今上天皇のご健勝を願う
昨日、今上天皇は74歳の誕生日を迎えられた。
人生80年時代とはいえ、そうそう無理はきかなくなりつつあるお年である。
にもかかわらず熱心にご公務に取り組まれるお姿には、ただただ頭が下がるばかりである。
日経の記事によれば、陛下は誕生日に先立つ会見で、「年金の問題が解決の方向に向かっていくことを願っています」、「生活の基本である食と住に関して、国民に不安をもたらすような事情が明らかになったことは残念」「戦後の復興と、その後の国の発展を目指し、一生懸命まじめに働いてきた人々が、高齢になって不安を持つことがないように解決に向かっていくことを願っています」「弱い立場にある人々が取り残されてしまうことなく社会に参加していく環境をつくることが大切」と述べられたという。
なんという真っ当さであろうか。
おそらく薬害肝炎問題についても陛下は心を痛めておられたであろう。
そこには「支持率が急落」し、「このままでは選挙が戦えない」という理由で薬害肝炎の一律救済を打ち出した総理大臣とは根本的に違う、何よりも国民の幸福を最優先する目線がある。
いま、この時代に今上天皇の存在とそのお言葉は貴重である。
それだけにメディアは今上天皇(他の皇族も含めて)の会見の全文を公開すべきである。
今上天皇が発せられるお言葉でさえ、利権構造の中にいる連中に不都合な部分をとりのぞいて報道するというこの国のメディアの不敬行為は許されるものではない。
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