« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011/05/30

YouTubeより ~ 「内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言」6-10/10

| | コメント (1) | トラックバック (0)

YouTubeより ~ 「内部告発-原発- 平井憲夫氏の遺言」1-5/10

故・平井憲夫氏については以前から知っていたが、氏のビデオがYouTubeにアップされていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/29

大型台風が破局原子炉を襲う時

現在、大型の台風が日本列島を通過中だ。
強い雨の区域は間もなく関東、そして東北地域へと移る(現在29日午前9時40分)。
巨大地震と原発の事故が同時に起きる、いわゆる「原発震災」については私もいくつかの本で読んだことがあったが、メルトダウンした原子炉(それも3つ)の上を巨大台風が通過していくとどうなるか?という本は読んだことだない。
しかも大量の使用済み燃料かある4号機は建屋自体が傾いているという噂もある。
それが事実かどうかはわからないが、とにかく1〜4号機までがボロボロの状態であることは確実だ。そして5、6号機だってどんな状態かわからない。
そんななかで大量の雨と風が原子炉を襲う。
確実に言えるのは、放射能がまき散らかされることだろう。
原発周囲の高濃度の放射能汚染水が海へ流れ込み、また周囲に飛び散ることではないか。
そして、この台風によって原子炉建屋のなかで、それでもまともだった計器が雨、風によってトラブルを起こすことはないのか。
現場の作業員の方々は、ただでさえ困難な環境の中で強い雨と風がくれば、おそらくお手上げだろう(昨日の東電の会見では、ある風雨がある一定以上強くなれば作業は中断すると言っていた)。
大型台風が破局原子炉を襲うーー。
人類が経験したことのないこの状況には、十分な注意が必要ではないだろうか?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/28

「最小賠償企業」を目指す東京電力の目論みは成功するか?

************
現在進行中の福島の原発事故の本当の被害って、いったいどれだけになるんだろうかと私は考えてしまうと途方に暮れます。
失われる土地というのは、もし現在の日本の法律を厳密に適応するなら、福島県全域といってもいい位の広大な土地を放棄しなければならなくなると思います。それを避けようとすれば、住民の被ばく限度を引き上げるしかなくなりますけれども、そうすれば住民たちは被ばくを強要させるということになります。
一次産業は、多分これからものすごい苦難に陥るだろうと思います。農業漁業を中心として商品が売れないということになるだろうと思います。
そして住民たちは故郷を追われて、生活が崩壊してくことになるはずだと私は思っています。東京電力に賠償をきちっとさせるという話もありますけれども、東京電力がいくら賠償したところで足りないのです。何度倒産しても多分足りないだろうと思います。日本国が倒産しても、多分あがないきれないほどの被害が、私は出るのだろうと思っています。本当に賠償するなら。ということです。
(2011年5月23日参議院・行政監視委員会における小出裕章氏の発言より)
************

震災の少し前、妻が買ってきた味噌がとても美味しかった。この味噌の生産地は福島県楢葉町で、Jビレッジで合宿をするサッカー日本代表の御用達でもあったらしい。
震災後、この味噌を再び買いに行ったがすでに売り切れており、再入荷の予定はないようであった。
日本という国は世界でもトップクラスの豊かな食文化を持つ国である(個人的には世界最高だと思う)。四季折々に旬があり、お米を主食として豊富な海の幸、山の幸をそれぞれの地域の人たちが工夫をこらして調理する郷土料理がある。しかも非常にヘルシーでもある和食は、世界の国々からも注目されている。
しかしながら――。
この素晴らしい食文化も、このたびの原発事故で危機に瀕することになる。
福島第一原発から飛び出した放射能が田畑に、そして海に、どれほどの被害を与えるのか、いまのところ正確にはわからないが、きちんと調査をすれば驚くほどの広範囲に放射能汚染が広がっていることは間違いなく、福島のみならずその周辺の地域、太平洋沿いの海岸地域の食文化が深刻な打撃を受けるか、あるいは壊滅することが考えられる。

ただし、政府はそういう事態を簡単には認めないだろう。
というのも日本を長らく支配してきた霞ヶ関独裁体制は、国民の健康など元々関心はほとんどなかった。これは、過去の公害や薬害、あるいは農産物の輸入基準などにおける対応を想起すればすぐにわかることだ。
いま、福島県のアドバイザーをつとめる山下俊一という長崎大学の教授が一部で批判されているが、この手の輩は過去にも多数、存在していたのであって、その延長線上にある人物が今回も当然のごとく現れたにすぎない。
そうしたなかで、ここのところの東電の動向を見ていると、いよいよもって賠償金の支払いを最小限に抑える、菅直人的表現を使えば「最小賠償企業」を志向することを鮮明にしている。
決定した役員人事では会長の勝俣が残留し、社長の清水が退くことになった。つまりこの会社の最大権力者は勝俣であり、その勝俣からすれば東京電力という組織を守るためのもっとも重要な局面で、高血圧とめまいを理由に入院するようなひ弱な社長は論外ということになる。
新社長に就任する西澤という人物は勝俣の子飼いだそうだが、(顔で判断するのは反則ではあるが)いかにもイエスマンという風情である。もちろん、清水だってイエスマンではあったろうが、勝俣からすれば不規則発言をしかねない危うさがあったのだろう。
そして東電はこの勝俣を先頭に「最小賠償企業」を目指す。
では、この目論み成功するのか?
今回に限っては成功しないのではないかと私は思う。
なぜなら、小出裕章氏がおっしゃるように、今回の事故の賠償を真剣にしようとすれば途方もない金額に上ることは間違いないからだ。

東京電力はこれまで、原子炉の安全性を高めるための投資を極力してこなかった。なぜならば、本当にこれをやろうとすれば莫大なコストアップになるからだ。それよりむしろ安全マージンを削ることでコストダウンすら図ってきたのである。
で、その代わりにやったのがーー。
マスメディアにカネをぶち込んで「原子力発電は安全です」と大々的に宣伝することだった。
ここ最近、やっと東京電力の広告宣伝予算の多さが異常であることが指摘されるようになったが、しかしこれとて実際に原子炉の安全を高めることに比べれば、はるかに安い投資だったのである。
そうして、このカネの力で東電はメディアをコントロールしてきた。
だが、このたびの事故において国民が受けた絶対損害額は、原発の安全デマを広めるためのに投入してきたこの広告宣伝予算のトータルとすら比較にならない。しかも、これまで政府や東電側に荷担をしてきたメディアの人間にとっても放射能は等しく降りかかってくる。
当初こそ政府の情報統制もそれなりに機能したかもしれないが、とてつもない災害が現在も進行中であること、しかもそれに伴う信じられないほどの健康被害が今後起こること、それが人災であることを一般の人たちも徐々に知り始めている。もちろん、まだ世の中を大きく変わるまでの数には至っていないが、日本が世界に誇る堅牢な情報統制の壁はいたるところで崩れ始めている。
政権交代をしてもなお崩れなかったこの壁だが、人類史上最大規模の災害によってついに崩れると私は思っている。そしてその時、東京電力の目論みは消滅するはずだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/25

