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2007/03/30

すべては予見されていた

 今週月曜日に放送された田中康夫出演のアクセスを昨日聴いた。バトルトークのテーマはタミフルの使用可否で浜六郎という医師も電話でゲスト出演していた。浜氏は「インフルエンザは風邪と同じようなものであって安静にしていれば治る。たった1日ぐらい早く熱が下がるからといってタミフルを使用する必要はなく、むしろ危険である」ということを強調していた。また、国は過度に、あるいは意図的にインフルエンザの危険性を誇張しているというようなことも話していた。
 この話を聞いていて思ったことがある。

 インフルエンザの危険性についての情報を出しているのは厚生労働省であるが、そもそもインフルエンザについての研究をしているのは国立感染症研究所のはずだ。ところでこの国立感染症研究所というのは旧名を国立予防衛生研究所(通称・予研)という。そしてこの予研とは、かの731部隊に連なる人脈からできた組織なのである。
 731部隊についてはご存じない方でもネット上で検索すればいくらでも情報が出てくる。現在、またぞろ従軍慰安婦の問題が政治の場で話題になっているが、この731部隊が行った人体実験というのもまた旧日本軍の犯罪としては特筆すべきものである。
 その人脈が戦後も生き残ってつくられたのが予研である。そして実はインフルエンザの問題というのは、もう相当に前から一部の人たちの間では知られていた。というのも、これは私もかつて子供の頃に受けたが、小学校で全児童を対象にしたインフルエンザの予防接種というのはまったく効果がなく、それどころか危険ですらあったのだ。ところが厚生省と予研はインフルエンザに関する誤った情報(つまりデマ)を流しまくり、長い間インフルエンザの予防接種を続けた。これはもちろん製薬会社との深い関係抜きに語ることはできない。
 と、こう書けばおわかりいただけるとおり、この構図は今回のタミフルとまったく同じなのである(あるいは薬害エイズとも)。
 そしてこの件に関して長い間警鐘を鳴らしていた人が実はいた。しかし当時も現在と同様、マスコミがこれを積極的に取り上げることはなかった。
 つまりタミフル問題というのは最近起きた問題であるようでいて、実は古い問題、それも非常に根が深い問題なのである。

 このような問題は他にもあって、その代表例が原発だろう。
 ここにきて北陸電力、あるいは東京電力が過去に臨界事故を起こしていたことが明らかになった。これに対して原発を抱える市町村長などは「信じられない」あるいは「信頼関係が崩れた」などと口々に言っている。が、このようなことが起こりうることは、過去、原発問題に取り組んでいた人ならば十分わかっていたし、それを指摘していた。しかし、その声は結局は大きなうねりとはならなかった。
 もちろんそこには、反原発に取り組んでいた人たちの運動の仕方に問題があったということもあるだろう。また裏でどんなに談合をしていても、とにもかくにも自民党の対立軸として機能していた社会党のような存在が壊滅したこともある意味では大きいのかもしれない。
 だが、繰り返すがタミフルにしろ原発にしろ、その危険性を指摘してきた人がいたことは事実なのである。
 鬼籍には入られた芝田進午氏、高木仁三郎氏などが現在の状況を知ったならばどう思うだろうか、、、
 そんなことを考えてしまうここ最近である。

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