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2014/06/02

電事連の広告復活~堂々の“あちら側宣言”をした「週刊新潮」の潔さ/2014年5月30日Facebook記事

原発とメディアの関係については、当ブログでもこれまで言及してきた。

・広告で雑誌のお里が知れる?(2008/01/18)⇒「ソトコト」

・原発広告とメディアの関係(2011/03/02)⇒「週刊現代」

3・11後には津田大介がはてなニュースで環境省のタイアップ広告原稿を書くなどということもあったが、このたびは電事連の広告が堂々の復活である。
媒体は「週刊新潮」。

私はことの良し悪しは別にして、「週刊新潮」は潔いナと思った。

おそらく電事連は広告を出したくてウズウズしていたのだろう。
したがって広告代理店を通じて、さまざまな媒体に出稿の可否をヒアリングしたはずだ。
たとえばこんな感じかな。

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ぷるる、ぷるる(電話の音)。
がちゃり。

媒体社「はい、☓☓出版広告部です。」
代理店「もしもし、○○広告の△△です。実はですね、いまうちのお得意がタイアップ広告を出したくてウズウズしていて、出稿媒体を探しているんです。カネはたっぷり持ってるんですけどね」
媒体社「いいじゃないですか~。で、クライアントはどこですか?」
代理店「それがですね、得意は電事連なんです。」
媒体社「…………」
代理店「ぶっちゃけいうと、なかなか受けてくれるところがないんですよ」
媒体社「そりゃそうでしょう。いくらカネを持っててもね」
代理店「御社の『週刊☓☓』はどうですかね?」
媒体社「う~ん、厳しいと思うけどねえ。まあどうしてもというのなら、編集長に聞いてみるけど」
代理店「是非、編集長に聞くだけ聞いてみてもらえませんか? もうカネはガッツリ取りますし、お得意もカネは惜しまないといってますから」
媒体社「わかりました。まあ一応、ダメ元で編集長に聞いてみますよ」
代理店「よろしくお願いします。あと、その場合にタイアップに出るタレントは舞の海ということで、一応、クライアントからの推薦もありますので」
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代理店から連絡を受けた媒体社の広告営業担当者は編集長に相談することになる。
そして、ここでほとんどの媒体はさすがにこの時期、NGが出るだろうと思う(多分)。

そうしたなかで「週刊新潮」はタイアップを受けたわけである。
これはある意味では大したもので、堂々たる「うちの雑誌はあちら側」宣言だ。

「週刊新潮」はこれまでもそうだったが、これからも変わらずに体制にべったりと寄り添い、反原発運動や市民運動を叩きまくる、覚えめでたいメディアとして存続していくことだろう。

で、次は「ソトコト」あたりが「食べて応援」とか始めるかな?

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新潮社雑誌広告専用サイトを見ますと、「週刊新潮」の4C2Pの広告料金は330万円。企画制作は新潮社のクレジットが入っておりますので、別途、1ページあたり、おそらく30万円程度のタイアップ制作料(2Pなので60万程度)がプラスオンされるものと思います(舞の海へのギャラはここから支払われているでしょう)。
今どき、電事連でこの手の広告であれば定価でしょう。
広告代理店が330万円の20%のマージンを取りますから、実際に新潮社に入るのは264万(広告掲載料)+60万(タイアップ制作料)=324万円ぐらいだと思われます。

今どき雑誌に定価で広告掲載をしてくれるクライアントというのは数えるほどしかないので、まったくもって美味しいクライアントです。
しかも、このような広告を掲載する媒体というのはほとんどないでしょうから、ふっかけ放題ふっかけられるでしょう(広告代理店も「ガッツリ取りましょう」とか言っているはず)。

しかし一方で、どれだけふっかけられても、このような広告を「週刊新潮」のような媒体に広告掲載できれば、電事連は満足です。
つまり、Win-Winの広告です。

13万人の避難者に対して「現実から逃げるな」とは、愚弄するのもいい加減にせよ。恐るべき電事連の無神経。CybershotTad: 週刊新潮今週号に電事連の原発広告。今度は舞の海。原発を無くすと日本の成長が止まるらしいです。

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