35,455票)を見ればわかっていたこと。
また、選挙戦の真っ最中に、「衆議院選挙を辞退して参議院の繰り上げ当選を受ける」というデマをマスゴミに流されたのは本当に痛かったが、この問題に対するリスク管理が徹底されていなかったのも事実だと思う(とはいえ、この報道が重大な選挙妨害であることは間違いなく、本来ならばメディアはこの報道に対する検証をきちんとすべきだが、現状のマスゴミにそれを期待するのはまったくもってムリである。そして、実はこのデマ報道については奥が深いという情報もある)。

しかし、最大の敗因は、「板橋区の反自民の受け皿は、民主党推薦候補で新党日本の有田である」ということを選挙区の隅々にまで徹底できなかったことにあったように思う。今回、東京11区の投票率は64.95ポイントと全国平均よりも低かった。その原因を推測すると、結局、民主党公認候補がいない選挙区で誰に投票すればいいのかがわからなかった有権者が少なからずいたのではないだろうか。
というのも、これは板橋区に住む私の親から聞いた話なのだが、投票日の数日前、バスに乗っていたら「板橋には民主党がいないのよね。だから下村はもう当選したように悠々している」と話していた人たちがいたそうだ。
高島平を抱える板橋区というのは高齢者が多い。いまや世の中はインターネットを中心に情報があふれかえっているが、高齢者の人たちがニュースや情報に接触する機会というのは、全体的に新聞、テレビなど非常に限られているだろう。そうした人たちに対して完全に浸透できなかったのではないか?というのが私の感想である(そこへもってきて、あの参議院繰り上げデマである)。

ただし、これは候補者、そして運動員が力を抜いていたということではまったくない。それどころか、民主党の熊木美奈子都議(選対本部長)、板橋区議団のみなさんに全面協力をいただいたもの、そもそも組織がまったくないだけに、スタッフ自体はボランティア中心で、しかも他陣営に比べると絶対的に人数が少ない。
そんななかで、みんな本当によく頑張った。
その一例をあげるとウグイス嬢。この人数が少ない。したがってクルマによっては、一人の女性がずっと喋っている、あるいは運転者以外は男も女もなく順番に喋るという時もあった。ウグイスの経験のある女性は一人で喋っている合間にポツリと「私、市会議員の応援をしたことがあるけど、その時でもウグイスは7、8人いましたよ、、、」と漏らした。
結果、選挙戦が始まった当初は、「私、ウグイスはできないです、やったことないです」と言いつつ街宣車に乗って手を振っていた選挙応援は初めてのボランティアの女性が、最終盤には立派なウグイス嬢になっていた、、、なんていうことも(^_^;)。

こうした状況のなか、メディアでは終始、自民党候補が優勢と伝えられていたが、現場のスタッフは日に日に「勝てる」と思うようになっていった。それは、すでにこのブログでも何度か書いたが、とにかく有権者の反応がメチャクチャに良かったからである。「もう有田さんに入れたわよ」という人や「今回は“はくぶん”はダメだ、落ちるよ」と言ってくれた人がものすごく多かった。選挙の最終日、私はtwitterで「これは雪崩です」とつぶやいたが、本当にそう思えるほどすごい手応えだったのである。

ただ、今にして思うと、自民党陣営だってそういうこちらの様子は当然観察しているわけで、「これは言われているほど安泰ではない」と非常な危機感を持って組織を引き締めたことは間違いない。実際、街宣終了後も相手はおそろいのポロシャツを着て大人数で駅前でビラ配りなどをしていたが、こちらは人数が少ないだけにそういうことを徹底的にははできない。
最終日、相手候補の集会では夫人が「どうぞよろしくお願いします、、、」と言って泣き崩れたそうだ。それを聞いてわれわれは笑ってしまったが、逆に言えば選挙のプロ集団がそれだけ危機感を持って死に物狂いでやっていたわけで、それに対して、これはあくまで私自身のことであるが、では自分も死に物狂いでやっていたか、石にかじりついてでもやっていたか、、、というと、むしろ有権者の反応の良さに目を奪われて、事態を楽観視してしまったように思う。
飯島勲はその著書のなかで「選挙とは人を殺さない戦争である」と書いている。
その戦争で、自分はやるべきことをすべてやったのかというと、むしろまだまだやれることがあったと思う。
だから「3,474」に悔いが残る。

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2009/08/31

ご声援ありがとうございました

有田さんの選挙戦は残念な結果に終わりました。
正直、このような結果はまったく想定しておらず、せっかく念願の政権交代が起きたにもかかわらず、ガックリきております。
開票は事務所で見守りましたが、四回目の開票の数字が入った時点でも9万票で並んでおり、負けるとは思いませんでした。
出口調査の結果も悪くなかったという話を聞いていたので、相手候補に当選が出たときには小選挙区で落ちても比例で当選するという意味なのかとも思いましたが、そうではありませんでした。

しかし、いまになって考えてみるといろいろと甘い点もあったのでしょう。また、およそ3000票という差を考えると、あれさえなければ、、、というようなこともありますが、それについてはこの次以降のエントリーで書くことにします。

まずはこのブログを見て有田芳生を応援していただいた方に感謝と、そしてお詫びを申し上げます。

さらに、このような経験をする場をつくってくれた有田さん、そして一緒に活動させていただいた板橋の民主党のみなさんを含む、すべてのスタッフのみなさんに心から御礼を申し上げます。

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2009/08/30

本日もつぶやきます

もう少ししたら、有田事務所へ行きます。
本日もtwiiterでつぶやきます(このブログの右側サイドにリンクが張ってあります)。

「当確なう」、「万歳三唱なう」、、、をご期待ください。

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これは凄い!

今朝、このブログを興味深く読んだのだが、その時の動画がアップされていた。
まず、ブログを読んで、その後、YouTubeをご覧ください。

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2009/08/29

本日の東京11区

本日、菅直人民主党代表代行が東京11区に入り、東武東上線ときわ台駅北口で17時から民主党、新党日本合同の立会演説会が大変な盛り上がりのなかで行われた。

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Listen!


いよいよ選挙戦も残すところあと1日。
あと一歩どころかあと半歩のところまで来ました!

明日1日でなんとしても逆転して、兵庫8区の田中康夫代表とともに新党日本は小選挙区で2議席の獲得を目指します!

なにとぞご声援のほどよろしくお願いいたします。

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2009/08/28

日経にもゴロゴロ転がっている「自公"合体"政権の忠実な傭兵」

「民主党圧勝の最大の功労者は麻生太郎」とも言われる今日この頃、、、
またしても飛び出した「景気が悪いから暗い話をする人が多い。しかし64年前は日本中が焼け野原だった。あの時ほど暗いですか? そんなことないでしょうが」という発言。
ことここに至って、ついに麻生自身ですらほとんど記憶がないはずの敗戦直後と今を比較するそのバカぶりが話題になっているわけだが、、、

四十代半ばを過ぎた私は、もちろん敗戦直後のことは知る由もない。
しかし、自分の親や親族、あるいはその時代を生き抜いた人たちの話を聞いたり読んだりすると、64年前、確かに日本は焼け野原となり戦争の深い傷跡を残してはいたが、一方で長く続いた抑圧の時代、暗い戦争の時代がやっと終わったという解放感、もう空襲はないんだという安心感があったことも事実のようだ。
そうして焼け跡闇市の時代、国民全体が貧しかったことは間違いないが、しかし一人一人が生きるために必死になっていたこの頃は、誤解を恐れずに言えば“熱い時代”だったのではないだろうか? とすれば今の方が暗いんじゃないの? 熱がないんじゃないの?と私は思ったりする。

閑話休題。

ここのところバタバタしていて書こうと思っていて書けなかったことがある。
それについてサッと触れておきたい。

先週の日曜日の白川勝彦「永田町徒然草」に、こんなことが書いてあった。

自公"合体"政権下における最後の日曜定番の政治番組を観た。政治の世界に身をおいてきたので実に長い付き合いであった。私も数回は出演したことがある。来週の日曜日は投票日なので、毒にも薬にもならない番組を流すのだろう。マスコミも自公“合体”政権は敗れると思っているので、自公“合体”政権に塩を送るような番組をつくるとは思わないが、念のために注意した方がよい。

今日の政治番組でも、マスコミは最後まで自公“合体”政権の傭兵であることを遺憾なくみせてくれた。特にテレ朝の『サンデープロジェクト』は、最後まで忠実な傭兵であった。このような傭兵がセットした舞台であったが、麻生首相と太田公明党代表のパフォーマンスは最低であった。魚は頭から腐るという。政党も同じだ。自公両党の党首の政治的センスは、完全に狂っている。だからこの二人が露出すればするほど、自公両党の票はどんどん減っていく。政権・体制・権威が崩れ去るときは、こういうものである。

このエントリーを読んだあと、日経の朝刊を眺めていたら「風見鶏」という囲みのコラムのこんな文章にお目にかかった。書いているのは編集委員の坂本英二。タイトルは「ほどほどと大胆の差は」。一部を引用すると

 各党のマニフェストには「生活支援」と銘打ったメニューがずらりと並ぶ。ばらまき予算の定義は難しいが、日本をどういう国につくり替えるのかという政策目標があいまいな公約が多すぎるように思える。  将来不安の元凶でもある年金制度――。自民党は消費税率のアップともかかわる改革の検討を「小さく」先送りし、民主党は「大きく」先送りする。  政策の実現に避けては通れない財源問題――。長年の大盤振る舞いに少しは気がとがめる自民党は「ほどほどに」ばらまき、しがらみのない民主党は「大胆に」ばらまく。そんな構図が透けて見える。  首相が最近発した言葉の中で深くうなずいたフレーズがある。「民主党はけた違いのばらまき政策だ」。与党の政策もばらまきだと正直に認めている。  民主党の鳩山由紀夫代表が発した自民党批判で首をかしげたフレーズがある。 「待ち受けているのは借金地獄と消費税の増税だ」。看板政策だけで年16兆8000億円の新規財源を要する民主党にもよく当てはまる批判に聞こえる。  民主党の圧勝予測は政策や手腕に積極的な支持が集まりつつあるというより、自民党政権の継続に「ノー」という気分を映した部分が多いように感じる。  投票日まであと1週間。荒波の中で日本丸のかじ取りを託せるのは自民か、民主か、第三極か。よく目を凝らさなければ、結局ツケを払うことになるのは有権者である。

ふーむ、この編集委員とやらも自民党の忠実な傭兵ぶりを遺憾なく見せておりますな。
このブログでもすでに何度も書いているが、民主党や新党日本が言っているのは税金の使い道を変えるということ。新規の財源云々というが、予算の重点的な配分を、これまでの政・財・官(+マスゴミ)のいわゆる既得権益者から国民本位のものにすると言っているのである。これほど明らかな「日本をどういう国につくり替えるのかという政策目標」はない。

日経は天下の永田町散歩ライター・田勢康弘を排出輩出しただけあって、他にも忠実な傭兵がゴロゴロと転がっている。
翌24日の朝刊「核心」。筆者は論説委員長の平田育夫。タイトル「0歳児からみた選挙公約」。こちらも一部引用。

 僕は先週生まれた。次の日曜に衆院選挙があるというので各党の選挙公約をママに読んでもらった。  いや実にびっくりした。僕らのためにおカネう使う政策もあり、ママは喜ぶかもしれない。でもほくが成人するころの経済や社会、自分の仕事がどうなるのか全く見えない。どうも税金や社会保険料で重い負担をさせられるみたいなんだ。  政治家はママやパパ、じいじ、ばあばには優しいが僕らのことなんかほとんど考えていない。大人たちが今やるべきことをしないで僕らにツケを回すなら、かなわないな。

 赤ちゃんを代弁すれば、こんな風になるだろうか。
 政権交代の可能性を意識して、各党の公約は有権者の目先の関心に訴える政策であふれている。今の日本に必要な長期ビジョンや政策はほとんどない。

麻生太郎が敗戦直後の日本と今を比較したと思ったら、こちらの忠実な傭兵は赤ちゃんの代弁をしての民主批判である。そうしてこのコラムは次のように締めくくられている。

 また、ひょっとして政治家は国民の関心事を読み違えているのではないかとも思う。バラマキを望む人ばかりではない。見識と判断力を備え、子供たちの将来を憂えている人も多い。そうした静かな良識派の懸念にも思いをはせてほしい。

この平田という男、どうやら自分は「見識と判断力を備えた静かな良識派」だといいたいらしいが、厚顔無恥もはなはだしい。
このような「裸のマスゴミ」も、この際、自民党と一緒に退場していただくことが国民にとっての幸福である。

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2009/08/27

朝日の中盤情勢調査、新党日本は「1~2」

私は朝日という新聞は購読していないのだが、本日朝刊に掲載された議席予測によると、新党日本は「1議席を得る可能性がある」(これは田中康夫だろう)となっているものの、議席推計では「1~2」となっている。
おそらく新聞で新党日本の議席推計で「2」が出たのは初めてだろう。

いよいよ選挙は最終盤。
明日夕方、民主党の大幹部が東京11区に入ります。

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マスゴミの選挙妨害にもめげず、あと一歩のところまで来ています!

すでに一昨日のことであるが、、、
25日(火)に有田芳生は記者会見をして衆議院選挙を戦うことを表明した。

しかしながら、さんざんデマを流して選挙妨害をしたマスゴミは、一応、取材にきて記事を書いたものの、そのほとんどがベタ記事扱いした。
その典型がスポニチ。あれだけデタラメを書いておいて、有田さんの記者会見についてはこれだけ
これは前エントリーでも書いたが、マスゴミによる印象操作の基本的な手法なわけで、他の媒体も概ね最初に書いたときには大きく、その訂正はベタ記事という姿勢を貫いた。ついでにいうと、スポニチはわざわざ最初に書いた時の記者とは別の記者を平然と会見に送り込んできたものである。

なにしろ有田陣営はしがらみがない分、組織もない。選挙もボランティア中心。したがって選挙事務所の前に嫌がらせで破ったチラシをばら撒かれても仕返しにも行けない(^_^;)。同様に嫌がらせ電話を受けることはあっても、かけるヒマはないのである。
そういう候補にとってネットというのは本来、もっとも有効なツールなわけだが、この利用は公職選挙法違反ということになっている。
もっとも選挙戦も終盤になり、その規制もなし崩しになっているわけだが、それにしてもなぜ日本だけがネット利用を規制しているのか。それは組織とカネがある候補、つまり世襲や組織内候補であることの優位性を奪われたくなかったからだろう。麻生流の表現をすれば「カネと組織のねえヤツは選挙に出ちゃいけねえ」という、要するに参入障壁である。
ま、民主党が政権を取ればネット利用は解禁になるらしいから、おそらく次の選挙は全面的なネット選挙になるだろう。これまでマスゴミを不必要に潤してきた広告収入がネットによって破壊されたのと同様、選挙においてもこれまでの地盤、看板が破壊され、まったく意味をなさない時代が到来するはずだ。
まことにネットはあらゆるものをフラット化していく。

とはいえ有田芳生WEB勝手連としては次の選挙まで待ってはいられない。
そこで現状をお伝えします。
すでに先行する相手の背中は見えています。あと一歩のところまで来ています。
マスゴミにデマを流されても、嫌がらせを受けても候補者本人、そしてボランティアもけなげに頑張っております。
どうかよろしくお願いいたします。
また、隣の選挙区との境でビラを配っていると「豊島区なんで」とか「練馬区なんで」と言われることもよくありますが、現在の衆議院選挙は比例代表もあります。
そのこともどうそお忘れなく!

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2009/08/24

マスゴミによるデマ報道の影響と選挙現場の実感

週末は有田事務所に顔を出した。
そこで改めて感じたのは、「衆議院選挙を辞退して参議院の繰り上げ当選受諾へ」というマスゴミによるデマ報道の影響である。
選挙のビラを配っていていも、「有田さんは参議院へ行くのは本当か?」と頻繁に聞かれるのである。事務所に新聞記事を片手に訪ねてくる人もあった。ただでさえ東京11区はマスゴミでは対立候補有利と伝えられているだけに、これは大変である。そのように聞いてくるみなさんには、「絶対にそれはありません、衆議院選挙を戦い抜きます。なのにマスゴミにデマを流されて大変です、どうか周りの皆さんにもその旨を伝えてください。応援よろしくお願いしますっ!」と言うしかない。
もっとも、そうして説明するとほとんどの人が「良かった、どうなることかと思ったよ」と言ってくれるのが幸いであった。

そもそも、、、

マスゴミの記者たちが選挙区の状況を少しでも取材すれば、有田さんが辞退するはずがないことはすぐにわかることである。
なぜなら街頭での街宣活動やチラシ配りでの反応が驚くほどいいのだ。街宣ではとにかく道行く人が手を振ってくれる。しかも男性、女性の区別もない。気難しげに歩いているかに見える男性でさえ、「よっ、頑張れ!」と手を上げてくれる。沿道で、あるいは遠くからでも手を振ってくれる人、「頑張ってね」と声をかけてくれる人も実に多い。チラシを配っていても同様である。
このような状況で、それでも衆議院選挙を辞退して参議院議員にでもなったら、それは即、選挙民への裏切りであり、政治生命は終了だ。そんな判断を下すはずがない。
にもかかわらず、なぜあのようなニュースがマスゴミによって一斉に流されたかというと、護送船団、横並びの記者クラブ体質にドップリつかった連中が、まったく現場の取材をしないまま、誰かにレクチャーを受け、その線に沿ってコメント取りなどの「取材活動」をした結果だろう。

いま全国で鳩山由紀夫が言うところの「地殻変動」が起きていることは間違いない。
と同時に、ものすごく大規模な「政権交代祭り」の状況が生まれていると思う。多くの人が、何十年に一度あるかないかのこの大きな祭りに乗り遅れたくない、早く参加したくてうずうずしている、、、そんな雰囲気がひしひしと伝わってくる。
この流れはもはや止めようがなく、マスゴミによる「民主党圧勝のホメ殺し」も、アナウンス効果による揺り戻しの期待とは裏腹に、祭りをさらに熱狂的に盛り上げる煽りの役目しか果たしていない。

私はもともと民主党はあまり勝ちすぎないほうがいいと思っていたが、このたびの政権交代は日本人が経験したことのない革命なのだから、それがドラスティックであるのはやむを得ない。

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2009/08/21

炙り出される「ジャーナリスト」たち

この国で霞が関を中心とした独裁権力がこれだけ長く続いた最大の理由は、権力と対峙しているかに見える人間が、実は見事なまでに取り込まれていたところにある。
ある政策を遂行するにあたって賛成者と反対者がいて対立をしている。結果、民主主義の論理として多数決によって是非が決定される。一見、まことに民主主義的な手続きを踏んでいるように見えるが、実はこの「対立」は権力によって結論を完全にコントロールされた予定調和であって、これをかつて岡庭昇は「合意のファシズム」と呼んだ。
ところがこの権力構造が崩壊する時がついにきた。
その時、明らかになったのは、これまでジャーナリストと称して勇ましく権力を監視していたかに見えた連中が、ことごとく既得権益の側にいたことである。もはや名前を挙げるまでもないが、田中良紹の言葉を借りれば、そういう連中が次から次へと「炙り出されて」くるのは実に興味深い。
そうしてまた一人、煙の中から飛び出してきたのがこの人物
岸井成格の時と同様、このエントリーにおいても、もっともおもしろいのはコメント欄である。

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ネットでの選挙応援-「違法の判断はケース・バイ・ケース」の意味

本日(8月21日)の日経社会面に興味深い記事が出ていた。
Webにはリードと本文最初の1段落だけアップされている。それがこれ

で、その先をちょっと引用してみる。

 沖縄県のフリーカメラマン、石川真生さん(56)は3年前、突然、沖縄県警の警察官の訪問を受けた。県知事選の告示後も、自身のブログで応援していた候補の活動を写真付きで紹介していたことろ、「個人のブログでも公選法違反です」と警告されたという。

この石川さんの場合、いま見てみたところ実名でブログを開設していらっしゃる。したがって個人を特定するまでもなく、県警は石川さんのところへ行けるわけだが、匿名の場合、ブログサービスを提供している会社は個人の情報を提供するのだろうか? また、そもそも、そこも匿名だった場合はどうするのか? 疑問は尽きない。

ところで当ブログはとりあえず匿名である。
そして特定候補の支援を表明している。といっても公示後は大した書き込みをしているわけではない。第一声と出陣式の時間を書きこんだだけだ。が、それで警告が来たのである(ただしニフティを経由してではない)。
しかしながら、他のいろいろなブログを見ていると、この程度のことで警告というのもアホな話である。
実は第一声の様子は取材しており、その模様もアップしようかと思っていたのだが、そのために取りやめた。

日経の記事によると「公選法の規定では、公示や告示後、選挙管理委員会の証紙を貼ったチラシや法廷はがきのほかは、候補者や政党への支持・反対を示すなどした『文書図画の頒布』を禁じて」おり、これによって「一般市民も制限される」。そして「総務省はブログ、HP、電子メールを『文書図画』、更新や送信作業を『頒布』とみなしており、特定政党や候補者への支持・反対を示す内容なら公選法違反に当たるとしている」という。
以下再び引用(ただし下線は筆者)。

 ただ、どういう内容が「特定政党や候補者への支持・反対」に当たるかについて、総務省は「警告事例すべての報告は受けていないので回答できない」、警察庁も「違法の判断はケース・バイ・ケース」としており、肝心な違法かどうかの線引きはあいまいなままだ。

注目すべきは下線の部分だろう。「ケース・バイ・ケース」ということは恣意的にやるということである。
しかしでは本当に恣意的にやるのかというと、これには素晴らしい事例がある。それが今春の小沢一郎秘書逮捕だ。この時、元警察庁長官の漆間官房副長官は「西松建設の捜査は自民党には及ばない」と断言した。まさにケース・バイ・ケース(=恣意的)である。

昨日、今日とマスゴミが流す選挙情勢は「民主圧勝の勢い」である。これ自体がすでにホメ殺し(揺り戻しを期待してのアナウンス)で非常に注意が必要だが、同時に「権力をケース・バイ・ケースで使う」という警察にも注意が必要だ。
官僚を頂点とした政・財・マスゴミの既得権益者はただでは死なない。

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2009/08/20

「自民と民主に大した差はない」というウソ

「マスメディア発の情報はネット上の目利きにとってネタとして重要である」と喝破したのは畏兄・四家正紀氏であるが、、、、

なかでも美味しいネタを毎度提供してくれるのが日経の客員コラムニストと称する思考停止、脳味噌煮え煮え、トロトロの永田町散歩ライター・田勢康弘である。
その田勢は昨日(8月19日)の日経朝刊1面でも原稿を書いている。タイトルは「選択09衆院選 政治に期待すること 上」。ちなみに本日の「中」は別の編集委員(市場バカの見本)が書いている。さて田勢の原稿の見出しは「主権者も問われている」とあり書き出しはこうだ。

*****
「自民党には大いなる不満」「民主党には大いなる不安」という印象をそのまま残しながら、政権交代の是非をかけた天下分け目の衆院選が始まった。政権交代の蓋然性がこれほど高い衆院選は「55年体制」以降初めてのことである。
*****

つまりこの永田町散歩ライターは今回の選挙は『「自民党には大いなる不満」「民主党には大いなる不安」がある』と印象づけたいわけだ。しかし実際には、自民党に対してはもう「大いなる不満」どころではない、怒髪天を衝く怒りが充満しているのであって、その裏返しではあるが民主党に対しては、少なくともこれまでとは比較にならない「大いなる期待」がある。

