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2007/12/19

日本郵便という会社

先週、六本木を歩いていたら巨大な郵便ポストにお目にかかった。

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これは民営化された日本郵政グループの一つ、日本郵便の年賀状キャンペーンの一環だ。
日比谷線の六本木駅からヒルズへ上がってくるメトロハットを広告スペースとして買ったわけで、外側は画像のようになっているが、内側、つまり地下からエスカレーターで上がってくると、このキャンペーンに参加している芸能人の写真や年賀状の巨大な垂れ幕が下がっている。
さらに、、、

ヒルズ内のカフェのスペースを買い、ここでも年賀状キャンペーンをやっていた。
ここではさまざまな雑誌で展開した年賀状のタイアップ誌面や有名人の年賀状を展示していたのだが、これが相当な数である。
またテレビCMもオンエアされており、この年賀状キャンペーンに莫大な予算が投下されたことは想像に難くない。
もちろん民営化前もそれなりに年賀状のキャンペーンはしていたが、今回の宣伝予算はおそらく桁が違うだろう。
広告業界的には民営化された巨大企業の登場で大にぎわいといったところだろうが、考えてみるとこの予算はもともとは国の収入として集められたはずなわけで、本来ならば税金として使われなければならない、つまり公共性のあるものに対する予算として使われるべき類のカネであるはずだが、それを民営化したからといっていきなり一企業の宣伝予算としてドカンと使うことに問題はないのだろうか。
そもそも世の中はメールの時代で年賀状の発売枚数にしても確実に減っているはずである。一般企業としてみれば、確かにこれは社業を脅かす一大事なわけで一発大きな宣伝をして勝負をかけるという手はあると思うが、日本郵便という会社の成り立ちを考えたとき、非常に違和感を感じるのであった。

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