お知らせ

昨日、アップしたエントリー、「闇の検察と闘う」ために声を上げたハンパ者内で紹介したシンポジウムの動画アーカイブがアップされましたので、映像を貼りつけました。
是非、ご覧ください。
市川氏の紹介が1時間21分過ぎから、実際に話をし始めるのは1時間23分50秒あたりからです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/05/24

「闇の検察と闘う」ために声を上げたハンパ者

当ブログでも告知したが、昨日、明治大学で「検察、世論、冤罪」と題されたシンポジウムが行なわれた。事前に告知されていたのは、司会が岩上安身、パネリストは八木啓代、郷原信郎、山下幸夫、山口一臣の各氏。
事前に郷原氏がツイッターで「サプライズがあるかも」というツイートを流していたので、「何があるんだろう」と思いながら会場に入った。
定時が来て舞台に登壇したパネリストを見ると、事前の告知よりも一人多く、一番右はじに座っている人物は予定には入っていなかった市川寛という名前の元検事(現弁護士)だった。そして私はこの人物を偶然、その前日にテレビで見ていた。テレビ朝日の「ザ・スクープスペシャル 検証!検察の“大罪”~権力エリートたちの『暴走』~」に出演していたのだ。

以下、その番組の市川氏の出演部分の番組告知。

************
■こうして冤罪は作られる!元検事が実態を初告白

2000年に発生した佐賀農協事件で、「ぶち殺すぞ!この野郎!」と怒鳴って自白を強要、厳重注意処分を受けた元主任検事が、実名顔出しで検察の捜査の実態を語った。
「大阪の事件は『ああまたか』と思った。
検察は正義の役所だから、負けるわけにはいかない。
僕らはその最前線の兵士。
戦場で人を撃ち、申し訳ないと言ってたら、自分が撃ち殺される。」
次席検事の主導の下、複数の検事が組織的に行った調書でっち上げは関係者にまで及び、事実とは異なる供述調書が作られていったという。 その当事者たちが次々と口を開いた。
「事前に全部、作文してある。」 
「真っ白なものも真黒に出来ると、身震いしました。」
「署名捺印しなかったら帰さないと、何時間も放置されました。」
冤罪と闘い続け、ついに無罪判決を勝ち取った副島勘三さんは去年2月に亡くなった。
死の直前まで、「私の人生をめちゃくちゃにした主任検事を一生忘れない」と語っていたという。
6年ぶりに佐賀を訪れたその元検事が、家族に土下座し、墓前で検察の再生を誓った。
「副島さんら関係者が味わった苦痛は計り知れないと思います。
これ以上、犠牲者を出さないために、全てをお話しするのが僕の謝罪です。」
************

その市川氏がいったい何を喋るのか? それこそが、まさにサプライズだった。
今回はパネルディスカッションではあったが、まずは八木、郷原、山下、山口、市川の順で一人15分ということで(実際にはもっと長かったが)自分の意見をプレゼンした。最後の順番が来るまでの間、市川氏は時折、メモ書きなどをするものの、その他は背筋をピンと伸ばして会場の一点を見つめている。
そしてついに市川氏の順番がやってきた。氏がどのような話をしたのか? これは是非、その部分だけでも実際に動画で見ていただきたい。とにかく検察の体質を告発する驚くべき内容だ。
(↓動画の1時21分過ぎから岩上安身氏による市川氏の紹介が始まります。 ※動画のアーカイブがアップさたので差し替えました)。


Video streaming by Ustream

一つだけコメントをしておくと、市川氏によれば検事とは大きく3つのタイプに分かれるそうだ。
まず第一は「上司からどのような指示を受けようとも検事としての良心に反するものであれば、それがどのような偉い人からのものであっても必ず理論的、あるいは感情的に自分の筋を正して意見をし、そして自分の主義主張を貫ける申し分のない検事」、もう一つのタイプは「正反対に上司から言われたことは何でも言うことを聞く。何の悩みも持たないロボット検事」、そしてもう一つが「上司からの命令には『おかしいな』と思いながらも、しかし反抗はできない。ロボットでもなければ、申し分のない検事でもないハンパ者」。
そして市川氏は自分はハンパ者だという。
しかしながら――。
市川氏はこう言って話を締めくくった。
「ハンパ者でなければ検察庁の暗部、あるいは事実は少なくとも外には漏れないであろうと思っている。なぜなら、自分の主義主張をいかなる上司とのせめぎ合いにおいても貫ける検事は、自分の思った仕事ができるという職場なので検察庁は居心地がよいところ。だからどのような出来事があっても少なくとも検察庁の外には発信しない。ロボット検事は何も考えていないので、上司から言われたことは『はい、はい』とやる。だからロボット検事からもおそらく検察庁で起きていることは外には出てない。
これに対して、ハンパ者は良心の呵責に苦しみつつ、しかし従ってしまう。つまり撃ちたくもない鉄砲を撃ってしまった。そして、ベトナムなりイラクに従軍した兵隊と同じように、兵役を免れて家に帰ってくるとハタと我に返って撃ってしまった敵方の兵士が夢枕に立つ。そして悩み苦しむ。
自分は検察庁を離れてすでに五年ほどになるが、ようやく夢から覚めた。大変な取り返しのつかない過ちを犯した輩ではあるが、そうであるがゆえにその償いとして、検事になってはならなかった人間として、自分が見てきたこと、聞いてきたこと、経験したこと、ひょっとしたら裁判官も弁護士も、いわんや一般市民も知らないだろうことを伝えていくのが、ひょっとしたら自らに与えられた償いの道であるとともに、役目ではないか」
市川氏がこう話し終えた後、期せずして会場からは拍手が沸き起こった。
私も拍手をしながら、心の中で別のことを考えていた。
「東京電力からもハンパ者が出てこないものか……」

以下のPDFはこのシンポジウムで話に出てきた「闇の不正と闘う」という文書で、大鶴基成(現・最高検察庁公判部長)が東京地検特捜部長時代に書いたものだ。呆れるほどの上から目線で、かつ根本的な部分の感覚がズレている。しかも文章もグダグダ(PDFは左から2番目の「view in fullscreen」のボタンをクリックすると拡大されます)。
ということで、最後に私が「闇の検察と闘う」というタイトルで書き直してみた。

Ya Mi


************
「闇の検察と闘う」

近年の検察問題に関心をお持ちの皆さんはお分かりでしょうが、法務検察(とくに特捜部)はマスメディアで報じられるような表の世界ばかりではありません。ネット等で指摘されているとおり、その裏面には、特定の狙いを定めた人間に対して冤罪を作り上げるシステム、マスメディアを巻き込んだ大規模な「空気作り」など悪質な捜査が少なからず見受けられます。毎日朝早くから夜遅くまでひたすら真面目に仕事をしている一般の人びとは、このようなことを知りませんが、事実を知れば憤慨されることと思います。
しかし、実際に法務検察の内部で進行している腐食は、ネットで指摘されるところにとどまるものではありません。悪質な冤罪事案であるにもかかわらず、外形的にはさも合法的であるかのように見えるため、なかなか冤罪事件として脚光を浴びるものや、巧妙な隠蔽工作が行なわれているためそもそもまったく捜査側には問題のない事件としてそれ以上は探知さえされないものなど、法務検察の闇の部分の広がりは想像以上のものがあります。世の中の人に知られることのないまま、あるいは冤罪事件として再審請求の手続きが取られることのないまま、自身の手柄と出世を求めて魑魅魍魎とも言うべき検事たちが暗躍し社会を蝕み続けているようなのです。このような腐食は公正であるべき社会の根幹に歪みを及ぼし、すでにその土台を揺るがすまで至っています。