*****
(中略)
 政権を争う自民、民主両党のマニフェストを読んだ、というか見た。
 読むというほどの内容ではないし、有権者のレベルは高くない、とふんでいるのかスーパーマーケットの売り出しの宣伝文句のように細かな話がならぶ。気になるのは「責任力」という自民党の、耳慣れない言葉と民主党の「政権交代。」という「。」は何なのかということだ。
「モーニング娘。」というのがあるが、それと同じ発想なのか、つまり人目に留まればいいというだけのことなのか。責任力とか、党首力とかいいかげんな日本語が政界から広まるのは問題だ。
*****

マニフェストについては次に書くとして「政権交代。」の「。」。これは今回の民主党の目指すところ、究極の主張が政権交代以外にはない、これ以上言うことはないという意味を強調するための「。」だろう。麻生太郎は「政権交代は手段であって目的ではない」とのたまったが、このたびの選挙の「目的」は政権交代だというのが民主党の主張だということであって、これを「モーニング娘。」と結びつけようとするところに、この書き手の心根、本性が見える。

*****
(中略)
 マニフェストを見ても何を争っているのかよくわからない。
 どういう国家や社会を創ろうとしてこのような政策を打ち出しているのかという、マニフェストのうしろにあるべき国家の姿がいくら空に透かしても見えてこない。ただただ、政権を死守しようとする勢力と、奪い取ろうとする勢力がスクラムを組んだまま、ぐるぐると回っているだけのように見える。スクラムの中にいるはずのラグビーボール、すなわち国民の姿が見えない。
*****

ふーむ、国民はラグビーボールなのか、、、とそれはともかくマニフェストである。
今日(8月20日)の日経では見開きのスペースをさいて各党のマニフェスト点検を掲載している。
ところで各党のマニフェストをざっと見ると、自民、民主、新党日本には、党首が署名した原稿が掲載されている。これは党首及び、その政党が目指す理念が書かれているという意味で非常に重要だろう。が、日経にはその文章は掲載されていない。
そこで麻生太郎と鳩山由紀夫の原稿を見比べてみると、、、

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Photo_2

麻生太郎は確かに何を言っているのか私にもよくわからない。が、鳩山由紀夫の文章には「かくありたい」という明確な理念や主張があると思う。なかでもとくに私が注目したのは、

「縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う「きずな」の社会をつくりたい。すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。」

という部分である。これは私の解釈では「国民すべてに平等に光を当てる」、水平的な視点を持つということである。
といって別に社会主義的な平等を目指すとういことではない。
当ブログでは一貫して主張しているつもりだが、貧富の差はあってもいいが、しかし貧困はあってはならない(そもそも「金銭的に豊かであること」と「精神的に豊かであること」はイコールではない)。
もともと霞が関と自民党は自分たちの身の回りにある利権関係者を徹底的に優遇してきたが、これだけ長く自民党政権が続いた理由は、国民を貧困に突き落とすことのないようにある程度、分け前をコントロールしたところにある。それによって国民の不満を抑えて、その分、裏でデタラメ放題をやってきた(年金はその典型)。
ところが、小泉-竹中&自民党の世襲偽員や奥田碩などの財界連中などが中心になって推し進めた新自由主義は、その国民へのおこぼれさえも取り上げて、「競争に勝てばどれだけ上に伸びてもいいが、負ければそれは自己責任」という方向に強烈に舵を切った。しかも、せめてその前提となる競争条件、ルールが公平ならばいいが、この連中のやり方は利権関係者に有利なように最初からルールが設定されていた(その象徴、典型が世襲偽員だろう)。
そうしたデタラメかつ垂直的なやり方を鳩山由紀夫は根本から改めると言っている。
それは奇しくも、インターネットというフラットで相互的なインフラの登場によって個人が多様な発信をできるようになる一方、これまで競争とは無縁な状態でドップリと既得権益に浸かっていた既存メディアが奈落の底へ一直線に落ちていくのと軌を一にしているという意味で、歴史的必然だと思う。

永田町散歩ライターに話を戻すと、この男はまたこうも書く。

*****
 党首の論争を聞いていて不満に思うのは、もはや小さな政府論を捨てたのかという疑問に答えるものがなかったということである。
*****

ま、さすが小泉ベッタリの黒河小太郎といったところか。
が、鳩山由紀夫が言っているのは大きい、小さいという問題ではない。

「民主党は、『国民の生活が第一』と考えます。その新しい優先順位に基づいて、すべての予算を組み替え、子育て・教育・年金・医療、地域主権、雇用・経済に、税金を集中的に使います。」

つまり国民が納めた税金の使い道、金の流れを根本的に変えるといっているのである。そしてそれは田中康夫が主張するところでもある。

Photo

鳩山由紀夫や田中康夫はなんでもかんでもバラマキをすると言っているのではない。一部の既得権益者に集中して流していた予算を幅広くフラットに国民に行きわたらせると言っているのだ。
これまで自民党は「企業が儲かるれば、国民も豊かになる」と言い続けてきた。それを信じた日本人は徹底的に企業に隷属させられてきたわけだが、結果、現実問題として豊かにならなかった。
それどころか一生懸命に働いても老後の年金が保障されるわけでもなく、挙句の果てに「高齢者は働くしか能がないんだから働いて納税者になれ、いまさら遊びを覚えてもしょうがないだろ」などと暴言という言葉でもまだ弱いセリフを総理大臣の地位にいる人物が吐く。

そんな社会になってしまったそもそもの原因であるカネの流れを変えるというのが民主党や新党日本で、これはまた日本人を長らく支配してきた企業中心の社会から脱却して、個人が結びつく社会に作り直すということでもあるだろう。

田勢や田原総一朗(この男は根本匠と石原伸晃の共著の新聞広告に「進取の気性に富んだ二人の政治家が描き上げた“新しい日本”に私は鳥肌が立った」とコメントを出していた)を初めとして、マスゴミに登場する評論家やキャスターは「自民にしても民主にしても政策は大して変わらないんだから、、、」ということをしたり顔で言う。が、もし民主党中心の政権ができ、鳩山由紀夫や田中康夫が主張する方向性が実現したら、日本はWEB上で起きている変化とも相まって、劇的に変わるだろう。
であるならば、鳩山政権ができた場合のメディアの役割は、彼らが官僚や既得権益者に取り込まれないかを徹底的に監視することだが、いまのマスゴミにはできそうにない。

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2009/08/18

原発情報を公開できるかは民主党政権の重要な試金石

浜岡原発は先日の地震による影響で自動停止した4、5号機のうち、4号機については運転再開まで3~4週間、9月上旬以降になる見通しを示したが、5号機については再開のめどが立っていないという。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090818AT2G1700F17082009.html

上記の記事に続いて日経の1面では「燃料コストの低い原発の長期停止は中部電力の業績悪化要因になりかねない」と書いている。原発というのは止まってしまうと非常に効率が悪い。したがって電力会社はできるだけ運転時間を長くなるように定期点検でさえで端折ろうとする。が、「燃料コスト」がいくら低くても地震に弱ければ、この地震大国においてはまずもってお話にならない。つまり地震に対する脆弱性というコストを考慮しないで、ただ燃料コストの話だけをしても、まったく無意味でなのある。
しかもまさに浜岡の1、2号機もこれから直面するが、原発の場合「廃炉にした場合のコストがどれぐらいになるのか本当のところはよくわからない」という類の話がこれに加わり、さらに使用済み燃料やら廃棄物の処理コストだってある。
ところがこれらの要因をひっくるめて発電コストを算出しようとすると、この霞が関や与党議員、あるいは電力会社、ゼネコンといった財界の連中にとって美味しいことこの上ない利権の塊である原発は、途端に他の発電方法とまったく勝負にならなくなってしまう。
だからそこは見ないことにして(=後世にツケを回して=自分たちの死んだあとのことなんて知ったこっちゃない)、燃料コスト=発電コストということで話を進めているのである(ちなみに本日の日経の記事では、1面では「燃料コスト」になっているが、11面の関連記事になるとこれが「発電コスト」という言葉にすり替わっている)。
ま、最近はCO2の問題があるので、これが原発推進勢力の宣伝材料になっているが、燃料電池、太陽発電、風力発電などの技術がどんどん進歩し、一方で省エネ技術も進んでいる、しかも電力需要は伸びていないとなると原発のような大プラントというのはそもそも分が悪い。
しかも原発というのは熱エネルギーの電力への交換比率が低く、あまった熱エネルギーはどんどこ海へ放出される。ところが、これがどれだけ周辺海域の環境に負荷を与えているか、あるいはここ最近の異常気象と原発によって温められた海水とは無関係なのかなど、いくら質問されても電力会社や官僚は木で鼻をくくったような回答しかしない。
民主党のマニフェストによれば、「安全を第一として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力利用について着実に取り組む」とのこと。
私はこの公約には同意できないが、少なくとも「国民の理解と信頼を得る」ためには年金などと同様に徹底的な情報公開が必要である。その意味で、民主党が政権をとった場合、この浜岡や依然として営業運転できない柏崎、あるいはもんじゅの運転再開(これは狂っているとしかいいようがない)、さらに六ヶ所村の再処理工場に対する対応は重要な試金石であり、注目に値すると思う。

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いよいよ公示

新党日本 有田芳生副代表 8月18日の予定(新党日本HPより)

 11:00 第一声
     場所:東武東上線 大山駅 南口付近
     応援弁士:草野仁(キャスター)他

19:00 出陣式
    場所:東武東上線 大山駅 南口付近
    応援弁士:くまき美奈子(東京都議会議員)               
    民主党・社民党板橋区議団

大山駅南口は↓(詳細地図は「大きな地図を見る」をクリックしてください)


大きな地図で見る

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2009/08/17

田中良紹~のりピーで「目くらまし」

・田中良紹~のりピーで「目くらまし」
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押尾学と酒井法子という二人の芸能人の麻薬事件が相次いだ。かつての警視庁担当事件記者の目で見ると、事件に深みがあるのは圧倒的に押尾事件である。押尾学という俳優ではなく、事件の舞台となった六本木ヒルズに出入りする人種、その交友関係に闇があり、政財界に波及する可能性が高い。一方で酒井事件は芸能界によくある話で単純である。ところがメディアの報道は圧倒的にのりピーに割かれ、押尾事件は国民の目からは見えなくなった。情報操作をする側にとってこれは大成功である。

 かつての自民党担当政治記者の目で見ると、この二つの事件は2005年の耐震偽装事件とその直後に摘発されたライブドア事件に良く似ている。事件の重大さは圧倒的に耐震偽装事件である。耐震偽装は地震が起きなければ誰にも気づかれず、起きれば地震のせいにされて見逃される完全犯罪である。それに建築業界、検査機関、国土交通省、地方自治体などが「ぐるみ」で手を染めている可能性があった。しかも建築業界は昔から自民党清和会の大スポンザーである。事件を徹底捜査していけば当時の小泉政権が吹き飛ぶ事になった。

 どのような捜査になるかを注目していると、東京地検特捜部によってライブドアの粉飾決算が摘発され、耐震偽装事件は警視庁捜査二課が担当する事になった。これで全ては終った。特捜が乗り出すほどの事件ではない一私企業の粉飾決算を地検が担当し、警視庁捜査二課には手に余る耐震偽装事件を警視庁が担当する事で、国民の目はライブドア事件に集中し、耐震偽装は一人の建築士とマンション販売業者の摘発だけに終った。検察と警察の連携プレイが小泉政権を救い耐震偽装事件の真相を闇に葬った。

 ここからはかつての事件記者の「想像」である。
(以下はこちら
*****

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2009/08/10

突き詰めれば鳩山政権にやって欲しいことは一つだけ

恥痔会知事会がマニフェストを採点しただの、政権公約検証大会があっただの、、、
マスゴミでは相変わらずマニフェストがどーしたこーしたという報道が続いてる。
しかし、私はとにかく自民党(+公明党)による政治が終わって欲しいのであって、マニフェストの中身についてはあまり関心がない。
とはいえ、もちろん鳩山政権に期待すること、やって欲しいことはある。そしてそれは突き詰めるとたった一つに絞られる。
鳩山政権にやって欲しいこと。それは、、、

これまで官僚&自民党が国民に対してついてきたウソ、デタラメをすべて暴いて公表して欲しい

ということに尽きる。
外交に関するウソ(核密約もその一つ)、年金に関するウソ、公共事業に関するウソ、原子力発電に関するウソ、警察のウソ(たとえば裏金とか無意味な交通取締りとか)、、、もう霞ヶ関にはウソが山のようにあるはずだ。しかもウソの上にさらにウソを重ねているということも数限りなくあるだろう。
そもそも独裁政権というのはウソをつくものだ。しかも日本の霞ヶ関独裁はこれだけ長きにわたって続いてきたわけだから、そのウソの量もハンパではない。
それをすべて暴こうとすれば、それだけで次の衆議院議員の任期はあっという間に過ぎてしまうだろう。そうして、その作業をキッチリとやっていけば、おそらく次の次の総選挙でも民主党を中心とする勢力が勝つはずだ。
ただし、この際に重要なのは「すべて包み隠さず明らかにする」ことである。なかには「すごいウソだけど、これを公表したら国家としての屋台骨がぐらつくのではないか?」というようなこともあるかもしれない。が、そこで怯んではいけないのであって、とにかく徹底して情報を公開していくことが必要である。
だいたいにおいて、現在の野党がどれだけ立派なマニフェストを作ったとしても、まずは現状を把握しないことには始まらない。いままで知ることのできなかった数字やデータをすべて把握してからでないと、実際に自分たちの政策を実行することはできないはずだ。

鈴木宗男は佐藤優に「3ヶ月でもいいから、俺は外務副大臣になって、徹底的に人事を行なう。無駄なカネと部局を全部カットする。俺は外務省の連中に言われるままに予算や定員をつけた。それが国益のためになると考えたからだ。しかしそれは間違いだった。その罪滅ぼしだ・・・。それよりも俺はもっと面白い事を考えている。田中真紀子先生と手を握ろうと思うんだ。そして田中先生と二人で、外務省の機密費に手をつける・・・」といったそうだ

各省庁でこれと同じことが起きたとき、初めて日本は大きく、それこそ革命的に変わる。そしてこれだけは自公政権では絶対にできない。

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2009/08/09

戦争体験を残す方法

日経新聞の「私の履歴書」は先週末からデザイナーの芦田淳が書いている。これがなかなか面白いのだが、8月6日の回は疎開先の山口県田布施での原爆体験のことが書かれていた。少々引用すると

*****
 それまで空襲が少なかった田布施にも、灯火管制が敷かれるようになった。あの恐ろしい日はそんな状況下でやってくる。8月6日、午前8時15分--。その瞬間、自宅の庭にいた私はメリメリと腹に響くような地鳴りを感じた。「何が起きたのだろう」。皆目、見当もつかなかった。だが、とんでもないことが起きたことだけは理解できた。
 米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが原子爆弾を広島に投下し、一瞬のうちに無数の人間の命を奪ったと知るのはしばらくたってからのことだ。田布施は広島から60㌔ほどの距離。その爆音が自宅の庭まで届いたという事実に背筋が凍り付いた。9日後の8月15日正午。ラジオで玉音放送を聞き、私は日本が戦争に負けたと教えられた。
 体から力が抜けて、へたへたと地面に座り込んだ。一体、何のための戦いだったのか。涙も汗も枯れ果てた。「これで戦争による生命の危険は消えた。苦しみから解放される。やっと新しい時代が始まる」。それが終戦を迎えた私の偽らざる恩ねだった。空を見上げると、雲一つなく、澄み渡っていた。
*****

おそら芦田淳は連載中に8月6日が、それもスタートから早い時点で来ることを意識して、この日にあわせて原爆体験を書いたのだろう。

一方、現在発売中の週刊文春の小林信彦の連載コラム「本音を申せば」も、やはり今回は「敗戦をめぐる記憶」というタイトルがついている。

とはいえ、、、
私が子どもの頃に比べると、この時期の戦争に関する記事や番組は相当に少なくなったと思う。すでに敗戦から60年以上たっており、若い番組制作者や記者にしてみれば、「この厳しい視聴率競争の時代にそんな番組を作っても、数字はとれない」ということなのだろうが、しかし歴史の軸で見れば「たった60年しかたっていない」ともいえる。

しばらく前、親戚の法事があった時、数年ぶりに叔母と話す機会があった。叔母といっても父親の弟の奥さんなので、これまでもそう親しく話したことはなかった。が、その時は集まった年寄りたちの話が戦争体験になったこともあり、その叔母も問わず語りに自分のことを話し始めたのだが、当時6歳だった彼女は東京大空襲の時に下町の深川に住んでおり、命からがらに逃げたのだという。家は焼けてしまったのでそのまま疎開するために列車に乗ったのだそうだが、死体の山があったことはいまでもハッキリ記憶に残っているという。

で、なぜこんなことを書いているかというと、やはり戦争体験というのは残していかなければならないと思うのである。それもだきるだけ一般の人の声を残す必要がある。しかし戦争を知る世代というのはどんどん高齢化している。ではどうすればいいか?

そこで昨日のエントリーの最後に書いたことにつながるのだが、、、

田中康夫の「定額給付金を配るぐらいなら、それよりも一人に一台ずつパソコンを配った方がいい」という主張は大変に素晴らしい案だと思うのである。
最近のパソコンはノートにしろデスクトップにしろ、安くてしかもwebカメラがついているものが多い。これをブロードバンドにつなげれば、いまや簡単にテレビ電話となる。ソフトはskypeやgoogleのサービスを使えば無料である。
これを高齢者にも配れば、家族や親戚、友人、あるいは地域のボランティアの人でも、顔を見て通話をすることができる。となれば、これは孤独死対策にもなるし、外出が難しくなった高齢者もネットワークを通じて社会とコミットすることができる。
もちろん、パソコンなんてそんな難しいことはできないという人、あるいはやりたくても使い方がわからないという人はたくさんいるだろう。だったらそういう人に対するサポートを充実させればよく、そこには新たな雇用が生まれる。

そうして、そのパソコンを使って戦争体験のある方に、自分の体験を残してもらうことも可能となる。
もちろんキーボードを叩くというのはハードルが高いだろう。が、いまやパソコン相手に喋ってもらえれば、それを録音することはいとも簡単にできる。しかもそれはデジタルデータとして保存されるから、非常に整理や分類がしやすい。
そうやって市井の人々の戦争体験を集めて、さらに公開していくことも、国家としての重要なミッションだと思うのである。

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2009/08/08

「財源はつくるもの」~新党日本マニフェスト「日本『改国』宣言」発表会見

昨日の午後は半休を取って、新党日本のマニフェスト発表会見へ行ってみた。
新党日本のヘッドオフィスは初めてであったが、小さな政党だけに雑居ビルのワンフロアは狭く、オフィスに隣接した普段は会議をするスペースであろう場所が会見場となっていた。そこに記者やテレビカメラ、そして私のような者までが訪れたので立錐の余地もなかった。

会見前にまずマニフェストの冊子が配布され、続いて登場した田中康夫代表が、この冊子に沿って新党日本として強調したい部分を冊子に沿って順次説明を加えていった。
会見の動画は最後に貼ってあるが、いくつか感想を書いておく。

*****
重点施策1 提案2
⑤地勢圏・経済圏・交通圏等を考慮せず、単なる47都道府県の順列・組み合わせに留まる道州制は不問な議論として明確に否定する。地域に根ざした小規模市町村の持続的自立を目指して、清掃・消防等の一部事務組合の発想で市町村連合を構築し、国や都道府県の予算や権限を委譲し、現在の3層構造を2層構造に近づける。
⑥国家事業の直轄負担金に反対する都道府県が、半ば強制的に市町村から徴収する都道府県事業に対する二枚舌の負担金を即時廃止する。
*****

総選挙を前にして「知事会=改革派」という印象操作がしきりに行われているが、田中代表は現在の道州制の議論は不毛で、財務省を頂点とする中央集権構造から総務省中心のピラミッド構造への転換をはかっているに過ぎないと指摘している。
知事会の動きに対して非常に胡散臭いものを感じる私としては、とても重要な指摘だと思う。

*****
重点施策1 提案3
②選挙制度の抜本的改革で、衆議院と参議院の役割を明確化し、衆議院議員は比例区を廃止し、選挙区選出のみとする。参議院議員は全国比例区選出、並びに中央VS地方の不毛な二項対立を解消すべく、フランス等に倣って47都道府県と18政令指定都市の首長が兼務する構成に改める。
*****

選挙制度に関しては、個人的に以前から衆議院を全国一区の比例代表とし、さらに政党としての資格を満たす要件を徹底的に下げるべきではないかと思っていた。そうして、参議院は各都道府県ごとの選出でいいというのが私の考えなのだが、これは衆議院と参議院が逆になっている。それでもいいのかもしれないが、1票の格差という問題を考えると衆議院を比例にするという考え方もあっていいと思う。

*****
重点施策2 提案3
①公的資金注入を厳格化し、金融機関へ注入する場合は、執行役員以上の全経営陣の退陣を条件とする。製造業を始めとする一般企業への公的資金注入は、政府系金融機関経由も含め、社会的公正と経済的自由の観点から疑念が生じる為、原則禁止する。
*****

田原総一朗と木村剛の共著で↓という本がある。

このブログを普段、ご覧いただいている方は「ゲッ!」と思われるだろうが、実はこの本のなかで、主に木村剛が主張しているのは、まさに田中代表が主張するのと同様のフェアネスの重要性である。タイトルは「退場宣告」ときついが、要は市場から退場すべき企業(とくにゼネコン)がいびつな形で残ってしまうことの弊害、それがもたらすモラルハザードの重大な影響について説いている。
ちなみに、、、
木村剛は竹中平蔵の懐刀のように見られており実際そうなのかもしれないが、「市場にはフェアネスがなければならない」という主張は正しいと思う。
実際、木村は金子勝との共著も出していると記憶しているが、一見、相反する二人が「現在の日本にはフェアネスがない」という認識ではピタリと一致しているのは興味深かった。

****
重点施策4 提案2
④現在事業中・計画中の直轄ダム・補助ダムのすべてを一旦凍結し、治水計画の抜本的見直しを行う。
****

権威ある北大のセンセは「だれがどう見ても無駄という経費は、実はそう多くない。」とおっしゃる。が、田中康夫は実際に長野県知事として「脱ダム宣言」をし、ダムという無駄の象徴に対する行政をかえることで長野県の借金を減らすことに成功した。
この会見の最後、記者の質問も一通り終わったところで、田中康夫は「財源はどうするのかという議論があるが、財源とはつくるものだ」と高らかに宣言した。
いま、この国では山のような借金を作った連中が、「野党の政策は財源が不明」とか「借金の後始末をする政党と、借金の後始末はしないで、後は野となれ山となれと言っている政党との選択になる」(伊吹文明)などと言い放ち、それをマスゴミが垂れ流している。
が、新党日本には借金を減らしたという実績がある。
「信じられる日本」をつくるのはどの勢力か? 答えは自ずと明らかだ。

最後に、、、
春先の定額給付金騒動の時、田中康夫は「国民一人一人にパソコンを一台ずつ支給すべき」と言っていた。今回のマニフェストにはこれについての言及はないが、私はこれは大変に素晴らしい案だと思っていた。その理由は次のエントリーで。

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本日、東京11区候補者の公開討論会

2009/08/08(土) 14:00~16:00(13:00開場)

衆議院議員選挙公開討論会in ITABASHI, 2009
~決戦の夏、立候補予定者が語るこの国のゆくえ・・・~
会場:板橋区立文化会館 大会議室
出演:衆院選東京11区(板橋区)すべての立候補予定者
入場料:500円
※ご希望の方は、当日直接会場へ

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2009/08/07

民主党はインターネットでの選挙運動を解禁

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2009/08/06

BS11「にっぽんサイコー!」第71回2009/08/01(土)放送

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2009/08/05

この人も反自公?

