« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008/09/25

政権交代をそこまで恐れる理由を知りたい

自由民主党に集っている面々というのは、その党名から推測するならば、自由と民主主義を標榜しているはずだ。
では"自由民主"主義とは何なのか?
その定義の細かい部分は人それぞれに解釈が異なるかもしれないが、少なくとも公平、透明な選挙によって選出された国会議員の中で、より多数を占める会派が政権政党となること、その多数派とはあくまで国民のその時々の意思によって決まるわけで、つまりは政権交代という仕組みを肯定しているのが"自由民主"主義者であるはずだ。
実際、自民党の、それもこのたびの組閣で登用された閣僚の少なからぬ連中は中国や北朝鮮の一党独裁という政治体制を常日頃、大いに批判している。
ところが、、、

続きを読む "政権交代をそこまで恐れる理由を知りたい"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/23

とにかく終わって欲しい

私の父親は戦後民主主義を標榜してきたが、1945年8月15日については“終戦”記念日でいいという論者である。いわく「あの時には勝っても負けてもなんでもいいからとにかく早く終わって欲しいかった。その意味では“終戦”というのはあの時の気分に合っている。それに“敗戦”などというと、負けたのは悔しいからもう一回やろうなどという連中が出てくる。だから“終戦”でいいンだ」

いま私の気分はこれと同様で、とにかくなんでもいいから自民党による政治が終わって欲しい。たとえ民主党が単独で過半数を取れなくても新党日本に国民新党、そして社民党が加わった連立政権ができればいい(というよりも民主が過半数を獲得しても連立を組むべきだと思う)。たとえそれに共産党の数を加えないと過半数が取れないならそれでも構わない。自公やマスコミは一斉に野合と批判するだろうが、とにかく反自公というその一点に絞って内閣総理大臣の指名を小沢一郎で統一できればそれでいいと思う。

続きを読む "とにかく終わって欲しい"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/16

老醜をさらす田原総一朗

Gmailを使用していると受信トレイの上にウェブクリップが表示される。
時々、これをクリックしてしまうのだが、先日はこんな記事が出ていた。

田原総一朗の原稿なので与太話であることは最初から推測できる。
ただ、この人が何かを訳知り顔で書いた場合、事態がその正反対になることはよくあるので、とりあえずクリックしてみた。

続きを読む "老醜をさらす田原総一朗"

|

2008/09/11

総裁選などやっている場合か!

耐震偽装、教員不正採用、事故米、、、
この国の官僚はデタラメの限りをつくし1から10までウソをついたあげく、それが発覚すると「事態をすべて公表すると混乱するから」と居直る。
ところがその官僚を監督するべき内閣は脳死状態。
この期に及んで「自分たちには政権担当能力がある」とうそぶく連中は2週間近くにわたって総裁選のバカ騒ぎを繰り広げるそうである。
ひと言で言ってこの連中は国賊だ。

01

|

「独裁官僚+利権・癒着議員=合理化余力」は資産である

自民党総裁選の最有力候補のセールスポイントはこれまでの「経験」だそうだ。この国の現状を見れば、「だったらダメだろ」と思うのは普通の感覚である。
他の候補にしても同様で、与謝野某は「年金・医療制度を守る」のだそうだが、あんたたちがやってきたお陰ですでにこの二つの制度は完全に崩壊してるんですわ。「地方の苦しみを知っている」というのはオタクの世襲偽員だが、地方が大変なのは今に始まったことじゃない。なのに拱手傍観して記者とつるんでカラオケでキャンディーズを歌っているような人間が、いまさら「自分なら地方を守れる」とはなんという言いぐさなのか。「バカも休み休み言え」という類の話である。
が、この国のメディアをそれをとがめることもなく、ダラダラと垂れ流している。
私が見た限り(といってもほとんどテレビは見ていないが)、事故米について、あるいは教員の不正採用について質問した記者はいなかった。教員の問題についていえば、一人一人に「あなたは教員採用の口利きをしたことがありますか?」と聞くだけでいいのだが、どうやら今回は中国新聞のあの記者はいなかったようである。というよりも不意に予定調和を乱すような分子は最初から排除されていたのかもしれない。
一方で候補者の5人が5人とも口をそろえているのが小沢批判で、こぞって財源を明示しろとわめいている。
この財源論についてはマスコミも加わって今後もさらにしつこく垂れ流されるだろう。
対して小沢は腐敗した官僚機構を抜本的に見直すことで財源が生まれると主張している。それについても自民党やメディアは具体性がないというのだろうが、私がここで思い出すのは日産自動車のケースである。