本来、法務検察を目指す人の役割は、社会の公正を確保することであり、したがって検察の闇の部分に光を当て、腐食を切除することにあります。もちろん、腐食検察に巣くう人たちは狡猾であり、簡単に冤罪作りを認めるような愚かな真似はしていません。手掛かりをつかまれないように、二重三重に防御手段を講じ、関係法令も十分検討し、処罰法規をすり抜けるようにした上で動いているのが常であり、この検察の闇を暴き出して冤罪を立証するのは至難の連続です。

このような困難を打開して法務検察を正すことを進めるためには、おかしな捜査をおかしいと感じることのできる素朴な正義感と、実直に生活している人々の生活と利益を守ることに対する熱意と法律適用を多角的に検討し駆使する能力です。「そんなことをしても検察が認めるかどうかわからない」とか、(専門的な言い回しになりますが)「冤罪事件としての筋が悪い」とか、「法令の趣旨からは合法であろうが判例がないのでどのようにしたものか」などの理由で、告発を躊躇しがちにもなるのですが、しかし、そもそも腐食に利益を貪ろうという人たちは告発されないように巧妙な仕組みを作っているのですから、多少の困難を前にしてあきらめたのでは彼らの思うつぼです。額に汗して働いている人々や働こうにもリストラされて職を失っている人たち、法令を遵守して経済活動を行なっている企業などが、だまされ、不公正がまかり通る社会にしてはならないのです。
闇を覆っているものがどのような権力的勢力であろうと、どれほど困難な障害が立ちふさがっていようとも、ひるまず、たじろがず、あきらめず、国民のため、社会のために、この闘いに一身を投げ打ってもよいという人たちの団結によってのみ難局を打開して進むことができます。このような志を抱く人たちが、市川氏の後に続いてくれることを待っています。
************

これだけの告発をした市川氏を、法務検察が黙って見過ごすとは思えない。今後、マスメディアを動員して卑劣な攻撃を仕掛けてくることは十分に予想される。
シンポジウムで八木さんが「みんなで守ってあげてください」と呼びかけたが、多くの人が法務検察に対して厳しい監視の目を向けることが何よりも大切だろう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/22

間違いだらけの文科省「放射能を正しく理解するために」

文科省が教育関係者に向けて「放射能を正しく理解するために」という文書を出しているが、これがとてつもないシロモノだそうだ。

・福島第一原発事故における「心のケア」について〜精神科医の指摘

これに対して、この文書に赤字を入れて添削したファイルがある。
是非、参照していただきたい(Fullscreenをクリックすると拡大されます)。

file_1285

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/20

東京電力福島第一原発事故について ~ 5月20日 衆議院科学技術委員会 参考人

本日の衆議院科学技術委員会「科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件(放射線の健康影響について)」の映像。

最初から見る時 → こちら

久住静代(参考人 原子力安全委員会委員) → こちら

矢ヶ崎克馬(参考人 琉球大学名誉教授)氏 → こちら

崎山比早子(参考人 高木学校 元放射線医学総合研究所主任研究官 医学博士) → こちら

武田邦彦(参考人 中部大学教授) → こちら

※吉井英勝(日本共産党) → こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

10万円訴訟でわかった東京電力の恐るべき本音

東京都内の男性が、東電に対して「事故発生時や事故後に正確な情報が公開されず、不安や恐怖によって精神的苦痛を受けた」として、10万円の慰謝料を求める訴訟を東京簡裁に起こした。

************
都内の男性、原発事故で10万円慰謝料請求

 福島第一原発の事故を巡り、東京都内の男性(46)が、事故発生時や事故後に正確な情報が公開されず、不安や恐怖によって精神的苦痛を受けたとして、東京電力に10万円の慰謝料を求める訴訟を東京簡裁に起こしていたことが18日わかった。
 提訴は3月28日付。
 男性は訴状で、「東電は事故が起こらないように十分な対策を講じるべきだった」と主張。これに対し、東電側は答弁書で「人の想像をはるかに超え、とてつもない破壊力をもった地震と津波が事故の原因」とした上で、「異常で巨大な天災地変に対応できる対策を講ずべき義務まではない」と反論する方針。
 19日に同簡裁で開かれる第1回口頭弁論で、争う姿勢を示すと見られる。
(2011年5月19日10時01分 読売新聞)
************

これに対してインターネットの掲示板では↓のような書き込みがあったそうだ。

************
>「人の想像をはるかに超え、とてつもない破壊力をもった地震と津波が事故の原因」
共産党は人じゃなかった!

参照リンク→ネットゲリラ 東電はこうやって潰せ!
************

このコメントを見て最初は笑ってしまったのだが、よくよく考えてみるとこれぞ東京電力の恐るべき本音だ。
多くの人が指摘するように、東日本大震災は天災だが、福島第一原発事故は人災である。
なぜなら、その危険性を指摘していた人はたくさんいたのだからーー。
ところが、東電を始めとする原発推進側からすると、そういう人たちはそもそも「人」ではなかったのだ。

私がかねがねこの会社に対して感じていたのは、その呆れるほどの人権感覚のなさである。
たとえば、原発建設予定地で反対運動が起きると、反対派の人びとの心をズタズタに踏みにじることを平然とやる。いかなる行動を起こしても、木で鼻をくくったような態度しか見せない。
それは、反対運動をしている人たちを「人」として見ていないからだったわけだ。

この体質は破局事故後もなんら変わることはない。
この2カ月間、東電の不手際を指摘する小出裕章氏や後藤政志氏、広瀬隆氏や田中三彦氏は「人」ではないし、記者会見で厳しい質問をするフリーランスの記者も「人」ではない。
こういう思考の持ち主の集団だからーー
「異常で巨大な天変地変」が引き起こした事故による被災者に対し、自分たちが補償する義務があるとはサラサラ思っていないわけだ。
しかし、そう言ってはさすがに罰が悪い。だから、一世帯に100万円の仮払補償を配ることにした(副社長・武藤栄の「まったく想定外のことだったが、結果的にご迷惑をおかけしたことは申し訳ない」というスタンスがこの部分に相当)。だが、そもそも自分たちは「異常で巨大な天変地変」による被害者だと思っているから、企業年金や退職金の積立てを取り崩してでも被災者に補償すべきだという意見に対して、「自分たちの老後の生活設計がある」と非常識きわまりないことを平然と言うわけだ。
事実は目の前に、自分たちが引き起こした完全に人災の破局事故によって、老後どころか今日、ただ今の安全が脅かされ、生活に困っている人がたくさんいるのにーー。

そして、もう一つこの主張でハッキリとわかったことは、やはり東電は事態を収束できるとは思っていないし、させるつもりもないということだ。
「異常に巨大な天変地変が起きた」と主張する時点で、その先のことについては一切思考停止して、あとはひたすら「だから自分たちに責任はない」と主張するだけ。破局事故後のファースト・プライオリティがそこにあるため、事故の収束など二の次、三の次。というか、そもそも「これほどの大事故がなんとかなるわけないだろ」と早々にあきらめてしまっているように私には見える。

