July 02, 2008

新聞記者は個人プレーでいいじゃないか

「Blog vs. Media」というブログがある。
書いているのは築地にある新聞社の記者でブロガーとしても有名だ。
このブログの昨日のエントリーにちょっと引っかかった。
記事自体は韓国での米国産牛肉問題に端を発する朝鮮日報と東亜日報への抗議行動、そして日本では今日、本社への抗議行動が行われる毎日新聞の問題のことが書かれているのだが、私が気になったのは本筋とは別のところで、毎日新聞について書かれた以下の部分だ。

「毎日新聞の個人プレーは業界では有名で、それ故に新聞協会賞も多いのですが、今回のケースは明らかに虚偽報道です。」

「今回のケース」以下はどうでもいいのだが、「毎日新聞の個人プレーは業界では有名」というのは、おそらく「記者クラブの縛りに毎日があまり従わない」ということなのだろう。ゆえにスクープを取れて新聞協会賞を受賞することも多いということだと思われる。
ま、新聞協会賞というものにどれほどの価値があるのか私にはわからない。またこの部分がネガティブに書かれているのかどうかは微妙だが、少なくともこの筆者が所属している新聞社は業界内で個人プレーはあまりしないようである。

そこで私の感想を述べると、新聞記者が個人プレーをしてもいいじゃないか。というか良いことである。もちろん個人プレーをした結果がガセネタでは困る。が、きちんとした取材に基づいているものならば、どんどん個人プレーに走ればいい。
最悪なのは個人プレーを慎んだ結果、肝心なことが何も表に出ず、ただの発表ジャーナリズムに墜ちることである。

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July 01, 2008

“ねんきん特別便”利権はないのか?

妻に届いたねんきん特別便のことについて以前書いた。
彼女のもとに届いたねんきん特別便には漏れがあったために、すぐにそれを訂正して返送するとともに、専用ダイヤルに電話もしている。
ところが、、、
またぞろ社会保険庁から封書が来たそうだ。
その内容は「あなたはまだねんきん特別便の返事を出していないので、はやく返送するように」というものだったという。
たまたま手違いがあったのかもしれないが、それにしてもこれだって金のムダなわけであり、膨大な件数のなかで少ないパーセントでもミスがあれば、こういうムダ金が積み上がっていくわけで、それは馬鹿にならない額になるだろう。
ところでこの作業をしているのはどんな業者なのだろうか?
もちろん検索すればすぐにわかることなのだろうが、そんなことをふと考えるのは以前、こんな話を聞いたことがあったからである。

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この騒動の行方

毎日新聞が大変なことになっている。
この騒動がどういう結末を迎えるのかは私にはまったくわからないが、ただ一つ推測できることは広告営業面に少なからぬ影響があるのではないかということだ。
雑誌同様、新聞の広告営業も大変である。とくに新聞というのは毎日発行されているわけで、その広告枠を埋めていく作業というのは自転車操業に近い。
おそらく数少ない優良クライアントとその他もろもろの広告をかき集めてなんとか広告予算を立てているのだろうが、ただでさえ大変なこのご時世に、今回の一件で集広作業がさらにきつくなる可能性はあると思う。
とくに大きなクライアントに影響が及ぶと広告予算のメドそのものが立たなくなるため、毎日新聞としてはそれだけはなんとしても避けたいところだろう。
いま日本の景気は急速に悪化している。そうしたなかで企業が真っ先に手を付けるのは宣伝予算である。
そこで毎日新聞にとってもっともこわいのは、長く堅実な取引のあったクライアントが「ちょっと様子を見させて欲しい」と言ってくることだろう。つまりこの騒動が、クライアント側からみると毎日に対する予算削減のいい“口実”“きっかけ”となる可能性はある。

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June 26, 2008

いま、日本経済はとてつもなく悪いのではないだろうか?

