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2010/01/10

小沢一郎の政治資金不記載問題--説明責任を果たすべきはメディアである

私は見逃してしまったのだが、今朝のサンデープロジェクトでメディアが連日大騒ぎしている小沢一郎の4億円の政治資金不記載問題について、郷原信郎が官報にきちんと記載されている旨を指摘して、朝日新聞の星浩や毎日新聞の岸井成格がうろたえるシーンがあったという。

・低気温のエクスタシーbyはなゆー
〔小沢騒動〕郷原信郎元検事がテレビで「官報」の件を指摘し騒然

・植草一秀の『知られざる真実』
サンプロ小沢氏団体4億円不記載虚偽報道公開

・憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ
小沢幹事長の4億円借入れ記載問題でのマスゴミの「不記載」捏造報道が今朝の「サンプロ」で晒され、マスゴミの岸井らが狼狽とか

さてしかし、、、
私はこの件について一昨日(1月8日金曜日)の午前中の時点ですでに知っていた。なぜなら、下記のエントリーがあるのをtwitterで知って読んでいたからだ。

・低気温のエクスタシーbyはなゆー
【重要】東京地検特捜部が小沢幹事長に「ビーンボール」を投げた疑い

これを見た瞬間、こんなすごいネタが出てきたのだから、当然、大騒ぎになるだろうと思っていた。ところがメディアはまったくこのことに触れないまま土曜日になり、そして今日になった。
私はサンデープロジェクトよりも前に放送されるTBSのサンデーモーニングを少しだけ見ていたのだが、そこでも岸井成格は小沢について「まだ何も説明していない、説明責任がある」などとコメントしていた。
つまり岸井にしても、あるいは星にしても、サンプロの時点まで、「小沢の4億円はきちんと記載されている」という事実をまったく知らなかったわけである。

これではっきりしたことは、マスゴミの記者連中が検察からのリークをまったく裏を取らないまま垂れ流していた事実だ。これはもうジャーナリストとしての基本の「き」の字の行動すら怠っていたことの証明で、つまり連中はジャーナリストではない。
しかも、ネットさえ見ていれば一昨日の段階でわれわれのように取材活動など一切することのできない一般人ですら知ることができる情報を、今日にいたるまで入手することもできなかった。まさに情弱(=情報弱者)の極みである。
しかも現時点(1月10日の20時)に至るまで、各メディアのサイトはこの記載問題についてほとんど触れていない。したがって、鳩山政権のネガティブ記事だとすぐにトピックスにアップされるヤフーやニフティのポータルサイトでもこい件を知ることはできない。
それどころかMNSにはこんな記事がアップされている始末である。そして自民党の総裁は小沢一郎の議員辞任を要求するそうだ

いつも書いていることだが、本当にこの国のメディアの異常ぶりは尋常ではない。

私は昨年の4月に3・3小沢秘書逮捕にからむ岸井の見るに堪えない原稿に対して、こんなエントリーをアップした。
さらに昨年末には駐米大使呼び出し問題に関連して、こんなことも書いている。

一方、毎日新聞のサイトを見ると、岸井はこんなことを書いている。

いま選挙によって政権交代を実現した与党の幹事長に関するメディアの報道に対して重大な疑問の声が上がっている。であればメディアの側は「国民に納得してもらえるまで何回でも記者会見を開いて説明責任を果た」すべきで、それでも納得が得られなければ廃業すべきである。

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コメント

ここのところの情報の流し方は異常だ。これは小沢と官僚たちの本格戦争ではないのか?

小沢が官僚潰しを仕掛けていることに対して危機感を抱く官僚グループが一丸となって小沢潰しになりふり構わぬ攻撃を仕掛けているという構図であろう。この国に江戸時代から連綿と続く制度の中にぬくぬくと利権を保持する絶対権力者となった官僚たちは絶対に小沢をつぶすとの戦いを始めたのだろう。

自民党時代の政治資金に対する攻撃とはそのねちっこさリークの仕方のえげつなさ、あまりにも理解できない様相を呈している。マスコミもそのような官僚グループと仲良くやってきた連中だ、うその情報だろうが何だろうがいわれたとおりに紙面や画面を飾って擁護しているとしか思えない。