こういう体質の会社が動かしている原発がいまだにある。しかも、まったく同じレベルの他の電力会社もまた、多くの原発を動かしている。
事故が起きてしまってからでは遅い。そのことを、今回、身にしみて感じたはずなのに、それでもまだ(たとえ将来、脱原発を目指すにしても)福島第一の事故と同じリスクを背負い続けることが現実的で、すべての原発をとりあえず止めろという意見は非現実的なのだろうか。


| | コメント (3) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について 〜 小出裕章氏「5/19/木★1.冠水-やる価値も無い作業 2.冷温停止の概念」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について 〜 後藤政志氏 「2011.05.17 元原子炉設計者 福島原発のメルトスルーを示唆」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/19

田中康夫のにっぽんサイコー! ~ 河野太郎真のエネルギー政策を語る 11/05/14

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏 5/18/水★「国会に行って言いたい事を言ってきます」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シンポジウム ~ 「検察、世論、冤罪」のお知らせ

5月23日月曜日、18時30分より、明治大学駿河台キャンパスのアカデミーホールにて、「検察、世論、冤罪」と題したシンポジウムは開催されます。
入場料は無料、一般公開で予約は不要です。

詳細は → こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/18

東京電力福島第一原発について 〜 東電はもはや本気で事態を収束させるつもりはない

久しぶりに副社長の武藤栄が出てきた、昨日の工程表見直しに関する東京電力の会見を見た。
1号炉がメルトダウンしており、2、3号炉も同様の状態のなか、ここで武藤が示した認識は驚くべきものだった。「工程表はうまくいっている部分もあれば、いっていない部分もあるが、全体としてはまあまあの進捗状況だ」というのである。
これには、さすがに集まった記者も「英知を集めた結果がこの状況なのか?」、「武藤副社長の事故の責任は?」などと厳しい質問をする。
これに対する武藤の答えは「自分たちはアクシデントマネージメントの準備を積み重ねてきた」のであって「これまで瑕疵なく全力でやってきたが、地震、津波など想定外のことが起きて、結果的にご迷惑をおかけしたことは申し訳ない」というようなことを、まったく申し訳なさそうに言う。
メルトダウンについて問われると、薄笑いを浮かべながら(本当です)「溶融はメルトで落ちるはダウンだが、メルトダウンにもいろいろありまして……」と、要するに「あなたがたがメルトダウンと言うのは否定はしないが、溶融にもいろいろあるんだよ」というようなニュアンスである。
「英知というのは具体的に誰か個人名を教えて欲しい」というような質問もあったが、「(メーカーや)お世話になっている有識者の方々」だと言う。つまり、東電とともに「絶対に事故は起きない」と言っていた御用学者に相談しているわけだ。
とにかく、何を言われてもどこ吹く風で、先日も書いたが、東京電力という会社の組織防衛と、自分たちに対する責任論をできるだけ小さくすることに頭がいっぱいの状態で、本気で事態を収束させようという気概などひとかけらもない。
今回の事故を起こした最大の原因は東京電力という会社の体質にあるのは明らかだが、それが3・11のビフォー、アフターでまったく変わっていないどころか、かえって強化されているのだ。

一方、昨日は原子力資料情報室の元東芝エンジニア、後藤政志氏もUSTREAMで現状のレクを行なった。
後藤氏によれば、
「そもそも東京電力は溶けた燃料がいまどこにあるのか把握していないのではないか?」
「つまり燃料はどこにあるかわからないけど、温度は低い。コントロールができていると思ったら実はできてないけれども、温度だけを見るとそれほど上がっていないというレベル」
「だとしたら収束もなにもない」
「水を入れてもそこに燃料がない可能性だってある」
「一時帰宅については気持ちはわかるが放射線の影響を甘く見過ぎていて安全性の観点から疑問」
「東電が『メルトダウンをしていました』と涼しい顔をして説明するのが理解できない。自分だったら気が狂う」
とのこと。

東電と後藤氏。この温度差はいったいなんなんのか――。

ことここに至っての私の結論は、もはや東電は炉の状態をまったく把握していないし、本気で事態を収束するつもりもない。次にさらなる大きな爆発等、今回の事故の被害がさらに拡大するようなことが起きても「自分たちは瑕疵なく全力でやってきたが、想定外の出来事でこのようなことになってしまったのは、結果的に申し訳ない」ということですべてを乗り切ろうとしているということだ。
付け加えておけば、これは他の電力会社の原発で同じような大事故が起きても同様だろう。
つまり東京電力は、もはや開き直っているのだ。
そういう会社に国民の運命が預けられている。しかも、政治は何もしない。
亡国の時は近づいている。

以下は今週の月、火の小出裕章氏の話。

5/18/月★東電すら事態の把握が出来ないのなら、なお深刻

5/17/火★2号機・3号機もメルトダウン?!-未知の世界

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/16

原発問題を動かすことができるのは女性の力

昨日は以前に紹介した福島第一原発を考えるfacebookのグループの会合が東京であったので参加してきた。
人数は30人ぐらいだったろうか。まず私が驚いたのは、その多く(7割ぐらい)が女性だったことだ。

私は元大阪地検特捜部の前田恒彦を特別公務員職権濫用罪で告発したグループにも加わっているが、こちらはどちらかといえばやはり男性が多いし、また年齢もある程度以上である(デモ参加者の年齢も高い)。
実は検察にしても原発にしても、問題の本質はまったく同じところにある。しかし、検察の問題がなかなか広がらないのは、やはりどこか自分たちとは関係のない世界の話であるという意識が多くの人にあるからだろう(それでもソーシャルメディアの発達によって、以前よりもはるかに多くの人が声を上げ始めたが)。
一方、原発事故とそれに伴う放射能の影響というのは、自らにも降りかかってくる問題だ。まして、子どもを持つ親、なかでも母親はその意識がとても強い。もちろん母親だけではなく、これから子どもを産む人、すでに子育ては終わったけれども自分のこととして考える人、そして子どもはいないけれども、やはり女性の立場から考える人。とにかく、原発問題については女性の意識が大きく変化している。

それに比べると、私自身も含めて男性はぜんぜんダメですね。現在の社会的立場だとか地位だとか、そういうものを最優先して思考停止に陥ってしまう。
私は『橋のない川』を書いた故・住井すゑ先生が永六輔さん相手に「男はホントにダメだよねえ」とおっしゃっていた時のことを思い出した(ちなみに永さんはその時、「スミマセン、でも僕は男のオバサンなんです」と言った)。

昨日のことに話を戻すと、参加者の中にはまだ若い保育園のお子さんを持つという女性がいた。髪の毛は茶髪で、私は最初、お子さんがいるとは思わなかったほどである。
その方が言うには、「自分の地域は放射能にまったく無頓着の人ばかりなのだが、いろいろと見てみると意外に数値が高い。だから心配でしょうがないけれども、そんなことを言うのは自分だけで、周りからは頭がおかしいんじゃないかと思われているフシさえある。保育園の園長に相談しても、まったく関心がない」とのこと。
そこで私は「ツイッターはやっていますか?」と訊いてみると「登録の仕方がわからないから、それはやっていないんです」とおっしゃる。すると私を含めた周りの方々も「それはすぐにやった方がいい」と口々にアドバイス。
そう、ツイッターを使えば、自分は一人で孤立しているのではないということがわかる。いま、突然、ツイッターを始めても、周りにいる人たちがそれぞれに自分のアカウントから彼女の発言をリツイートしていけば、必ず彼女と同じ心配をしている人が見つかるだろう。そういう女性たちが結びついていくことは、今後、社会を動かす大きな力になる。
今回の原発事故の場合、これまで政治や経済にははっきり言えば関心の薄かった若い女性、お母さんが高い問題意識を持ち始めている。これは原発問題の今後を占う意味で最重要のポイントだと思う(情けない男どもは女性をバックアップする側に回ればいい)。
福島第一での破局事故以降、個人的には悲観的な見通ししか持てなかったが、昨日、私は初めて希望の光を見た。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/15

原発の是非は、小学生以上、40歳以下の人たちに問うべきだ

もはや――
この会社に当事者能力がないことは100%はっきりしている。
東京電力は福島第一原発の2、3号機についてもメルトダウンをしている可能性を認めた。そんなことは素人でもとっくの昔に予想された事態である。
また、1号機の原子炉建屋の地下には高濃度の汚染水が3000トンあり、冠水することを断念したという。小出裕章氏が最初から「水棺は無理」と主張していた通りだ。
そして、この1号機で作業をしていた60歳代の男性が亡くなった。メディアは一斉に「内部被曝によるものではない」と書いている。ハッキリ言って、被曝しているかしていないかなどということは問題ではない。
最重要のポイントは日本一過酷な現場で60歳代の男性が働いているということだ。しかも一昨日、初めて現場に入り、昨日が2日目の作業だったという。

1回の作業時間は3時間だったようだ。それはそうだろう。信じられないほど高線量の放射能の中で作業をするのである。作業員の被ばく線量の基準値を強引に引き上げたとしても、短時間しか作業をすることはできないのであって、それでも3時間が適正とは思えない。
ただでさえ、莫大な人数を投下しなければならないメチャクチャな現場だが、さらに高線量の放射能があるために1人の作業時間は限られる。つまりハンバではない人海戦術を取らなくてはならないわけだが、当然ながらそのような過酷な現場へ望んで行く人はそうそうはいない。結果として菅直人と同じ60歳代の男性までもがかり出されたわけだ。
ここで私はハタと考え込んでしまう。
この現場では想像を絶するストレスがかかる。したがって、できるだけ若い人が入った方がまだしも作業が進む可能性が高い。しかし、これからの日本を担う人材には絶対にそういう現場へ入らせるべきではない。したがって、やはり放射線に対する感受性の鈍い50歳以上の人間が行くべきだ。しかし、ここは放射能が直接的な原因ではなくても、60歳代の男性がたった1日で心筋梗塞を起こしてしまうような現場なのである。
少し前に――
↓のブログにこんなことが書いてあった。九州大学の吉岡副学長の言葉である。

・ジャーナリスト 木下黄太のブログ
福島第一原発のコアな作業員が、二百人程度になってしまっているという情報。
「外国のアレバやGEなんかに、コストは無視してお願いするしかないんでしょう。人間も含めて、物理的にいろんな手が入らないと、なんともならない状態なんだと思いますよ。恐らく数千人単位で人を入れないと、本当に止めることは難しいですから、桁が違う。昔なら、若い人に赤紙が来たものですが、今回は年寄りに赤紙がこないといけないレベルですね。志願者をつのる作業はもっと大切になっていると思います。そうした人の配置をなぜはやくやろうとできていないのか、これは東京電力単体の問題と考えるレベルでは、既になくなっている気がします」(傍線は筆者)

私は昨日の東京電力の昼、夕、2回の記者会見をすべてではないが、ニコニコ生放送で見ていた。
まず、昼の会見では1号機で作業中の男性が倒れたということが発表されていた。すると会見の最後の方で記者が「その男性が亡くなったという情報がありますが?」と質問した。すると東京電力は「確認していないので、早急に確認します」と答えた。記者の情報の方が早かったのだ。
そして夕方。亡くなった男性の詳しい身元を訊かれた東京電力は、「当社とは直接雇用契約はないので、どういった経緯で福島第一原発に来たのかどうかわからない」と言った(↓ビデオの30分あたり)。








Video streaming by Ustream

その後、この作業員の方の元請けが東芝であることは明らかにされる。しかし、おそらく東芝もこの男性と直接の契約を結んでいるわけではなく下請け、孫請けへと投げているはずだ。今回の作業の単価は高い。ということは間に入っている業者のマージンも大きなものになる。では、この男性の家族に対してはいかなる補償が行なわれるのか? 恐らく、さほど大した額は支払われないどころか、心筋梗塞ということであれば、それを引き起こした原因がたとえ過酷な作業環境にあったとしても、その因果関係を証明するのは困難であり、ほとんど何の補償もされない可能性が高い。
そして、このような構造こそが、まさしく原発の正体であり本質である。
↑の東京電力の会見を見ていて改めて驚くのは、彼らが世界史的に見ても重大な事故を起こしたという“怖れ”をまったく見せないことだ。もちろん、あたふたするような人間では会見ができないのはわかるが、自らが引き起こした破局事故の現場で働いた作業員について、たとえ直接の雇用契約がなくても死者を出したことについての感情は何一つない。あるのはこの期に及んでもなお、徹頭徹尾、東京電力という会社の組織防衛であり、そのためならばどんなウソでもつくという姿勢だ。
結果、この会社は2カ月間、原子炉から異常な量の放射能が出るにまかせるだけだった。この無為無策が、結果的にさらなる人災を引き起こしたことは明白である。
いつも同じことを書いているようだが、とにかく東京電力に事態の収拾を丸投げするのは一刻も早くやめるべきだ。

同時に菅直人は一刻も早く総理大臣を辞するべきである。「一内閣一仕事」という言葉がある。その意味では浜岡原発の停止で菅直人は十分に仕事をしたといっていい。しかし、選挙での信任を得ていない正統性のない内閣で、この事態を収拾することは不可能だ。
といって、「原発を守る会」なんぞを立ち上げている自民党を政権に戻すこともあり得ない。政治が混迷を深める中、私は期待していた民主党の小沢支持派の議員にも失望している。なぜ、何も行動を起こさないのか? 考えられないことである。

福島第一原発に話を戻すと、今後、2、3号機の事態がさらに悪化すれば、もはや人間の手ではどうしようもなくなる可能性すらある(しかも4号機だってあるのだ)。小出裕章氏の言葉を借りれば「本当にとてつもないこと」が起きているのだ。
このまま最悪の方向へ事態が進めば、首都圏すら危険な状況に陥るだろう(もうすでに十分に危険だが)。莫大な人口を持つ首都圏はいったいどうなるのか? たとえ東京の高級住宅地であろうがなんだろうが、地価は暴落するだろう。住宅ローンを抱える多くの人(私もその一人だ)は、またたく間に自宅の担保価値を失い借金だけが残ることになる。しかも、その家にすら住めなくなるのであって、経済的にもメチャクチャな混乱が起きるかもしれない。
「そんな悪い方向に想像をたくましくしてどうするのか?」と言う人もいるだろう。だが、今日の事態は多くの人が想像力を失った結果起きたものである。
「それでも原発は簡単に止められない」と言う人は少なくない。
この問題については、私はもはや小学生以上40歳以下の人たちに問い、結論を出してもらうべきだと思う。
先日、田勢康弘、田原総一朗、後藤謙二という脳みその腐った3人がテレビで「それでも原発は必要」とわめきたてていたそうだが、この連中はこれまでさんざんいい思いをした揚句、もう少しすれば死ぬだけだ。
一方、今後の国難を背負うのは、すべて若い人たちである。であるならば、この問題は選挙権など関係なく、とにかく彼らに結論を出してもらい、40歳以上の人間はその結論に従うべきである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/13

