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2010/11/09

ネット上のゆるやかな連携の行方と「11・5デモ」参加ルポ

前エントリーでは私たちが提出した告発状をメディアが一切、黙殺していることを書いたが、もう一つ徹底的に黙殺しているのが、「11・5第2回検察・検察審査会を糾弾するデモ マスコミの偏向報道は許さない!」についてである。
これもまたマスメディアは一切、報道しないため、ネット情報に触れることのない国民の多くは、このようなデモがあったことさえも知らない。つまりマスメディアの流す「情報」だけを信じていると、

「村木事件における検察はとんでもなかったが、悪いことをした検事はちゃんと逮捕されて良かった。小沢一郎については検察は起訴できなかったけど、市民団体が検察審査会に申し立てをした結果、審査員である一般の人たちが『やっぱり怪しいのだから起訴すべき』と結論を出したのは当たり前の市民感覚。みのもんたや古舘伊知郎や、あるいは新聞社のエライ人たちも小沢一郎は悪いと言っている。やっぱり日本は中国や北朝鮮とは違う民主主義の国なんだナ」

ということになる(笑)。
で、そういう世の中の空気がとてつもなく気持ちが悪い、、、
そう思っている人たちが集まったのが、10月24日と11月5日に行なわれたデモに集まった人たちなのだろう。
そして、私も前回かは行けなかったが5日のデモには参加をしてきた。

当日は千駄ヶ谷から集合場所を目指したが、twitterを見ると「場所がわかりにくいので日本青年館を目指してください」と書いてある。
そこで国立競技場の脇を通り日本青年館を目指すと、人の流れが公園へ向かっている。そして公園につくと、暗闇の中にワラワラと結構な人がいる。その数はスタート時では600人ぐらいと言っていた。
私は先頭集団の行列に入ったが、後ろを見るとどんどん人が増えている。
しかもこれは明らかに動員された人たちではない。ネットの情報を見て自然発生的に集まった人たちである。だから手際が良くないといえばその通りなのだが、その素人っぽさがとてもいい。
スタート時間が来ていよいよ出発! 公園を出て原宿方面へ向かうわけだが、ではシュプレヒコールということで先頭のマイクを持った主催者の方が最初に発したのが、

「えーと、なんでしたっけね?」

これには笑ってしまった。そして始まったシュプレヒコールも非常にぎこちない。しかしやっぱりそれがいい(後で聞いた話では、一応、カンペがあったそうなのだが、それが暗くてよく見えなかったそうだ)。そしてマイクが言葉につまっていると、後ろの方から勝手にコールが湧き上がる。それに合わせてみんながコール。
こういうデモ隊だから警備をしているおまわりさんともフレンドリー(笑)。コースの都合上、途中で警察署の管轄がかわるのだが、その場所では「赤坂署(だったかな)のみなさん、ありがとうございました。原宿署のみなさんよろしくお願いしまーす!」ってなものである。
私は最初、金曜日の夜に原宿から表参道を歩き246に出るコースってどうなんだろう?と思ったりしたが、人通りも多く注目度も抜群。とくに表参道のブランドショップの中を歩くのはなかなかにシュールな光景であった。


↓はアルマーニ前を通過中

Img_6807_1


しかも途中から列に加わってくる人もいる。
したがって、小一時間歩いて元の公園に戻ってきた時には、出発時よりも相当に人が増えていたような印象があり、実際、最終的な人数発表を聞くと1200人ぐらいとのこと。まったく動員なしなのだからこれはすごい。
そして、デモが終了すると、みんなそれぞれに流れ解散となっていくのであった。

ここに来てこのデモの主催者である「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」や、私も参加した「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」他いろいろな動きがネット上から出てきた。大阪でも11月20日にデモがあり、また11月24日には池袋の豊島公会堂で「検察・メディア・民主党」というシンポジウムが行なわれるという。このシンポジウムについては私も知っていたが、それとは別にtwitter経由で主催者の方からご案内をいただいた。

昨年3月の大久保秘書逮捕以降、顕著になった個人ブログによる発信は、その後、twiiterの大ブレークとともに情報の伝播力を強め、さらにここに来てオフライン上で個人同士のゆるやかな連携が生まれ始めた。これは今までにない新たな潮流である。
これに対して今のところマスメディアは心中穏やかでないだろうが、完全無視を決め込んでいる。だが、これがもう少し大きなうねりとなった時には権力とともにあの手この手で攻撃を始める可能性が高いと思う。
その時にこのゆるやかな連携が最初の正念場を迎えるわけだが、ただ一つ心強いのは小沢一郎という政治家が明らかにネット側に軸足を移していることだ。
その意味で、小沢一郎と既得権益勢力の闘いは、小沢を好むと好まざるにかかわらずネットメディア対マスメディアの闘いにもなりつつある。
そして私はこの勝負の決着いかんで、日本の運命は相当に変わると思う。

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