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2011/04/20

不景気、大震災、原発事故 ~ 若者たちを襲う困難をどうすべきか?

私の家には就活中の大学4年生の娘がいるのだが、これがまあ大変そうである(そもそも、現在の就職活動の仕組み自体がいびつだとは思うが)。
ただでさえ景気が悪かったのに、この震災と原発事故だ。採用どころではない企業も少なくないだろう。
しかだってこのままいけば――。
おそらく、少なからぬ学生が就職先が決まらぬままに卒業を迎えることになるだろう。
もとより景気が悪いのも震災も原発事故も彼らの責任ではない。にもかかわらず、そのとばっちりをモロに食らってしまうのは、はなはだ理不尽な話である。
しかも、より重要なのは、彼らがこれからの日本の復興を背負っていかなければならない立場にあるということだ。なのに、そういう人材が社会に出て働き場所がないというような事態は、なんとしても避けなければならないと思う。
とはいえ、いまは企業もなかなかそれだけの余裕がない。であれば、国や自治体がなんとかしなければならないと私は思うのである。

そこでたとえば、現在、就活中の学生、あるいは正規雇用の形態ではない若い人や就職したいけれどもできなかった人(30歳以下ぐらいまで?)、あるいは来年、再来年……と就職活動をする学生(もちろん高校を卒業する人たちも含む)を、国や各自治体が震災復興臨時公務員として3年間、あるいは5年間を期限として雇用してはどうだろうか。
財源は、現在の公務員の給与を何割か削減することで捻出する。
そうして、NPOなども入れた上で、彼らを中心とした震災復興チームを政府の組織の中に組みこみ、期間限定で徹底的に復興のために汗を流してもらうのである。
そうして、臨時雇用の期間が終了した人たちは、さらにその経験、ノウハウを生かしてNPOなどを作ってもらい、さらに継続して復興活動をしてもらう(企業だって、そのような経験を積んだ人材は欲しがるだろう)。
次代を担う人材というのは、そうしたなかから出てくるのではないだろうか?

世の中はかつてのように大きな組織の下に小さな組織がぶら下がっていく縦割りではなく、小さな組織が水平に、かつ密につながっていく時代であり、復興にしてもそのような形を取らないと成功しないだろう。
ならばそういう時代に適した人材を養成することこそ、復興に向けた国家の基本戦略の一つにするべきではないかと思うのである。

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コメント

唯一の国民宰相田中角栄のコンピューターに匹敵するコンピューターを持つ政治家は今現在ニートの竹原信一君でしょう。建築会社経営者経歴の持ち主ですから、日本再生リフォームの設計図もつぼを心得ているでしょうね。
>>http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=201103
etc

投稿: 通りがけ | 2011/04/20 21:37

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