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏 5/12/木★メルトダウン(meltdown) しています・1号機

| | コメント (0) | トラックバック (1)

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏 5/9-5/11まで

5/9/月★どこまで危険を我慢できるかと言う判断を

5/10/火★3号機・原子炉圧力容器の温度が上昇

5/11/水★被爆の恐さを知ってる者としては避難して欲しい

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ そもそも原発を運転する資格すらなかった会社が事故処理などできるわけがない

大震災から2カ月が経過した。
この間、私がもっとも理解できないのは、東京電力に対して司直の手が入る気配すらないということだ。
国家の存亡が危ぶまれるほどの、どころか人類の歴史上から見ても未曾有の事故を起こした企業に対して、まったく動く素振りすら見せないという事実が、この国の司法の堕落ぶりを物語っている。
一方で、今回のような事故を起こす可能性を予見して電力会社に対して厳しいスタンスを取っていた元福島県知事の佐藤栄佐久氏に対しては、事件を捏造してまで逮捕、勾留、起訴した。
はなはだしいまでの倒錯だが、これこそ司法と電力会社が同じグループの一員であることの証明である。

「いや、そんなことを言っている場合ではない。いまは東京電力に頑張ってもらうしかない」という意見もあるかもしれない。だが、彼らの言い分では、この事故はまったくの想定外なのだ。
つまり、まったく予見し得なかったわけで、そういう能力の低い集団が国の命運がかかった場面で、いまだに事故処理の中心的役割を担っているのだから、恐るべき話である。
案の定、東京電力は今になって1号炉のメルトダウンを認めた。

・ビデオニュースドットコム
スペシャルリポート (2011年05月12日)
空焚き1号機は溶融した核燃料が圧力容器の外に
小出裕章・京都大学原子炉実験所助教に聞く

比較的安定しているはずだった1号炉ですらこのありさまだから、2、3、4号炉がどういう状況なのか、わかったものではない。
そもそも東京電力には原子力発電所を運転する資格も能力もなかったのであって、そういう連中が、まして想定外の事故処理など最初からできるわけがないのである。
にもかかわらず、首相補佐官である細野豪志は、いまだに会見で東京電力を「さん」付けで呼び、総理大臣は少し前には工程表なるものを大々的に発表して、あたかも事故は終息できるかのごときパフォーマンスを演じた。

大震災は天災だ。しかし、福島第一原発の事故は明確な人災である。さらに事故後、2カ月間にわたって政府が東京電力とそれに付随する御用学者に処理を預けてしまったことで、さらに飛躍的に被害が拡大した。
もはや、その被害総額はいくらになるのかすらわからない。

菅直人は、今回の事故後、「日本人の英知を集めて」というようなことを言っていた。
では、なぜこの事故を予見していた真っ当な学者を対策スキームに入れないのか? せめてすべてのデータを見せることをしないのか?
私は政府の言うことも東京電力の言うこともまったく信用していない。だから、小出裕章氏のような方の言っていることに耳を傾けるしかないのだが、その小出氏も「東京電力によって公表された怪しいデータしかない」ことを嘆いている。
もういい加減、東京電力の幹部はすべて刑務所にぶち込み、事故処理の主導権を真っ当な学者や技術者に委ねるべきである。でないと、本当に日本は破滅する。

以下は2007年4月4日、5日の日経に掲載された「電力不信」と題された記事だ。日経という既得権益ベッタリの会社ですら、4年前の段階でこのような記事を書いていることは、注目に値すると思う。

************
閉鎖的体質と安全軽視 「不都合な事実」残る疑念
「電力不信 上」

 電力業界がかつてない逆風に直面している。過去の不正に関する社内調査で、原子力発電所の臨界事故隠しや国の検査のごまかしなど深刻な事態が次々と発覚。五年前の東京電力の不祥事を契機に「情報公開」を誓ったが、隠ぺい体質の根深さを改めて印象づけた。電力各社は不信の過去に決別できるのか――。
「書院がカッターナイフで指を傷つけた」「脚立から落ちて頭を負傷した」――。
 東電が「不適合事象」と称して連日、ホームページ上で公開する原発内の情報は決まってこう締めくくられる。「なお放射性物質による汚染はありません」
 その数は年一万二千件。一日平均で三十件強に上る。東電の意識を変えたのは二〇〇二年八月に発覚し、当時の首脳が総退陣に追い込まれた点検データの改ざん不祥事。それ以前は法律に基づく報告事項など年十件程度にすぎなかったが、〇三年十一月に基準を定めささいなトラブルも進んで公表するようにした。
 東電を他山の石に他の電力会社も情報公開を強化した。ところが今回。「〇二年以前」のあきれるような隠ぺい体質が次々と明るみになり、「重要な情報はやはり隠しているのではないか」との疑念が広がる。
 電力各社の原子力部門はその閉鎖的な体質から「原子力村」と呼ばれてきた。部門内の人事はすべて部門トップが決め、社長でも口出しできない環境があったという。
 その象徴が電力各社が加盟する電気事業連合会内に一九六七年に設立された「原子力開発対策委員会」。各社の原発部門トップが「プルサーマル計画」など政策・技術の方向を決める場で、かつては「そこで決まれば最高意思決定機関である社長会ですら覆せなかった」(ある電力OB)。
 七七ー八四年に電事連会長を務めた平岩外四・東電元社長(現顧問)はその「独立王国」に風穴を開けようと、原発技術者で固めていた同委員会に事務系幹部などを送り込んでいったが、〇二年の不祥事は原発村の秘密主義を覆すのが容易でないことを印象づけた。
 東電は〇二年以降、原発と他部門との間の人事異動を積極化。五年間で百六十人と原発部門の五%を入れ替えた。営業畑の幹部を原発所長に起用するなどの大胆な人事も進めてきた。
 ただ、不都合な事実を隠す体質がそれだけで変えられるわけではない。今回の一連の調査で浮かび上がったのは電力の安定供給を最優先にする業界の意識の危うさだ。
 九九年六月の臨界事故を隠した北陸電力の場合、新規の原発着工が間近だった事情があり発覚すれば数年先まで計画が狂う恐れがあった。九七年七月に国の定期検査を不正にくぐり抜けたことが発覚した日本原子力発電の松本松治常務も「行程優先の雰囲気があったかもしれない」という。
 電力会社は毎年三月末、十年先までの電力供給計画を決め、経済産業相に提出する。戦後の経済成長を支えるため官民一体で電力の供給体制を整備するという錦の御旗の下で続いてきた「計画経済」。そうした中で安全軽視の風潮がはびこってきた側面も否めない。
 各社が総点検に忙殺された二月上旬には、関西電力で原子炉の制御に使う空気圧縮機の検査データを現場社員が意図的に改ざんする事態も新たに起きていた。起きたことを起きたままに情報公開する。そんな当たり前の風土の定着は、口で言うほど簡単ではない。
〈2007年4月4日 日経朝刊13面(企業2)〉