このブログを始めた当初、「雑誌の危機=雑誌広告の危機」について書くことを試みたことがあった。結果的にこれはあっさりと挫折してしまったのだが(失笑)、その後も雑誌ウォッチングについては続けている(もちろん職業柄である)。
さて、そこでここ最近の雑誌についてであるが、これは予想通り衰退の一途をたどっている。
個人的な印象では一昨年あたりからガラリと風向きが変わったのだが、今年に入ってからというものどこかバケツの底が抜けたようなところがある。
これは販売面でもそうだし広告面でも同様だ。
ついこの間まで大ブームを巻き起こしていたCancamの部数も大きく落ちており、直近ではViViといい勝負をしているという。
週刊誌にしても週刊文春をのぞけばみな苦戦である。
一方、書籍はというと売れているのは新書だけ。したがって猫も杓子も新書を出すといった雰囲気がある。
が、これが諸刃の剣でもある。
新書というのはとにかく利益率が低い。確かに読みやすく内容もコンパクトにまとまってはいるが、それだけに新書に慣れてしまうと四六判の本は高くて重い。こうなると読者はその本が読みたくても文庫になるまで待つか、あるいは図書館で借りてくるということになる。
とまあ、出版を取り巻く状況というのは非常に悪いわけで、しかもそれは構造的なものではあるのだが、、、

しかし、それを勘案した上で、最近強く感じるのは、現状の日本はとんでもなく経済状態が悪いのではないかということである。
これは具体的な根拠とか数字があって言っているわけではないのだが、日々、営業で外を歩いている印象を言えばとにかく景気は悪い。しかもこの悪さはただごとでない気がする。
もちろん、このご時世でもあるところにはある。しかもそこにはものすごくあるのだが、一方で一般市民のレベルではとにかくカネがまったく循環していない。
あと数日で08年も半分が終わるわけだが、半年後、日本経済はどうなっているのか?
不気味な感じがする今日、この頃である。


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June 20, 2008

EURO2008準々決勝ドイツvs,ポルトガル~早朝から濃ゆいものを見た

景気の悪い話ばかり書くのも疲れるので軽くサッカーの話。
今朝方に行われたEURO2008の準々決勝初戦、ドイツ-ポルトガル。
面白かった。
試合開始からドイツのものすごいプレッシャーでポルトガルはたじたじ。そのプレスは画面を見ているだけでもそのすごさが伝わってくる。これぞ「ゲルマン魂!」という感じ。
前半20分過ぎのポドルスキ→シュバインシュタイガーで流れの中で取った先制点はボールを奪ってから攻撃に切り替わる速さが凄かった。
さらにその数分後、バラックのFKにクローゼが頭で合わせる。この最初の30分ほどのドイツの凄みは予選リーグにはなかったものだったと思う。
対するポルトガルもデコを軸に攻撃を仕掛けるもクリスチアーノ・ロナウドが放つ光も単発的。後半になると消えている時間も多かった。
試合はポルトガルが前半のうちに1点を返したが後半、FKをバラックが頭で合わせて3-1。
その後はポルトガルが怒濤の攻めを見せるもフィニッシュには至らず終了間際にやっと1点を返したのみ。
とはいえ、試合終了のホイッスルが鳴るまで目が離せなず、しかも前後半90分もあっという間に過ぎてしまった感じだった。

これでドイツがベスト4。相手はクロアチアか?
となるとこれはグループリーグの再戦。ドイツは負けているだけに2度は負けられないところ。となると決勝へ行くのはドイツということになる。
オランダ-ロシアは今大会のオランダの出来を見るとロシアは分が悪い。
そしてスペイン-イタリア。ここはイタリアが勝ち上がってオランダ-イタリアの再戦を見たいという人も多いだろう。そしてドイツとイタリア、ともに予選リーグで負けた相手に勝っての決勝進出となればストーリーとしてもカードとしてもなかなか。
が、個人的には準決勝ではオランダとスペインの対戦を見たい。
今大会、爆発的な破壊力をみせるオランダは精密機械のように組織的でしかも速い。一方、スペインは個々のタレントの力が素晴らしくそのサッカーは“ゆったり速い”(^_^;)~あくまで素人の感想だが。
この両チームが戦うとどういう試合になるのか、見てみたいものである。
しかもこのカードとなると、どちらが勝つのかもはや私には予想すらできないが、どちらが勝っても決勝はおもしろいですね。

