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2014/06/14

本来、右も左もない問題 ~ 小林よしのりの集団的自衛権批判 / 2014年6月11日のFacebook記事

昨日(2014年6月13日)、荒川強啓のデイキャッチ(TBSラジオ)に小林よしのりがゲスト出演して、宮台真司と一緒に集団的自衛権を論じている。その音声は↓。

・小林よしのり×宮台真司 スペシャルウィークのスパッとニュース解説 2014.06.13


以下、2014年6月11日のFacebook記事

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「(集団的自衛権 行方を問う)間違いなく「地球の裏」へ 漫画家・小林よしのり氏」~ 朝日新聞DIGITAL

 国家は怪物。いったん暴走したら怖いんだぞ。ワシの考えから言えば、この意識が日本人にはないんですよね。権力、お上に寄り添ってきたから。権力が暴れたときのことを考えられない。戦争中がそうじゃないですか。軍部が勝手に戦争を始めて、もう止められなかった。政党はとても信頼出来ず、軍の方がいいとなったわけでしょ。
 結局、国民は集団的自衛権とかそういう所まで踏み込むのは、恐怖があるわけですよ。個別の政策で世論調査すれば、集団的自衛権は反対の方が多いはず。でも、マスコミは安倍さんの経済政策は応援している。みんな集団的自衛権はどうかと思っても、経済政策はいいと報道している。
 野党も、強力な論理で国民を説得できない。集団的自衛権の危険性を徹底的に追及して、胸を打つような論理が展開出来ない。そうなると、集団的自衛権は数ある政策の一つでしかなくなる。国民はいい部分だけを見るし、支持率は落ちない。結局、みんな「なあなあ」で安倍さんを追認していく。
 ドイツ・ナチスの台頭を許したワイマール憲法下の全権委任法と一緒ですよ。みんなが安倍自民党を選んだわけではないのに、圧倒的な議席数で法律を作り放題。このまま行くと、安倍さんの独裁になってしまいますよ。
 自主防衛論者のワシからすれば、集団的自衛権の行使容認には反対だ。第一に個別的自衛権を強化して、憲法9条の範囲でこれ以上、どうしようも出来ないとなれば改憲するのが筋。今のやり方はおかしい。解釈改憲が行き過ぎている。
 イラク戦争の時、ワシは自衛隊の派遣に反対した。日本は戦争を支持したが、戦争に大義があったのか、派遣が正しかったかどうかの総括をしていない。そんな連中が「限定的」と言っても、絶対に地球の裏側まで武力行使に行きますよ。
 安倍さんの作りたい国って結局、イラク戦争みたいなことが始まれば、自衛隊員が棺(ひつぎ)で帰ってくるような国なんですよ。「何だそれ、美しくも何ともねーよ」と言いたい。


小林よしのりについては、個人的に仮説(というほどでもないけれど)を持っています。

私は「ゴーマニズム宣言」を連載開始時から読んでおり、非常に注目していました。とくに掲載中止になった皇太子の結婚の回については、これは現代の漫画版『風流夢譚』かもしれないと感じたほどで、当初は相当に鋭い体制批判を内包していたと思います。

しかし、ほどなくして論調はガラリと変わります。

なぜああなったのかを考えてみるに、「このマンガはやばいな」と思った体制側が、裂帛の気合で転ばせにかかったのではないか?と勝手に想像しています。

ちなみに同じような系譜に『お笑い大蔵省極秘情報』の著者であるテリー伊藤がいます。

それはそうとして、今回の小林よしのりの意見に同意します。
つまり集団的自衛権に関しては、きちんと考えれば右も左もないのです。

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