独占半世紀 緊張感欠く 外部監視の目は働かず
「電力不信 下」

 三十年近く秘匿されてきた事実をあぶり出したのは、社外に残っていた手書きのメモだった。
 東京電力が一九七八年に起こした原子力発電所の臨界事故。当時の現場社員は運転日誌を改ざんし、事故を隠した。「こんな話を聞いたことがある。総点検で社員やOBの証言を得たものの、社内の記録とは食い違う。原子炉を製造した東芝に社内調査を依頼したところ、制御棒五本が想定外に抜け落ちた事実を隠す記述が見つかった。「原発データは永久保存が原則」と東芝幹部は言う。二〇〇二年に東電のデータ改ざん不祥事が発覚したのは、米ゼネラル・エレクトリック(GE)社員の告発がきっかけだった。七八年の事故も東芝側が疑問の声を上げていれば、事実が隠されたままにはならなかったはずだが、国内の原発機器メーカーにとってこれまで日本の電力会社がほぼ唯一の顧客だった。
「電力の意向を無視し、メーカーが事実を公表するなど当時はあり得なかった」と関係者は口をそろえる。だからこそ東電の社員も秘密にできると考えたのだろう。
 独占という得意な立場が外部監視の目を阻む。沈黙するのは原発機器メーカーだけではない。
 北陸電力が九九年の臨界事故隠しを公表した三月十五日。重大事態にもかかわらず、この日の同社株価は上昇、前日終値比四十円高の三千二十円で終えた。事故の舞台となった志賀1号機の停止を国が命じたことで翌日は大幅安となったが、三月二十二日に臨界事故の可能性を公表した東電の場合も翌日に株価は二%近い上昇となった。
 期限切れの牛乳の使用が発覚し、瞬く間に山崎製パンへの傘下入りという経営の大転換を迫られた不二家。そうした一般の企業と違い、ライバルが不在の電力会社は不祥事が起こっても実際の経営への影響は限られる。「電力は利回り株。配当にさえ影響しなければ、売買材料にはならない」とドイツ証券の円尾雅則アナリストは言う。
 変化の芽はある。東芝や三菱重工業などき原発メーカーは海外への事業展開に乗りだし、国内電力に頼るのみの状況から抜け出そうとしている。株式市場でも英国の投資ファンドがJパワー(電源開発)や中部電力の株式を取得。大幅増配の要求を突きつけ、ぬるま湯につかる電力業界を揺さぶり始めた。
 ある外資系投資銀行幹部は「物言う株主の登場条件のひとつは企業統治の不全。『公益性』で今まで蓋(ふた)をしてきた電力会社も例外ではない」とみる。
 かつては五百社超が乱立、激しい競争を繰り広げてきた国内の電力業界は戦争を挟んだ国有化の時代を経て、一九五一年に現在の九社体制(沖縄を除く)に再編された。
 それから半世紀。二〇〇〇年には電力自由化が始まり、これまでに企業向けを中心に市場の六割が開放されたものの、沖縄を加えた電力十社が電力販売の九八・六%を握る独占の構図は実は変わっていない。当初、期待された地域間での大手同士の競争もほとんど進んでいない。
 今月中旬には電力自由化の制度見直し論議が再び始まる。競争の欠如が国内電力業界の緊張感を薄め、それが安全という重大な使命を置き去りにする結果を招いて来なかったか。自由化論議のうえでも欠かせない視点となる。(高橋徹)
〈2007年4月5日 日経朝刊11面(企業1)〉
************


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011/05/08

YouTube動画 ~ 大失言!【原発儲かる】原子力安全委員長 【最後は金】2005年班目

私自身は「おーい、とらちゃん出番だよ!」さんを拝見して知ったのが↓の動画。
拡散の意味で貼っておきます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏 5/2-/6まで

5/2/月★1.小佐古さんとは喧嘩相手です 2.水棺は困難

5/3/火★今?5000枚のシミュレーション結果公開

5/4/水★3号機の爆発は水素爆発か?核爆発ではないのか!

5/5/木★悪化は食い止めてるが改善はしていない

5/6/金★「浜岡原発の全原子炉の運転停止を要請」を聞いて

| | コメント (0) | トラックバック (0)

浜岡原発の停止要請 ~ 当たり前のことがやっと一つ実行されただけのこと

遅ればせながら菅直人が中部電力浜岡原子力発電所の運転停止を要請した件について――。

個人的に妻の実家が浜岡から30km圏内にあるので、まずは少し安心したのだが、全体として見れば、当たり前にやらなければならないことがやっと一つだけ実行されたに過ぎない(中部電力は抵抗する姿勢を見せているが、これはポーズだろう)。しかも、その当たり前すぎることすら、福島における信じられないほど大きな犠牲がなければ実現しなかったのだから、諸手を挙げて喝采という気分にはとうていなれない。

以前にも書いたが、かつて一度だけお目にかかった故・高木仁三郎氏に、「やはり浜岡はとくに危険ですか?」と聞いてみたところ、氏は少し黙ったあとに「どこも同じですね」とポツリとおっしゃった。
確かに浜岡の危険度は高い。だが、では他の原発はどうなのか。
あまり名前が出て来ないが、四国電力の伊方原発だって中央構造線の真上にあることが知られている。

いしだ壱成オフィシャルブログ
・今だからみんなで考えたいこと。

若狭湾に面した福井県には原発銀座と呼ばれるほどたくさんの原子炉が建ち並び、おまけに「もんじゅ」まである。
青森には六ヶ所村もある。

Jp_npplocation

・全国原発マップ

・全国の原発からのおおよその距離を知る為の日本地図(画像)

では、以下のページをご覧いただきたい。これは防災科学研究所のHi-net地震観測システムによる最近の震源のマップである。これの地域を「日本全国広域」に、「最新30日間」に設定したのが、以下のページだ。

・防災科学研究所 Hi-net

要するに地震国にとって、原発の安全な立地場所などないのである。

しかし――。
国の隅々にまで行きわたった原子力産業の利権システムを考えると、早々、簡単に全国の原発が止まるということもないだろう。
その意味では、たとえ浜岡が止まったとしても、日本が神頼み国家であることに変わりはない。
ただ、浜岡が止まった場合、これを動かすことは二度とできないと私は思っている。なかには、「防潮堤などの対策を施した上で、二年後には動かすのではないか」という意見もあるが、それはおそらくない。
なぜなら、その頃にはますます福島の状況が悪くなっているはずだから――。
そして、時間とともに次第に日本の原発が停止に追い込まれていくのではないかとも実は思っている。

日本は世界でもっとも完成された霞が関による独裁国家であるというのは当ブログのかねてからの主張だが、かつて似たような構造の国としてソ連という国家があった。私はこの国家が崩壊したそもそものきっかけはチェルノブイリにあるのではないかと思っているのだが、少なくとも時系列としてソ連がチェルノブイリ後5年で崩壊したことは事実である。
そうして同じように――
日本の完成された独裁システム(=利権システム)も、人類史上稀に見る福島での破局的事故をきっかけに崩壊するのではないかと思うのだ。
私は無神論者であるが、その時までに再び原発を襲う地震が起きないことを願っている。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011/05/04

「焼肉酒家えびす」食中毒事件 〜 このチェーンをヨイショしたメディアに責任はないのか?