例えば、自民党議員たちはわずかなキックバックをゼネコンからもらうために無駄な予算をばら撒いてきた。
わずか1億円の賄賂のために100億の無駄な工事を行うことは国民から見たら100億の犯罪という見方ができるでしょう。

いま政権が交替し闇が暴かれようとしている時だ。官僚サイドの戦略に踊らされないで自分の頭で考えることが必要だ。

小沢を応援しよう。巨悪より小悪のほうがまだましだから。最後は選挙で排除できる。排除できない官僚よりもこれだけでもいいことじゃないか。

投稿: ITI | 2010/01/15 18:26

記載されていたのは借りた側の方であって貸した側の原資が不明というのが問題になっている点です。
郷原氏とサンプロのコメンテーターはそれを勘違いしていたようです。
新聞各紙にはその詳しい記事があるので確認した方がいいですよ。

投稿: 郷原氏の勘違い・・・というかわざとかな | 2010/01/12 17:20

岸井氏の件はともかく、郷原氏の件の事実関係は次のようなことらしいです。

http://www.enpitu.ne.jp/usr4/45126/diary.html
>ただ、この官報に記載されているという4億円も

紙袋の4億円と融資を受けた4億円があって、

時系列的には明らかに別物なのに混同していますし、

朝日新聞の分かりやすいお金の流れ図を見ると、


官報に載ってる4億円は図の⑥の部分で、

この⑥はゼネコンからの献金が原資と言われていて、

①を隠す為の偽装工作したようにも受けとれます。


http://twitter.com/sasakitoshinao/status/7659249681
>調べた。「小沢名義で銀行からかりた4億円」と「現金で小沢からもらった4億円」があり、官報に記載されているのは前者。後者は不記載。毎日の書き方がはなり端折っているが、誤報ではない。

投稿: 田中一郎 | 2010/01/12 15:07

いつもありがとうございます。

郷原氏が指摘の通り、私も様々な情報が出てくるにつれ、一体何が違法なのか判らなくなっていました。

マスゴミが、訳も判らず(検察に?)言われた通りをタレ流しているような気配も見え始め、その思いは強まる一方でした。

訳も判らずと言えば、先週の東京新聞は土地購入に関する銀行融資の件について、担保の定期預金2億円を崩して返済に充てたこと、つまり繰り上げ返済を「不自然」としていました。

これだけでは何が不自然なのか全く判りません。
その分の利子返済を回避できる極めて合理的な行為です(定期預金の金利が融資金利より高いのであれば別ですが…)。
銀行融資と縁がない人間でも判る事です。
私が前後関係を理解してないためかもしれませんが、少なくともその記事を読んだ限りでは、何が問題なのかさっぱり判りませんでした。


しかし、(マスゴミが)情報操作やるにしても、もっとガチガチに詰めた上でやれば良いものを…
ゲッペルスの「ウソも100万回…」を真に受けたのかもしれませんが、ウソを突き通すには彼や小泉純一郎のような天才的な能力が必要です。

昨年からの一連の動きを見ると、検察もマスゴミも以前のような力を失い腐敗しきっているのか、最後の悪あがきに入ったのかもしれない、と思うようになりました。

今回の件が法的に問題がないと明らかになったら、当然マスゴミ各社はきっちり説明すべきだと思いますが、仮に説明したとしても、もう信頼を回復するには手遅れかもしれませんね。


一方、小沢一郎の「沈黙」は、意味あってのことのように思います。
根拠はありませんが、田中良紹さんの言う「あぶり出し」、つまり検察とマスゴミの動きをもっと国民に見せつけるためかも知れませんし、彼らの動きをもう少し見てから、最も打撃を受けるタイミングを待っているのかもしれません。

投稿: 悪代官 | 2010/01/11 13:13

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ここ最近はネットやPCの発達のおかげで大学の卒論もコピペが蔓延していると聞いて久しいのですが、今の新聞記者の実践部隊はこの「コピペ」世代が主流ないんですかね? つまり自らの考察や裏付けもなく情報を垂れ流しているだけなんですね~! テレ朝のサンプロで(普段..... [続きを読む]

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