RSSリーダーに登録してあるブログを見ていたら、こんな文章にお目にかかった。
どこの馬の骨ともわからない人間が、東京大学法学部卒で北海道大学教授という大変に権威ある経歴の政治学者の先生のお説に異論を唱えるのは大変に勇気がいることなのだが、、、

まず、冒頭の部分。

 民主党のマニフェストが発表され、財源問題が大きな争点になっている。民主党は無駄を省くことでかなりのお金を調達できるとしている。私は、これを非現実的とする自民党とは違った意味で、民主党の主張に疑問を持っている。結論から言えば、無駄がゼロの国なんかには住みたくないということである。

まずもって財源問題を大きな争点にしようとしているのは、自公とマスゴミだけであって、そもそも自分たちのマニフェストの財源については口をつぐんだままである。ところがこちらのセンセは、さも民主のマニフェストの財源問題がおおごとであるかのように指摘するわけだ。
そうして、、、「無駄がゼロの国なんかには住みたいくないということである」と書く。
あのー、民主党が主張している「無駄」とセンセがこの場合に指摘している「無駄」とは根本的に違うんじゃないですかね?
民主が言っているのは、霞ヶ関を中心として政と財が、国民から収奪した血税を、ことごとく自分たちの利権(=信じられないほどの無駄)のために再分配したその構図をやめるという意味であって、一方、センセのいう無駄というのはどちらかというと社会がまわっていくためには潤滑油としての無駄な部分がなければならないという意味での無駄だろう。
もちろん私だって、すべての無駄を省いた社会というのは気持ち悪い。が、繰り返しになるが、民主が言っている無駄とこちらのセンセが言っている無駄はそもそも意味がまったく違う。
ところがこちらのセンセはこう続ける。

だれがどう見ても無駄という経費は、実はそう多くない。政策の無駄とは、ほとんどが相対的なものである。無駄の典型のように言われている道路にしても、地元には切実に必要だと信じている人がいる。何が無駄かをめぐる論争は、価値観の違いを反映したものになりやすいので、簡単には答えが出ない。また、出すべきでもない。

ここの部分に入って、「このセンセ、気は確かかいな?」と思ったのは私だけでしょか?

「だれがどう見ても無駄という経費は、実はそう多くない」

ふーむ、、、するってえとこちらのセンセは全国の河川環境を破壊した数々のダム、あるいは諫早湾の干拓事業や意味不明なハコモノは切実に必要なものであって、これを不必要だというような結論は簡単に出してはいけないと思っていらっしゃるのだろうか? この国には談合などというのはなくて、公共事業はほぼ適正な価格で実施されているとおっしゃるのだろうか?
センセは確かどちらかというと反自民だと思っていたが、これはアホー太郎の主張と大して変わらないような、、、

 民主政治においては、無駄をめぐる議論には、答えを出しきれない曖昧な部分が残るのが当然である。無駄を撲滅することを徹底するならば、たとえば終末期医療にかけるお金など無駄だということになるだろう。過疎地や高齢者、障害者など、経済的効率の足を引っ張る部分も切り捨てろという話になりかねない。

ホントにこのセンセは大丈夫なのか?と心配になってしまいますな。
私は民主の完全な支持者ではないが、少なくとも鳩山由紀夫代表はそんなことは微塵も言ってないと思いますよ。
ちなみに私の支持政党は新党日本であるが、今週金曜日に発表するマニフェストの暫定版を是非、センセにも見ていただきたいものである。

相対的無駄を縮小するためには、政策の優先度を図る価値観の尺度を明確にしなければならない。道路を減らすにしても、自動車依存の交通システムから脱皮するという新たな理念で反対者を説得する必要がある。

なんでもかんでも道路を減らすというのではなく、不必要な道路を減らすといってるだけなんだけどねえ、、、
ついでにいうと、私は個人の移動の自由を保障する自動車という商品は、これからも人類社会にとっては大変に重要なものだと思っている。が、一方で環境問題もある。だから自動車会社はハイブリッドやフューエルセルを必死になって研究しているわけであって、たとえば足腰の弱ったお年寄りが、それでも自由に移動をするべく安全にクルマを運転することができるシステムこそ必要だと思う。

歴史の変わり目には本物の改革者に混じって有象無象の偽者が登場する(なんだか黙示録のようだ)。植草一秀氏が命名したところの「偽装CHANGE勢力」なわけだが、そういう勢力は何も権力や既得権益者の側だけにいるわけではない。


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2009/08/02

速報! 民主党の菅直人代表代行が大山で有田さんの応援演説

朝から雨模様の東京だったが、板橋区大山の商店街、ハッピーロードに雨は関係ない。
既報通り本日、民主党の菅直人代表代行が東京11区入り、12:45から大山駅前で有田さんへの熱い応援と政権交代にかける演説を行った。

有田事務所に入った菅直人民主党代表代行。
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事務所から徒歩で大山駅前へ。
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民主党の熊木美奈子都議に続いて、有田さんの演説。
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続いて菅直人。有田さんとは昔からの友人であることを話してから自公、および霞ヶ関を鋭く批判。政権交代の必要性を訴える。
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大山駅前はこんな感じ。
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真剣に演説に聴き入る聴衆はひんぱんに拍手。
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演説終了後は有田さんとともに聴衆と握手。
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その後、ハッピーロード内を有田、菅で握手をしながら歩く。
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2009/08/01

白川勝彦~臍が茶を沸かす

白川勝彦「永田町徒然草」

*****
臍が茶を沸かす

昨日、麻生首相が自民党のマニフェストを発表した。「日本を守る、責任力」というのがそのタイトルだ。“責任力”というのは、馴染みのない言葉だ。最近“○○力”というのは流行りだ。人間力、思想力、構想力、候補者力などさまざまだ。何となく言わんとする意味は分る。イメージも分かる。しかし、責任力と言葉を聞いても、その意味が分からないし、イメージも湧かない。麻生首相や自民党がいうから特にそうなのかもしれない(笑)。

“臍(へそ)が茶を沸かす”という表現がある。麻生首相や自民党が“責任力”とは、まさに臍が茶を沸かすといわざるを得ない。たぶん国民の多くも同じ気持ちであろう。ほとんど誰も読もうとしない自民党マニフェストをマスコミがいま一生懸命に紹介している。だから、「マスコミは自公“合体”政権の宣伝機関と化している」と私は言うのである。そのような目でテレビをみてみると、腹が立つことばかりだ。

このような情報操作や策謀を打ち破るのは、インターネットしかないであろう。だから私も毎日こうして発信しているのだ。ご覧になるのも大変だと思うが、発信する方もそれなりに大変なのである(笑)。結論は決まっているのだが、それをいろいろな側面から論ずることはそれなりに大変なのだ。現代社会は情報が多い。下手をすると国民は健忘症にならざるを得ない。いや間違いなく健忘症に陥っている。倦まず弛まず自公“合体”政権の悪行を暴露・告発し続けなければならないのだ。今日はこのことだけ指摘しておく。

それでは、また。
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2009/07/30

強盗犯に「あなたの家を守ります」と言われるような話

民主党のマニフェストが発表され、これに対する批判をマスゴミが垂れ流している。なんだか既視感のある光景だナ、、、と思ったらなんのことはない、小沢一郎秘書逮捕の時と同じ構図である。
ま、さすがにこの期に及んでは民主党の腰の据わらぬ諸氏もフラフラすることはないが、再度、こちらの文章を読み返していただきたいものである。

一方、本日の日経朝刊によると、自民党は前回の政権公約の達成状況について「郵政民営化など120項目の評価は『達成』が55件、『取組中または一部実現』が65件、『未着手』が0件」と発表、細田幹事長は「『公約の骨の部分は実現できていた』と強調した」そうだ。
そういえば先日の日曜日、どこかでやっていた討論番組に出ていた自民の石原ノブテルと公明の高木陽介も、公約の達成度をしきりに自慢していた。
で、これを見ていた私はあまりアホぶりに唖然とした。だって、「それだけ公約を達成してるのにこの体たらくなんだから、やっぱりあんたら政権担当能力がないんじゃね?」と突っ込まれて当然である。

今日の日経にはまた舛添ネズミ男のインタビューも掲載されている。タイトルは「聞こえよい政策 財政をほろぼす」。この男によると、「政権党として国民に聞こえのいい政策ばかり並べるべきではない」そうで、「聞こえのいい政策だけを積み上げていったら財政は破綻する」のだそうだ。すでに財政を破綻させ、国民生活の基本である年金制度を無茶苦茶にした連中が、どの口で言えるのか? これはもう強盗犯が「あなたの家のセキュリティを守ります」と言っているのと同じだ。
仮にも新聞記者がジャーナリストと称するのならば、「前回の参院選でアベシンゾーは『消えた年金は2008年の3月31日までに解決して、最後のおひとりまでしっかりとお支払いします』といっていたましたが、あれはどうなったんですか?」と聞くべきで、それこそが新聞記者の最大の仕事だろう。それができないならやめたほうがいい。
ところが、実際にはネズミ男の話をただ垂れ流すだけ。こういう紙面を見ていると、「そろそろ新聞もやめ時かナ」と真剣に思う。

・田中良紹の「国会探検」
民主マニフェストは「レーガノミクス」

・白川勝彦 「永田町徒然草」
再び「興一利不若除一害」

・植草一秀の『知られざる真実』
民主党マニフェストを批判する無知な人々(1)
民主党マニフェストを批判する無知な人々(2)

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菅直人が東京11区入り~続報

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菅直人が東京11区入り

8月2日、民主党の菅直人代表代行が東京11区に入り、有田さんの応援をすることが決定した模様。

民主党の菅直人さんが応援に

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高島平から有田さんへ

以下は高島平在住者から有田芳生さんへの応援メッセージ。

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 有田さんが「総選挙を前にしてのお願い」の冒頭で須賀敦子を引用しているのを読んで、感激。このような文章に須賀敦子を引用する政治家を尊敬してしまいます。
 孤独というのは、自己と対話する人間にとって孤立(ロンリーネス)や孤絶(アイソレーシオン)とは違うんだというハンナ・アレントの言葉をすぐ思い出しました。田中康夫さんとともに新党日本が信じられます。
 かく言うぼくは、後期高齢者です。後期高齢者なんて、政府は言いくるめますが、ぼくは終末期高齢者と称しています。終末期高齢者はますます肩身が狭いわけです。生きていることが、世の中の為にならないような一般的空気です。生きていることが若い世代の重荷になる、といわれ続けていますから。年金は減る一方だし。
 ぼくは1950年に社会に出たのですが、現在のこんな社会にするために、生きてきたわけではありません。まったく日本はヒドイ社会になってしまった。将来も真っ暗。あと半世紀も生きなければならない孫たちがかわいそうでなりません。
 今度の総選挙は憲法改正をかけた1958年総選挙以来の大事な意味をもっていると思います。なんとかあのアホウ・タロウの自民党を引きずり下ろしてやりたいです。
 有田さん、がんばりましょう。

高島平のジジイ(83歳)
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2009/07/29

追い込まれて現れる本性

人間、追い込まれると本性を現すというが、麻生政権の面々の品性下劣さというのは、また格別のものがある。
ところがマスゴミはこうした点には一切触れず、今日も民主党のマニフェストを攻撃している。

・白川勝彦「永田町徒然草」 (全文転載)
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一昨日(7月27日)民主党が発表したマニフェストが、大きな話題となっている。これに対して麻生首相をはじめ閣僚が一斉に批判をしている。その言い方が非常に口汚い。民主党のマニフェストに対する反論は、自民党の政策担当者が行うのが筋なのだろう。現在の麻生内閣は、総選挙後の特別国会で新しい内閣が選出されるまでの残存事務を行うために存在しているに過ぎないのだ。この内閣がそのまま存立する可能性は、いまやほとんどない。だから出過ぎたことはすべきでないのだ。

正統性に疑問のある内閣が存立している状態を“政治空白”というのだろう。政治空白を作る訳にはいかないといって、解散総選挙を伸ばしてきたのは麻生首相であり、自公“合体”政権であった。解散から40日後に選挙の投票日を設定すること自体が間違っているのだ。このことにより少なくとも10日間の政治空白が生じてしまった。この空白は、非常に大きい。こんなことが分からない麻生首相や自民党・公明党に、“国家や国益だ”などという見識や資格はそもそもないのだ。

マニフェストの個々の課題について議論するする前に、こうしたことをまず論評しなければならないのである。多くの学者や評論家やコメンテーターがマスコミに登場し、発言をしてる。しかし、誰もこのようなことを指摘しない。その理由は単純である。今回の総選挙は、誰に政権を委ねるかの選択なのだという本質が分かっていないからである。自公“合体”体制に政権を委ねることの是非なのだ。マニフェストなど見なくても多くの国民は、自公“合体”体制に引き続き政権を委ねられないと思っている。それが正論なのである。マニフェスト云々という人は、そのような立場に立っていないのだ。

マニフェストは手形や小切手のようなものである。手形や小切手で取引する場合、商売人は発行人の信用を問題にするのだ。信用のない人が発行する手形など誰も受け取らない。今週中に麻生首相が自民党のマニフェストを発表するという。そこに何を書き込んでも、誰も信用しないであろう。そこに目新しいことを書き込んだからといって、麻生内閣不支持の人が支持に変わることはまずないであろう。麻生首相の顔をみなければならないこと自体が嫌なのだ、という国民が多い。こうなることが分かっていなかったのか。だから私は“已んぬる哉”というのである。

 それでは、また。
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→リンク元はこちら
発行人の信用が問題なのだ。

そして追い込まれた組織はここにも、、、

・田中康夫 奇っ怪ニッポン
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 独居高齢者が数多く暮らすと聞いていた件の団地で待ち構えていたのは、豈図らんや、働き盛りの年齢と思しき善男善女でした。更には、路地から路地へと遊説を続ける街宣車の後ろを、フィルムを貼った複数車が有り難くも“私設警護隊”で追尾して下さる展開に。
「よくぞ来てくれましたぁ」と信号待ちの交差点で幾度も握手を求められ、新党日本のパンフレットを手渡すと、その都度、大音量でクラクションを鳴らし続ける後続「警護」車両の“歓待”とも相俟って、ニャンとも刺激的な“尼崎ドリーム”実現に向けての序盤戦です。
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2009/07/28

衆議院解散後の死刑執行に断固抗議する!

よりによって衆議院が解散されたこの時期に3人の死刑が執行された。
政権選択を最大の争点とした総選挙に突入した、まさにその時期に死刑執行の決定をする法務官僚の感覚と、その官僚に言われるがまま刑を執行した法務大臣の思考停止ぶりには、もはや「慄然」という言葉しか浮かばない。

そもそもこの森英介という法務大臣は、冤罪の可能性のきわめて高い死刑囚の刑を執行したとびきりの問題大臣である。ところが、その検証もないままに「大臣としての職責を粛々と果たした」というのだから、その狂い方はお年寄りを侮辱していることに気がつかないアホー太郎と同等、いやそれ以上かもしれない(もちろんアホー太郎にも法務大臣の任命責任がある)。

政権が交代すれば、当然、法務行政も変わるだろう。まして民主党は官僚による支配からの脱却を目指している。その選択を問う総選挙を間近に控えて、しかも民主党がマニフェストを発表した直後に死刑を執行する法務官僚には人権感覚などない、、、どころかこれは民主主義に対する重大な挑戦である。

今後、総選挙の結果が出るまでの間、全野党の候補のみなさまにおかれては、なにとぞ検察、警察の動向に注意されたい。
そして、政権交代が実現した暁には、この狂った官僚組織を根本から見直していただきたくことを切に願うばかりである。

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2009/07/27

「にっぽんサイコー!」第70回2009/07/25(土)放送

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2009/07/24 田中代表の出馬会見にて 質疑応答

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2009/07/24 田中代表の出馬会見にて5氏による激励

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2009/07/26

「にっぽんサイコー!」第69回2009/07/18(土)放送

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田中康夫 兵庫8区出馬会見

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「有田芳生 WEB勝手連」を名乗ります

25年ぐらい前の学生時代、私は社員数名の小さな出版社でバイトをしていた。その社員のなかに有田芳生さんがいた。就職するとともに、もちろんバイトはやめたが、有田さんもこの会社に在籍していた期間は短かったと思う。が、統一協会に関して取材を重ねていることはそのころから知っていた(メディアではあまり報道されなかったが、当時から統一協会は十分に問題になっていたのである)。
その後、芸能人の合同結婚式や霊感商法で統一協会が社会問題となると有田さんはテレビに出演しはじめた。さらにオウム問題が勃発、知らない人がいないぐらい有名なジャーナリストとなり、ザ・ワイドのコメンテーターにもなった。
その有田さんが、田中康夫率いる新党日本に参加して、今回の総選挙では東京11区から出馬する。
現在、埼玉県民の私だが本籍地は板橋区、つまり東京11区であり、年老いた両親は現在も板橋区在住である。
選挙事務所はかつて私が住んでいた町の隣町、慣れ親しんだ大山の一画にあり、しかも自宅の最寄駅とは東武東上線でつながっている。
となれば、これはもう応援しないわけにはいかない。

東京11区は民主、社民が候補者擁立を見送り、有田さんの応援にまわる注目区である。
とはいえ組織のまったくないところからのスタートであり、相手の自民党候補は手ごわい。
昨日、有田事務所を訪問してみたのだが、そのスペースは都議会選挙の候補者の事務所でももう少し広いのではないかと思わせるほど狭く、「当選後の万歳はどうやってやるのかナ」なんて思ってしまうほどである。
しかしそれはまた、本当に小さな出版社で有田社員と働いていたころの雰囲気を思い出させる空間でもあった。
そしてなにより、組織がないということは何のしがらみもないという証明でもある。
すべてのものに平等に光をあてるためには、本来、しがらみがあってはならないはずだ。
板橋区は急速に高齢化しており、それは日本全体の高齢化より一歩前をいくという意味で、貴重なモデルケースとなる。ここで介護や孤独死などさまざまな問題を解決できれば、それはそのまま日本全体にあてはめることができる。

私は田中康夫が長野県で行ったと同じことを国政でも実現して欲しいと願っている。
その田中康夫は兵庫8区から立候補するわけだが、同じことを託せる人が東京にもいる。しかも板橋区以外の人にだって比例ブロックがある。

当ブログでは新党日本の田中康夫と有田芳生を勝手に推薦候補と認定し、とくに居住地の関係上、有田さんを全面的、かつ勝手に応援する。

7月18日に行われた有田芳生世直し集会の模様はこちら

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2009/07/24

田中良紹~龍馬の夢

田中良紹の「国会探検」より抜粋

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 アメリカに占領され、民主化政策によって「デモクラシー」が根付いたかに見える戦後の日本だが、経済構造は戦前と変わることはなかった。官僚が計画した経済政策を民間企業が戦時体制そのままに一糸乱れず遂行する。特に岸内閣以降三代の内閣で通産大臣を務めた椎名悦三郎が主導した「貿易立国」政策によって、日本には自動車と家電製品の輸出で外貨を稼ぐ経済構造が定着した。これが戦後の高度経済成長を生み出す。

 この体制の前提として明治以来の官僚と政党との対立はなくなり、自民党と官僚とが一体となって経済政策を作成し、それを民間企業が遂行する仕組みが作られた。官僚主導を担保するために政権交代はあってはならず、社会党は決して過半数を越える候補者を選挙に立候補させない政党となる。従って国民がどのような投票を行なおうとも政権が代わる事はなく、万年与党体制が続いてきたのである。

 しかし日本の高度経済成長は欧米から反発を招いた。特に自動車と家電の輸出で深刻な打撃を受けたアメリカは、日本をソ連に代わる仮想敵国と見て日本経済の構造分析を行い、強さの秘密が官僚主導の計画経済体制にある事を見抜いて反撃を開始した。小泉政権以来しばしば指摘される「年次改革要望書」の存在などがその事を示している。

 冷戦の終焉によって各国は手探りで自らの進むべき道を探している。日本も例外ではない筈である。もはや戦後日本の成功体験の延長上に成功の道があるとは思えない。官僚主導に代わる国家体制を構築すべき時が来ている。その時に初めて国民が政権を選べる選挙を迎えた。権力は国民が作り出すものである。作り出して育て上げなければならない。日本国民はこれからその事を経験する。142年前に坂本龍馬が夢に見た事がいよいよ現実になる。
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全文はこちら↓
田中良紹の「国会探検」 龍馬の夢

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本日、田中康夫出馬会見

以下、新党日本のHPより転載。

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新党日本代表・田中康夫 出馬会見のお知らせ

来る衆議院議員総選挙に於いて、兵庫県第8区からの立候補を表明した新党日本代表・田中康夫の出馬会見を、明日7月24日(金)に尼崎市内で開催します。
詳細は、以下の通りです。

開催日時・場所
2009年(平成21年)7月24日(金)15時から
ホテルニューアルカイック 3階 鳳凰 北の間

〒660-0881
兵庫県尼崎市昭和通2-7-1
TEL:06-6488-7777(代表)

阪神尼崎駅より徒歩約6分(国道2号線沿い)

★当日の会見には、民主党代表・鳩山由紀夫氏も御出席下さいます。
★会見終了後、阪神尼崎駅近くで、地元での最初の街頭演説を行います。
*****

こういう会見は是非、Webで生放送して欲しい。
YouTubeの田中康夫チャンネルでの公開をお願いします。
なお会見場は↓。


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2009/07/23

尼崎から「改国」宣言~全文

「アメリカン・ドリーム」を夢見た人々と同じく、「アマガサキ・ドリーム」の期待を抱いて移り住んだ市井(しせい)の人々が、尼崎市民には数多いのです。 “やっちゃ場”の活気と活力に満ち溢れる街、と形容し得る所以(ゆえん)です。
 思えば、阪神間と呼ばれる地域は、一ノ谷の源平合戦以降、絶えて歴史の教科書に登場しませんでした。再び、“時代の舞台”となるのは、明治維新以降です。殖産興業の掛け声と共に、神戸には巨大な造船所や製鉄所が誕生しました。
 他方、同じく阪神間なれど、市外局番も兵庫県内で唯一「06」の、大阪と接する尼崎では、紡績工場を始めとする町工場が営まれ、九州や四国、更には奄美大島、沖縄の島々から移り住んだ人々が、モノ作り産業の現場で勤務します。
 富国強兵の宿命を課せられたのが神戸であるとすれば、経世済民の希望を求めたのが尼崎。それは、映画「ALWAYS三丁目の夕日」の原作者・西岸良平氏が描く世界そのものなのです。
 利用者=消費者不在な経営効率至上主義の暴走を続けた挙げ句に数多くの犠牲者を生んだJR西日本の列車事故発生直後、迅速且つ適切な齊藤十内社長の決断と指示の下、日本スピンドル製造株式会社の従業員が、隣接する尼崎市公設卸売市場の面々と共に救出活動に駆け付けたのは、偶(たま)さかの行動ではない、と僕には思えます。
「世を経(おさ)め民を済(すく)う」経世済民こそは、人が人のお世話をして初めて成り立つ福祉・医療・介護・教育・環境の現場に傾注投資し、地域の活力と雇用を生み出す政治の立脚点たるべきです。而して、拙(つたな)き文章と発言を続けていた口舌(こうぜつ)の徒(と)・田中康夫に、信念と行動力の有言実行者たれ、と目を見開かせてくれたのが、大震災後の阪神間でした。
 日本の開国であった明治維新から140年有余、旧態依然な公共事業の現状に象徴される官僚統治・中央集権の既得権益社会を抜本的に改めるべく、尼崎の地で働き・学び・暮らす人々と共に「日本の改国」を。それは、善男善女の代弁者たる政治家が、官僚機構の下手人たる政事屋へと朽ち果てている惨状を、尼崎の地から「改国」する闘いでもあるのです。