死者を出した、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の食中毒事件。
このこと自体について述べることはもはや何もないのだが、植草一秀氏のブログを拝読していて↓のようなテレビ放送があることを知った。

私がこの映像を見て瞬間的に思ったのは、この番組を作るにあたって「焼肉酒家えびす」はテレビ局にカネを出していないのか?ということだった。

ここ最近、テレビではいろいろな旅番組やそれに類した番組をやっている(その理由はなにより制作コストが安いからだろう)。
少し前に聞いたのだが、その手の番組では、有名人がいかにも偶然フラッと目についた店に入るようなシーンをよく見かけるが、ある番組では実はそういう店から事前に少額ではあるがカネをとっているという。
声をかけられた店にしてみれば、テレビ番組で紹介してもらうことのメリットは計り知れず、もしそれを宣伝費に換算すれば、テレビCMの価値が下がっているとはいえ、小さな個人経営店で出せる金額ではない。であれば、「うちの番組で紹介したいので、ちょっとだけおカネを出してくれませんか?」と人気番組のスタッフに言われれば、たいがいの店はOKするだろう。
もしそこで断ったら別のライバル店にこの番組スタッフは行ってしまうかもしれず、そうなれば自分の店にとっては大打撃となる。であれば、少しぐらいなら、、、と思うのは人情だ。

そこで↑の番組である。
これは視聴者からの投稿情報があって番組が取材に行ったという体裁になっているが、それは事実なのか?
なにしろこの紹介のしかたは「焼肉酒家えびす」にとっていいことずくめで、もし番組を視聴した後にこの店の看板を見れば「あ、あの店か」とみんなが思う。
しかも、安くて美味しくて子供連れの客にも親切な接客をしてくれるとテレビ局が太鼓判を押しているなら、これは家族連れにはポイントが高い(私も経験があるが、子供連れに寛容な店というのはありがたいものだ)。
そして、この事件が起きたのは放送の数日後であり、犠牲者の最初の2人は子供である。

となればーー。
少なくとも、この番組が本当に視聴者の投稿によって取材を開始したものなのか? 「焼肉酒家えびす」からテレビ局には一銭のカネも出ていないのか? 広告代理店はまったくからんでいないのか? それを説明する責任が放送局にあると私は思う。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

東京電力福島第一原発事故について 〜 110502『「20ミリシーベルト」撤回要求対政府交渉「文科省、原子力安全委員会との交渉」』

いま、霞ヶ関の連中は東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の大事故の混乱に乗じて、やりたい放題を始めている。
私も関与している、元大阪地検特捜部の前田恒彦の「特別公務員職権濫用罪」での告発は、最高検で不起訴になったあと、検察審査会へと舞台を移した。
が、さんざん時間稼ぎをした挙げ句、結果は「不起訴相当」。

詳細は↓をご覧いただきたいが、日本の官僚というのは、とことん腐りきっている。日本は民主主義を装った完璧な霞ヶ関独裁国家だったが、もはやその独裁の肝となっていた“民主主義風の手続き”さえ端折りはじめたようだ。

・八木啓代のひとりごと
やはり、検察審査会に大義がないことが明らかになりました

そして↓の映像。私はここに映っている霞ヶ関の連中を見ていて、思わずディスプレイを殴りつけそうになった。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について 〜 5/3/火★今?5000枚のシミュレーション結果公開

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について 〜 5/2/月★1.小佐古さんとは喧嘩相手です 2.水棺は困難

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/03

東京電力福島第一原発事故について 〜 2011.4.29 終焉に向かう原子力 浜岡現地報告

2011.4.29 終焉に向かう原子力 浜岡現地報告 from kayo sawaguchi on Vimeo.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ 2011.4.29 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演

2011.4.29 終焉に向かう原子力 広瀬隆氏講演 from kayo sawaguchi on Vimeo.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について 〜 2011.4.29 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演

2011.4.29 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 from kayo sawaguchi on Vimeo.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/05/02

Facebookに福島第一原発の公開グループができました

この拙いブログをご覧いただいている方々は、原発問題について高い関心を有していらっしゃると思う。
そういう方々はすでにご存じかもしれないが、Facebookに「福島第一原発を考えます」という公開グループが立ち上がった。
このページを立ち上げたのは、ジャーナリストの木下黄太氏。

・ジャーナリスト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」
Facebookに「福島第一原発を考えます」公開グループを立ち上げました。

私もFacebookのアカウントを持っていたので、早速、登録させていただいたが、1日半で500人を超える人が登録したそうである。
こうした試みもまた、ソーシャルメディアの可能性だと思う。関心のある方は、是非、ご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

TBSラジオ、最後の砦 ~ 4月30日「久米宏ラジオなんですけど」オープニングトーク

いつも書いていることだが、メディアが総崩れ状態のなか、比較的まともなのがAMラジオである。
ただし、かつて私が愛聴していたTBSはひどいことになっており、平日は仕事をしながら主に文化放送を聴いている。といって文化放送がすべてまともかというとそういうことでもない。
作家・小林信彦氏が「週刊文春」に書いていたが、パーソナリティによって内容は異なるわけで、要はどの番組を聴くか?ということが重要になってくる。

4月30日放送の「久米宏ラジオなんですけど」を昨日、ウォーキングをしながら聴いた。全体の番組自体も素晴らしい出来であったが、なかでもオープニングトークは秀逸だった。
久米宏自身、「テレビではできない」と言っていたが、普通のパーソナリティであればたとえラジオであっても放送に乗せることはできないだろう内容。それをサラッと(かどうかはわからないが)喋ることができるところに久米宏の存在価値がある。

久米宏は今回の東日本大震災にあたって2億円の寄付を個人でしたそうだが、大震災とそれに続く原発事故について強い危機感を有し、腹を括ったのではないかと個人的には推察している。
それだけに、番組に対する圧力も強くなっていくだろう。その時、TBSがこの番組と久米宏を守ることができるのか? もちろん現場である番組スタッフの意識が高いだろうが(それは放送から十分に感じられる)、問題は何かあった時に上層部がフラつかないできちんと対応できるかだ。
テレビを含めて凋落の著しいTBSだが、大げさに言えばこの番組を続けられるかどうかに放送局としての命運がかかっている。

・「久米宏ラジオなんですけど」→4月30日オープニングトーク

| | コメント (1) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏「4/28/木★1.一刻も早く汚染水の処理を 2.汚染物の墓場 」


※小出氏のインタビューもある「ビデオニュースドットコム」(無料視聴可)。小出氏がなぜ反原発になったかなど、興味深い内容です。
視聴は→こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京電力福島第一原発事故について ~ 小出裕章氏「4/27/水★1.内部被爆について2.1号機も高濃度汚染」

書かなくてはならないことがあるのですが、バタバタしているので、とりあえず小出裕章氏の動画を貼っておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »