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2012/03/23

福島第一原発破局事故の直前に掲載された
東京電力のタイアップ広告を発見!

私は昨年3月2日、まさに東日本大震災の直前、「原発広告とメディアの関係」というエントリーを書いた。

これは、当時、書店で偶然手にした週刊現代3月12日号に掲載された、東京電力の編集タイアップ広告について、私なりの見方を書いたものだ(雑誌広告にはクライアントが制作した広告原稿である純広告と、媒体社とクライアントが一緒になって一回限り作る編集記事風のタイアップ広告の二つがある)。このタイアップ広告は二週連続企画だった。その二回目も見たので、「またエントリーを書かなければ、、、」と思っていたところへ東日本大震災とそれに続く福島第一原発の破局事故が起きた。

以後、ずっとこの編集タイアップのことは気にかかっていたが、週刊誌は書店から消えてしまうと再び目にすることは難しく(近隣の図書館には週刊現代をおいていない)、再度確認することができなかった。が、本日、偶然にも当時の週刊現代を目にすることができ、二週連続だったこの広告企画をコピーすることができた。それを以下にアップする。

もちろん著作権のあるものなので問題があることは十分に認識しているが、一方でわが国始まって以来、最大の事故を起した企業(しかもその影響はこの先、万年単位で残る)がどのような広告宣伝活動をしていたかを知る貴重な資料でもある。そこで、当ブログではこのタイアップ記事は、紹介するだけの価値がある資料と判断した。
(※実際はカラー。また掲載号の日付は、実際の発売日の2週間前。画面はScribd.と書かれた右隣りのアイコン「view in fullscreen」をクリックすると表示が大きくなり、「Exit Fullscreen」で元に戻ります)。

誌名:週刊現代(講談社)
掲載号:2011年3月12日号(通巻2608号)
記事種別:東京電力タイアップ
タイトル:「浅草キッドが行った!見た!聞いた!!原子力発電最前線 第1回」
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誌名:週刊現代(講談社)
掲載号:2011年3月19日号(通巻2609号)
記事種別:東京電力タイアップ
タイトル:「浅草キッドが行った!見た!聞いた!!原子力発電最前線 第2回」
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いまこうしてこのタイアップ記事を見ると、内容は大変に「痛い」が、起用された浅草キッドを一方的に批難することはできないと思う。原子力業界の内情をまったく何も知らない芸能人が、一般的認知度で言えば超優良クライアントから来たタイアップ広告への出演オファーを断ることはまずできない(よほど原発に対して正しい見識を持っていれば別だが)。

問題は、週刊現代編集部(=編集長)がこのタイアップ企画を受けたことの是非だが(私の経験上、広告担当部門は編集長に対して、東京電力のタイアップを受けていいかの問い合わせは必ずしている)、これも広告収入の下落に歯止めがかからない雑誌の編集長としては、拒否することはできなかったと思われる。

週刊現代の名誉のために書いておけば、私は「原発広告とメディアの関係」の中で、「こと原子力発電についてはもはや何も書けない。電力会社がどんなにデタラメをやろうとも、ひたすらスルーするか、あるいは電力会社の言い分をそのまま載せるかのどちらかしかできないだろう。」と書いたが、記事中にもある『止める』『冷やす』『閉じこめる』のすべてに失敗した大破局事故が起きたことで、さすがに自主規制することはなかった(それにしても編集部は、このタイアップ掲載が3.11の週の発売号でなかったことに胸をなでおろしたことだろう。なにしろ1週間ズレていたらアウトだったのだから)。

しかし、幸いにも被害規模がもう少し小さかったら、通常の広告料金+タイアップ制作料を、おそらくは定価で出稿した東京電力にとって、このタイアップは十分な効力を発揮しただろう。
しかも、高額な広告料金が痛くも痒くもないのは、東電が総括原価方式を採用しているからだ。

「総括原価方式」については↓を参照。


Johoi

「この情報はこう読め」

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『東京電力福島第一原発事故とマスメディア』


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コメント

この時のブログ、よく覚えてますよ!
浅草キッドという名前もこちらで知りました。

投稿: うしとら | 2012/03/31 10:50

…生きているって素晴らしい…一生懸命生きてゆく…明日を信じて…
被災地の中学生達が、避難所で同じ被災者の為に歌ってた
体が震えた!