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2009/07/22

植草一秀氏の冤罪確定に断固、抗議をする

「植草一秀さんを守りたい!『みんなでブログ・デモ行進』のお知らせ。 ブログで同日一斉に発信!」

のご案内を当ブログにもいただいた。
その主旨に賛同し、植草氏の冤罪確定に断固、抗議をします。

時あたかも政権交代を最大の争点とした総選挙が行われる直前、現政権の有力な批判者である植草氏の冤罪を確定させるこの判断は、まさに政治的な謀略である。
しかして、、、
それはまた、権力がそこまで追い込まれているという証左に他ならない。
この冤罪事件が唯一、意味を持つとしたら、この国を長らく支配してきた権力がここまで腐っていることを示してくれたことにある。
こんなことが二度とあってはならない。
だから政権交代が必要なのである。


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2009年 マスゴミ崩壊

いま佐々木俊尚氏の新刊である「2011年 新聞・テレビ消滅」を読んでいるところである。
まだ読了していないのだが、広告営業の現場にいる私としてはその内容にはいちいち思い当たるフシがあるだけに、読み進めるのが辛くすら感じる。

ただ、この本のタイトルを最初に見たときに思ったことがある。それは、2011年に新聞やテレビはたしかに消滅するのかもしれないが、マスゴミという存在は2009年、つまり今年の時点で崩壊するのではないかとういこと。
それはもちろん来るべき政権交代と関係がある。
日本は霞が関による独裁国家であるというのが私の主張だが、その体制がこれだけの長きにわたって続いた最大の理由は、権力が記者クラブを通してメディアを完全に支配することに成功したからである。
結果、メディアは完全に権力の広報と化した。これがマスゴミと呼ばれるゆえんである。

ところが霞が関と自民党の行きつくところまでいった腐敗、制度疲労とともにマスゴミも完全に衰退期に入った。もちろんその最大の理由はインターネットの登場によるビジネスモデルの崩壊というパラダイムシフトにあるわけだが、もう一つ、そもそもマスゴミが真っ当なメディアから遠くかけ離れた存在に堕落してしまったことが、衰退のスピードをさらに速めている。
その象徴的な出来事が今年3月に起きた小沢一郎秘書の逮捕であったと思う。
この時、マスゴミは気が狂ったように小沢批判を繰り広げ、辞任を要求したが、世論は意外にも大きく動かず、むしろネット上では「小沢は辞任すべきではない」という意見が続出し、メディアの報道に対する疑問が噴出した。
結果的には小沢は辞任したが、権力とマスゴミの初期の目的である小沢の政治生命にはなんの影響も与えることはなかった。
その後も鳩山由紀夫の「故人献金」問題をことさらに大きく取り上げて報道したが、世論に強い影響を与えることはなく、一方で日々自壊の度を強めている自民党については驚くほど批判を抑えて政局的な動きだけを伝える報道に徹しているにもかかわらず、自民党の不支持率は高まるばかりである。

つまり、もはやマスゴミに対する信用は崩壊してしまったのだ。
したがっておそらく、、、
後世の歴史家は2009年を自民党とともに日本のマスゴミも崩壊した年と位置付けるのではないかと私は思う。

先週の月曜日、日経朝刊の「核心」というコラムを田勢康弘が書いていた。総理の座が軽くなったことを嘆く田勢は、「指導者にもっとも必要なのは、自分よりもすぐれた人材をまわりに配することだと言われる。大事なことは指導者個人ではなく、そのシステムそのものなのである。そこを考えないと、民主党政権ができてもまたぞろ1年ごとに首相が変わるということの繰り返しになる。立派な政治家はなぜ出てこないのか、などとないものねだりをするよりも、凡庸な人物でもつとまるような国家運営のシステムをつくるべきである。」と書く。
驚くべき認識である。
なぜ霞が関独裁がこれだけの長きにわたって続いたのか。それは自民党のおよそ凡庸な人物でも政権を運営できるシステムを官僚が作ったからである。が、その結果、このシステムは極限まで腐敗してしまった。
だからいま民主党はこの官僚支配からの脱却を掲げている。
そんなときに「凡庸な人物でもつとまるような国家運営のシステムをつくれ」、つまり官僚による独裁システムを再構築しろと主張する人物がいて、しかもベテランの政治ジャーナリストなのだという。しかもこういう人物が一人や二人ではない。田原総一朗はもちろんのこと、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、あるいはテレビ各局にゴロゴロいるのである。
私には彼らの主張は、自壊する自民党の議員が発するのと同じレベルの断末魔の叫びに聞こえる。
田勢は上記の原稿の最後をこう締めくくっている。

「『裸の王様』の政治指導者に衣服を着せなければならない」

「裸の王様」はマスゴミ自身である。

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田中康夫~尼崎から「改国」宣言

日刊ゲンダイで毎週水曜日に掲載される「田中康夫 奇っ怪ニッポン」。その本日掲載分は「尼崎から『改国』宣言」と題されている。
これから購入される方もいるだろうし、いずれ新党日本のHPにもアップされるはずなので、最後の一段落だけを下記に転載する。

*****
 日本の開国であった明治維新から140年有余、旧態依然な公共事業の現状に象徴される官僚統治・中央集権の既得権益社会を抜本的に改めるべく、尼崎の地で働き・学び・暮らす人々と共に「日本の改国」を。それは善男善女の代弁者たる政治家が、官僚機構の下手人たる政事屋へと朽ち果てている惨状を、尼崎の地から「改国」する戦いでもあるのです。
*****

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2009/07/21

田中康夫がニコニコ生放送に登場

田中康夫が本日22:30からニコニコ生放送に登場とのこと。

詳細は↓
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/07/003590.html

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2009/07/18

反麻生を切り崩した殺し文句の凄味

結局のところ反麻生は完全に腰砕けとなった。
ま、これは当たり前で、そもそも内閣不信任案に反対しておいて、その直後に麻生下ろしをするということ自体に正当性がない。
その意味で野党が提出した内閣不信任案はやはり意味があったわけだが、しかしそれにしても反麻生であれだけ大騒ぎしておきながら、ここまであっさり切り崩されるというのも意外であった。
たしかに旗を振っているのが所詮は家業の継続が危機に陥っている世襲議員であったり、自分の選挙が危ないといった、国民のことなどまったくもって眼中にない連中であるのだから仕方がないのだが、、、

その疑問が昨日の放送のアクセスを聴いて解けた。
これは二木啓孝が言っていたのだが、自民党の執行部は猛烈な巻き返し、切り崩しをする際にこう言ったという。

「そんなことをしたら公明党の票は回さないぞ」

これに反麻生で騒いでいた連中は縮みあがったという。
今回の都議選、あの逆風の中で公明党は全員当選を果たし、「公明の組織力、恐るべし」という印象はますます高まった。ただでさえ厳しい戦いの自民候補は、公明の票がなくなったら戦う前から完全に落選決定である。そして反麻生の連中の頭の中は「自分だけは当選して永田町に帰ってきたい」ということしかない。もはや与党で甘い汁を吸うことはできないかもしれないが、たとえ野党でも議員でいないと、と思っている。
その確率を高めるために、国民から見放された麻生と対立しているポーズを見せていたら、「だったら公明党の票を回さないけど、それでいいなら好きにすればいいわな」と言われて、あっという間に腰砕け。
つまり、もはや自民は公明なしでは生きていけない体質になってしまっているわけで、まことにもって宗教は麻薬である。

それにしても、、、
公明票のような組織票が意味を持つのも、当たり前だが選挙における投票率が圧倒的に低いからである。
であるならば、自民党としても恐れずに投票率を上げる努力をすればいいのではないだろうか。今回は惨敗するかもしれないが、それで脱公明という体質改善ができるのならば、結果的には党勢立て直しの近道となるのではないですかね、自民党さん。

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2009/07/17

田中康夫氏の衆議院選出馬について

田中康夫氏が来る衆議院選挙に兵庫8区から出馬することが決定したようである。
当ブログは、この決断を歓迎するとともに、全面的な支持を表明します。

そもそも政治家・田中康夫の原点は阪神・淡路大震災時のボランティア活動にある。この時に感じた行政組織に対する根本的な疑問が、長野県知事就任後の県政改革では最大限に活かされた。その意味で尼崎を地盤とする兵庫8区は大変に意味のある選挙区である。
残念ながらこの改革は道半ばで終わってしまったが、しかしその中身はいまもなお地方政治史のなかにおいて燦然と輝いており、それはマスゴミが無批判に礼賛する改革派知事やら、あるいは55年体制下の革新系知事の県政とも本質的に異なるものである。
この長野県で行われた改革のベクトルを、国政の場で是非とも再現して欲しい。
それが切なる願いであり、そのために当ブログも微力ではあるが応援していきたいと思う。

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2009/07/16

当ブログもブームに乗り遅れないように「人気動画」を貼っておきます

アップロード当初から話題にはなっていたけれども、ここにきてまたアクセス数が激増中という人気動画を、当ブログも乗り遅れないように貼っておきます。

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2009/07/15

自民党はわざと大敗しようとしている?

私は次期総選挙で民主党はあまり大勝しないほうがいいと思っている。
しかして総選挙の前哨戦である都議選では大勝してしまった。この結果を受けて、ほとんどすべてのメディアが総選挙での民主党の圧勝を予想している。自民の議席は150議席ぐらいになってしまうのではないか(あるいはそこにも届かないのではないか)という予想すらある始末である。

そして都議選の大勢が判明した時点から後、それこそ見るに堪えない自民党の内紛が連日ニュースのトップを飾っている。上杉隆あたりは「民主党が大勝したのに、世間の注目は自民党の内紛にいってしまっているのは、民主より自民の方がメディア戦略が上だということですね、ふふっ」などと薄ら笑いを浮かべながら言うのかもしれないが、まあしかしこの内紛の中身たるやお粗末そのもので、そのまんま東はそのまんま宮崎県知事ということになりそうな気配である。
武部某はしきりに「麻生はリリーフピッチャーなので、ちゃんとした先発ピッチャーを選び直すべきだ」などとのたまい、これをマスゴミは無批判に垂れ流している。国民がこれだけ塗炭の苦しみをなめているにもかかわらず、自分たちが1年弱前に選んだ総理大臣が「リリーフだった」というのだから、これほどふざけた話はない。しかも、その挙句に内閣不信任案には反対をしているのだから、そのブレぶりはアソーと同じレベルである。

これだけ連日、醜態を見せつけられれば、いくらなんでも次の総選挙で民主党が政権を取れないことはないだろう。
もちろん、現政権の中枢にいる連中は、解散から投票日まで、ありとあらゆる民主党攻撃を繰り出してくることは間違いない。鳩山由紀夫の献金問題を騒ぎ立てるだけでなく、新たな「疑惑」をでっち上げる可能性は十分にある。小沢一郎秘書逮捕時に、「自民党には捜査は及ばない」と言ったあの漆間巌が官房副長官として期待される役割は、まさにその部分だろう。
しかし、実はいま自民党で権力を握っているのは長らく傍流にいた面々で本流ではない。つまり長く続いた自民党政権の中でも、最近、権力中枢にたどりついた連中で、その親玉が森喜朗である。この連中は、せっかく手に入れた権力を手放したくなくて最後の悪あがきをしているのだろうが、自民党の中には「この際、下野もやむなし」と考えている勢力もいるはずである。
もちろん、そういった連中だって、一刻も早く権力を取り戻したい。
ではそのための一番の近道は?と考えると、案外、今度の総選挙で大敗するのが手っ取り早いと思っているのではないだろうか。
前回の郵政選挙で300議席を得た日は、今から考えてみると、まさに「勝った日が負けた日」であった。であれば、今回は「負けた日を勝った日」にすればいい。そのためにはここで一度、大敗するのも悪くない。しかも、うまくいけばここ最近、権力を握って舞い上がっている筋悪な連中をすべてふるい落とすことができる。できれば小泉の息子も落ちてくれ、、、
と、こう考えている勢力が、いまの自民党の液状化をわざとつくってわざと大敗しようとしている。

なんて、、、

田中宇みたいなことを書いてみたが(^_^;)、本当は自民党は単純に自壊しているだけなのでしょうね。
ただ、くれぐれも民主党は気を緩めてはいけない。そうして、大勝しても舞い上がってはいけない。社民、国民新党、新党日本、新党大地と一緒に地に足をつけて、これまでの政官財+マスゴミによる独裁の構図を暴き、この国のシステムを国民目線で再構築していくべきである。そうして政権交代というものが民主主義にとって必要不可欠なものであることを国民に知らしめなければならない。その役割は驚くほど重要で失敗は許されない。

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2009/07/13

都議選の結果とキャスティング・ボートを握った共産党の動向

昨日は20時から東京MXテレビの開票速報を見てしまった。
早い段階で出口調査の結果をもとに「民主の第一党が確実」、「自公の過半数割れの可能性」という情報が流れたのでスリルはなかったが、それでもやっぱりこれほど面白い開票速報はなかなかない(前回の参議院選挙は同様に面白かったが)。

そのなかで一つ気になったのは、自公と野党のどちらが過半数を超えるかというグラフ。民主はもちろん大躍進したが、しかし単独で過半数を超えているわけではない。減ったとはいえ共産の数を加えての過半数到達である。
そこで共産党なのだが、、、
この党はおそらく次の衆議院選挙で民主、社民、国民新党、新党日本のグループの中には入らないだろう。
政権交代は間違いないから、次の衆議院の野党の構成は自公共となる。
そうして、共産党はおそらく民主党中心の連立政権を「自民党とかわらない」といって批判するだろう。
ということになると、「民主連立政権は自共、共通の敵」ということになる。
となると都議会で、もし自公側に共産が加わったら、、、
このグループが過半数を握ることになる。

実際問題として自民と共産が完全に一体化することはないかもしれない。
しかし、案件によっては自公側に乗るということは十分にあり得ると思う。
要は、共産党は議席を減らしたとはいえ、キャスティング・ボートを握る数を持っているということである。
そうして過半数という数字が大事な民主主義では、このキャスティングボードを握る数というのはあなどれない。
一方、自民は追い込まれれば社会党とも手を組むような政党である。今後、もし共産党を引き込むことで都議会の運営がうまくできるのならば、国政では野党という共通の立場で民主批判をするのだから、、、などといって連携を模索する可能性はあるだろう(そういえば最近、「サンデー毎日」で中曽根康弘と不破哲三が対談するというようなこともあった)。

その意味で、今後、共産党がどのようなスタンスに立つのかは注視していく必要があると思う。

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2009/07/08

静岡県知事選の結果を見て思ったこと

遅きに失したネタだが、、、

結局、静岡県知事選は野党系の川勝氏が僅差で勝利。が、もう一人の野党系である海野氏の票を足すと大差となった。個人的には野党系の合計が大差の勝利、ただし川勝氏は僅差の敗戦ぐらいがいいかなと思っていたが、ま、こればかりは県民の判断だから仕方がない。
実は私は今回の静岡県知事選についてはあまり興味を持っていなかったので、候補者についても詳しくは知らなかったのだが、どうやら川勝氏というのもなかなかどうして保守な方のようで、、、
そこで、もし自分が静岡県民だったらどういう投票行動をしただろうかと考えてみたのだが、おそらく悩んだ末に海野氏に一票を投じただろう。

「たられば」ついでにもう一つ付け加えておけば、そもそも静岡県知事選の場合、前々回の選挙でもし当時の候補者だった水野誠一氏が当選していれば、現在の県政は相当にかわっていた(=良くなっていた)のではないかと思う。なにしろ知事の力次第で県政の方向性というのは良くもなるし悪くもなるのだから、、、


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2009/07/05

静岡県知事選~民主は負けるのも一局

今朝、間違ってそのまんま東が出演している番組をチラッと見たら反吐が出そうになった。
菅直人が相手にしていなっかたのが救いだったが、宮崎県知事としてなんの実績もない人間を政局の焦点のように扱うのはいい加減にやめてもらいたいものである。
今日は「課外授業 ようこそ先輩」の放映日だったので、その後、この番組を見ていたら不快な気分も直ったのが幸いだった。

さて、本日はいよいよ静岡県知事選である。
この知事選、民主党が分裂したためにスタート時は与党候補がリードしていたが、現在は接戦になっているらしい。現在の政治状況を見れば、民主が逆転している可能性もある。
が、、、
ここは民主党からすれば、負けた方が面白いのではないだろうか(そもそもそのために分裂したんじゃないの?)。
もし民主が分裂したにもかかわらず、それでも勝った場合、都議選の結果を待つまでもなく麻生おろしがさらに本格化するだろう。すでに麻生の手では解散できない状況になりつつあるが、静岡の結果次第でその流れは決定的になる。一方、与党が勝てば、アホなアソーは勘違いして「このタイミングしかない」と解散を断行するかもしれない。
であれば、ここは静岡県民には大変、申し訳ないが、民主は負けてみるのも一局と思うのである(もっとも民主が負けた場合、鳩山の献金問題が原因とマスゴミが大々的に報じる可能性があり、それはそれでリスクであることは事実だが)。

ちなみに、、、
そもそも知事選の発端となった静岡空港は、地元の人たちが「どうせ1年ぐらいで(空港は)潰れちゃうだろうから、その前に飛行機に乗っておくっけ」と言っているにもかかわらず、惨憺たる状況らしい。

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2009/07/03

明るい選挙推進協会、自民党、児童ポルノ、、、

最近、電車に乗っていると液晶画面に流れる動画で20代に選挙へ行くように促すCMをよく見る。といってもクオリティはきわめて低く、妙ちくりんなゆるキャラが出てくるのだが、最後の提供クレジットを見ると、「(財)明るい選挙推進協会」となっている。いやはやなんとも腐臭漂よう名称である。
そこで、「明るい選挙推進協会」でググッてみると、他のキーワードで出てくるのが「明るい選挙推進協会 天下り」(^_^;)。
この国の権力というのは、とことん国民をなめきっているのがこの財団の存在だけでもよくわかる。

一方、自民党はというと、、、
これはもう豊洲の築地市場移転予定地みたいなものですね。
極限まで土壌が汚染されていて、どこまで掘ってもヘドロ。それを隠すための盛り土がそのまんま東だというのだから、もはやお笑いを通り越してシュールである。
いま私が結構、本気で心配しているのは、そんな状況で秋葉原大量殺人事件のように事件、あるいは大きな事故が起きやしないかということ。国を動かすシステムがここまで壊れてしまって、一方で景気はどん底である(底を打ったようなことをマスゴミは報道しているが、たとえば少し先までの広告の状況を見てもまったくそんな様子はない)。社会が非常に不安定な時にはちょっとしたことで暴発的なことが起こるものである。
にもかかわらず、自らの当選の確率を少しでも上げることしか頭にない自民党の面々はヘドロそのものだ。もはやこの連中に国家のあり方やら教育やらを語る資格は一切ない。
私は暴力団対策法(暴対法)というのは、その存在だけでレッテル貼りをして罪を問う大変な悪法だと思うが、この際、自民党対策法(自対法)を作ってこの集団を厳しく監視するべきなのではないかと本気で思う。ついでに厚労省対策法とか財務省対策法とか総務省対策法、法務省対策法、、、ええい面倒くさい、全部ひとまとめにして霞ヶ関対策法を(霞対法)を作るといいかもしれませんネ。

ついでだから児童ポルノについてもひとこと。
私はこの問題で自民党が主張している単純所持の処罰化に反対する。
もちろん児童ポルノそのものは規制しなければならない(刑事ドラマなどにおける取調室での被疑者への暴行シーンなども同じだと思う)。しかし、単純所持、それも宮沢りえの写真集を所持しているのさえ違法ということになると話は違ってくる。
この国の権力というのはとにかく国民を監視するのが大好きだ。そうして自分たちに都合が悪いことをやられたら、いつでも逮捕できるような状況を作ることに全精力を注いでいる。最近はこれに国策捜査というでっち上げも加わった。
植草一秀氏(※)、佐藤優氏、そして小沢一郎秘書の大久保氏、あるいは高知の白バイ衝突事故にしても、もはや事実もへったくれもない、権力によるでっち上げである。
私が児童ポルノの単純所持に反対するのは、このでっち上げをさらに簡単にすることができるからである。
たとえば児童ポルノの本や雑誌でなくても、画像データを対象者の所持しているパソコンに忍び込ませるぐらいは、まあこの国の捜査機関ならばいとも簡単にするだろう。
男性ならばネット上で18禁画像を見たことがないという人はまずいないだろう。ついでにそれをHDDにひょいとダウンロードしたことのある人だって相当数いるはずだ。その画像のフォルダのなかに権力が恣意的に摘発対象となる画像をまぎれこませた場合、これを否定するのは難しい。
いま国会ではもっぱら写真集や雑誌について議論されているようだが(私も詳しくウォッチしているわけではないが)、こういう画像データにまで範囲が広がれば、これはもう危険という他はない。

↓児童ポルノ関連のポッドキャスト
・宮台真司
「デイキャッチャーズ・ボイス」2009年6月26日(金)

・山田五郎
「デイキャッチャーズ・ボイス」2009年」7月2日(木)

最後にもう一つ呆れた話。
「THE JOURNAL」にこんな記事がアップされた。前回の記事以来、3カ月ぶりのご登場である。その間、あれだけ批判されたにもかかわらず、このご仁は一切それを無視して相変わらずのくだらない政局解説を垂れ流している(マスゴミはどこも一緒で、民主についてはしつこく批判記事を書くが、与党の話になるとひたすら政局解説になる)。
いったいこれのどこが「この国ではまだほとんど誰も踏み込んでいない独立不羈のブログ・ジャーナリズム」なのか、是非、教えてもらいたいものである。

※植草一秀氏におかれては、今回の不当な判決は腸が煮え繰り返る思いをされておられると思う。時、あたかも最大の政治決戦を目前にして、一時的とはいえ植草氏という政権交代を目指す勢力の理論的支柱を失うのは残念という他はない。
が、逆にいえば権力はそれだけ植草氏を恐れていたという証左でもある。もちろんお辛い立場であることは重々承知しているが、それでもあえて言えば、この判決は権力に完全に屈服、支配されているマスゴミ連中(たとえば上記の人物)とは真逆の位置にいる人のみが受ける制裁であり、それは同時に勲章でもあると思う。
そして次の総選挙で既存の権力が崩壊した時、植草氏の正義は立証される。

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2009/07/02

BS11「にっぽんサイコー!」第66回2009/06/27(土)放送

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2009/06/27

麻生と東国原~二人の小心者

私は東国原英夫という人物の芸人時代をほとんど見ていない。が、少なくとも大した芸人ではなかった。
そうこうしているうちにスキャンダルに見舞われて、そのままでは先行きはほとんどなくなっていたといっていいだろう。
そうしたなか、この男が「賢いナ」と思うのは、ここから政治家という道に打って出たことである。おそらく彼は必死になって自分の先行きを考えて、政治家を演じる芸人としてこの先食べていくことを考えたのだろう。その際には過去のタレント知事や政治家の行動も十分に分析したものと思われる。

この賭けは見事に成功し、宮崎県知事の座を射止めた。しかも県民には圧倒的な人気がある。しかし、田中良紹が言うように知事の仕事は「具体的でやりがいもあるが失政を追及される確率も高い」。そうして現実問題として東国原はテレビには露出をしているが、知事としてはほとんど何もしていない。
つまりここまで、芸人としては予想以上にいい営業ができているが、この先、知事として居座るとなると一転してこの旨みがなくなる可能性がある。そこに自民党から衆議院への鞍替え要請がきた。沈没寸前のこの政権政党は、よりによって政治家としてはなんの実績もない芸人に「助けて欲しい」と言ってきたのである。宮崎にいてはチト先行きが怪しくなってきたところへ、いま以上の営業ネタが舞い込んだのだからたまらない。そこで自分のギャラが今以上に高くなるように立ち回っているのが現在の東国原なのだと思う。