それにしても、、、
このEuroを見ていると、ヨーロッパっていうのは“奥が深いなあ”とつくづく思う。こういう大会をヨーロッパ中で共有できるというのは羨ましいことである。
もっとも日本だって本来的には結構“深い”文化を持つ国なのであって、それが何やら近年、とくにこの数年、やたらに軽佻浮薄になっているのが問題なのだ。
などと思いつつ、あのような濃ゆいサッカーを日本で見ることはなかなかできないけど、やっとの思いでチケットを購入した来月の春風亭昇太と立川志の輔の二人会を今から首を長くして待っている。
なにせ落語のライブ感覚は日本人にしかわからない。

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June 17, 2008

これが「自民党=ニッポン」クオリティ

河野太郎という世襲議員がいる。
自民党の中ではピーチクパーチクと騒ぐが、絶対に自民党からは出ようとしない。ま、これは父親の失敗を目の当たりにしているからなのだろうが、自民党の世襲議員のレベル、限界を知るにはいいサンプルである。
ただ一点、この世襲議員は原発、核再処理に関しては比較的真っ当な意見の持ち主で、それがゆえにかなり前に登録したメルマガを解除せずに(面倒くさいということもあるが)受け取っている。
以下、昨日のメルマガである。

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週刊朝日、島耕作のダメっぷりとSPA!の健闘

ここ数日に見た雑誌についてのいくつかの雑感。

まずは週刊朝日。
今週の中吊り広告を見た。トップ記事は秋葉原の事件のようだが、タイトルは『「若者」に気をつけろ!』。若者に括弧をつけ、ご丁寧に「!」マーク付きである。
中身は読んでいない。が、このタイトルの立て方は妙に引っかかる。
あの事件についての“総力特集”だというから、編集部としても全力をあげて取材をしたのだろう(多分)。その結果として付けたメインタイトルは自分たちを高い所に置いた、いわゆる上から目線での若者に対するレッテル貼りである。いやはやその感覚が私にはわからない。


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June 11, 2008

日経の「寸言」にプチ怒り、、、

本日の日経の2面政治面の「寸言」で“あの”鳩山邦夫の発言が紹介されている。
タイトルは「経験者は語る」。引用すると、
「民主党をつくった一人だからわかるのだが、今の民主党は完全に『選挙互助会』。選挙のためにまとまっているだけで中はバラバラだ」
というもの。
この「寸言」は毎日、政治家の戯言を紹介しているコーナーだが、それにしてもこんなくだらない内容のものを、小さなスペースとはいえ、わざわざ紹介する必要があるのだろうか。他にもっと書くことはないのだろうか。
そもそも「自民党こそ選挙&利権互助会であって、とにかく政権与党の側にいたいというだけの連中の集まりだ」とはこの記事をつくった記者さんは思わないのかね?

などと腹を立てているのは私だけなのでしょうか、、、(-_-;)?

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June 10, 2008

やはり光は平等に当たっていない

秋葉原で起きた事件については、すでにいろいろな報道、情報がメディアやウェブを通じて流れている。
取材も何もせずに、ただそれを眺めているだけの私が何かをいうのは憚れるが、最近、このブログで書いたことの続きとしての感想は、やはり光は平等に当たっていないということだ。
もちろん、この事件の犯人は断じて許されるべきではない。私は死刑よりも終身刑論者だが、おそらくこの男は死刑になるだろう。
それを踏まえた上でいうと、この事件はいまの日本社会の歪みを露呈した事件なのではないかと思う。

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June 03, 2008

島耕作と麻生太郎-週刊朝日の惨状

今日売りの週刊朝日の表紙を駅の売店で見て唖然とした。
ご覧になった方も多いだろうが、麻生太郎と島耕作が握手をしている。「スペシャル対談 元気だせ!ニッポン」とあって「社長島耕作 VS 首相候補麻生太郎」いうネームがある。

「別にこれが他の媒体ならばなんとも思わないけど、一応、おたくら週刊朝日なんでしょ」

と最初は思ったけれども、まあこれがいまの朝日の姿(といっても朝日新聞出版という新聞とは別会社だけれども)ということなのだろう。ちなみにこの島耕作と麻生太郎の対談は活版ニュースの3本目で、2本目は「小泉が小池を担ぐ本当の理由」という記事である。

「別にこれが他の媒体ならばなんとも思わないけど、一応、おたくら週刊朝日なんでしょ」

とまたまた思ったけど、まあこれがいまの朝日の姿ということなのだろう。

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