続きを読む "「独裁官僚+利権・癒着議員=合理化余力」は資産である"

|

2008/09/09

ニュースの優先順位でメディアのありようが見える

事故米の不正転売が問題になっている。
つい先日、「日本の場合は潔癖だから基本的に食の安全というのは心配しなくてもいいと思っている」などと言い放った農水相は未だその職に止まっているはずであるが、この問題に関する大臣の会見というのを私はまだ見ていない。
さらに消費者庁設立などと騒いでいた男も、いまやろくに会見もせずに「気楽に会食」をしているという。この男の現職はれっきとした自民党籍の総理大臣である。
しかしながら、この男の無責任に言及することはあっても、この男を担いだ連中の責任を追及する声はメディアには皆無である。そうして報道されるのは総裁選のバカ騒ぎと大相撲の大麻騒動ばかり。

しかし、、、
事故米というのはまさに国民の健康そのものに直結する問題なわけで、ニュースの優先順位でいえば大麻騒動や総裁選よりもはるかに上であるべきで、そうであればたとえ死に体であるとはいえ行政の責任者の会見を要求して報道するのがメディアのつとめなはずだ。
あるいは教員不正採用問題。これとてこの国の将来を担う子どもたちの教育という国の基本に関わる問題である。にもかかわらず、ことは発端となった大分県の、それも今年採用された教員への処罰というきわめて些細な事象へと矮小化されたあげく、収束に向かいつつある。
もちろん不正に採用された教員を処罰することは重要である。が、しかし今年はアウトだが昨年以前は証拠がないからセーフだというのではあまりにも不公平ではないのか。しかもことは大分県における特殊なケースだと思っている国民は、おそらく一人もいないであろう問題にまったく手を出さないのはなぜなのか?
報道しなければならないことは山のようにあるはずで、山本一太などという世襲雑魚“偽”員の自民党総裁選出馬云々などというのはもうどうでもいい話である。
つまりこの国のメディアというのは真っ当に機能していない、イコール金正日をただただ讃える北朝鮮のメディアと本質的に同じだということである。

これに対して無投票で小沢一郎の再選を決めた民主党は、バカ騒ぎとの対比で埋没することを心配しているようである。自民党が複数の候補者を立てて「政策論争」をしているのに対して、民主党にはそれがなかったなどという与太話を垂れ流すメディアの報道を真に受けて動揺する連中が民主党内にもいるのかもしれない。
そういう連中は田中良紹氏の以下の文章を読むといい。

 自民党総裁選挙をめぐるメディア報道の問題は他にもある。今回の自民党総裁選挙は「政策を競い合う」選挙だと言う。それをメディアは民主主義政治の基本であるかのごとく報道している。「馬鹿も休み休み言え」と言いたくなる。およそ政権交代を繰り返す民主主義国家で「政策を競い合う事が大事」とか「政治にとって政策が大事」などと言う国があるだろうか。そんな事を言うのは日本が官僚国家であることを逆に証明しているだけで民主主義とは何の関係もない。

 政治にとって大事なのは政策ではない。政策を実現するスキル(手練手管)である。政策を作るのは学者や研究者、そして日本の場合は官僚の仕事である。その政策をいかにして法律にし実現するか、そこに政治の仕事がある。したがって政治家に必要なのは政策立案能力より、他人に対する説得力である。それを支えるのは世の中を良くしようという情熱、誠実さ、思いやり、対立陣営と戦う勇気、強さ、知恵、相手を見抜く鋭さ、賢さ、世の中を生きてきた経験や実績など、要するに人間としての魅力である。

いま次期総選挙に出馬を予定している民主党を初めとする野党の議員や候補がするべきことは、自民党が総裁選をやっている間中、選挙区に戻って愚直に政権交代の必要性を訴えることである。どうせしばらくはこのバカ騒ぎがメディアをジャックするというのなら、野党はリテールに徹すればいい。それが政権交代への最短コースだと思うのだが、少なくとも私の地元では野党の代議士、候補者が演説している姿を見たことはない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/09/03

世襲“偽”員は家業の安心実現が第一

いまとなってはどうでもいいことだが、ひと月前に内閣改造があった時、TBSラジオ「アクセス」を聞いていたら、なぜ官房長官の町村が留任したかという話になった。これに対して二木啓孝が「町村派の若手というのはみんな安倍晋三支持なので、派閥に戻っても居場所がないから」と解説していたのには驚いた。
あれだけハチャメチャな政権の投げ出し方をした人物が、それでも議員バッヂをつけていること自体、厚顔無恥としかいいようがないわけだが、その安倍にいまだ求心力があるというのだから、自民党という組織は本当に凄まじいばかりに劣化しているのだろう。

続きを読む "世襲“偽”員は家業の安心実現が第一"

|

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »