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2008/02/29

亡国の官僚たち

2週間前、田中康夫のアクセスにゲストで出演していた本田宏医師の本を読んだ。
不覚にして私は日本の医療がここまで瀕死の状況にあることを理解していなかったのであるが、よくよく考えてみるとそれも当然だといえる。なにしろ行政指導しているのは、あの厚労省なのだから。自分たちにとって都合が良ければ、所詮、国民の健康なんて知ったことではない連中なわけだ。
およそ医療こそは人間にとって最重要な問題であるにもかかわらず国家予算に占める医療費が公共事業よりもはるかに少ないことを嘆く本田医師は、同時に日本は本当に民主主義国家なのか?という疑問も呈しているが、何回となく繰り返しているとおり、この国が民主主義国家ではなく完璧な官僚独裁国家だと理解すれば、その疑問も氷解する。

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2008/02/26

秘密基地の後番組は、、、

TBSのHPを見ると、日曜日の秘密基地の後番組は爆笑問題とのこと

後出しジャンケンだけれども、伊集院の後をできるのは爆笑問題ぐらいしかいないな、、、とは思っていた。
爆笑問題の場合、サンデージャポンがあるからそのままTBSにいればいいし、、、

TBS的にもスポンサーの流出を食い止めるにはこのクラスを起用しなければならなかったわけで、伊集院としても爆笑問題がこれを受けたから番組を降りることができたのかもしれませんね。

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伊集院の重大発表

モノの価値というのは、それが無くなった時に困る人がどれだけいるかによって決まるような気がする。
たとえばいまこの瞬間にものすごくテレビで売れている芸人であっても、その芸人の持っている芸の価値が低ければすぐに次の同じような芸人にとって代わられてしまうし、それで視聴者も誰も困らないだろう。
一方、先日の「久米宏ラジオなんですけど」にゲスト出演していた柳家小三治、あるいは「日曜日の秘密基地」にゲスト出演していた綾小路きみまろといった人たちは余人を持って代え難い芸を持っているわけで、彼らがいなくなったら現実に世の中に困ってしまう人、失望する人が多数いるはずだ。
これは政治家にしても、あるいは様々な商品にしてもすべて同様だと思う。

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2008/02/21

フィデル・カストロの価値

フィデル・カストロ引退に関するブッシュのコメントというのが笑えた。
このサル大統領は「国際社会はキューバの人々と協力し、民主的な制度の建設を始める必要がある。最終的にはその動きが、自由で公正な選挙の実施につながるよう望む」と述べたそうだ。
余計なお世話である。
「だったら自分が選ばれた選挙は公正な選挙だったのか?」というところをまずはキッチリ検証していただきたいものである。

ところでフィデル引退を報じた新聞記事は各社それぞれにスタンスの違いが出ていて興味深かった。

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煮えたぎってた伊集院光

今週は2カ月に一度のラジオ聴取率調査週間。
したがって各番組ともスペシャル企画を盛り込んで聴取率を上げようと必死である。
どの番組もしばらく前からスペシャルウィークの企画を宣伝、普段はないプレゼント企画なども用意している。

ところがここ最近の「伊集院光 深夜の馬鹿力」はスペシャルウィークの予告をしていない。
でも、何か企画ぐらい用意しているのかなと思って18日深夜の放送の録音を聴いてみたら、、、

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2008/02/19

フィデル・カストロの引退に思う

キューバのフィデル・カストロが引退を発表した。
ここ最近は体調が相当に悪かったようだが、こういうご時世にフィデル・カストロが政治の表舞台から姿を消すのはやはり残念である。

このブログに何度か書いたが私がもっとも好きな政治家はフィデル・カストロで、最後に来日した時には本気で姿を見に行ってみようと思ったのだが、残念なことにそれはできなかった。
ちなみに私の記憶では、この最後の来日の折にもフィデルは広島へも足を運んでいるが、そういう政治家は世界の中でももはや少数だろう。

おそらく、もうフィデルが日本へ来ることはないだろう。
であれば、せめて彼が生きているうちにキューバという国へ行ってみたいものだと思う。

それにしてもオシムといい、フィデルといい、私の好きな爺さんがそれぞれの表舞台から去ってしまうのは残念でしょうがない。

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2008/02/15

「引き裂かれたイレブン」と「コソボフィルハーモニー」

先週金曜日の深夜、若い友人に勧められたDVD「引き裂かれたイレブン~オシムの涙」を見た。これは旧ユーゴスラビアの内戦、分裂という政治状況に翻弄されたサッカー・ユーゴ代表チームを何人かの選手のインタビューを軸に描いたドキュメンタリーである。「オシムの涙」という文言はウソではないが、日本においての商売を意識したタイトル付けだろう。
監修は「オシムの言葉」の著者・木村元彦。この人の著書には他に「誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡」、「悪者見参―ユーゴスラビアサッカー戦記」 などがあり、いずれも興味深く読んだ。平和呆けした私が旧ユーゴの問題について最小限の知識を持ち得たのはこれらの本のお陰であり、またそういった本を読もうというきっかけをつくってくれたストイコビッチ(現・名古屋グランパス監督)、そしてオシムのお陰でもある。

このDVDできわだっているのはボバン(クロアチア)の強い民族主義的な思想である。彼は旧ユーゴ代表の仲間に対して悪感情を持っているわけではないが、しかしユーゴ代表そのものにはなんの未練もなく、クロアチアの代表であることに誇りを持っている。
これは私のような人間にはなかなか理解しがたい部分なのだが、一方で他の選手たちはどちらかというと政治とサッカーを切り離して考えている様子がうかがえる。さらに監督だったオシムの「イタリアW 杯でもしユーゴが優勝していたらその後の政治状況は違っていたかもしれない」というコメントは、彼が本気でそのために勝とうとしていたことを強く感じさせ心に刺さる。

さてこのDVDを見た翌日、いつものように散歩をしながらパソコンで録音しW42Sに転送した「久米宏ラジオなんですけど」を聴いているとゲストコーナーは初めて名前を聞く人であった。

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2008/02/14

日本郵政社長が西川善文という不幸

昨日から日経で「点検 日本郵政」という連載が始まった。その「上」を読むと、2008年用の年賀ハガキは36億枚販売されたが実際に差し出されたのは29億枚だったという。JP労組によればこの差の多くは局員が自己負担で買った
「自爆営業」だったとか。社員には1人平均1万枚の販売目標が課されたが、これは実質的なノルマで、それを達成できない局員が自分で購入して金券ショップに持ち込んだりネットに出したりして売ったとういことらしい。

そもそも日本郵政の社長である西川善文はこの2008年の年賀ハガキを「民営化の試金石」と位置づけて、発行枚数を前年実績比で2億枚増やしたとのこと。そうして前年の2倍の宣伝費を投じた結果がこれだったわけだ。

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2008/02/05

餃子と市場原理主義

先週からニュースは冷凍餃子一色の感がある。もちろんその原因は徹底的に究明されなければならない。そんなことは当たり前のことである。
ただ、この報道で違和感を感じるのは、餃子問題が中国という国家の体質の話になり、さらに「だから中国は信用できない、けしからん」という方向へ向かっていることである。
もちろん、そういう側面はあるだろう。
が、だったら狂牛病問題で露呈してアメリカという国の体質というのはいかがなものなのだろうかとも思う。
あるいは食の安全ということでいえば、日本だって大差はないんじゃないかという気もする。

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