« 2017年3月 | トップページ

2017/04/18

金田勝年は最高の法務大臣である

共謀罪の審議が始まった。
昨日は以下のようなアホなやり取りもあったという。

【4/17決算行政監視委員会】キノコ採りも溶岩拾いも「共謀罪」!山尾志桜里「共謀罪」について安倍総理と金田法相に質問

今国会で頻繁に見られる金田と山尾のやり取りだが、どれを見てもまともなことを言っているのが山尾であることは火を見るよりも明らかであり、意味不明な答弁をグダグダと繰り返す金田の脳みそのとろけぶりときたら、これが元大蔵官僚(一橋大学卒)なのか?と目を疑うほどである。

しかし、だからこそ金田は共謀罪を通したい安倍政権、というよりその先にいる霞が関にとって最高の大臣なのだと思う。

そもそも共謀罪はまともな法案ではない。とくに今回はまたひどい。
まともな法案でないのだから、まともに審議しても成立しない。
ところが現在は「立憲主義は古色蒼然たる考え方」と口走る極めつけにまともででない男が総理大臣を務める政権である。
当然、閣僚もまともでない。
これはまともでない共謀罪を何がなんでも通したい霞が関にとっては千載一遇のチャンスなのである。

山尾と金田のやり取りを聞いていると、山尾の鋭い突っ込みに金田はまともに答えることはできない。こんなことが続けば、まともな人間だと大臣の椅子を放り投げて自宅に引きこもりたくなるだろう。
ところがこの金田、なにしろまともでないので、どんなにやり込められても意味不明の答弁を続けることができる。
こうなると時間がくれば、いずれ「十分に審議を尽くした」といって強行採決することができる。

つまりまともでない法案を成立させるための致命的に重要なポイントは、まともでない政権でまともでない人間を法務大臣に据えることであり、それに見事に成功した霞が関の面々からすれば、金田勝年こそは最高の大臣なのである。

もし答弁する時に「この法案はやっぱりチトおかしいんじゃないかな?」などという疑問が少しでも湧いたら最後、それが頭に引っかかってしまってあのようなグダグダ意味不明の答弁はできなくなってしまう。
ところが67歳のこの大臣は共謀罪が成立した先のことなど知ったことではない。「ここで共謀罪を成立させれば大臣の名前は歴史に残ります」とでも囁かれれば、「オレも極めたナ」なんぞと思うのだろう。

今国会での森友問題や共謀罪の審議を見ていて、民進党の中にはまともな議員が結構いるんだなと思っている。世襲でない彼らは普通に勉強しているから頭がよく、十分すぎる常識があり、努力することの重要性を知っている。
ところが、ここへ来てのその民進党の面々が相手にしているのは、彼らがこれまでほとんど見たことのなかったまともでない人間の集団である。

私はもちろん共謀罪には絶対反対だが、こうなると現時点でこのまともでない人間に勝つのはなかなか難しいのではないかとも思う。
本来、こういう場合はメディアが先陣を切って批判するべきだが、そのメディアもまたまともでないのが事態を決定的に悪くしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年3月 | トップページ