それを証明するのがこの記事だ。
私がこの記事でとくに呆れたのは「国を変えようという大きな目標に対し、知事の権限は微々たるものだった。自分はその限界を超えようということだ」という部分である。

バ カ を 言 っ て は い け な い 。

知事の権限は非常に大きいのである。改革をしようと思えばいくらでもできる。知事に就任したその日からだってできる。それは田中康夫知事時代の長野県を見れば明らかである。
私は田中知事時代の長野県政をずっとウォッチしていたが、「たとえ県政であっても、知事が代わるだけでこれだけだけ社会は変わるのか」といつも思っていた。その既得権益に切り込む胆力、徹底して県民の奉仕者に徹する姿勢は停滞する国政とは真逆の新鮮さに満ちていた。
これに対して既得権益死守勢力は最大限の抵抗をして、ついには県政を取り戻した
真の改革を実践しようとすれば、これだけの軋轢が生まれるものなのである(ここらへんは民主党政権もよく田中県政の事例を研究して欲しい)。
ところが東国原は自ら「知事の権限は微々たるものだった」と、県政では何もできなかったことを告白してしまっている。「何もできなっかた=知事の権限が小さかった」から「国政へ行きど真ん中から変える」という。
言うほうも言うほうだが、その話を聞いてただ書くほうも書くほうですね。
東国原の本心は「知事の権限は自分が思っているようりも大きく、しかし何もできなかった」から「化けの皮がはがれる前に国政へ行き、野党になる、つまりど真ん中からはずれる自民党のなかでうまく立ち回って政治家・芸人の寿命を延ばす」というだけのことである。
つまり東国原は小心者なのだ。

それにしても自民党がこんな人物に振り回されてしまうのも、もう一人の小心者、麻生のおかげである。
今日の日経朝刊には解散の時期について「26日は議員立法で提案した改正日本政策投資銀行法など2009年度補正予算関連法が成立。来年度予算の概算要求基準(シーリング)も、閣議了解を7月1日前倒しする。首相が昨年9月の就任以来最も重視し、解散をためらわせてきた景気対策の『足かせ』からようやく解放されるメドがついた。」などと書いている。

バ カ を 言 っ て は い け な い 。

麻生が解散できなかったのは、選挙区の情勢調査を見たら敗北という結果が出ていたからである。これにビビッたにすぎない。その後も、この男は口先とは裏腹の小心者ぶりを見せまくっている。日本郵政問題における鳩山邦夫更迭では小泉の恫喝にビビッた。
そして衆議院の解散。いよいよ来週あたり解散しそうであるが、これも「口先では地方選と国政選挙はぜんぜん関係ない」などと強がっているが、ようは静岡知事選や都議選の結果次第で予想される麻生おろしにビビりまくっているにすぎないからだ。「だったらその前に解散しちまえ」という破れかぶれ+追い込まれ解散というほかはない。

自民党はいまや麻生と東国原という2人の小心者に振り回されている。
こんなことでは沈没するのもやむを得ない。

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2009/06/26

田中良紹-「舐められているのは自民党なのか」

田中良紹の「国会探検」

*****
 そもそも東国原氏が県知事選挙に出馬した理由は県知事になりたかったからではない。次の参議院選挙に出馬するための顔見世であった。それが思いもよらずに注目を浴び、知事に当選してしまった。宮崎県民の過度の政治不信が既存の政治から最も遠いところにいたお笑い芸人を知事にした。本人が一番面食らったのではないか。

 誤解を恐れずに言えば地方首長に比べて国会議員の仕事は抽象的で国民の目には分かりにくい。多少の弁舌が出来、国会と地元を往復して中央の情報と人脈を地元に紹介すれば仕事をしているように見える。しかし地方の首長の仕事は具体的である。やりがいもあるが失政を追及される確率も高い。就任以来の東国原知事の言動を見ると、気持は県知事よりも国政にあると私には見えた。なるべく知事の仕事の実績を問われる前に国政の場に移りたい。従って自民党からの出馬要請は願ってもない話であった。

 であるが故に、周囲に絶対そう受け取られてはならない。従って自民党に対して高いハードルを設定する必要があった。自民党総裁候補になるという条件も、全国知事会のマニフェストを自民党の選挙公約にするという条件も、一見高いハードルのように見える。自民党の要請を拒否するためと解説してもらえる可能性がある。しかしこれらは自民党にとって受け入れられないハードルではない。かつて社会党の村山富市委員長を総理に担いで復権を果たした自民党である。それに比べればどうと言う事ではない。
*****

*****
 この戦術は、あの郵政選挙と同様にそれに乗せられて大騒ぎするメディアの存在を前提にしている。成功するかどうか、すべてはメディアの姿勢次第である。恐らく仕掛ける側には、東国原知事のテレビ出演を喜んで受け入れるテレビ局の視聴率主義が頭にある。なにせ東国原氏が出演すると宮崎県産の物品を広告料もとらずに宣伝してきたテレビである。そのレベルが変わらなければ成功は間違いない。舐められているのは自民党ではない。舐められているのはこの国のメディアとその視聴率を支えている国民なのである。
*****

詳細は↓
舐められているのは自民党なのか

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2009/06/24

嗚呼、自民党、、、

宮崎県の東国原知事は自民党からの立候補要請について、意欲を示したそうだ。
「自民党の総裁候補にしろ」という要求は体のいい断りのセリフかと思ったら、「総裁候補の一人として衆議院選の顔になる」と真剣に言っているらしい。
私はてっきり断ったものと勘違いしていたから「東国原も麻生ほどのバカではないんだナ」なんて思ってしまったのだが、もし真剣だというのならばこれはアホー以上のアホ確定ですね。
私は東国原の宮崎県知事としての手腕についてはよくわからない。地元では非常に人気があるそうで、しかもテレビによく出演しているのは知っているが、しかし少なくとも宮崎県の職員や県議会が、田中康夫知事時代の長野県のように反発しているという報道はまったくないことから推測すると、既得権益死守勢力には都合のいい知事なのだろう。タレント知事を差別するつもりはまったくないが、しかし政治家としてなんらの実績もなく、ただ御用マスゴミに出演することで人気を維持することだけを考えてきた、そういう人物に自民党が真剣に救いの手を求めているのだとしたら、これはもう呆れるよりもなによりも情けない。
私は自民党というのは心の底から嫌いだが、しかし曲がりなりにもこの国を半世紀にわたって支配してきたのだから、いくら耐用年数が切れて潰れてしまうにしても、せめて最後の矜持を見せて欲しいと思うのだが、残念ながらそれすらもないものねだりである。

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週刊新潮に鳩山のスキャンダル?

明日発売の週刊新潮に鳩山由紀夫のスキャンダルが掲載されるらしい。

今夜にも民主党・鳩山代表に「大スキャンダル」が浮上との噂

現状ではその内容がどんなものかはわからない。
メディア各社は今日の午後には届くだろうから、夕方からこのニュースが流れるだろう。

この件についての文化放送での上杉隆の発言は私も偶然聴いていた。
内容は見てみないとわからない。
しかし、東国原に出馬要請などをしているようなトンチンカンな連中とは別に、必死になって民主党に対する工作をしている連中がいることもまた確かなはずで、そういった面々がそれこそ死に物狂いで仕掛けてくることは予想の範囲内である。
その意味で、今回のメディアがあの「週刊新潮」であるところが興味深い。私はこのリンクのエントリーのなかで、

*****
ただし、このネタをもらう代わりに、これから衆議院選挙までの間、ことあるごとに民主党叩きをすることが条件としてついているはずだ。
もし、この推測が当たっていれば、週刊新潮はこれからも「オヤッ?」というネタ(つまり権力から流される意外なネタ)を使って民主党叩きを続けるだろう。
*****

と書いた。
今回の仕掛けはおそらく麻生周辺ではなく、この国の真の権力者から出たネタだろう(彼らはとっくに麻生など見放している)。

田中良紹によれば、アメリカが大統領選挙を予備選も含めてあれだけ長い期間やる理由は、その間に出てくる候補者のさまざまな試練をどうやって乗り切るかを有権者が見極めるからだという。
鳩山が今回の記事をどう乗り切るか。
試練ではあるが、これを乗り越えないことには本当の意味での改革はできない。

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2009/06/23

小沢関連~郷原信郎「西松裁判 検察冒頭陳述に強い違和感」

ビデオニュース・ドットコム

西松裁判 検察冒頭陳述に強い違和感
郷原信郎(元検事・名城大学教授)インタビュー

映像はこちら

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2009/06/22

今さらながら党首討論について

ここのところAMラジオについて書く機会が少なくないが、私はなにしろラジオ派である。
ラジオのいいところはパーソナリティのトークをじっくりと聴けるところ。久米宏や伊集院光のトークはとにかく絶品だ。

が、テレビ(あるいは動画)で見た方がいいコンテンツももちろんある。
そもそもテレビというのはムダな情報が多く含まれているメディアだ。
たとえば街頭でインタビューをしている時、その内容とは関係なく背後をいろいろな人が歩き、クルマが通り過ぎる。ラジオではわからないが、テレビだとその様子がすべて画面に映り込む。すると本来やっているインタビューとは無関係な背景にもどうしても目がいってしまう。これは本来、ノイズである。
しかし、たとえば冷戦構造が崩れた一つの原因は、東側の指導者がどんなに自分たちの正しさを主張しても、テレビに映っている西側の様子、つまり走っているクルマや人々のファッションを見た国民が「あちら側の方がいいクルマや服を着てい豊かじゃないか、自国の指導者やメディアの言っていることはウソじゃないか」と疑問を持ったことにあるという話を聞いたことがある。
つまり、結果的にノイズが彼我の差を際立たせる情報となってしまったわけだ。

そこで党首討論である。
麻生と鳩山の二回目の討論は、音声を聴くだけでも十分に鳩山圧勝ではあった。
映像を見てみると、両者の討論内容とは別に麻生の隣に座っている与謝野馨や背後にいる野田聖子、舛添要一などの態度、表情もまた現在の与党の苦境を表していたように思う。
たとえば与謝野は常に不安そうに麻生を見ているが、時々、悲しそうな顔になる。舛添は憮然としており、野田聖子はというと、身を乗り出して麻生の話を聞いているのだが、時折複雑な表情を見せる。ま、それはそうだろう。もともと前回の衆議院選挙で郵政民営化反対を主張した結果、離党までする羽目になったのに、節を曲げてやっとこさ自民党に復党して大臣になったと思ったら、時代は「郵政民営化は間違いだった」という空気になりつつある。しかし、もはや「やっぱり私の主張は正しかった」とは言えないだろう。それでも彼女の場合は選挙には当選するかもしれないが、自民党は野党になっている可能性が高い。
思うに次の総選挙が終わったあとの自民党は今以上に世襲の比率が高くなり、実質的にハマコーの息子が言うような「世襲党」になっているのではないだろうか。となれば、自民党の没落にますます拍車がかかることになる。

党首討論に話を戻すと、麻生自身はいつも通りで、つまりどうしようもなかった。が、一方の鳩山由紀夫は党首になる前となった後、ビフォーアフターで画面から受ける印象が大きく異なっていた。これまでのどことなくひ弱な感じがなく、発する言葉の一つ一つに自分が総理大臣になった時の覚悟のほどが見て取れたし、それが立ち居振る舞いにもあらわれていたように思う。実際、ネット上でも「鳩山を見直した」という声は多かったし、私の周りでも同様のことを言う人がいた。
私はそれまで「やっぱり総理大臣は小沢になって欲しかったナ」と思っていたが、この党首討論を見て「総理大臣は鳩山でいい。それを小沢が後支えるのがベスト」と思うようになった。
今後、与党はますますあらゆる手を使って民主党攻撃を仕掛けてくるはずだが、この鳩山由紀夫を見る限り大丈夫だろう。そのことを確信したのが今回の党首討論だったわけだが、これは音声のみでなく映像で見るものである。

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2009/06/17

民主党は9勝6敗を目指せ

故・色川武大に『うらおもて人生録』という著書がある。
およそゴマンと出ている人生論の99%はくだらないものだが、この本は違う。
もともとは毎日新聞の日曜日に和田誠のイラストとともに連載されたと記憶しているが、この本は若い人、それも劣等生向け(と著者は書いている)に書かれたもので、自分の幼少時代やギャンブルでの経験を軸にやさしい視線で人生を説く名著である。

そのなかでも私がいまでも印象に残っているのは「9勝6敗を目指せ」という話だ。
色川の経験では、本当にギャンブルが強い人というのは決して大勝ちはしないという。むしろ勝ちと負けを繰り返す。が、結果的には勝ち越している、このぐらいが本当に強いギャンブラーで、8勝7敗でまあまあ、できれば9勝6敗を目指せというのである。一方、勝っているときに調子に乗って勝ちまくるのはむしろ素人、大勝ちする人というのは同じ分だけ負ける可能性もあるという。

なぜこんなことを書いているかというと、、、
ここ最近の千葉市長選の結果や各種世論調査を見ると、次の総選挙では前回の郵政選挙と真逆の結果になる、つまり民主党の地滑り的な勝利となるのではないかと思うからである。

以前にも書いたが、私は自公政権は麻生太郎を総理大臣に選んだ時点で敗着の一手を指したと思っている。
したがって次の総選挙に関してはわりと楽観視しており、政権交代は必ず起きると思う。
小沢一郎秘書の逮捕という謀略も結局は空振り、いままた民主党の議員にまで届くのではないかという疑惑や、朝日新聞が掘り起こした鳩山由紀夫の「故人献金」などの問題が出ているが、これとて与党大逆転を起こすほどのパワーはない。つまり、マスゴミを含めた既得権益死守勢力がどんなに頑張っても、圧倒的にアホな麻生の前ではどんな努力もムダなのである。
しかもこの男は気が小さい犬ほどキャンキャン吠えるのと同様で、威勢のいい言葉を吐けば吐くほど気の小ささと底の浅さを露呈する。
といって今さら麻生を下しても仕方がない。自分たちで「選挙に有利」と麻生を選んでおいてダメとわかると引きずり下すというのはでは、与党は政権担当能力もへったくれもない、権益願望勢力でしかないことを満天下にさらすことになる(ま、そんなことは以前からわかっていたことだが)。
つまり政権交代へのドライブは止めようがないわけで、国民の間に溜まった与党への不満というマグマは想像以上に大きい。
しかも日本人というのはもともと極端に振れる傾向が強い(これはメディアの責任大であるが)。となると民主党の地滑り的勝利の可能性は十分にある。
もちろん大勝すれば政権基盤は安定するし悪いことではないのかもしれない。
が、考えてみると郵政選挙で与党が300議席を獲得したのも、わずかに4年前のことである。
あの頃には次の総選挙で自民党が壊滅的な敗北をするなどと予測した人はほとんどいないだろう。にもかかわらずこのような状況になったのは、その間に与党によって行われた政治があまりにもデタラメだったからであるが、もう一つ、あまりにも勝ちすぎたということも原因なのではないか、色川武大がいうように大勝と大敗は「うらおもて」なのではないかと思うのである。

だから、、、
民主党は社民党、国民新党、新党日本で安定多数をとるぐらいがちょうどいい。
あまりに勝ちすぎてその反動が来るよりも、そこそこの勝利を続けながら政権交代の意義をじっくりと浸透させていくべきなのではないだろうか。

田中良紹の「国会探検」 漂流総理の漂流国家

BS11「にっぽんサイコー!」第64回2009/06/13(土)放送

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2009/06/10

冤罪事件には政権交代の必要性が凝縮されている

死刑廃止論を語っている時の亀井静香というのはなかなかいい。
もう相当に前のことだが、サンデープロジェクトで死刑の存廃がテーマになったことがあった。
大谷昭宏が「死刑は存続すべきである」と口角泡を飛ばして主張するのに対して、亀井静香が「自分も警察にいたからよくわかるが、権力の側だって間違えることがある。それをなくすことはできないのだから死刑は廃止すべきである」と淡々と語っていたのが印象に残っている。
ちなみに私は終身刑論者であるが、しかし故・住井すゑさんが「80歳になったらどんな刑の人でも釈放すべきである」とおっしゃっていたのにも一理あると思っている。

さて、、、

ここ最近、ネットでは素早く流れるニュースが既存メディアではあまり大きく扱われない、あるいはまったく俎上にものぼらないというケースが多い。
無実の罪で無期懲役が確定していた菅家利和さんが釈放された。このニュースはもちろん数多くのメディアが報道したが、一方でこの菅家さんとまったく同じ検査法でDNA鑑定が行われ、その結果が唯一の証拠となって死刑が確定した飯塚事件については、報道はされているものの、少なくとも私の印象では大きく取り上げられてはいない。
何よりも問題なのは、この事件で死刑が確定した久間三千年さんに対して刑が執行されているという事実だ。
恐るべき話である。
しかもこの刑の執行に捺印をしたのは現職の法務大臣である森英介だ。ところがこの森という男は飯塚事件を再検討するかを問われて「個別事件のことは控える」とだけ答え、また取り調べの可視化については「全面的に義務付ければ被疑者に供述をためらわせて取り調べ機能を損ない、真相解明に支障をきたす。現段階では全面的に容認する方向での検討は難しい」と述べたという。
この対応からはっきりわかることは、森という男が官僚の振り付け通りに動くしか能がないということで、そこには官僚がやっているおかしなことを政治がチェックしようという気概は一切ない。ま、それも当然で、この男は麻生派所属の世襲、それも三世議員なのである。
そもそも麻生政権というのは田中良紹が「現在の難局を乗り切るために自民党の隅々にまで目を配り、日本の課題に正面から立ち向かおうとする意欲が見えない。自民党という大組織の中で傍流に居続けた人物に突然光が当たったため、これまでの鬱憤を晴らすかのようにひたすら我流を貫いた。そんな感じを抱かせる。これまであまり見た事のない人事」で、「全く理解不能である。目に付くのは親しい文教族が能力とは無関係に大臣ポストにばら撒かれ、さらには政界のボスにゴマをすったとしか思えない配置があちこちに見られる」と評したような内閣なわけで、まさに森もその一員ということなのだろう。この無能な男が官僚の言われるがままに、誤った死刑の執行に捺印してしまうのだからこれほど恐ろしいことはない。

菅家さんの釈放に関連してはまた保坂展人のブログに以下のようなエントリーがあった。

足利事件の菅家さんの訴えと免田栄さんの未受給問題

驚いたことに冤罪事件に巻き込まれた免田栄さんは無実の罪で死刑が確定し拘置されていたために、年金が未納で(そんなの当たり前だ!)、ゆえに無年金者なのだそうだ。しかも歴代の法務大臣は「お気の毒だが難しいケース。なんとか研究したい」と言うばかりで長らくこの状況を放置してきたという。
「お気の毒だが難しいケース」とは言いも言ったり、とことん呆れた言いぐさである。こういうセリフを官僚の指図のまま口にする(口にできる)大臣というのはそもそも政治家としての資質を問われるべきだろう。
しかし、なによりも足利事件、飯塚事件、そしてこの免田さんの年金未受給問題を見れば、霞ヶ関独裁というこの国のシステムが根本的な部分で壊れていること、システムの支配者である官僚が狂っていることは一目瞭然である。
したがって一刻も早く新しいシステム作りに取りかからなければならない。そのための手段が政権交代なのである。

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2009/06/03

緊急フォーラムのお知らせ

この拙いブログをご覧くださった方より、緊急フォーラムのお知らせをいただいた。

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残念ながら私は行けないのだが、鈴木宗男、平野貞夫、両氏の話を聞けるのは貴重な機会だと思うので本ブログでもご案内します。

詳細は↓
http://sov.jimdo.com/

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「友愛」について考える

ここ最近、聴いたラジオのなかで印象的だった放送の一つに「久米宏ラジオなんですけど」に出演した写真家・野町和嘉氏の話がある。
野町氏は日本よりもむしろ海外で有名な写真家ということで、現に私は知らなかったのだが(そもそもこの番組にゲスト出演する人の半分ぐらいを私は事前に知らない。が、そういう人の話が抜群に面白い)、宗教をテーマにした写真を中心に撮影しているという。
その野町氏によると、たとえばイスラム圏のイランは人々が穏やかに暮らしていて非常にいい国なのだそうだ。
アメリカと断交しているためグローバリゼーションの波に呑まれていないということもあるが、イスラム教が安全装置として機能しており、信仰というプライドがあれば乞食をすることも恥ずかしいことではない。また家族のネットワークが非常に濃密で核となっている。そのため社会的に安定していて、治安もヨーロッパよりもはるかにいいという。
日本ではイランと言えば自爆テロがニュースになり「危ない国」というイメージがあるが、実際には社会のセキュリティがしっかりとしており自殺など思いもつかない。むしろイランから見れば、毎日100人もが自殺をする日本の方がはるかに危な社会だというのである。

これまで日本は官僚が独裁的な権力を握り、さらに政治と経済がこの権力と一体となって徹底的な経済至上主義、コスト優先主義でやってきた。それでも高度成長の時代には、その分け前が一般の国民にも大きな不満が出ない程度には配られていた(もちろん国民が感じていた豊かさというのは実は幻想ではあったが)。が、バブルが崩壊して日本経済が行き詰まっていくなか、自分たちの保身のためになりふりかまってはいられなくなった権力は、小泉政権を誕生させることで、社会を安定させるための最低限のコストを削り始めた。
これは原発推進の御用学者が「過剰な安全装置はコスト増大になるだけで不要」と言うのと同じである(実際には日本の原発が破局的な事故を起こしていないのは運以外のなにものでもない)。コストを優先し、カネを儲けることしか頭にない連中にとって、安全のための支出というのは余計なコスト以外の何ものでもない。そうして自分の身は自分で守るべきであるという自己責任論を振りかざしたのが新自由主義なのだと思う。
それでもすべての人のスタートライン、つまり競争条件が同じであればまだいい。が、実際には政界にも官界にも、そして経済界にも世襲がはびこり、要はそういった連中の既得権益や資産だけがますます増大する(もっとも世の中には、スタートラインが大きく違っても同じ市場のなかで競争するわけだから、その競争の結果はスタートラインの差とは関係ないという論文もあるそうで、しかもその論文はノーベル経済学賞を受賞しているらしいが、、、)。

そこで「友愛」である。

かつて中曽根康弘が鳩山由紀夫に対して「民主党なんてソフトクリームみたいなもので、甘いけれどもすぐとける」というようなことを言ったことがある。私は中曽根というのは基本的に大嫌いだが、しかしそのときには「うまいことを言うもんだナ」と思った。確かに当時の鳩山由紀夫が言う「友愛」というのはいま一つわかりにくかったし、そもそも「友愛」という言葉自体に気恥ずかしい雰囲気があったように思う。
しかし、社会の安全装置がことごとく壊れ、1日100人から、年間で3万人以上が自殺をする国になってしまったいま、鳩山のいう「友愛の精神」というのは非常に重要なのではないかと思い始めた。
日本の場合、イスラム教圏やキリスト教圏のように宗教が社会の安全装置として機能する余地は少ない。そうしたなかで年金制度は崩壊し老後の生活は不安だらけである。老老介護に陥ってしまったために最後は介護に疲れて親を殺してしまったというニュースが流れると「またか、でも明日は我が身だナ、、、」と思ってしまう。
こういう世の中を見れば、若い人たちが子どもつくろうという意欲など持てるはずがない。いまやこの国では子どもがいること自体が経済的なリスク要因になり、しかもその子どもたちが将来、安心して暮らしていける保障もない。結果、凄まじい勢いで少子化が進行している。
そうしたなかで起きたこのたびの大不況。しかし、史上空前と言われる補正予算は呆れるほどに既得権益者を最優先に組まれたものだった。経団連会長は自分たちの要望がほぼ取り入れられたと評価しているらしいが、政治献金とそれに対する見返りという関係がこれほどまでにあからさまであるにもかかわらず、批判的に報道するメディアはほぼない。
とはいえ、いま長年この国を支配してきた独裁権力は間違いなく行き詰っており、紆余曲折はあるにしても、おそらく次の衆議院選挙で政権交代は起きるだろう。だが、民主党を中心とする連立政権ができた時点で、すでに国内はボロボロの状況であり、これを立て直すのは容易ならざることである。
もちろんそのためには一つ一つの政策が重要なわけだが、しかしそれらを貫く理念が必要で、それは「友愛」でいいのではないだろうか。
では友愛社会とは何なのか? 鳩山由紀夫のHPにはこう書かれている。これは私なりの解釈では、個人的な悩みとは別に経済的な面からの自殺者が限りなくゼロに近い社会、貧富の差、階級があってもかまわないが、しかしすべての人が穏やかに安定して暮らすために助け合う社会ということになる。
鳩山政権がこの友愛社会の実現というミッションを基本に据えてあらゆる政策を実行したら、歴史に残る政権交代になるだろう。

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2009/05/26

アクアライン800円~知事の公約の財源が国税投入というアホらしさ

昨日放送された田中康夫出演のアクセスのバトルトークのテーマは

*****
千葉県・森田知事が「東京湾アクアラインの通行料を800円にする」と正式に表明。
ただし、その費用は補正予算で国が全額補てん。
あなたはこの値下げに賛成?反対?
*****

だった。不覚にも私はこの件を知らなかったのだが、つまりこういうことらしい。

(゚Д゚)ハア?

という話である。
知事選において候補者がどんな公約を掲げようが勝手かもしれない。が、結果、当選して公約を実現するにあたって「財源は国から出してもらいます」というのもおかしな話しだが、そう言われてホイホイ出してしまう政府というのはいったい何なのか?
これ、究極のモラルハザードだと思うのだが、、、
さすがにアクセスのアンケートでは7割以上が反対で、これは最初から最後まで変わらなかった。また電話出演したリスナーの中にも同様の疑念を示す人もいたが、なぜかメディアではあまり批判的に書かれておらず、産経になるとこういうふうになる。

そもそも森田というのは完全無所属を自称して立候補した、自称・剣道二段の男である。ところが当選するやいなや与党ベッタリの姿勢を露骨に示している。ま、それは当たり前で、この男は依然として自民党の支部長だったわけだが、そうしてアクアラインの件を森田を持ち出したところ政府はアッサリとOKを出してしまった。これは補正予算から捻出されるため、なんの国会審議も経ないまま認められる。驚くべき話である。
田中康夫の解説によると、その背景には来るべき総選挙で宮崎県知事、大阪府知事、そしてこの千葉県知事を応援バカトリオとして最大限使おうという菅義偉の画策があるらしい。

と、こういう話を聞くと、自民党も墜ちるところまで墜ちたナと思う。
とにかくいまの与党、とくに自民党は選挙に少しでもプラスになるのではないか?ということがあれば、たとえ禁じ手であろうがなんだろうがなんでもパクつく。一方で、選挙をやって負けるのが怖くて解散はズルズルと引き延ばしているのだから、とことん品性の低い政権である。
思うに、おそらくは小渕恵三あたりまでの総理大臣であれば、いくらなんでもこんなデタラメはしなかったのではないだろうか。ここらへんまでの総理大臣は、少なくとも最低限、やってもいいことと悪いことの区別がついていた。しかし森喜朗あたりからそれが薄れ始め、コイズミでその判断基準が完全崩壊、アベ、フクダと続き、いまやアホーで完全アノミー(無秩序)状態となった。

ところがマスゴミはこれを批判するどころか与党の大応援団となっている。
民主党の政策については財源が明示されていないと非難を浴びせて、「これでは政権まかせられない」などと決めつける。一方、与党の15兆円のデタラメ&バラマキ補正予算に対しては民主党に対するほどの非難は浴びせない。どころか、、、昨日の日経の「核心」というコラムでは、「野党、とりわけ民主党の甘口の政権公約が、自公政権のバラマキの誘因になっていることも指摘しておきたい」などと書く始末(筆者は土谷英夫)。つまり政府がデタラメの補正予算をつくった責任は民主党にあるという論法である。そうしてこのコラムは「バラマキ政党は一つでも多すぎるのに『二大バラマキ政党』の共演になってはツケを払わされる納税者はたまったものではない。」と締めくくられるのだが、そのわりにすでにデタラメな予算を組んだ与党への批判はぬるい。
そうして知事選で当選した人物の公約実現の財源が国税の投入であることにほとんど批判らしい批判もしないのだから、メディアがマスゴミと言われるのも仕方がないことである。

こうした政治状況、社会状況を変えるには、とにかく一度、政権交代をするしかない。

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2009/05/21

BS11「にっぽんサイコー!」第60回2009/05/16(土)放送

ゲストは田中良紹。

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2009/05/20

明日の参議院予算委員会に田中康夫登場

明日、5月21日の参議院予算委員会で13:45頃から約30分、田中康夫が質疑に立つ(多少、時間は前後する可能性あり)。
質問内容は総選挙目当ての総額15兆円のバラマキ補正予算について、その欺瞞を質すとのこと。

なにしろこの国ではマスゴミがたっぷり権力から注射を打たれているから、この補正予算についてもほとんど批判的な記事はないが、一方で民主党に対しては、的外れな「小沢院政」批判とともに、「(民主党の政策は)すでに財源問題などで多くの疑問が呈されている」(5月17日 日経社説)と書く始末。
ここはしっかり、田中康夫に質問してもらいましょう。

当日の質疑は参議院インターネット審議中継で閲覧可

またNHKのテレビ並びにラジオでも生中継される。

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2009/05/17

マスゴミの本質を知り尽くした民主党の短期決戦

民主党の新代表は鳩山由紀夫になった。おそらく幹事長は岡田克也になるのだろう。
そして小沢一郎は衆議院選挙に専念することができる体制となる。権力はマスゴミを使って小沢を辞任に追い込んでしまったことが大失敗だったことを今頃痛感しているだろう。

今回の民主党の新代表選びはしたたかだった。
何よりのポイントは短期決戦を選んだこと。
上杉隆は民主党のメディア戦略がわかっていないなどとしてこんなことを書いたり、あるいは言っているが、まったくの見当違いである。
マスゴミはつねに権力の御用をつとめる。したがって、時間をかければかけるほど自分たちに都合のいい人物(今回で言えば岡田克也)が民主党代表になるべく大騒ぎをしただろう。
実際、今回も時間が短いとはいえ必死になってそれをやっている。その一例がこれ。しかしなにぶん時間がない。岸井成格や田原総一朗の出番が来る前に決着をつけたのは、おかしな「空気」を作られる前に結論を出してしまうという高等戦術である(今回の件で上杉隆が所詮、権力御用の一変型あるということがわかったのは収穫ではあった。一見、自分たちの批判勢力を仕込むのも典型的な権力の手法である)。

さてしかし、、、
これでマスゴミは今日から「世論に反した鳩山」という論調を全面的に出してくるだろう。しかし決まってしまったものは覆しようがない。「それでもやっぱり世論は岡田だったし、その方が選挙に有利だったのではないか」などと思ってしまう人には以下の2つの記事をどうぞ。

・田中良紹の「国会探検」~「世論が大事」というデタラメ

・白川勝彦「永田町徒然草」~祝:鳩山民主党代表の誕生

そうして来るべき衆議院選挙はアソー対鳩山の対決となる。
ま、実はアソーの相手がたとえ小沢でも岡田でも民主党は勝てるのであって、もちろん鳩山でも勝てる。
つまりアソーというのはそれぐらい最低、最悪のタマなのであって、この男が総理大臣になった時点で与党にとっては敗着なのである。
しかし鳩山と岡田ではその後が違う。小沢の力は残った。マスゴミは「院政」と大批判するだろうが、それでいい。もはやこの国ではマスゴミが批判している対象にこそ真実がある。そうしてこのマスゴミという拡声器を抱え込んだ霞ヶ関独裁から脱出するためには、どうしても小沢がいなければならない。しかも代表から離れた小沢はより自由に動くことができる。それは権力にとってかえって脅威となる。
表の政治献金の記載ミスという形式犯によって大久保秘書を逮捕するという権力の一手は失敗に終わった。奇手は所詮、奇手でしかない。

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2009/05/15

“攻め所”の多い岡田克也とある閣僚の「岡田待望」発言

イオングループと西松建設については当ブログでもすでに指摘したが、そもそもイオングループというのは思いのほか経営状態が良くないようである。

“恐竜企業”イオンの苦悶

イオン――農地「蚕食」型成長に限界

下段の記事は会員登録が必要なのだが、一点だけ指摘しておく。イオンの規模拡大について。

*****
仕組みは都市再開発やゴルフ場開発と変わらない。地元の不動産業者などを「農地の地上げ屋」に使って仮登記などで土地を確保、農業委員会に転用を認めさせ、農地としては高めだが商用・住宅地としては安く買収するか、借地契約を結ぶ。そこに巨大SCを建て、それを担保に資金を調達、次のSC新設に回す――壮大な開発サイクルである。イオンには農水省OBの「農地のプロ」がいて、地元農協や自治体、農政局などに働きかけているという。
(中略)
だが、それも飽和に近づいている。日本ショッピングセンター協会の調査によると、全国のSCの数は553カ所に達し、イオンの大型商業施設だけでも100カ所以上ある。鳴り物入りで10月にオープンした越谷のイオンレイクタウン(商業面積は合計21万平方メートル、560店舗)も広すぎて自社系列のテナントが目立ち、消費不況が深刻化すれば「マイカル小樽がマイカルの寿命を縮めたように、イオンの墓標となりかねない」と先行きが危ぶまれている。
*****

この記事にあるように、イオンの拡大はまさにゴルフ場開発と同じである。バブルの時代、ゴルフ場のデベロッパーはゴルフ場の用地を買収すると、預託金制度を使ってカネをかき集め、そのカネを次の用地買収資金にあててるということを繰り返していた。この仕組みは、そのサイクルがずっと循環していればいいが、ひとたび止まってしまうとジ・エンドになる。

つまりイオンは近い将来(というかすでにそうだが)、厳しい状況に陥る可能性がある。しかも西松建設との関係も深い。つまり岡田克也が民主党代表になれば、与党は突っ込み所だらけになるわけだ。だから権力は岡田克也という「空気」をどうしても作りたいわけである。

そうしてその本音をポロッと会見で漏らしてしまった閣僚がいる。これが報道されているかどうかはわからない。おそらくニュースとしてはあまり流れていないだろうが、この閣僚はおおよそこう言ったそうである。

「自民党はなかなかしたたかな政党ですから、高等戦術を組んでくるということも考えたほうがいい。私は(与党は)岡田さんのほうが(選挙は)やりやすいと思います。理由はあまり開示するといけませんから(言えません)。とにかく岡田さんが(民主党代表に)なった場合には相当(民主)党内は混乱が起きます。選挙というのは一人の指導者のもとに一致結束して邁進するのがいいわけで、選挙体制ということであれば(自分たちの相手となる民主党の代表は)岡田さんのほうがわれわれにとっては都合がいいということですね。これも高等戦術かもしれません。」

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2009/05/14

なぜ鳩山でなければならないのか?~追加リンク

・植草一秀の『知られざる真実』

*****
自民党関係者の「岡田氏が代表になると総選挙を闘いにくい」発言は、「まんじゅう怖い」発言そのものである。
***
「悪徳ペンタゴン」が岡田氏の代表就任を渇望(かつぼう)しているのは、岡田氏が選挙で闘いやすいことに加えて、岡田氏が「消費税増税推進論者」であることが最大の要因だ。岡田氏が民主党代表に就任すれば、選挙結果に関わりなく、2011年度以降に消費税大増税を実現できる。
また、岡田氏は「企業献金」と「天下り」を根絶しないと読まれている。
小沢代表が統率する「決戦の総選挙」の図式は何ひとつ変化していない。民主党は次期総選挙に勝利を収めたうえで、政治謀略の真相を白日の下に晒(さら)さねばならない。小沢氏はそのために、いったん身を引いたにすぎない。
「大義」を実現し、「正道」を取り戻すためには、鳩山氏を代表に就任させなければならない。鳩山政権のものとで、小沢氏は副総理兼法務大臣を担うことになるだろう。これによって、日本政治構造の刷新が初めて可能になる。
民主党支持者は本質を見誤ってはならない。16日の代表選では圧倒的多数で鳩山氏を選出するべきだ。
*****
詳細は↓
NHK偏向と消費増税派岡田克也氏まんじゅう説

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小沢関連~岡留安則「2009.05.14」

いまさらながら、「噂の真相」という雑誌がこの時代にないということが残念でならない。

・岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

*****
 そういえば、もう一人の官房副長官はどうしたのか。漆間元警察庁長官のことである。「西松建設事件は自民党にまでは広がらない」とオフレコ懇談会で語った張本人である。あれだけの見事なまでの国策捜査だったのだから、漆間官房副長官の発言の背景を追求すべきではないのか。今回の小沢代表の辞任は政権交代が時間の問題となっていた中で、秘書が政治資金規正法違反容疑で突然逮捕されたことがすべての始まりだった。検察のお先棒を担いだメディア総ぐるみのバッシングを受けた結果、国民の支持率は麻生総理よりも低下するという逆転現象となった。あらためて権力とマスメディアが一体化すれば、世論すらも簡単に変えうるという事を実証してくれた。いくら小沢憎しとはいえ、実に恐い話ではないか。
***
ようするに、小沢代表を中心とした野党連立内閣が出来ることで、最大の危機感を持っているのは、世襲制と企業団体献金廃止を突きつけられた自民党以上に霞ヶ関官僚なのだ。天下りの禁止、無駄な予算の削減といった小沢一郎いうところの「霞ヶ関の革命的改革」に対する畏怖と抵抗の産物と考えれば分かりやすい。おまけに始末が悪いのは、日本の大手メディアはすべての官庁内に記者クラブを構え、記者発表から親睦会を含めた日常的な癒着・馴れ合い関係を一貫して続けている。そのために、記者の感覚も官僚と同じ目線にいつしか洗脳されてしまうのだ。つまり、自民党や霞ヶ関の危機は既得権益を持つ記者クラブをかかえるメマスディアとて同じなのだ。「歴代総理10数人を取材してきた政治記者」とかいう連中は同じ穴のムジナと思ったほうがいい。
*****
詳細は↓
2009.05.14

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なぜ鳩山でなければならないのか?

私は積極的な民主党支持者ではない。次期代表は鳩山由紀夫と岡田克也のどちらがいいか?という判断基準において細かな政策の違いはわからない。しかし私は鳩山がいいと思う。
その最大の理由はマスゴミ=権力(そして民主党内の権力内通者たち)が岡田にしたがっているからである。
勝負の世界において、相手がこうして欲しいという筋に積極的に打っていくバカはいない。
もちろん、小沢辞任のように熟慮の末に一手損覚悟で布石を打つということはある。
だが、二手続けて損をしてはいけないのである。
権力だってバカではない。すでに小沢の「一手損辞任」の意味に気づいている。小沢下ろしに躍起となっていたが、このタイミングで、そしてこの理由で引かれると、その先の勝負の行方を読めば読むほど勝ち筋が見えない。そこでなんとか現状を有利にするためには、官僚出身である岡田を民主党の党首に据えるしかない。
3月以降、小沢についてのウソ、デタラメを流しまくったマスゴミは、これから16日までの間に狂ったように鳩山叩きと「岡田でしか民主の衆議院勝利はあり得ない」という報道を垂れ流すだろう(昨日は日刊ゲンダイまでがその方向で原稿を書いていた)。
いまや産経、読売、日経だけでなく朝日、毎日、そしてテレビ全局が垂れ流す「ニュース」はそのまま「権力意思」なのである。その意味では大変にわかりやすい国となった。

以下それがわかっている人とまったくわかっていない人を紹介する。

・白川勝彦「永田町徒然草」
*****
全国各地で違法な職務質問が行われている。私のサイトは、職務質問の相談が引きも切らない。私自身が渋谷で受けた職務質問の実態を書いた「忍び寄る警察国家の影」は、職務質問を受けて憤懣やるかたない人々にとって、ひとつのバイブル(?)になっているようだ(笑)。メールでも多くの相談を受ける。警察国家だけではなく検察国家たることを如実に示したのが、今回の小沢事件であった。

最近の裁判所は、警察や検察の言いなりだ。裁判所として警察や検察の横暴をチェックする機能をまったく果たしていないといってよい。警察や検察の行為にお墨付きを与える機関に堕しているというのが実情である。この半年間、私はある刑事事件の控訴審を担当している。一審は懲役3年の実刑判決であった。控訴審から弁護に入った私たちは、全面無罪を主張している。来週の月曜日(5月18日)午後2時30分から東京高等裁判所622号法廷で、最終弁論が行われる。この裁判を見ていただければ、現在の裁判の実態が分かっていただける筈である。関心と時間のある人から傍聴して頂ければ幸いである。

以上を要約すれば、いまわが国に求められるのは“リベラル”ということに尽きる。リベラルはひとつの理念である。私は一人のリベラリストとして、国会議員だった時いろいろな活動・行動をした。その中で最も困難な闘いだったのが、“スパイ防止法案”に対する反対であった。私は法律家の力を借りてスパイ防止法案に対する反対意見書を作成し、仲間12名と共に党の内外に発表した。当選したばかりの田中派所属議員だった鳩山由紀夫氏もその一人であった。鳩山氏は筋金入りのリベラリストだとの信頼感が私にはある。

リベラリストたる鳩山氏にとって、小沢一郎氏に対して自公“合体”政権が仕掛けた卑劣な行為は許すことができなかったと思う。だから黙々と小沢氏を支えてのだろう。前原氏などは“検察批判は如何なものか”といった。検察によって党首が抹殺されようとしているのに、それはないだろう。鳩山氏の専門はは物理である。口では上手く言えず、かつ党全体として検察の卑劣な攻撃と闘う雰囲気がなかったので、悶々としていたと思う。察するにあまりある。以上が、私が鳩山由紀夫氏を“新”民主党代表に推薦する第一の理由である。
*****
詳細は↓
鳩山由紀夫 リベラルの証明 。

・山口二郎「YamaguchiJiro.com」
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総理 岡田克也(とりあえず小沢一郎に首相になってもらい、政権交代を起こすことが先決だが、その後はこの人しかいないだろう。総理はある程度国会での実績、経験が必要で、いきなり外部の人を持ってくるのは無理だと思う)
*****
詳細は↓
識者33名&政治記者84名アンケート これが日本最強内閣だ

政権内部で権力闘争を経験してきた人と口ではリベラルを唱えつつも結局は大学教授という官僚の亜流に位置する人とでは、所詮、胆力が違うということ。
山口二郎教授のいう「日本最強内閣」を見ると、この人物もまた権力内部に抱え込まれた予定調和の体制内反体制であることがよくわかる。

関連リンク
・「ぬぬぬ?」
「連中」の御輿に乗った岡田克也 @成長しない『完全二番煎じ』のちゃぶ台をひっくり返せるのは誰?

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2009/05/13

小沢関連~白川勝彦「鳩山由紀夫“新”民主党代表。」

・白川勝彦「永田町徒然草」

*****
小沢民主党代表は、自公“合体”政権をぎりぎりのところまで追い込んだ。恐れをなした自公“合体”政権は、検察を使って小沢氏を抹殺しようと企んだ。日本の政治史上、もっとも稚拙で卑劣な政治的謀略といってよい。過ぎたるは猶及ばざるが如し。いずれ真実は明らかにされるであろう。しかし、民主党と多くの国民は小沢氏を守りきることができなかった。小沢氏にしてみれば、ありていにいえば、“矢折れ、力尽きた”というのが現実であろう。孤高の政治家である小沢一郎の弱点が現われてしまったのだ。

いまさらそのことを悔いても詮無いことである。後は小沢氏が希求する政権交代を実現するために力を尽くすことが、小沢氏に対する友情というものであろう。その第一歩として私は鳩山由紀夫氏を推薦する。鳩山由紀夫民主党代表ならば、総選挙で自公“合体”政権を打ち破り、新しい政権を樹立することができる。これは私の政治的“勘”である。正念場だ。
*****
詳細は↓
鳩山由紀夫“新”民主党代表。

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これも一局

囲碁の高段者である小沢一郎のことを書くにあたって将棋を例えに出すのは、まことにもって芸がないのは重々承知をしているのだが、私は囲碁の知識は皆無なのである、、、

日曜日の午前中に自宅にいるときには教育テレビのNHK杯トーナメントを時々見る。放送時間は1時間半であるが、勝負が放映時間終了時につくわけではない。意外に早く決着がついてしまうこともある。そういう時にはどうするかというと、対局後の感想戦を放送する。対局者の2人に加えて解説者や司会者も参加して、一局の将棋を最初から再現しつつ、途中で自分たちの打った手筋以外の変化はないのか、そもそも自分たちが打った手は正しかったのかを検討するのである。
これが存外に面白い。私のような人間にとっては、そもそも自分たちの指した将棋を最初から再現できる、さらにその途中でいろいろな変化の手筋についてものすごい勢いで検討して、また駒を戻すことがいとも簡単にできる人たちというのが不思議でならない。これは何回見ても同様である。
さて、そうやって検討を重ねるうちに、勝負の綾になった局面が出てくる。いくつか有力な変化がある。棋士はそのなかの一つを選択したわけだが、別の手筋を検討すると、そちらにも可能性があることがわかる。そういうときに「これも一局」という言葉が出ることがある。これはつまり、その手を指してもまだまだ将棋が指せる、つまり勝利の可能性があるということを意味する。

昨日から今日にかけて、小沢続投を論じていたブログを読んだりTHE JOURNALのコメントを読んでみると、今回の小沢辞任は全体的に非常に残念なこととして受け止められている。
まあそれは当然のことだと思うし、現に私も小沢続投こそが最善手だと思っていた。だから第一報を聞いた段階ではとても落胆し、かつウソとデタラメを並べ立てたマスゴミに負けたことが悔しかった。
が、昨晩の田中康夫と田中良紹のアクセスを聴いて、実は「これも一局」であることがわかった。
つまり小沢は権力やマスゴミに負けたのではなく、この一手によってまだまだ「指せる」と読んだからこそ辞任したのである。

おそらく、、、
小沢一郎や鳩山由紀夫はマスゴミが作り上げた「空気」の中で行われた世論調査の結果だけでなく、web上で交わされている議論も見ているはずである。でれあば、決して自分たちがマスゴミが騒ぎ立てるほどの窮地に陥っているとは思っていなかったはずだ。むしろこのまま選挙に突入しても勝算はあると読んでいたと思う。
が、一方で昨日のアクセスが指摘していたように、それで衆院選に勝っても前原一派が新政権の不安定な要因になる。だったらいっそのこと、ここで小沢が辞任カードを切ることで前原一派の行動を縛り、一方で小沢は選挙戦の最前線に立つ。そうして衆院選に勝てば、結果、小沢は勝利の立役者になる。
となるとこれは、将棋で言うところの「一手損」みたいなもの(プロの将棋の決着というのは本当に微妙で、一手違いぐらいのところで勝負がつく。つまり一手の損得が非常に重要なわけだが、そこをあえて損して得を取るということもある)。
要は小沢の「読み筋」はわれわれ素人ばかりでなく、政治のプロでさえなかなか見えないぐらいに「深い」可能性が高い。前エントリーの繰り返しになるが、小沢は投了などまったくしていないのである。むしろ、勝負はこれからがヤマ場。であるならば、どうやって小沢が詰みに持っていくのかをじっくりと観戦するべきである。

※昨日のアクセスを聴けなかった方も、ほんの一部だがポッドキャストで聴くことができる。
アクセス特集05/12アクセス特集・田中康夫+田中良紹・5月11日(月)
本当は全部聴ければいいのだが。

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2009/05/12

小沢関連~田中良紹「元気はつらつ辞任会見」

今朝のニュースを読んだり見たりすると、当然のことだが、まあよくもこれほどやるものだというほどにデタラメのオンパレードである。
しかし、あれだけ「辞めろ」と連呼しながら、辞めた小沢に八つ当たり気味なところがなんとも面白い。
つまり辞任=投了ではなかったのである。対局はまだまだ続く。

・田中良紹の「国会探検」
今回は全文転載させていただきます。

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元気はつらつ辞任会見

 与党が党首討論よりも補正予算案の衆議院通過を優先し、その後の政治日程を固めたと思われた5月11日、民主党の小沢代表が代表辞任を表明した。辞任会見を行った小沢代表の表情は元気はつらつ言葉にも力がこもっていた。辞任の理由は「政権交代のため挙党体制を確立する」の一点である。代表に身を捨ててまで「挙党態勢を確立する」と言われれば党員は誰も逆らえない。これで民主党には「かんぬき」がかけられた。

 事件は麻生内閣の支持率が一桁まで下がろうという時に起きた。小沢代表の秘書が西松建設からの献金を政治団体からの献金と偽って記載したとして逮捕された。政治資金収支報告書の虚偽記載での逮捕は前例がない。しかも政権交代が確実と言われる選挙直前の強制捜査である。これには検察OBからも批判の声が上がった。およそ民主主義国家ではあり得ない暴挙だからである。

 捜査は建設会社の違法献金問題を正すために行われたものではない。小沢代表の代表辞任を目的として行われた。複数の政治家が献金を受けていたにもかかわらず、小沢氏だけが狙われた。そして小沢氏が速やかに代表を辞任すれば秘書は起訴されなかった。家宅捜索が行われた箇所を見ると小沢氏に捜査が及ばないことを検察はサインとして送っている。検察はマスコミを使って小沢批判をやらせ、選挙前の民主党議員を動揺させれば小沢氏は辞任するとふんでいた。民主党内から辞任を求める声が上がり、小沢氏が辞任すればそれで捜査を打ち切るつもりでいた。

 ところが小沢氏が検察を批判し続投を表明したことから検察のシナリオは狂いだした。慌てて捜査員を拡充し、小沢本人をターゲットにした捜査に切り替えた。しかしそれでも収穫はない。結局起訴する積もりのない秘書を起訴せざるを得なくなった。こうなると全ては裁判で判断してもらうしかない。判決が出るまでは見守るのが民主主義の常識である。ところがこの国の新聞とテレビは、裁判が確定するまでは無罪と想定されるのに、「小沢代表は辞任すべし」の大合唱を始めた。

 さらに「説明責任を果たせ」の大合唱も起きた。検察の捜査に一点の誤りもないという前提がなければ被疑者が説明責任を求められる道理はない。説明責任は検察と小沢氏の双方にある。ところが検察側は説明を行うことを拒否した。全ては裁判で説明すると言った。それなら小沢氏も裁判前に説明をして手の内をさらす必要はない。しかしメディアは「小沢氏の説明責任は果たされたか」と国民に問い、「果たされていない」との回答を多数得て小沢氏を批判した。回答がそうなるのは当たり前である。それを材料に批判するのは民主主義を破壊する行為である。この国のメディアは戦前も戦後も何も変わってはいない事を今回の事件は明らかにした。

 国家権力の仕掛けた罠にいそいそと協力するメディアを見て、攻撃された民主党は一致団結して民主主義を守る戦いを始めるのかと思ったら、議員らは全く逆の行動に出た。「政権交代のために小沢代表の自発的辞任を求める」との声が党内から出てきた。新聞・テレビの報道に左右される、民主主義を知らない議員たちがあぶり出された。長年自民党の手の内を見てきた私の経験から言えば、彼らには「買収」と「恐喝」が仕掛けられているはずである。

 小沢代表にすれば、代表を辞任せず、これらの議員を無視して選挙に打って出ることもあり得た。それでも過半数を得て政権交代を成し遂げられたかもしれない。しかし党内対立がしこりとして残り、政権獲得後の民主党は脆弱になる。自民党から一定数を引き剥がして党勢を強化する必要が出てくる。霞ヶ関との力関係も不利になる。政権交代は選挙の結果が全てではない。政権交代後に起きる霞ヶ関との主導権争いの方が重要だ。それに勝つだけの力をつけなければ政権交代の意味はないのである。

 検察の動きを見極め、裁判の日程を考え、与党の解散戦略を見極めなければ、どのように対応するかは決められない。先に動けば不利になる。そうしたことを総合判断して小沢氏は、この日の辞任表明を決めたと思う。結論は民主党の党内結束を優先し、その結束を守って政権交代を成し遂げるという決断であった。

 早い時点で辞任をすれば事件の責任を取ったと見なされる。今回の辞任を「何で今頃」とか「事件の責任を取らないなら辞める必要はなかった」と言う人たちは、事件の責任を押しつけられなかった悔しさを表現している。小沢代表は攻撃されて辞めたのではなく、逆に辞任を攻撃材料にしようとしている。そのために与党は辞任と事件とを結びつけようと必死だ。

 政府与党はこれまで「年金未納問題」で菅直人代表を辞任追い込み、岡田幹事長に「三党合意」を飲ませることに成功した。「三党合意」は民主党に消費税導入を認めさせ、政権交代後の民主党の政策を縛る道具である。この二人は容易にコントロールされることが実証された。前原誠司代表もまた「耐震偽装問題」という絶好の追及材料を生かせず「偽メール事件」に絡め取られて辞任に追い込まれた。この三人が代表になる事は自公政権に「塩を送る」事になる。

 選挙まで時間がないのでこれまで小沢氏が構築してきた選挙態勢を引き継げる人間が新代表になるしかない。そして小沢代表は辞任しても小沢戦略は残ることになる。それで選挙に勝利すれば政権交代の第一の功労者は小沢一郎と言うことになる。そう言う一手を小沢氏は打った。大変なのは与党の側である。これまで構築してきた戦略の見直しを迫られる。とは言え大幅な見直しをする時間的余裕もない。選挙に勝つため小泉対反小泉の分裂選挙を仕組んでメディアの目を引きつけようとしたが、最近では世襲反対と世襲賛成で分裂選挙を仕組もうとしている。

 捨て身になった民主党に対しその程度の戦術でしのげるのか、悩みはむしろ麻生総理の方に出てきたと辞任会見を見ながら思った。
投稿者: 田中良紹 日時: 2009年05月12日 06:33 | パーマリンク
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辞任によって「必至」をかけた小沢一郎

私は将棋については駒の動かし方しかわからない。したがって数手先の変化もわからない。
にもかかわらず、将棋の番組を見るのは好きだ。とくに名人戦を初めとするタイトル戦の中継は大好きで、ヒマがあると局面はまったくわからないのに見ている。
棋界の最高峰レベルの棋士が、盤面を見ながら脳みそに汗をかくほど考えている。その様子をモニタを見ながら解説する棋士たちも十分にレベルは高いが、それでも「これは必至がかかったのか?」とか「詰めろか?」などと検討する。何しろ最高峰の戦いだから、勝敗の帰趨はプロ棋士でも見えにくく、まして素人にはまったくわからない。

小沢一郎が民主党代表を辞任した。
小沢が戦っていた相手は与党でも自民党でも、まして麻生でもなく、日本を独裁支配する霞が関の官僚である。この戦い、将棋にたとえると小沢が序盤の後半から(偽メール事件後の最悪の状況下の民主党の代表に就任してしばらくしてから)中盤にかけて相当なリードを奪った。
これに対して追い込まれた霞ヶ関は、通常ならば禁じ手とされる奇手を放って逆転を狙った。この一手を霞ヶ関の取り巻きの観戦記者も大絶賛。しきりに「流れがかわった」という報道を垂れ流した。普通の棋士ならばここで投了してしまう。しかし、さすがに相手の手の内を知り尽くしている小沢は粘りに粘る。そうこうしているうちに、ネットで観戦している一般のファンが「これって観戦記者が言うほど小沢の形成は悪くないんじゃね?」「必至も詰めろもかかってないんじゃね?」と言い出した。あわて始めた観戦記者は根拠も示さないまま「勝負は決している。とっとと投了しろっ!」という大合唱を始めた。
しかし、プロ棋士が検討に検討を重ねるほど、局面は難解で優劣をつけられる状況ではなくなっていた。

そうしたなかで小沢が自ら「辞任」という一手を放った。もちろん対局者の霞ヶ関にとっては願ったりかなったりのはずだったが、そのタイミング、自分たちの傀儡であるアソーの能力のあまりの低さを鑑みたとき、実は気がつくと自分たちが必至(即詰みの状態)をかけられていた。つまりこれは小沢の考え抜いた一手であり、これまで小沢側の駒でありながらも独裁権力側に有利に効いていた、働いていた(前原一派などの)駒が、この小沢の一手によって完全に封じられてしまった。

今回の小沢の辞任の決断はこういう意図があったということが、田中康夫と田中良紹が出演したアクセスを聴いたことでわかった。

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2009/05/11

BS11「にっぽんサイコー!」第59回2009/05/09(土)放送

・田中康夫 × 田中良紹

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今日のアクセスは田中康夫

今日はこれからテレビ、ラジオでさまざまなニュースが流れるだろう。
おそらくそのほとんどがデタラメであると予想される。
そうしたなかで今日のTBSラジオ「アクセス」は田中康夫が出演。
聴く価値がある番組はこれしかない。

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2009/05/10

小沢関連~二見伸明「旧友、遠方から小沢一郎を擁護する―序論」

二見伸明のことは以前より何となく不思議に思っていた。彼は公明党の議員であったにもかかわらず、公明党が小沢から離れた時、ただ一人、小沢と行動を共にしたと記憶している。
以来、「なぜなのだろう?」という疑問が頭の片隅にあった。
その二見伸明が「THE JOURNAL」の高野論説「雑誌『選択』が示す「小沢続投論」への異常な反感——名指し批判には答えない訳にはいかない」にコメントをつけていた。
私はこの頃、「THE JOURNAL」については少なからぬ疑問を持っており、近々、それを書くこともあるかもしれないが、それとは別に今回は二見のコメントを全文転載する。

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「旧友、遠方から小沢一郎を擁護する―序論」

小沢を論ずる前に、麻生総理のとどまることのない、「穴があったら入りたい」発言を指摘する。 一つは5月7日の衆議院予算委員会で、民主党の女性議員から「少子化対策」についての見解を求められたときの答弁「43歳で結婚し、子供を二人つくったから、義務をはたした」である。私は、卑猥とは違う、虫唾が走る、不快な気分に襲われた。「品性下劣」と切って捨てるのは簡単だが、日本のトップリーダーとしては無教養、下品に過ぎる。
 二つには、チェコのプラハの記者会見で「チェコスロバキア」と発言したことである。麻生総理は外交通を自任しているが、国名の間違いはチェコスロバキアがチェコとスロバキアに分離した経緯のみならず、チェコ人やスロバキア人の心も全く理解できない外交音痴といわざるを得ない。
 小沢ならば、この種の失言は考えられない。小沢は「言葉」を神経質なくらい大事にする。政策論争では激しい言葉も使うが、個人の人格を否定したり、傷つけたりするような言葉は絶対に使わない。
 「言葉を大事にする」ということは、「政治家は約束した言葉を身体を張って守る」を意味する。政治の世界は与野党の対立だけでなく、自民党は党利党略、派利派略、個利個略が複雑に絡み、野党も党利党略が先行しがちで、国民には理解しにくい世界である。私は野党の立場で交渉することが多かったが「イッちゃんがOKしたか。もう大丈夫だ。自民党を説得してくれるだろう」が私達の共通認識だった(最近の若手政治家からは「古臭い」と批判されるだろうが)。いま「約束を守る」小沢の剛腕に期待しているのは、とくに小泉以降の自公政権に生活をズタズタに破壊された庶民ではないだろうか。
 「ぶれない小沢」の一例を紹介しよう。選挙制度が中選挙区から小選挙区制に変わった直後、小沢一郎、羽田孜らと懇談した。私は「小選挙区制では国会議員は選挙区のことばかり考える小粒な議員になるので反対」だった。
 小沢は「だから、国会議員は外交・安全保障、財政・経済、社会保障、環境などの国政に専念し、それ以外の住民生活・福祉に密着するものは権限、財源を含めて、すべて地方に移譲し、住民、地方議員、首長が知恵を出し合って住みよい街づくりをする地方分権を確立しなければならない。補助金は全額、地方の財源にすべきだ」と持論を熱く語っていた。
 彼は、それ以前、自治大臣を退任した直後の昭和61年、ある全国紙のインタビューで、この持論を語っている。いまでこそ政治家は「地方分権」という言葉を安直に口にするが、小沢の「地方分権」は、当時は「夢物語」と無視され、霞ヶ関官僚は猛反対だった。現在では実現の一歩手前に来ている。「天下りと渡り」で保身に汲々とする官僚達は、地方分権を推進するようなポーズをとりながら、国が地方を監督、指導出来るように、姑息な陰謀を画策している。また、既得権としての利権を失う自民党も「小沢打倒」に血眼である。しかし、土性骨の太い、有為な、志のある官僚は小沢構想に共鳴、共感している。小沢が一部のマスコミが言いつのるような「権力の亡者、ダーテイーな金権政治家」ならば、「革命的改革」など考えもせず、とうの昔、総理大臣になっていた。
 私は、小沢はリアリストというよりも現実を知り尽くして上で、その厳しさに挑戦する、とてつもなく大きい理想に燃えるロマンチストだと思う。
 麻生総理は超一流ホテルの会員制のバーでブランデーを飲むが、小沢は居酒屋で酒を飲み、南部牛追い唄を歌う庶民派である。
 私は小沢のことを、いい意味での「原理主義者」と呼んでいる。私は彼を、自己の考えにやみくもに固執するのでなく、より良い理念、意見があれば受け入れる広い度量を持った原理主義者だと思う。麻生太郎とは人間の格が違う。
 1993年以降、苦闘と悪戦を経て「原籍=田中角栄」の小沢一郎は生まれ変わったのである。彼が政治生命を「政権交代」に賭けていることを見逃すべきではない。小泉純一郎は郵政改革に生命を賭けた。小沢はその何百倍も大きい「霞ヶ関改革」「地方分権」「年金・医療・農業改革」に生命を賭けている。
 私は、大久保秘書が不当逮捕された3月3日夜、彼に「戦後初めての歴史に残る大政権交代劇の大立者にはこの程度の逆風は覚悟の上でしょう。健康に気をつけながら、頑張ってください。庶民は手に汗をにぎって、見ています。大団円の万歳をするつもりです。今回の逆風を奇貨として、たんなる『シャイな小沢』から、真の、いい意味での『したたかな小沢』に転生することも、充実した人生ではありませんか」とFAXで伝えた。
 横浜開港から150年の今年、小沢は荒海に船出しようとしている。
 頑張れ!!  戦え!!   

(続く)

投稿者: 誇り高き自由人 二見伸明(元衆議院議員) | 2009年05月10日 10:39
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2009/05/09

小沢関連~郷原信郎×保坂展人

・社民党@You Tube

たとえば共産党は検察の言うことは信じられるが、ヤメ検の言うことは信じられないと言うのだろうか?
、、、多分、言うだろう。なぜなら日共と官僚組織は同質だから。

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2009/05/06

小沢関連~「雑誌『選択』が示す「小沢続投論」への異常な反感」

・THE JOURNAL「高野論説」

概ね賛成であるが、2点ほど指摘をしておく。
「大手新聞の政治記者の大御所」とは誰なのかは書くべきではないのか?
そしてもう1つ。高野は↓のように書いているが、

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●ネットでは「小沢辞めるな」の声が圧倒

 世間は反小沢の合唱なんかしておらず、ネットで見る限り、反小沢どころか親小沢の合唱が起きている。しかもそれは「親小沢」という単純なものではなく、小沢の限界を百も承知の上で、それでも小沢を押し立てて政権交代を実現すべきであるという、極めて質の高い意見の集積で、世論の健全さはむしろネットに表れていると言える。

 それはTHE JOURNALの高野、田中、山口などの記事に対して書き込まれた読者コメントを見れば一目瞭然だが、他にも例えば「小沢一郎ウェブサイト」の中の「掲示板・投稿」→「ご意見・投稿」には、「小沢さんを支持している国民は本気で、というより必死で、応援していると思います。絶対にあきらめないで下さい」(茨城、自営業、40歳代)といった熱い支持が2万通以上も集中している。
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「THE JOURNAL」の主宰者であるならば、岸井成格の記事に対して書かれたコメントについても言及すべきではないのか。
また、これらのコメントの反論を書くことを岸井に促しているか、あるいは岸井はそれについて書くつもりがあるのか(書く意志があればとっくに書いているはずだが)、についても言及するべきではないのか。

毎日新聞特別編集委員の署名記事がこれだけ批判されている。
高野が会員制雑誌の記事に「名指し批判には答えない訳にはいかない」と反論するならば、webというインタラクティブなスペースでこれだけ批判が集中した記事の筆者に対して反論を促すべきではないのか?

岸井だけでなく高野も「THE JOURNAL」主宰者としての対応を問われていると私は思う。

詳細は↓
雑誌『選択』が示す「小沢続投論」への異常な反感——名指し批判には答えない訳にはいかない

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2009/05/02

小沢関連~ムネオは正しい

共同通信の配信より。

・「一致結束し統治能力を」 連合幹部、民主に苦言
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連合北海道の高柳薫会長は1日午前、札幌市で開かれたメーデー大会であいさつし、西松建設の巨額献金事件への民主党の対応について「一致結束して政党としての統治能力を発揮し、政権を担える政党にふさわしい対応を行うべきだ」と述べた。

公設秘書が起訴された小沢一郎代表の進退をめぐる党内の不協和音が強まりつつある現状に苦言を呈した発言。高柳氏は「政治とカネの問題に国民の目は厳しい」とも述べ、小沢氏に説明責任を果たすよう求めた。

小沢氏は事件には直接触れず「皆さんの声をしっかりと受け止める」と述べるにとどめた。同時に「北海道の全選挙区で議席を与えていただき、政権交代の原動力となってほしい」と述べ、次期衆院選への支援を呼び掛けた。

一方、新党大地の鈴木宗男代表は「小沢氏は企業・団体献金を即時全面禁止すべきだと言った。これ以上の説明責任はない」と擁護論を展開した。
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当ブログはムネオを断固支持する。
民主党が政権を獲った暁には、是非、田中真紀子大臣、ムネオ副大臣で外務省という魔窟に乗り込んでいただきたい。

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2009/05/01

小沢関連~いよいよ本性を現した前原、ここはポッポを支えるしかない!

共同通信が配信したニュースを2つ。

いよいよ民主党内に仕掛けられた与党別働隊が動き出す模様。
このGWは英気を養い、休みが明けから始まる前原一派の破壊活動と、マスゴミの大デマゴーグに備えましょう。そして、どこか危うげなポッポを支えないといかん(-_-;)。


・小沢代表で衆院選戦う 民主・鳩山グループ
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民主党の鳩山由紀夫幹事長と小沢鋭仁衆院議員ら鳩山氏に近い議員グループメンバーが30日夜、都内で会合を開き、「政権交代後の大改革には小沢一郎代表が必要」として、小沢代表のまま衆院選に臨むのが望ましいとの認識で一致した。

また、小沢氏続投に世論の批判が強い現状を打開するため、対話集会などを通じて国民の理解を得る努力を尽くすとの鳩山氏の方針を支持することを確認した。
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・前原氏が“決起”示唆 小沢代表の進退問題
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民主党の前原誠司副代表は30日夜のBSフジ番組で、小沢一郎代表の進退問題に関し、本人の判断を待つ従来の姿勢を改め、5月の大型連休明けにも、小沢氏に辞任を促すなど何らかの行動に打って出る可能性を示唆した。

「(早期の)衆院解散もあり得る。タイムリミットを考え、今後の展開をどうするか、他人任せにせず、主体的に考えないといけない」と表明。「政権交代のためには何が最善の道なのか、仲間と相談しながら考える」と述べた。

前原氏は西松建設巨額献金事件の次期衆院選への影響について「残念ながら風化せず、ボディーブローのように効いてきている」と指摘。「国民がもやもやした状況で選挙に突っ込むのは最悪だ」と、小沢氏が説明責任を果たしていない現状に強い不満を示した。
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何度でも繰り返すが、いま必要なのは小沢一郎の説明ではない。
民主党に関わるすべての関係者が(前原一派をのぞく)、自分たちの支持者、あるいは無党派層に向かって、今回の一連の権力による謀略を丁寧に、わかりやすく説明することである。

まあしかし、与党と戦う前になんで民主党内部の敵と戦わなければならないのかとも思うが、腐敗しきっているとはいえ、長年にわたって権力を握り続けたしたたかな連中から政権を奪うのだから、これぐらいのこと(スパイ潰し)は予想の範囲内。むしろ本当の戦いである総選挙に向かって組織のタガを締め直すいい機会である。

といいつつ、ワタシ、別に民主党の党員でも積極的な支持者でもないんですけどね、、、

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2009/04/30

小沢関連~「小沢が応援した河村がなぜ名古屋市長選で圧勝したのか?」

・THE JOURNAL「高野論説」
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 マスコミの挙国一致的な論調によれば、あらゆる世論調査で「小沢一郎代表は辞任せよ」の声が6〜7割を占めていて、にもかかわらず小沢が辞めずに居座っていることが民主党に影を落としていて、千葉と秋田の県知事選で同党推薦候補が“連敗”したのはそのせいだということになっていた。だとすると、26日投開票の名古屋市長選に小沢を先頭に鳩山由紀夫幹事長や菅直人代表代行がこぞって応援に入って河村たかし=前民主党衆院議員が圧勝したのはどういう訳なのか。

●何でも小沢のせい?

