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2012/02/22

不毛な三年間で
法務・検察の闇を暴き切った小沢一郎の功績
そして小沢有罪待望論!?

先日、松本サリン事件の際に容疑者扱いされ、悪質きわまる報道被害にあった河野義行さんの話を聞く機会があった。
かねて、河野さんが到達した思索の高みについては知ってはいたが、実際に話を聞くと200名ほどの聴衆をあっという間に引き込ませる圧倒的な迫真力があった。

なかでも印象的だったのは、河野さんが現在、松本サリン事件で殺人ほう助の罪で懲役十年の実刑判決を受けて服役したオウムの元信者と、出所後に交流があるという話だった。
その理由を問われた河野氏は、「日本が法治国家であるなら、誤りを犯したとしても、刑期を終えればそこでリセットされるべきである」と答えた。
また、河野氏は取り調べた警察官に対してすら、「彼らも職務上、やむを得ない部分はあった」と言う。そして自分が受けた被害について恨みを持つということは、結局は自分にとっても損になると言う。私のような了見の狭い人間にはなかな到達し得ない心境で、感銘を受けざるを得なかった。

だが、その河野さんですらが唯一、聴衆に対して釘を刺したのは、「マスメディアの流す情報をそのまま信じてはいけない」ということだった。
その時、私の真後ろには有名なベテラン新聞記者、評論家数人が座っていたが、彼らはいったいこの河野さんの言葉をどう聞いたのだろうか――。

さて、「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」の会員である私は、昨日、速報でも書いたように、2月17日の小沢公判での石川調書の証拠不採用を受け、再度、田代政弘元東京地検特捜部検事ららへの1月12日の告発の捜査を粛々と進めるよう、二回目の捜査要請書を東京地検刑事部長あてに提出してきた(一回目はこちら)。

元来、このような文書が提出された場合、まずは文書課が窓口になるということで、現に一回目の提出では同課の事務官がやって来たが、今回は刑事部の事務担当統括官が、もう一人女性の事務官を連れてやって来た(※ちなみにこのような場合、彼らは首からさげたIDカードを必ず裏返しにやってくる。名刺をくれといっても「持ち合わせていません」と判で押したように同じ答え。なので、直接名前を聞くことになる)。
なぜ、文書課の事務官が来なかったかとういと、、われわれの顔を見たかったのだそうだ(^_^;)。そして、彼はにこやかに笑いながら「(捜査要請書を)三回、四回とこれからも出すのですか?」と聞いてきたものである。
もちろん、そんなことはわかりやしない。きちんと捜査をしてくれれば来ることはないし、わざわざ地検刑事部のエライ人にガン首晒すのは、こっちだって気色のいいものではないのである。

もっとも本日、朝日新聞デジタル版に出た記事を読むと、しつこく行く必要も出てくるかもしれない。

**********
小川法相「しっかり対応」 検事の捜査報告書加筆

 民主党元代表・小沢一郎被告(69)の元秘書を取り調べた田代政弘検事(45)が、実際にはなかったやり取りを捜査報告書に記載していた問題について、小川敏夫法相は21日の閣議後の記者会見で「あってはならないことで、しっかり対応したい」と語った。今後、何らかの処分を検討するとみられる。
 17日の小沢氏の公判で東京地裁は、元経理担当秘書・石川知裕衆院議員(38)らの取り調べに「違法・不当な方法があった」として調書の不採用を決定。捜査報告書の問題にも言及していた。
 小川法相は「どうしてそういうことになったのか。重大な関心を持っている」と発言。田代検事は虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で市民団体から刑事告発されていることから、刑事処分の行方をみながら、法務省も田代検事の処分を検討するとみられる。
(朝日新聞デジタル2012年2月21日11時47分)
**********

この法務大臣はちゃんとわかっているのか? われわれが指摘しているのは、単に田代検事一人ではなく組織的な犯行であるということ。しかも小沢公判の大善裁判長もそれを認めている。むしろ田代検事は上からの圧力でやむを得ず虚偽記載をした可能性が強いのであって、トカゲのしっぽ切りは断じて許されないのである。

ところで、私は2月17日のエントリーで、この三年間は本当に不毛だったと書いた。それは紛れもない事実だが、しかし何も得るものはなかったのかと言えばそんなことはない。
ポジティブにとらえれば、大収穫であった。
なにしろ、法務・検察がここまでイカサマとデタラメをやる組織であることを満天下に知らしめたのだ。これを収穫と言わずになんと言おうか。