しかし、日本国土の半分が深層から揺れ動いても!
世界が震撼した原発事故が起こっても!
日本国の国会議員に!国家公務員等は、
「どう逃げようか」
「マニュアル無し‥どーしよー」
「電力会社の責任だぁ−い」
「とにかく!国民には、知らせるな!」
「安全安心だと言い続けろ!」
背筋が凍り付く程の、恐ろしい政府や官僚等の実態と、東電原発の安全神話崩壊に
日本国民の全てが、右往左往する事になった
食料品が、店頭からあっという間に消えた
信号機さえも消えた、
警察官は、交差点などで交通整理などはしなかった‥
夜は、まさに漆黒の闇だった
何故?政府や官僚等は、日本国民を見ない
全ての真実は、大手のメディア媒体を持たない、上杉さん達のインターネット等から得た。
日本は、恐ろしい国だ。
自国民が、被曝しようが‥まるで自己責任である!か、のように仰るのだから

管もヘタ野も斑目も清水も勝俣も
最大級の原発推進功労者『中曽根』も、原子炉のなかで自己責任をお取りいただきたい。
老い先短いのだから!自業自得の責任の取り方を、日本国民に取ってみせよ

投稿: 国民は悲しい | 2012/03/24 07:31

【日本国憲法主権者国民が最高裁に下す有罪判決と解体行政執行命令】

奇形司法冤罪専決最高裁が警察検察と一体になって犯した史上最悪最大の冤罪事件高知白バイ事故冤罪。私がGoodbye! よらしむべし、知らしむべからずさまに最初にお邪魔したページを索引代わりに貼り付けます。

2010年10月17日

証言者を嘘つき呼ばわりにさせられない ~高知白バイ事件・高知集会

>>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2010/10/post_1874.html

この冤罪犯罪ひとつだけで最高裁判事全員が刑事責任を免れません。最高裁判決判断は判事一体の判決ですから全員に責任があります。冤罪判決に異論がある判事が責任を負わないためにはその時点で最高裁判事を辞職しなければならず、辞職せずに判事を続けた場合は判事一体として刑事責任をとらなければなりません。

これが日本国憲法の主権者国民が下す最高裁有罪判決であり最高裁解体行政執行命令です。

投稿: 通りがけ | 2012/03/23 13:44

前の「税金で建てた公立施設から全テレビ撤去せよ」投稿に一部▽を追記します。
▼まず放送法は見てて恥ずかしくなるほどあからさまに破廉恥な憲法違反です。放送法のこの破廉恥度は日米地位協定と全く同じです。
▽放送法は完全なる違憲立法ですが奇形司法最高裁は行政とぐるなので発足以来未だかつて一度も【違憲立法審査】したことがない全身違憲犯罪組織です。


「小沢裁判 検察審査会のデタラメ」(憲法と教育基本法を守り続けよう。さま)
>>http://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/43874315.html
トンデモ論告指定弁護士も白旗揚げた
<無理スジ事件でも引き返せない>
(以下略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
検察審査会と裁判員制度一体で国民を騙し奇形司法の憲法違反をごまかし憲法9条を破棄して軍事大国化を達成するために導入されたペテン法制で、完全なる憲法違反の法律です。しかし「違憲立法審査を行うべき最高裁」そのものが軍国主義者の直属の手下だから、最高裁は67年前に発足して以来いちども「違憲立法審査を行ったことがない憲法違反の犯罪組織なのです。

裁判員裁判(担当判事が審理誘導した裁判員が多数決で評決する)を含む刑事法廷での判事担当裁判官の現実の極悪ぶりはつぶやきいわじろうさまのこのページに明白に報じられています。
>>http://blog.iwajilow.com/?eid=1071293

《最高裁は創価学会、公明党、NHK、霞ヶ関全省庁・全特殊公益法人と同じく全身違憲犯罪組織である。》

投稿: 通りがけ | 2012/03/23 09:37

母親がまだ子供の小学4〜5生のころに、学校の遠足で原子力村の東海原子力の施設を見学した事があるらしい
その当時、まわりは砂浜ばかりでー何にも無かった
見学した所には、原寸大建物が縮小され配置されたようなもの
何を行うところかとか、写真やら文字やらで飾り付けられていた事
でーー東海原子力が、被曝死をするという事故を起こした
作業員は、触れてはならない物を直に素手で…
当時の気象状況から外部に飛散は、していないとか語っていたが…事実は解らない
母親が、一番驚愕した事は、原子力発電所の間近にも関わらず、ごくごく普通の住宅街が建ち並んでいた事だ
大人になれば、原子力発電が‥どんなものかが見えて来るから
何故?危険区域として、全ての土地を原子力を稼働させる会社は、買い上げなかったのか
半径30kmに当たる土地全てを。
例えー気象状況で拡散しても、あれほどの福島県民が被害を受けずに済んだかも知れない
日本国の国会議員鈍に国家公務員鈍は‥国民の生命財産を守る立場では無いのか?
これでは、広島長崎に原子爆弾を投下した、米国と何ら変わらずー全く同じではないか?!
電力会社と日本国家国策で、日本国民は多分多数が被曝し影響は何世代にも渡るものだと‥確信するこの頃。

投稿: 国民は悲しい | 2012/03/23 08:02

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