●民主優勢の地合いは不変

●世論調査の怪しさ

●オロオロするな民主党
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詳細は↓
小沢が応援した河村がなぜ名古屋市長選で圧勝したのか?
——千葉と秋田の県知事選は小沢のせいで負けたはずなのに…

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2009/04/16

小沢関連~田中康夫「メディアも有権者も正念場」

・田中康夫 「メディアも有権者も正念場」
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メディアも有権者も正念場 【週刊会員情報誌「Kyodo Weekly」4月13日号】

 マネジメントの要諦(ようてい)は、人事と予算です。にも拘(かかわ)らず、霞ヶ関の人事と予算を牛耳っているのは、解雇とも倒産とも無縁で、結果責任を問われぬ匿名性に護(まも)られた官僚組織なのです。
 批判を恐れず申し上げれば、与野党を問わず大半の政治家は、慇懃(いんぎん)無礼・面従腹背な“宦官(かんがん)集団”が長年に亘(わた)って構築した舞台の上で、予(あらかじ)め巧妙に振り付けられた役柄を、露(つゆ)知らず、演じているに過ぎません。彼らが起案する法案とて、例外ではありません。だから、相も変わらず行政組織の肥大化と行政予算の無駄遣いに歯止めが掛からず、日本は混迷の極みを漂流中なのです。
 それが、元大蔵官僚の畏兄(いけい)・野口悠紀雄氏が看破した官僚統治の「1940年体制」です。而(しか)して政治家・小沢一郎が終始一貫、唱えてきた「日本一新」とは、斯くの如き「官治」を「政治」へと改めねば日本に希望の未来は訪れず、との厳然たる公理に他なりません。
 手前味噌ではありますが、山国に於(お)ける都合6年間の知事在任中に全国47都道府県で唯一、起債残高(借金)を連続減少させ、プライマリーバランス(基礎的財政収支)も7年度連続で黒字化できたのは、有為な中堅・若手職員を見出すべく、従来型発想で計上された予算の積上書(つみあげしょ)を1枚1 枚、深夜まで捲(めく)りながら議論しゼロベースで組み直したからであり、天下りと補助金の伏魔殿と化していた外郭団体の96%に及ぶ廃止・統合・縮小を敢行し得たのも、ヤマト運輸中興の祖、小倉昌男氏を起用したからです。
 が、人事と予算と法案を、選挙で有権者が選んだ人物の決断に委ねる事を、「官治」の周囲に集う「政官財学報の既得権益ペンタゴン」は潔しとしません。政界・官界・財界・御用学者の学界・記者クラブの報道の面々にとっては、現状維持こそが最大の目標。であればこそ、三百代言な言動を繰り返し、恰(あたか) も「改革」した振り程度の羊頭狗肉(くにく)に留めてくれた3代前の宰相は、ペンタゴンにとって極めて好都合な御仁だったのです。
 「『ガダルカナル』化する特捜捜査『大本営発表』に惑わされてはならない」と元特捜検事の畏友・郷原信郎氏が慨嘆するにも拘らず、“オザワン”辞任は不可避、と唱和する面々が新聞・TVの大文字メディアで跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)しています。それこそは、既得権益を死守するべくなり振り構わぬ自由民主党の思う壺。何故なら、小沢一郎・鳩山由起夫コンビが民主党の“アイコン”たればこそ、旧来的イデオロギーとは無縁の健全なる保守層が全国津々浦々で、市民運動政党から脱皮した民主党を主体とする政権交代に安心して信託可能と認識するに至ったのですから。
 利権ならぬ理念で集う民主党という集団を纏め上げてきたマネジメント能力と、候補者選定に留まらぬキャスティング能力に秀でた代表、そして“女房役”の幹事長が退陣したなら、健全なる保守層は棄権を選択、若しくは現与党に1票の減点式決断を行う可能性大。加えて、参議院で民主党、並びに新党日本と統一会派結成を英断した亀井静香代表代行率いる国民新党も、苦渋の状況に陥ります。「1940年体制」を打破する上で、如何なる大局観に立つべきか、メディアも有権者も、正念場を迎えているのです。
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以上、新党日本HPより全文転載。

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2009/04/15

小沢関連~郷原信郎「小沢代表が今、行うべきこと」

郷原信郎氏の「小沢代表が今、行うべきこと」という文章が日経ビジネスオンラインにアップされた。ただし数日たつと無料とはいえ、会員にならないと全文を読むことができなくなるようである。
が、「晴天とら日和」さんが全文を転載してくれているので、そちらを参照されたい。
私は気になったところだけ、アップしておく。

*****
半年以内に総選挙が行われるという政治的に極めて重要な時期に、野党第一党の党首の公設秘書がいきなり逮捕され、結局、起訴された事実は、3500万円という比較的少額の政治資金規正法違反、しかも、収支報告書に記載された「表の寄附」の名義に関する「形式犯」だけ、という従来の検察の常識からは考えられないものだった。

一方で、秘書逮捕以降、新聞、テレビでは、出所不明の「関係者供述」によって、政治献金が公共工事の談合受注の見返りであるかのような報道が連日行われた後、世論調査の結果から「小沢氏説明不足」「辞任すべし」が民意だとの報道が繰り返されている。

しかし、その辞任論の根拠は、「政治資金に関してかねて問題が指摘されていた小沢氏の公設秘書が政治資金規正法違反で起訴されたこと」だけだ。与野党の支持率を大きく変え、小沢氏を首相候補の筆頭から引きずり降ろす結果になった検察の捜査、そして、それに関するマスコミ報道についても検証を行うことが、国民が、小沢辞任論の当否を判断し、総選挙における政権選択を適切に行うためにも不可欠であろう。

(中略)

そして、もう1つ重要なこと、小沢代表の秘書が逮捕され起訴された事実が、果たして、政治資金規正法違反になるのかどうか、違法なのかどうかについて、根本的な疑問があるということだ。

3月11日の「代表秘書逮捕、検察強制捜査への疑問」 でも述べたように、政治資金規正法では、収支報告書に「寄附をした者」、つまり寄附の外形的行為を行った者を記載するよう求めているだけで、寄附の資金を誰が出したのかについては記載する義務はないというのが、これまでの一般的な解釈だ。小沢氏の秘書が、寄附の資金が西松建設から出たものだと知っていたとしても違反にはならない。違反になるとすれば、寄附名義の政治団体には全く実体がなく寄附行為者になり得ない場合、しかも、それを小沢氏側が認識していた場合だ。しかし、事務所を賃借し、常勤の役員もいると言われるこの団体が政治団体としての実体がないとは言い難い。それが実体がないと言うのであれば、全国に何千、何万とある政治献金を行うだけの目的の団体の設立届が虚偽で、それを寄附者と記載した収支報告書は虚偽記載ということになる。

もう1つ、あえて検察の解釈論を忖度するとすれば、今回の寄附名義の政治団体は、実体があっても、人的にも資金的にも西松建設のダミーであって、西松建設と一体のものだから、このような政治団体の実体を認識した以上、西松建設を寄附者と記載すべきだという、脱税事案などでよく用いられる「法人格否認の法理」のような考え方を取ろうとしている可能性もある。

しかし、実質的な所得の帰属に応じて課税しようとする税の世界の問題、その中で、実質的に多額の所得を得ているのに、それを形式上ごまかして税を免れようとしている人間を処罰する脱税事犯の摘発の問題と、政党・政治家が共通のルールによって政治資金の透明化を図り、健全な民主主義を実現していこうとする政治資金の世界とは全く異なる。従来の解釈を逸脱した法解釈による罰則適用は捜査機関による不当な政治介入を招く恐れがある、もし、そのような解釈論を取るのであれば、事前にそのことが明示される必要があろう。

このように考えると、小沢氏の資金管理団体の収支報告書について虚偽記載罪が成立するのか否かについて重大な疑問があり、そもそも、これを政治資金規正法違反だとする検察の主張自体が、公判審理に入る前の段階で崩壊する可能性すらある。

このような指摘が正しいとすれば、今回、小沢代表の秘書が政治資金規正法で起訴されたことが、ただちに小沢代表の説明責任や辞任の問題につながるということにはならないはずだ。

(中略)

しかし、今回の事件報道には、従来にはなかった一つの特徴がある。それは、従来、「関係者によると」「とされている」などと完全にぼかされていた取材源が、「捜査関係者」などと特定されている記事が多かったことだ。

そして、その報道の中には、看過し難い重大な問題を含 むものもある。
1つは、陸山会代表としての小沢氏の「監督責任」に関する3月8日の産経新聞の記事だ。3月25日の「検察は説明責任を果たしたか」で述べたように、代表者の責任は「選任」にも過失がある場合に限られるのに、ことさらに「監督責任」だけを強調し、小沢氏を議員失職に追い込めるように報じたこの記事は、この問題に関する関係者の行動や社会一般の認識に重大な影響を与えるものであった。

もう1つは、検察の小沢代表秘書起訴を受けて、小沢代表が重ねて違反事実を否定し、捜査・起訴の不当性を訴えて、代表続投の意向を表明した直後の25日午前0時から翌朝にかけて、「小沢代表の秘書が『西松建設からの献金だと認識していた』と、収支報告書へのうその記載を認める供述をしていることが関係者への取材でわかった」とトップニュースで報じたNHKの問題だ。

このNHK報道がきっかけとなって、多くの新聞、テレビが、「大久保隆規秘書、容疑事実を大筋で認める供述」などと報じたが、27日、大久保氏の弁護団は、大久保氏が自白していることを真っ向から否定した。

この報道が行われた後、各新聞、テレビで世論調査が行われ、「小沢代表の説明に納得できるか」「小沢代表は続投すべきか」という質問に対する回答結果が、翌週の初めに次々と公表された。NHKの報道と、それに追従した他のメディアの報道によって、多くの人が、起訴された秘書が違反を認めているのになおも違反を否定し続けている小沢代表の「苦しい言い逃れ」との印象を受け、「小沢代表の説明には納得できない」という回答に誘導されたと考えられる。

この報道が、小沢代表秘書の政治資金規正法違反事件による起訴をどう受け止めるべきかについて国民に誤った認識を与えたことは否定できない。

(中略)

小沢代表は、今回の事件が政治資金規正法違反に該当しないと一貫して主張してきた。しかも、筆者が指摘するように検察の起訴事実について重大な疑念が生じている。そうである以上、最も重要なことは、公判の場で早急に結論を出すことだ。選挙違反事件について公職選挙法で「100日裁判」が要求されているのと同様に、今回の事件についても、早急に公判前整理手続で争点を整理し、集中審理によって、早期に判決が出せるようにするべきだ。私は、起訴直後から、「選挙との関係を考慮し遅くとも7月ぐらいまでには判決が出せるようにすべきだ」と述べてきた(3月25日付朝日新聞など)。

弁護側が、早急に手続きを進めることを強く求めれば、裁判所も、検察もそれに応じざるを得ないはずだが、報道されている限りでは、小沢代表秘書の起訴から 20日余り経過した現在まで、保釈に関する動きも公判手続きに関する動きも全くない。違反に該当するかどうかも微妙な形式犯で40日以上も秘書の身柄拘束が続いているのは、決して容認できることではないはずだ。

今回の事件が小沢代表の政治資金管理団体の問題であり、起訴された被告人の大久保氏が、今も小沢代表の公設第一秘書の立場にある以上、小沢代表は、今回の刑事事件について当事者に準じる立場にある。小沢氏から公判審理の促進を強く求める意向が示されれば、 被告人の秘書本人も弁護人も従うはずだ。

秘書の逮捕直後から一貫して検察の捜査を批判してきた小沢代表の主張が変わらないのであれば、公設秘書が起訴された政治資金規正法違反事件に真正面から向き合う姿勢を明確に示し、公判での真剣勝負に挑むべきだ。そうでない限り、今回の問題について、小沢代表が、国民から理解と納得を得ることはできないであろう。

(以下略)
*****

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「小沢一郎」立件が不発となった地検特捜の敗北

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小沢関連~あぶり出された共産党の本質とハマコー騒動

田中良紹は今回の一連の西松事件、小沢秘書逮捕を「あぶり出し」と命名している。その意味は検察の実態、メディアの実態など、これまで見えなかったさまざまなものの実態、本質が、この件によってあぶり出されているということなのだが、その一つに共産党がある。
山口二郎教授はそれを以下のように書いている。

・YamaguchiJiro.com
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 過日、久しぶりに「朝まで生テレビ」に出て、民主党と小沢代表の進退について議論した。ゲストの政治家が言ったことは予想通りであったが、唯一失望したのは共産党議員の発言だった。彼は、検察の立件が百%正しいという前提をみじんも疑わず、小沢の金権腐敗を糾弾していた。

 それが官憲の弾圧と闘った輝かしい伝統を持つ共産党の議員が言うことかと、私は呆れ、がっかりした。敵対する政党が検察に弾圧されるのは、対決する側にとってはざまを見ろという感覚なのかも知れない。しかし、いまこそ政治家は党派を問わず、明日は我が身という感覚を持つべきである。
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詳細は↓
「正義の味方」の愚かさ

山口教授はこのように嘆いておられるが、しかし私に言わせれば共産党というのはもともとそういう政党なのである。

かつてハマコーこと浜田幸一が衆議院の予算委員長時代、共産党の正森成二の質問中に宮本顕治を殺人者呼ばわりして大騒ぎになったことがある。ハマコーはロッキード事件の裁判のなかで、小佐野賢治にラスベガスでの賭博の負け(一晩で4億6千万)を肩代わりしてもらったということが明らかになってしまったため、ついに大臣になることができず、やっと手に入れたのが衆議院予算委員長のポストであった。ところがこの発言であっけなく辞任に追い込まれる。
当時、ハマコーは粗野、粗暴、そもそもこんな人物を予算委員長にすること自体が問題だなどと、それこそあらゆるメディアに叩かれていた。
では、この質疑の時、正森はどういう質問をしていたかというと、「中核派を泳がせていた、法律違反で破壊する者を泳がしていたのはけしからん。自分はハマコーとは多くの点で意見が異なるが、このように中核派を泳がせておく、いわゆる泳がせ捜査はけしからんということについては不思議と意見が一致している」というようなことを言っているのである。
そして、これに対してハマコーの殺人者発言が始まるわけだが、、、
私はこの正森の質問自体に違和感を感じるのである。
だって正森はつまるところ「非合法の左翼は取り締まれ」と言っているわけでしょう。これに対してハマコーが「あんたらだって共産党だろーが」と言い返す。ま、その途中で宮本顕治を宮沢賢治と間違えてしまったのはいただけなかったが、実はこのハマコーの反応のなかに「共産党がそれを言ったらおしまいだろうがっ!」という気持ちがあったのならば、私は正森よりもハマコーの方が正しいと思うのである。
しかし、そんな議論はもちろんのこと当時は皆無で、メディアはもっぱらわかりやすい「悪」であるハマコーを叩きまくり、結果、ハマコーが予算委員長を辞任したことで溜飲を下げた。

このブログにおいてはいつもと同じ話になってしまうが、日本は民主主義国家ではなく、完璧なまでの霞ヶ関による独裁国家である。しかもこの独裁のすごいところ(急所)は、独裁というシステムの中に、共産党やかつての社会党という、一見、反体制の勢力を抱え込んでいるところにある。つまり共産党は、霞ヶ関独裁が民主主義を装う上での非常に重要なパーツなのである。今回の西松事件では、その共産党の役割までもがあぶり出されたに過ぎない。
そうしておそらく小沢一郎は、権力内におけるこの共産党の立ち位置についても熟知しているのだと思う。


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2009/04/14

小沢関連~田中康夫「小沢・鳩山コンビだから手強い 『官治から民治へ』の最終決戦 」

田中康夫が民主党の広報誌「プレス民主」で小沢一郎とともに総選挙にのぞむ決意を表明。
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自由党との合併直後の総選挙で私は、「日本の選択、始まる。」と記した民主党のポスターを企画・制作させて頂きました。それは、焦土と化した戦後日本に民主主義を、と誰もが願った往時の心意気を想起すべく、マイクを握って戸外で真剣に訴える菅直人、小沢一郎両氏のモノクロ写真を2枚並べたデザインです。
爾来6年。「官治から民治へ」と「日本の刷新、始まる。」最終決戦に、私も新党日本も、小沢一郎代表と共に奮迅します。
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詳細は↓
小沢・鳩山コンビだから手強い 「官治から民治へ」の最終決戦

関連ニュース
田中康夫氏、小沢氏擁護論を寄稿 民主広報紙に

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政権交代が実現した時、マスゴミは崩壊する

昨日、帰宅して何気なくポチッとテレビをつけたらNHKのニュースウォッチ9をやっていて、例のいけすかないキャスター(男)が「自民党の支持率が回復してどうのこうの、、、」と話していた。
これに限らず、すべてのマスゴミは「与党、自民、支持率回復。民主、小沢秘書逮捕のダメージが深刻。千葉に続いて秋田と知事選連敗で党内からは早期の退陣を求める声」という大本営発表を徹底的に垂れ流している。もう本当にこれはすごいですね。すべてのチャンネルと新聞が同じモードでやっているんだから、こりゃ北朝鮮顔負けどころか、北朝鮮はまだまだ日本のマスゴミに学ばなければならないことがたくさんありますな。

しかし、、、
ネット上にはこんな分析もある。

・国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行
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 昨日の秋田県知事選挙ですが、民主党が推薦を出した候補者はかなり善戦したのではないでしょうか。

 秋田県選挙管理委員会のホームページを見ると傾向がハッキリしています。鹿角郡小坂町というのは、県のもっとも北、青森県との境で十和田湖をかかえる自治体ですが、ここで、得票率89・6%。ずいぶん良い町長さんだったんですね。とはいえ、県最北ということは当然大票田の秋田市から一番遠い。当選した候補者は秋田市長でしたから秋田市で全得票の3割を集めています。が、地元・秋田市なのに、52・1%にとどまりました。

 市部と郡部の仕訳だと、民主党が支援した候補者は新知事を567票上回ってトップです。これはちょうど1年前の昨年唯一の国政選挙山口2区補選での平岡秀夫さんの票の出方に似ています。
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詳細は↓
沖縄にも政権交代ブロガー 秋田・民主党支持候補がまた郡部で勝つ 

さらに、、、
昨日のTBSラジオ「デイキャッチ」ではこんなこともあったという。

・国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行
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 TBSラジオの「デイキャッチ」は13日、鳩山由紀夫さんをゲストに迎え、「民主党の小沢代表、やっぱり辞めた方がいいと思いますか?」という題でリスナーから、電話、ファクス、メール投票を受け付けました。

 まず「辞めるべき」という意見が紹介されました。

 埼玉県秩父市 58歳男性「辞めた方がいい。法に触れるかどうかではなく、道徳的にいけないことをしてしまったという意識を持って欲しい」

 次に「続投論」。

 栃木県 27歳男性「仮に辞めたとしても、かわりになれそうな人はいないと思います」

 とっさに鳩山さん「さみしいね、それもね」と冷静なコメント。

 杉並区68歳男性「霞が関をぶっ壊すのは小沢さんじゃないとできません」

 次に「複雑な気持ち」の方々。

 富津市の60代女性「今すぐ辞めないでいいが、テレビなどで説明すべき。やっぱり今度の事件はおかしいでしょう?」

 鳩山さんがこの後しゃべりましたが、「小沢さんより麻生首相の方が政治献金は3倍以上多い」と話したら、荒川さんが驚き不勉強ぶりをさらしました。鳩山さんは「小沢代表はすべてオープンにしているから、見れば分かるという気持ちがあった。でも見ませんよね」とし、「先週も先々週も、『タウンミーティング(集会)を開いて、(主権者の)質問にこたえてください』と小沢代表に提案した」ことを初めて明らかにしました。

(中略)

 リスナーアンケートの結果は、発表されませんでした。

 4時の時点では「3時半の受付以来、電話、ファクス、メールが殺到しているようですっ!」という荒川さんの元気な声が電波に乗りましたが、鳩山さんが5時前にスタジオを後にする時には、挙動不審な不安定なアナウンスになっていました。おそらく「続投」の意見が殺到したことで、TBS社員のディレクターなどが集計結果の発表を控えたのではないか、と予想されます。

【追記 2009-4-13 17:20】
 TBSラジオ&コミュニケーションズは、「初めから集計結果は放送する予定はなく、意見を募集しただけだった」としました。電話での問い合わせに対して、折り返し回答がありました。【追記おわり】
*****
詳細は↓
◎鳩山幹事長があす小沢代表に「大型連休前に集会を」提言、拒否なら「代表辞任」を求めるもよう

さて、昨日のアクセスは田中康夫+湯浅誠で聴き応えがあったけれども、田中康夫もほとほとマスゴミの報道には呆れ果てているとお見受けした(ま、これは別に今回に限ったことではないが)。しかして、その横で平然と「北朝鮮のミサイルが、、、」とニュース原稿をそのまま読んでしまう渡辺真理という人の頭の構造が私には理解できない(もちろん小生、二流私大卒でICUをご卒業の才媛とは頭の構造が違って当たり前だが)。ま、この件に関しては田中康夫がきちんと突っ込みを入れてくれたのが救いだった。

ところでこのアクセスのカウントダウン・トゥディの第二位は「自民アレルギーは払拭された、秋田県知事選を受けて自民菅氏が発言」だった。自民では細田あたりもずいぶんとはしゃいでいるらしい。最初に書いたように、マスゴミも「自民支持率回復」報道一色である。
そこで私は思う。

面白い!だったら民主は小沢一郎が党首のままで、いますぐ選挙をやってみようじゃないか!

これだけマスゴミが偏向報道、印象操作をやって、それでどういう選挙結果が出るのか? これほど見てみたいものはない。もちろん、小沢のままで選挙をやったら、長野県における田中対村井の知事選と同様、マスゴミは凄まじい偏向報道をするだろう。が、それでも民主が勝ったら、与党だけでなくマスゴミも崩壊する。というより、自民は次の選挙で復活する可能性もあるが、マスゴミはただでさえ広告収入の悪化で経営が苦しいなか、読者の信用も失うことになる。となれば、ジ・エンドだ。
ネトウヨのみなさんも含めて、そういうマスゴミを見てみたいと思いませんか?

“特捜部長”司法記者と「飲み会」

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2009/04/13

小沢関連~BS11「にっぽんサイコー!」

BS11「にっぽんサイコー!」 第55回2009/04/11(土)放送
出演は田中康夫、田中良紹。

なお本日のアクセスは田中康夫出演。
現時点ではHPにテーマは出ていませんが、スペシャルウィークのためインターネットで放送を聴くことが可能。

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2009/04/11

小沢関連~「政界アパルトヘイトを見逃すな!」

・You Tube 新党日本 田中康夫チャンネル
「政界アパルトヘイトを見逃すな!」

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2009/04/09

小沢関連~「政治事件としての小沢事件は…」

・白川勝彦「永田町徒然草」
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政治事件としての小沢問題は、基本的に刑事事件でない。従って、これを弁護したり闘っていく者に法律的知識は必要ない。またこの事件を審判する者は、裁判官ではない。国民・選挙民一人ひとりである。もちろんその先頭に立たなければならないのは、民主党の国会議員であり、今度の総選挙で民主党公認として立候補しようとしている者である。賢明なる国民もその闘いをしなければならない。
*****
詳細は↓
政治事件としての小沢事件は…

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2009/04/06

小沢関連~田中康夫出演情報

田中康夫が本日のBS11の番組に出演とのこと。
小沢・鳩山体制支持を全面的に打ち出す内容。

・うるとびーずの ♪MY LIFE AS AN OKKAKE♪
******************

田中康夫です。

4月6日(月)22:00~23:00
BS11デジタル「INsideOUT」に生出演します。
★★☆☆tp://www.bs11.jp/news/59/
再放送は翌7日(火)
07:00~08:00です。
宜しければ御覧下さい。

猶、この間の「政治状況」に関する小生の発言は、
新党日本HPの
「政権交代を妨げる奴は誰だ! 
「官治」から「民治」へ」
★★☆☆tp://www.love-nippon.com/kanji.htm
で全て御覧頂けます。

******************

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2009/04/01

小沢関連~民主党に覚悟はあるのか?

いま民主党がこういう行動をして欲しいという個人的な理想を言うと、

党内が小沢支持でまとまる(前原一派はのぞく)
           ↓
その上で今回の特捜部の捜査、起訴、及びメディアの報道の偏向ぶりを徹底的に批判
           ↓
選挙に突入して国民の審判を受ける

となる。
ただしこのコースを選択するには、民主党には相当な覚悟が必要となる。自分たちが退陣勧告を突きつけた小沢一郎が続投するようなら、メディアはさらにS教新聞のように民主党を叩きに叩きまくるだろう。
もしそれで選挙に負けたら、、、
正直、仕方がないと思う。
しかし、それをやらなければ真の政権交代にはならない。現在の日本の状況を根本的に改革するには、岡田克也以下の面々では力不足も甚だしく、むしろさらなる霞ヶ関独裁が強まる可能性が高い。なぜなら、国民の審判を受けての政権交代という民主主義の一応の手続き、正統性を持った政権が出来、しかもそこに入ってきたのが世間ズレしていない、タフな駆け引きがまったくできない面々ばかりだと、簡単に、それこそ赤子の手をひねるように洗脳されてしまい、ますます官僚のやりたい放題になる。そういう事例は過去、数限りなくあった。突