そして、その最大の功績はもちろん小沢一郎にある。
もし、これが普通の政治家ならば、ここまでブレずに信念を貫き通すことはできなかったろう。実際、検察は最初の段階では、小沢が議員バッジを外せば、矛を収めた可能性が高い。
ところが田中角栄のロッキード裁判を欠かさず傍聴し、リクルート事件や金丸事件も経験した小沢は、検察がどのような組織か知り尽くしていた。
おそらくそれが、どんなに検察がメチャクチャな攻撃を仕掛けてきても、そしてマスメディアに袋叩きにされても、無実の主張を貫き通す原動力になったのだろう。
しかも、この間、一貫して政治力を失わなかったゆえ、検察は次々とあの手この手を繰り出さざるを得なくなった。
その結果、これまで誰も問題意識を持つことがなかった検察審査会がトンデもない組織であることがわかり、その検察審査会に自分たちが起訴できなかった案件を起訴するよう仕向けるため、検察が捜査報告書に虚偽記載までする組織だったこともわかった。
その小沢の功績たるや凡百の政治家が足元にも及ばない。

さてしかし、この小沢公判を正しく捉えている人のなかにも、依然として小沢は有罪になるのではないか?という疑念を捨てきれない人も少なくないようだ。かくいう私も下駄をはくまでわからないと思っている。

だが――。
ここまで来たら、小沢一郎が有罪になるのも、それはそれで悪くないと私は思い始めた(もちろん小沢サンとしては「もういい加減にしてくれや」という心境だろうが)。
なにしろ、これだけのデタラメを積み重ねて、誰が見ても無罪の状況で、それでも有罪判決が出れば、司法の狂気は極まるわけで、その有罪判決をもとに小沢に議員辞職を促すような議員はすべてクズ議員、新聞はクズ新聞であることが堂々と確定する。
田中良紹は、2009年の大久保秘書逮捕以来、小沢に対する検察の攻撃を、「炙り出し」だと言っていた。つまり誰が、どの組織がまともかまともでないかを炙り出すリトマス試験紙だというのである。
実際、それは本当だった。
であるならば、ここですべて白黒つけるのも面白い。将棋で言うところの「これも一局」なのではないかと思うのだ。
ということで、小沢有罪結構!
やれるものならやってみな!


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コメント

「騎兵隊と海兵隊」

私が思い出すのは「ソルジャーブルー」。

アメリカ先住民インディアンに因縁つけて銃で皆殺しにする騎兵隊(青い制服=ソルジャーブルー)の快楽殺人がフロンティアスピリットである。
アメリカ西海岸に達したフロンティアスピリットは太平洋の彼方中国大陸へ向けて黒船艦隊を発した。
ソルジャーブルーはその140年後の現在マリンブルー海兵隊となって日本を蹂躙している。

ローマ字でKiheitaiと書けば英語読みで[kaiheitai]と発音するのももはや偶然とはいえまい。

今日の「神秘の杜」さまのエントリー
「米軍再編費用を丸呑みする民主党政権を打倒しよう!」
>>http://ameblo.jp/mo-014925/entry-11172416196.html
に完全に賛成。
(一部転載)
>オリ民主党の国会無視もひどいですが、自民党時代もほぼ同じような手法で米軍関係予算が決められて
▼国民はその実態を殆ど知らされていません。▼

今回も同じことが起きているのです。

しかも、自民党時代にも問題になっていた米軍再編による日本国憲法との整合性の無さは、完全に無法行為。

沖縄の基地を減らそうとすれば、逆に本土へ分散することまで平気で日米共同作戦ですからね。全く国民不在ですよ。

いえ、国民が参加するのは
 「知らないうちに税金がアメリカへ渡っていた」
ことだけではないでしょうか。

そのお礼は、空から騒音や異物落下、墜落事故。地上では交通事故や婦女子強姦事件。


▼こんなのに、何故国民の税金を流し込むのでしょう。▼


写真は横須賀基地内の米軍家族住宅。
アパートだけではなく、スーパー、体育館なども併設されているんですってね!
・・・(中略)・・・

「普天間の固定化」回避を=米軍再編修正協議-渡辺防衛副大臣

渡辺周 防衛副大臣は4日午前、都内で記者団に対し、日米両政府の在日米軍再編計画の修正協議について

 「沖縄の米軍普天間飛行場の固定化に
  つながらないよう、これか らの協議の中で
  訴えていかないといけない」

と述べ、在沖縄米海兵隊のグアム移転を先行することで、普天間飛行場移設が置き去りにされないようにすべきだと 強調した。

また、2006年の在日米軍再編ロードマップ(行程表)で示した在沖海兵隊8000人のグアム移転で、グアム移転を約4500人に減らし、一部はオーストラリアなどに一時駐留させるとした米メディアの報道については「海兵隊の8000人の転出を当然訴えていく」と述べた。
(2012/02/04-10:39)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012020400138

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  ↑

これも口先だけの空証文!! 許せん!

(転載終わり)

投稿: 通りがけ | 2012/02/22 23:47

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